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初めてのカフェ
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今日は学校の近所を紹介するポスター制作のインタビューの為初めてカフェに足を運んだ
私のカフェの第一印象は香ばしい珈琲の良い香りだった
適当に席に座り、友達とメニューを見て
“『ケーキセット』にしよう。”
と決まった。
優しそうな店員のおばさんに…私はチョコレートケーキ、友達はいちごケーキを注文した。セットの飲み物はもちろん珈琲…と言いたかったが友達は珈琲が飲めない。なので紅茶にしていた、代わりに私が珈琲を飲む事になった。
コポコポと液体の動く音を聞いていると先にケーキが運ばれてきた。
私のチョコレートケーキは甘すぎず、中にビターチョコのチップが入っており上にはクリーム…ふわふわと、たまにカリッとした食感の楽しいケーキだった。
一方友達のいちごケーキは上にいちごジャムが乗っていて、果肉がしっかり粒の残っているタイプだった。生クリームの食感も凄く軽く、いちごの甘酸っぱさとよく合っていた。
正直私自身生クリームが苦手なのだが、ここのケーキに使われている生クリームはとても美味しかった。
後からやってきた珈琲と紅茶の香りは凄く印象に残っている。
このカフェ自慢の珈琲はゆらゆらと湯気を上げながら、私の顔を映していた。市販では感じられないような…普通とは少し変わった香りが私を包み込んだ。
私だって特に詳しい訳じゃない。けれどとにかくここの珈琲は香りがとても良い、ずっとこの香りに包まれていたい…そう思える程だった。
香りばかり楽しんでいても今はダメだ、と我に返って一口啜ってみる。苦味と酸味がバランス良く口の中に広がり、短い私の人生で口にした珈琲で一番美味しかった。こんなに美味しいものがあるのかと驚いた。
さらに驚くのはケーキとの相性。チョコレートケーキにも友達から一口貰ったいちごケーキとも合う。
なんなんだこの珈琲…本当に凄い。ハッキリ一言で言うならば…惚れた。ここの珈琲に心を丸ごと奪われた…そんな気分だった。
食べ終わった後、最初の目的であるインタビューをしていたが…メモするだけで全く頭に入らなかった。余韻に浸りすぎていた。
その日の夜、家で毎晩寝る前に日課で飲んでいた珈琲。それが飲む気にならずカフェでの珈琲を思い出しながら眠りについた。
私のカフェの第一印象は香ばしい珈琲の良い香りだった
適当に席に座り、友達とメニューを見て
“『ケーキセット』にしよう。”
と決まった。
優しそうな店員のおばさんに…私はチョコレートケーキ、友達はいちごケーキを注文した。セットの飲み物はもちろん珈琲…と言いたかったが友達は珈琲が飲めない。なので紅茶にしていた、代わりに私が珈琲を飲む事になった。
コポコポと液体の動く音を聞いていると先にケーキが運ばれてきた。
私のチョコレートケーキは甘すぎず、中にビターチョコのチップが入っており上にはクリーム…ふわふわと、たまにカリッとした食感の楽しいケーキだった。
一方友達のいちごケーキは上にいちごジャムが乗っていて、果肉がしっかり粒の残っているタイプだった。生クリームの食感も凄く軽く、いちごの甘酸っぱさとよく合っていた。
正直私自身生クリームが苦手なのだが、ここのケーキに使われている生クリームはとても美味しかった。
後からやってきた珈琲と紅茶の香りは凄く印象に残っている。
このカフェ自慢の珈琲はゆらゆらと湯気を上げながら、私の顔を映していた。市販では感じられないような…普通とは少し変わった香りが私を包み込んだ。
私だって特に詳しい訳じゃない。けれどとにかくここの珈琲は香りがとても良い、ずっとこの香りに包まれていたい…そう思える程だった。
香りばかり楽しんでいても今はダメだ、と我に返って一口啜ってみる。苦味と酸味がバランス良く口の中に広がり、短い私の人生で口にした珈琲で一番美味しかった。こんなに美味しいものがあるのかと驚いた。
さらに驚くのはケーキとの相性。チョコレートケーキにも友達から一口貰ったいちごケーキとも合う。
なんなんだこの珈琲…本当に凄い。ハッキリ一言で言うならば…惚れた。ここの珈琲に心を丸ごと奪われた…そんな気分だった。
食べ終わった後、最初の目的であるインタビューをしていたが…メモするだけで全く頭に入らなかった。余韻に浸りすぎていた。
その日の夜、家で毎晩寝る前に日課で飲んでいた珈琲。それが飲む気にならずカフェでの珈琲を思い出しながら眠りについた。
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