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サラーサ国へ
砂漠の国に銭湯爆誕
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「うん、うちのお風呂は自宅用というか、王宮で使うやつだから。こっちは国民みんなで使うから、銭湯っぽくしてみた」
「セントウ?」
銭湯は、お金を払ってお風呂に入る施設だと説明する。
天界では、自分の家にもフロがあるのに、わざわざお金を払って入りに行くほどフロ好きな方々が多いのか、と感心されてしまった。
風呂のない家もあるけど。たまには広い風呂に入りたいからって銭湯やスーパー銭湯、温泉宿へ行く人も少なくなかったと思う。
俺も、いつかはスパリゾートとやらに行ってみたいな、と思ってたけど。こっちで実現させよう。
そういえば、水が貴重なこっちの人にしてみたら、足を伸ばせないくらい狭い一人用のユニットバスですら、想像もつかないような贅沢品なんだった。
これからは是非、風呂の良さを世界中に広めたいものだ。
その為には、ガンガン水を増やさなくちゃ。
†††
「じゃあ、まずは指定した位置に水を溜めますね」
「はい」
飲料水用の井戸とは別に、地熱で水が温まる位置に水を出して。
そこから土魔法で土管を作り、湯船まで水を引いてもらう。
水脈の量もかなり増やしたので、これで絶えることなくお湯が出続けるだろう。
「おお、」
湯船へと吹き出したお湯に、声が上がる。
ほんのり硫黄臭がするのは、火山の地熱で温めたせいだろうか?
「切り傷に効果のある水のようです」
水質を調べていた魔法使いが、さすがはマラーク様が沸かせた水だと感心している。どうやら火山の地層を通ることにより、硫黄泉になったようだ。
「あ、やっぱり温泉になったんだ?」
「オンセン?」
火山の近くでは温泉が湧いて。
湧く場所の地質によって、色々な効能があるんだと説明すると、みんな感心していた。
「俺の世界では、このお湯で茹でた卵を食べると、健康に良くて、長生きするって言われてたよ」
「おお、天界の、長寿の源とは……、」
「なんとありがたい……」
みんなから拝まれてしまった。
†††
銭湯風のお風呂施設が完成したので。
ではどうぞ、と言おうとしたら。ウサーマ王は一歩下がって。
「まず最初は、マラーク様とワーヒド国のスルタンに使って頂き、感想をお聞かせください」
それで、この施設に足りないところや不具合があればすぐに修正させますので、と言われた。
そう言って、最初に入る権利を譲ってくれたんだろう。
その気持ち、ありがたく受け取ろう。
「じゃあ、一番風呂、ありがたく使わせていただきますね」
アーディルと一緒に、建物の中に入った。
「……おかしな匂いがするが……」
アーディルは鼻の辺りを押さえ、眉を顰めている。
「硫黄の匂いだよ。温泉の成分」
「キューブリット? これが?」
火薬の材料にもなるので、アーディルも硫黄は知っていたようだ。
硫黄ガスも、溜まれば毒になるからな。
そういえば火山の近くって、噴火だけじゃなく、そういう危険もあるんだった。
でも、俺がそのことを指示しなくても、ちゃんと換気用のパイプもついていた。
サラーサ国の国民は、火山地帯にある様々な危険も承知で。それに適応しながら暮らしていたから、長い間、他の国からの侵略もなく、平和だったんだろう。
更衣室で服を脱いで。
身体をざっと流してから、お風呂に入る。
身体を洗う石鹸が欲しいところだけど。
汚れを綺麗にする魔法があるから、石鹸の文化は進歩しなかったのかな?
前に実験で作ったことがあったから、石鹸の作り方自体は知ってる。
でも、材料がなあ。
水と油とアルカリか……。オリーブ油はあるし、水もある。
問題はアルカリだ。灰汁だと、なかなか固まりにくいんだよな。やわらかくなっちゃう。
苛性ソーダがあれば鹸化しやすいんだけどな。
苛性ソーダ……つまり水酸化ナトリウムは食塩水を電気分解すればできるけど。道具が足りない。
取り扱い注意の危険物だから、ガラス容器じゃないと。
土魔法で何とかなるかな?
ああ、昔の人は偉大だ……。
どうやって石鹸を発見して、造り出したんだろう? 鍾乳洞とかで死んだ動物からかな? 死蝋だっけ。脂肪が石鹸になることもあるそうだし。
†††
「そのような真剣な顔をせずとも、普段通りに楽しめばよかろう」
アーディルに抱き寄せられた。
「我が国のフロも良いが。ここも素晴らしいな。さすが、ミズキの提案である」
いや、風呂の出来映えについて吟味してた訳じゃなくて。石鹸の作り方について考えてたんだけど。
お風呂は、普通に快適だ。
獅子の口からお湯が出る仕様にしてもらったのは、ちょっとした俺の悪戯心である。
ワーヒド国ではやれなかったので、出来て満足だ。
ゴージャスなお風呂と言えば、ライオンの口からお湯! お約束だもんな。
龍でもいいけど。
さすがに小便小僧はやめといた。
俺のせいで”天界”のイメージが下がってしまうのは避けたい。
「ミズキ、」
抱き締められたまま、ちゅっ、と耳元にキスをされて。
……身体をまさぐる手つきがいやらしいんだけど。
まさか。
「アーディル。ここではしないからな? お湯を汚したら駄目だよ」
王宮のお風呂は、ほぼかけ流し状態だけど。
ここは、ある程度の水量を溜めてから浴槽に出す形だ。汚しちゃったら、全部入れ替えないといけなくなる。
さすがにそれは手間だし、もったいない。
「ん? マラークのもたらす雫なのだぞ? むしろ神の恵み。光栄であろう?」
天使のしずくって言えば綺麗だけど!
それ、ただの精液だから! 何の効能も無いからな!? ……ないよな?
水を汚したくなければ、また球状にして取り出せばいいって?
どれだけお風呂えっちが気に入ったんだよ!
やだよ! いくら魔法で綺麗にしても、みんなが入る風呂の中でしちゃったら、なんか申し訳ないし!
「外で順番待ってるんだし。ここの国の人たちに、お風呂の良さを知って欲しいから。早く入って、楽しんでもらいたいんだけど」
アーディルの胸板を押し返す。
「セントウ?」
銭湯は、お金を払ってお風呂に入る施設だと説明する。
天界では、自分の家にもフロがあるのに、わざわざお金を払って入りに行くほどフロ好きな方々が多いのか、と感心されてしまった。
風呂のない家もあるけど。たまには広い風呂に入りたいからって銭湯やスーパー銭湯、温泉宿へ行く人も少なくなかったと思う。
俺も、いつかはスパリゾートとやらに行ってみたいな、と思ってたけど。こっちで実現させよう。
そういえば、水が貴重なこっちの人にしてみたら、足を伸ばせないくらい狭い一人用のユニットバスですら、想像もつかないような贅沢品なんだった。
これからは是非、風呂の良さを世界中に広めたいものだ。
その為には、ガンガン水を増やさなくちゃ。
†††
「じゃあ、まずは指定した位置に水を溜めますね」
「はい」
飲料水用の井戸とは別に、地熱で水が温まる位置に水を出して。
そこから土魔法で土管を作り、湯船まで水を引いてもらう。
水脈の量もかなり増やしたので、これで絶えることなくお湯が出続けるだろう。
「おお、」
湯船へと吹き出したお湯に、声が上がる。
ほんのり硫黄臭がするのは、火山の地熱で温めたせいだろうか?
「切り傷に効果のある水のようです」
水質を調べていた魔法使いが、さすがはマラーク様が沸かせた水だと感心している。どうやら火山の地層を通ることにより、硫黄泉になったようだ。
「あ、やっぱり温泉になったんだ?」
「オンセン?」
火山の近くでは温泉が湧いて。
湧く場所の地質によって、色々な効能があるんだと説明すると、みんな感心していた。
「俺の世界では、このお湯で茹でた卵を食べると、健康に良くて、長生きするって言われてたよ」
「おお、天界の、長寿の源とは……、」
「なんとありがたい……」
みんなから拝まれてしまった。
†††
銭湯風のお風呂施設が完成したので。
ではどうぞ、と言おうとしたら。ウサーマ王は一歩下がって。
「まず最初は、マラーク様とワーヒド国のスルタンに使って頂き、感想をお聞かせください」
それで、この施設に足りないところや不具合があればすぐに修正させますので、と言われた。
そう言って、最初に入る権利を譲ってくれたんだろう。
その気持ち、ありがたく受け取ろう。
「じゃあ、一番風呂、ありがたく使わせていただきますね」
アーディルと一緒に、建物の中に入った。
「……おかしな匂いがするが……」
アーディルは鼻の辺りを押さえ、眉を顰めている。
「硫黄の匂いだよ。温泉の成分」
「キューブリット? これが?」
火薬の材料にもなるので、アーディルも硫黄は知っていたようだ。
硫黄ガスも、溜まれば毒になるからな。
そういえば火山の近くって、噴火だけじゃなく、そういう危険もあるんだった。
でも、俺がそのことを指示しなくても、ちゃんと換気用のパイプもついていた。
サラーサ国の国民は、火山地帯にある様々な危険も承知で。それに適応しながら暮らしていたから、長い間、他の国からの侵略もなく、平和だったんだろう。
更衣室で服を脱いで。
身体をざっと流してから、お風呂に入る。
身体を洗う石鹸が欲しいところだけど。
汚れを綺麗にする魔法があるから、石鹸の文化は進歩しなかったのかな?
前に実験で作ったことがあったから、石鹸の作り方自体は知ってる。
でも、材料がなあ。
水と油とアルカリか……。オリーブ油はあるし、水もある。
問題はアルカリだ。灰汁だと、なかなか固まりにくいんだよな。やわらかくなっちゃう。
苛性ソーダがあれば鹸化しやすいんだけどな。
苛性ソーダ……つまり水酸化ナトリウムは食塩水を電気分解すればできるけど。道具が足りない。
取り扱い注意の危険物だから、ガラス容器じゃないと。
土魔法で何とかなるかな?
ああ、昔の人は偉大だ……。
どうやって石鹸を発見して、造り出したんだろう? 鍾乳洞とかで死んだ動物からかな? 死蝋だっけ。脂肪が石鹸になることもあるそうだし。
†††
「そのような真剣な顔をせずとも、普段通りに楽しめばよかろう」
アーディルに抱き寄せられた。
「我が国のフロも良いが。ここも素晴らしいな。さすが、ミズキの提案である」
いや、風呂の出来映えについて吟味してた訳じゃなくて。石鹸の作り方について考えてたんだけど。
お風呂は、普通に快適だ。
獅子の口からお湯が出る仕様にしてもらったのは、ちょっとした俺の悪戯心である。
ワーヒド国ではやれなかったので、出来て満足だ。
ゴージャスなお風呂と言えば、ライオンの口からお湯! お約束だもんな。
龍でもいいけど。
さすがに小便小僧はやめといた。
俺のせいで”天界”のイメージが下がってしまうのは避けたい。
「ミズキ、」
抱き締められたまま、ちゅっ、と耳元にキスをされて。
……身体をまさぐる手つきがいやらしいんだけど。
まさか。
「アーディル。ここではしないからな? お湯を汚したら駄目だよ」
王宮のお風呂は、ほぼかけ流し状態だけど。
ここは、ある程度の水量を溜めてから浴槽に出す形だ。汚しちゃったら、全部入れ替えないといけなくなる。
さすがにそれは手間だし、もったいない。
「ん? マラークのもたらす雫なのだぞ? むしろ神の恵み。光栄であろう?」
天使のしずくって言えば綺麗だけど!
それ、ただの精液だから! 何の効能も無いからな!? ……ないよな?
水を汚したくなければ、また球状にして取り出せばいいって?
どれだけお風呂えっちが気に入ったんだよ!
やだよ! いくら魔法で綺麗にしても、みんなが入る風呂の中でしちゃったら、なんか申し訳ないし!
「外で順番待ってるんだし。ここの国の人たちに、お風呂の良さを知って欲しいから。早く入って、楽しんでもらいたいんだけど」
アーディルの胸板を押し返す。
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