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那由と勝也と沙知の三人は教室を出ると、沙知が那由の服を摘まんで小さく質問を投げかけた。
「ねえ那由。そういや、なんで実行委員なんて立候補したん?」
「え?」
突然聞かれた質問に那由は困惑するようにそう言った。勝也はその理由について心当たりがある様子で、何も言わずに那由が答えるのを待っていた。
「うーん。内申書のためかな」
「嘘は良くない」
「えー」
すぐさま否定されて那由は不満げにそう漏らす。
「でもなんでいきなりそんなこと聞くん?」
「……さっきトイレ行っとった時にクラスの子らが話しよってね。なんていうか、那由はお人好しやから面倒ごとは全部やらせとけばいい――みたいな」
沙知の話を聞いて那由も思うところがあったのか、ぽつりぽつりと話し始めた。
「去年ね、中学の時。いじめ……とまではいかんけど。いや、本人からしたらいじめやったんかもしれんけど。ちょっとした嫌がらせされとった子がおってさ。こういうみんなが嫌がる委員とかよく多数決で無理矢理やらされよったんよ。で、二学期の学級委員もそんな感じでやらされて、大人しかったけん先生からも仕事むっちゃ頼まれたりしてさ。多分それがとどめになったんやと思うんやけど、不登校になって転校したんよ」
歯切れの悪い言い方でゆっくりと説明した那由は一息ついた。そこで沙知は探り探り質問を重ねる。
「でもそれって那由はなんも悪くなかったんやないん?」
「私はなにもしてないけど、なにもしなかったんよ」
「ん?」
「気付いても無かったけん、助けてあげもしなかったし声すらかけてあげんかった」
「え、やっぱ悪くないやん」
「でも後からそんなに辛かったんやって知って後悔したんよ。なにもせんかったことであの子が辛い思いしたんやって」
後悔しないように生きるというのは那由の信念の一つ。
「誰としたか忘れたんやけど、昔約束したんよ。後悔せんように生きるって。やけん、これからはそういう他の人が嫌なことで自分なら代わりにできるってことなら進んでやろうって思っただけ。嫌がってしんどい思いしとる人を見たくないだけ」
「でも、それって那由がしんどいんやないん?」
「他の人がしんどそうな顔しとん見るんやったら、自分が大変な方がマシなんよ」
そう言い切られて沙知は何も言い返せなくなった。しかしそこで勝也が那由の頭に手を置いて言った。
「ま、俺らは那由がしんどい思いしとるって分かっとるけん助けてやればええだけやん。そうやろ、沙知」
「ちょっと! 頭に手置かんとってや。縮んだらどうするん!」
「あははは。那由も私と同じくらいにちっちゃくなったらいいんよ。ついでにおっぱいもちっちゃくなっちゃえ」
「いや、どう考えても沙知サイズまでちっちゃくなるとかありえんけん。おっぱいはちっちゃくなっても良いけど。重いだけやし」
「ああっ! 言ってはいけないことを! かっちゃん、那由がいじめるー」
「那由。世の中には小さな女子が好きな男子だっている」
「かっちゃん! それ全然フォローになってない!」
「ほら沙知。そんなに怒らない。いいこいいこ」
そう言って那由は沙知の頭を撫でた。
「子ども扱いすんなー!」
少ししんみりした空気になっていたはずだが、いつの間にか普段通りの和気あいあいとした様子に戻る。それは三人の中に確かな信頼関係があるからこそなのかもしれない。
「なんか、安心したらまたトイレ行きたくなってきた。部活行く前にもっかいトイレ」
「成長より先に老化が来たんかな?」
「とりゃ!」
笑う那由の腹に、沙知は力を込めていないパンチを繰り出すとそのまま廊下を走って行く。
「それじゃまたねー」
沙知はそう言ってトイレのある方向へと消えていった。
「俺も部活行かんとな」
「早よ行かんと先輩に怒られるんやない?」
「そろそろマジでヤバいかも」
那由は勝也の言葉に笑いながらも二人は急ぎ足で下駄箱まで行く。そこで別れると、勝也は走って部活棟へと向かった。
「じゃ、帰ろっか」
那由は宗祇と二人きりになったことを確認すると、そう言って校門へと歩き始める。帰宅部は皆帰って、部活動生はまだまだ学校に残っている。まわりに誰もいない状態で帰る下校路は那由にしても珍しかった。周囲に誰もいない田舎の田んぼ道を通っての下校。それは幽霊である宗祇と気兼ねなく話をしながら歩くことのできる時間だった。
「今日は寄り道せんと、まっすぐ帰る」
「金欠だもんね」
見晴らしのいい田んぼ道では、流石の宗祇もあまり周囲を気にせずに那由の隣に並んで歩いていた。那由は宗祇の返答に若干悔しそうな顔で頬を膨らませる。
「でも満足しとるけん大丈夫やもん」
「そっか。それなら良かった。今度休日にでも出かける時に着るのが楽しみだね」
「あ、その話なんやけどさ。今週末一緒に海行かん? 実は私の分の文化祭の写真撮ってないしさ」
「やっぱり? 写真撮ってる様子とか無かったから怪しいと思ってたんだよ」
那由は笑って誤魔化すと、携帯で地図を開いて宗祇に見せた。
「ま、私がまとめるんやし大丈夫大丈夫。んで行こうと思っとんはここね」
「あー、五色浜ね」
那由が見せた地図には五色姫海浜公園と表示されていた。登下校の距離よりは少し遠いが、あまり変わらない距離に位置する海水浴場。
「やっぱ宗祇さんも行ったことあるん?」
「そりゃ、この辺に住んでたら嫌でも夏になったら行くよ」
「嫌なん?」
「そういう意味じゃないって」
「あ、分かった! この前言いよった奥さんとイニシャル彫ったって海がここなんやろ?」
那由の指摘に宗祇はつい立ち止まって口をつぐむ。那由はそんな宗祇の正面に回り込んでニヤニヤと顔を覗き込む。
「結構前のことだから、どうせもう残ってないぞ」
「そんなん分からんやん」
那由はにやけ顔のまま宗祇をおちょくることを辞めない。すると宗祇もそれ以上この話題について話すのが嫌になったのか、目の前に立つ那由をおもむろに透過して前へ出る。
「うわっ! びっくりした。それやめてや。ホントに気持ち悪いんやけん」
「嫌ならそれ以上大人をおちょくらないことだな」
「見た目全然大人やないけん大丈夫」
「大丈夫じゃない」
「けちー」
並んで歩きながら那由は真っ白な歯を見せて、いーっと宗祇を睨む。一方の宗祇はそんな那由の様子を意にも介さず話を続けた。
「そんなんじゃ、一緒に海に行ってやらないぞ?」
「ごめん! ごめんって!」
華麗に手のひらを返した那由は打てば響く勢いで謝罪の言葉を並べる。宗祇は怒った様子もなく那由を見つめると、触れられない頭を撫でるふりをしながら答える。
「よし、じゃあ週末は海だな」
「やったー!」
無邪気に喜んで駆け出す那由に、宗祇は優しい眼差しを送るのだった。
「ねえ那由。そういや、なんで実行委員なんて立候補したん?」
「え?」
突然聞かれた質問に那由は困惑するようにそう言った。勝也はその理由について心当たりがある様子で、何も言わずに那由が答えるのを待っていた。
「うーん。内申書のためかな」
「嘘は良くない」
「えー」
すぐさま否定されて那由は不満げにそう漏らす。
「でもなんでいきなりそんなこと聞くん?」
「……さっきトイレ行っとった時にクラスの子らが話しよってね。なんていうか、那由はお人好しやから面倒ごとは全部やらせとけばいい――みたいな」
沙知の話を聞いて那由も思うところがあったのか、ぽつりぽつりと話し始めた。
「去年ね、中学の時。いじめ……とまではいかんけど。いや、本人からしたらいじめやったんかもしれんけど。ちょっとした嫌がらせされとった子がおってさ。こういうみんなが嫌がる委員とかよく多数決で無理矢理やらされよったんよ。で、二学期の学級委員もそんな感じでやらされて、大人しかったけん先生からも仕事むっちゃ頼まれたりしてさ。多分それがとどめになったんやと思うんやけど、不登校になって転校したんよ」
歯切れの悪い言い方でゆっくりと説明した那由は一息ついた。そこで沙知は探り探り質問を重ねる。
「でもそれって那由はなんも悪くなかったんやないん?」
「私はなにもしてないけど、なにもしなかったんよ」
「ん?」
「気付いても無かったけん、助けてあげもしなかったし声すらかけてあげんかった」
「え、やっぱ悪くないやん」
「でも後からそんなに辛かったんやって知って後悔したんよ。なにもせんかったことであの子が辛い思いしたんやって」
後悔しないように生きるというのは那由の信念の一つ。
「誰としたか忘れたんやけど、昔約束したんよ。後悔せんように生きるって。やけん、これからはそういう他の人が嫌なことで自分なら代わりにできるってことなら進んでやろうって思っただけ。嫌がってしんどい思いしとる人を見たくないだけ」
「でも、それって那由がしんどいんやないん?」
「他の人がしんどそうな顔しとん見るんやったら、自分が大変な方がマシなんよ」
そう言い切られて沙知は何も言い返せなくなった。しかしそこで勝也が那由の頭に手を置いて言った。
「ま、俺らは那由がしんどい思いしとるって分かっとるけん助けてやればええだけやん。そうやろ、沙知」
「ちょっと! 頭に手置かんとってや。縮んだらどうするん!」
「あははは。那由も私と同じくらいにちっちゃくなったらいいんよ。ついでにおっぱいもちっちゃくなっちゃえ」
「いや、どう考えても沙知サイズまでちっちゃくなるとかありえんけん。おっぱいはちっちゃくなっても良いけど。重いだけやし」
「ああっ! 言ってはいけないことを! かっちゃん、那由がいじめるー」
「那由。世の中には小さな女子が好きな男子だっている」
「かっちゃん! それ全然フォローになってない!」
「ほら沙知。そんなに怒らない。いいこいいこ」
そう言って那由は沙知の頭を撫でた。
「子ども扱いすんなー!」
少ししんみりした空気になっていたはずだが、いつの間にか普段通りの和気あいあいとした様子に戻る。それは三人の中に確かな信頼関係があるからこそなのかもしれない。
「なんか、安心したらまたトイレ行きたくなってきた。部活行く前にもっかいトイレ」
「成長より先に老化が来たんかな?」
「とりゃ!」
笑う那由の腹に、沙知は力を込めていないパンチを繰り出すとそのまま廊下を走って行く。
「それじゃまたねー」
沙知はそう言ってトイレのある方向へと消えていった。
「俺も部活行かんとな」
「早よ行かんと先輩に怒られるんやない?」
「そろそろマジでヤバいかも」
那由は勝也の言葉に笑いながらも二人は急ぎ足で下駄箱まで行く。そこで別れると、勝也は走って部活棟へと向かった。
「じゃ、帰ろっか」
那由は宗祇と二人きりになったことを確認すると、そう言って校門へと歩き始める。帰宅部は皆帰って、部活動生はまだまだ学校に残っている。まわりに誰もいない状態で帰る下校路は那由にしても珍しかった。周囲に誰もいない田舎の田んぼ道を通っての下校。それは幽霊である宗祇と気兼ねなく話をしながら歩くことのできる時間だった。
「今日は寄り道せんと、まっすぐ帰る」
「金欠だもんね」
見晴らしのいい田んぼ道では、流石の宗祇もあまり周囲を気にせずに那由の隣に並んで歩いていた。那由は宗祇の返答に若干悔しそうな顔で頬を膨らませる。
「でも満足しとるけん大丈夫やもん」
「そっか。それなら良かった。今度休日にでも出かける時に着るのが楽しみだね」
「あ、その話なんやけどさ。今週末一緒に海行かん? 実は私の分の文化祭の写真撮ってないしさ」
「やっぱり? 写真撮ってる様子とか無かったから怪しいと思ってたんだよ」
那由は笑って誤魔化すと、携帯で地図を開いて宗祇に見せた。
「ま、私がまとめるんやし大丈夫大丈夫。んで行こうと思っとんはここね」
「あー、五色浜ね」
那由が見せた地図には五色姫海浜公園と表示されていた。登下校の距離よりは少し遠いが、あまり変わらない距離に位置する海水浴場。
「やっぱ宗祇さんも行ったことあるん?」
「そりゃ、この辺に住んでたら嫌でも夏になったら行くよ」
「嫌なん?」
「そういう意味じゃないって」
「あ、分かった! この前言いよった奥さんとイニシャル彫ったって海がここなんやろ?」
那由の指摘に宗祇はつい立ち止まって口をつぐむ。那由はそんな宗祇の正面に回り込んでニヤニヤと顔を覗き込む。
「結構前のことだから、どうせもう残ってないぞ」
「そんなん分からんやん」
那由はにやけ顔のまま宗祇をおちょくることを辞めない。すると宗祇もそれ以上この話題について話すのが嫌になったのか、目の前に立つ那由をおもむろに透過して前へ出る。
「うわっ! びっくりした。それやめてや。ホントに気持ち悪いんやけん」
「嫌ならそれ以上大人をおちょくらないことだな」
「見た目全然大人やないけん大丈夫」
「大丈夫じゃない」
「けちー」
並んで歩きながら那由は真っ白な歯を見せて、いーっと宗祇を睨む。一方の宗祇はそんな那由の様子を意にも介さず話を続けた。
「そんなんじゃ、一緒に海に行ってやらないぞ?」
「ごめん! ごめんって!」
華麗に手のひらを返した那由は打てば響く勢いで謝罪の言葉を並べる。宗祇は怒った様子もなく那由を見つめると、触れられない頭を撫でるふりをしながら答える。
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