この異世界、ステータスがなんかおかしい!

snn

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4話  

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 ギルドへヒヨリに案内してもらっている最中、沢山のひとにチラ見されながら歩いた。
 「やっぱりこんなボロボロの服装じゃ目立つなぁ。」
 俺が着ているのは仕事帰りに少しでも動きやすくとスーツから着替えていたシンプルな無地のグレーTシャツにジーパン、そしてスニーカーだった。
 いつこんなに傷をうけたのか、Tシャツはところどころ穴が開いてしまっている。
 ジーパンとスニーカーはなんかいい感じのダメージになっていて正直悪くない見た目となっている。
 際当たってはTシャツを何とかしたいな。
 まあ、収入が入るまでの我慢だ。俺一人でこんな視線に晒されていたら、まともに道を歩けやしないな。
 仲間って心強い♪
 そんなことを考えていると、ヒヨリが自分が羽織っていたローブをとり、俺に差し出した。
 ローブの下は白いなめからな生地に、ほんのり膨らんでいる胸元にアクセントとしてついている水色のリボンがついたワンピースを着ていて、より彼女の清楚さを引き立てた。
 「そのローブ、貸してくれるのか?」
 「その…周りとかの視線とか、恥ずかしいし…」
 「おう、ありがとうな。」
 礼を言いつつ受け取り、くるっと羽織った。
 まだ少しヒヨリの体温が残っていて、それを意識すると顔が熱くなっていくを感じる。


 しばらく歩くと大きな建物が見えてきて、その前でヒヨリと俺は立ち止まった。
 「ここがギルドか。」
 「ギルドってなんです?」
 「ヒヨリが話していた通りだとすると掲示板にお使い、つまりクエストが貼ってあってそこに剣を持った人たちがいた。それは冒険者のクエストの案内所ってことになる。そういう場所をギルドって言うんだよ。」
 「詳しいんですね。私、そういうの全然知らなくて…」
 「まあ、ほとんどゲームとかアニメで覚えたことだけどね。」
 「そうなんですね。私、ゲームとかあんまりしなかったから。」
 ギルドに入るにあたって言語についてだが、ヒヨリは掲示板や人の会話からこの世界について知ったと言ってた。つまりヒヨリが日本語意外の言語がペラペラでないかぎり言葉は通じるだろう。
 いざ参らん!


 「よくいらっしゃいましたね!ここは冒険者ギルドでーす!。新規の冒険者登録ですよね?」
 ギルドに入ったとたんとても元気なお姉さんに声をかけられた。
 「はい。冒険者になりたくてきたんですが、どうすればなれるとか知らなくて。よければ説明して頂けるとありがたいです。」
 「了解でーす!では、奥のカウンターでご説明させていただくのでついて来てくださーい。」
 「なんか、元気な人だね…」
 「まあ、暗い人に長々と説明されるよりはいいだろう。」
 元気なお姉さんに聞かれないようヒヨリと言葉を交わし、カウンターに向かった。
 「まず、これをどうぞ!」
 そう言われると、俺とヒヨリに一冊ずつ手帳のようなものが渡された。
 「これは?」
 「冒険者手帳です。これから先冒険者としての身分を示したり、討伐した魔物、またその経験値や取得したスキルなんかが自動で記録されていくものになっております!」
 「スキルなんてあるんですね!」
 「はい!覚えられるスキルは職業ごとに違っていて、それぞれのスキルはレベルを上げてスキルポイントを貯めると手帳に覚えられるスキルが黒っぽい文字で表示されるので習得したいと念じながらその文字を指でなぞると習得できます。」
 「なるほど、職業は一度決めるともう変えられないものなんですか?」
 「いえ、いつでも転職可能ですが、職業には一次職、ニ次職、三次職とあり、例えば剣士になった場合、レベルを上げていくとサムライ、ソードマスターというように成長出来ます。しかし、転職すると剣士のときより経験値が低くしか入らず、成長しづらくなってしまいます。ただ、また剣士に戻った場合の経験値は転職する前と変わらず貰えます!」
 「つまり、メイン職業が成長しやすくサブ職業ではメイン職業より成長しにくいってことですね。」
 さっきからヒヨリはきょとんとしながら話を聞いているが、後でまた詳しく説明してやるとしよう。
 「そういうことになります。これが職業一覧でーす!まず慎重にメインとなる職業を決めてくださーい。」
 そう言われると職業の一覧が書かれた紙を渡された。
一次職     ニ次職     三次職
剣士   →  サムライ →  ソードマスター
 接近戦を得意とし攻撃、防御のバランスのいい職
盗賊   →  忍者   →  ハントマスター
 潜伏や魔物からの盗みを得意とする。弓矢なのどの飛び道工での中距離からの攻撃を得意とし攻撃と防御で
 は剣士に劣る。
魔法使い →  ソーサラー→  マジックマスター
 魔法による攻撃で、中距離から遠距離からの攻撃を得意とし攻撃に優れているが防御が低い。
プリースト→  プリーストマスター
 回復や攻撃、防御アップなのどの補助スキルを得意とし戦闘よりも援護向き。
鍛冶師
 装備から道具まで幅広く自作できる。戦闘は出来ない。
裁縫師
 服を作成出来る。戦闘は出来ない。
薬剤師
 回復や状態異常を治せる薬を生成できる戦闘は出来ない。

 そこには詳しい各職業の説明が載っている。
 あまり良くわかってなさそうなヒヨリに説明もしたい。一旦椅子に座って説明しよう。
 少し考えますとお姉さんに伝え、建物の端にある長椅子に座った。
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