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Schicksalhafte Begegnung (運命的な出会い)
Unsere Hochzeit war voller Höhen und Tiefen. (結婚式は波乱万丈)
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あちこちから祝いの声を掛けられ、トールから少し目を離した時だった。
「魂よ、この世より立ち去れ!」
今の声は。
ルイーザ?
振り返ると。
今まさに、トールが倒れるところだった。
咄嗟に、崩れ落ちそうになったトールの身体を支え。
「雷撃!」
声の主を麻痺させる。
戸惑う衛兵に指示した。
「その女を捕らえよ! 魔女だ!」
「はっ!」
*****
トールの様子を見る。
……生きている。外傷はない。
穏やかな貌をして。一見、寝ているようだが。
しかし、今の呪文は……? 聞いた事のない呪文だった。
「魂がこちらに無い状態だね。今の呪文は、どこかに魂をふっ飛ばしちまう、禁呪ってやつさ」
グレア。
「今まで、アレを使われて、魂が戻ってきた者は居ないが……さて、」
何だと?
トールの魂が、どこかに飛ばされた……?
……何て事だ。
狙うなら、私を狙えばよかっただろうに。
何故、何の罪もないトールに、このような真似を。
「トール……」
元々、そなたは異世界に居たのだ。
それが、死してこちらにやって来た。
”縁”は、こちらに繋がっているのだろう?
戻っておいで。
いつものように、私の腕の中に。
*****
トールの目蓋が動いた。
目が開いて、私を見ている!
「トール!」
良かった。
やはり、私の元へ戻って来てくれたのだ。
「おはよう、私の眠り姫。接吻で起こそうとしたのだが、まさか自力で起きてしまうとはね。いい夢だったかな?」
片目を閉じ、ヴィンクをして少々おどけてみたのだが。
「……状況は?」
トールはあくまでも冷静であった。
「トールは式の途中、突然倒れたのだ。奉仕活動中のルイーザが抜け出して、結婚式に紛れ込んでいたようでね。一見寝ているようだったが、グレアが言うには、魂がこちらにないと。全く、心臓が停まるかと思ったよ」
グレアは肩を竦めて。
「堕ちた魔女に情けなんかかけるもんじゃないよ」
一度私欲のために魔法を使った魔女は、改心などしない。
欲に溺れ、正しい道が見えなくなるものだと、言われていたのに。
私が情けを掛けたせいで、危うくトールを永遠に喪うところであった。
「ああ、全くその通りだった……」
抱き締めると。
トールはほっとしたように微笑んだ。
*****
「ルイーザは?」
トールは、グレアの視線を追い、衛兵に押さえつけられているルイーザを見て、身体を起こした。
「まさか、助けてやるつもりかい? およし、また裏切られるよ」
「生憎、俺はそんなに優しくないよ」
トールは悪戯っぽく笑ってみせると。
「悪さをした魔女にふさわしい魔法を掛けたいけど、いいかな?」
自分と、私を指で示した。
「ああ。……なるほど。確かに相応しい罰だ」
ルイーザに、”真実の姿”にする魔法を掛けるのか。
かなりの罰になりそうである。
「可愛い顔して、なかなかえげつないことを考える子だね……」
グレアは引いていたが。
「いいんじゃない? 許可するよー」
心配し、私の隣に来てトールを見ていたザッヘが許可を出した。最高権力者である。
「魔女の側に居る者は、巻き込まれたくなければ、離れろ」
「押さえてる人、危ないから離れてー」
見物人を散らし。
衛兵が慌ててルイーザから飛びのいた直後。
「……Species vero redire」
”真の姿”になる魔法を掛けられたルイーザは。
身に着けていた服ははち切れたように破れ、その中から真っ黒な毛がざわざわと出現し。
鼻は潰れ、鋭い鉤爪に乱杭歯、蛇のような腹。血のような赤い目。
それは世にもおぞましい、化け物の姿であった。
……これは……相当酷いな。
ともすれば、私の時よりもずっと。
そこまで、魂が歪んでいたのか。
見ていた者達から、悲鳴が上がる。
異変に気付き、窓を見たルイーザは、自分の姿を見。
獣の咆哮のような悲鳴を上げた。
*****
「ふふ、こわい魔法だなあ。絞首刑より、あの姿で生きていくほうがつらいかもね? ……ceracantamen」
ザッヘはルイーザに呪文封じの魔法を唱えた。
皇帝陛下、魔法使えるんだ、とトールが感心しているが。
だいたいの王族は、自衛のためもあり、多少なりとも使えるものだ。
私も、かなり使える方であるのだが。
言っていなかったか?
我らが皇帝がパチン、と指を鳴らすと、大聖堂の扉が開いた。
「さあ、放免だ。好きな場所に行くがいい」
扉を手で示すと。
ルイーザであった獣は、咆哮を上げながら飛び出していった。
どこへ行くのか。あのような姿で。魔法も封じられ。
私は侯爵の身分を与えられただけ、まだ恵まれていたのかもしれない。
辺境といえど、帰る場所はあった。
そして、トールのような者が傍にいて、愛してくれたから。
醜く歪んでいた私の魂は、ここまで人の姿に戻れたのだ。
心の底から反省し、心を入れ替えれば元の姿に戻れるかもしれないが。
はたしてルイーザに、そういった相手は現れるだろうか?
*****
気を取り直した客達から、改めて祝いの言葉を贈られた。
禁術である、魂を飛ばされる魔法を使われて、今まで還って来られた者は只一人も居なかったのだ。竜殺しの剣と凄まじい魔法を扱う伝説の勇者に加え、また、新たな武勇伝が語られる事になりそうだ。
「おめでとう」
階段の両脇に並んでいる客達から花を撒かれながら、大聖堂の階段を降りて行く。
陽光の下、輝く笑顔の可愛らしい花嫁。
世界中に自慢したい。
皆から見送られ。
紐でつけられた古靴や空き缶などがつけられた馬車に乗り込んだ。
騒々しい音を立てて、悪霊が近づかないようにするためらしいが。
凄まじい騒音である。こちらの耳がおかしくなりそうだ。……私は悪霊の類なのだろうか?
首都を出て、石畳の道から土の道になり、ようやく少し音が落ち着いた。
*****
「元の世界で、飯田先輩と逢ったよ」
訊けば、トールは元の世界に飛ばされていたようだ。
向こうの世界の、パソコンという機械の中には、こちらと似た世界の情報が入っていて。
その機械とトールの魂がまだ繋がっていたためにそこへ行ったのではないか、という話だ。
イイダ。
トールに秘かな想いを抱いていた上司か。情報を保持してくれていた事には感謝するが。
「……襲われなかっただろうね?」
「え、ティディ、飯田先輩の気持ち気付いてたの?」
驚いたように私を見た。
むしろ、何故気付かない?
他の同僚は気付いていた様子だったぞ。
「あからさまだったろうが。しかし、相当我慢強い男だったのだな。私は我慢できない」
トールの無防備な寝顔など見せられたら。
私なら思わず襲うか、持ち帰ってしまうだろう。
「幽霊でもいいから側にいて欲しいって言われたけど。戻ってきちゃった。……嬉しい?」
私の胸に寄り掛かり、婀娜っぽく見上げてきた。
「……小悪魔め」
答えなど、わかりきっているだろうに。
頬に接吻すると。
反対側の頬に、お返しの接吻をしてくれた。
*****
「伝説の勇者に、また武勇伝が加わってしまったよ。私も頑張って武功を上げねば」
トールを、総ての災厄から護れるようにならねば。
今日は、本当に肝が冷えた。
自力で戻って来てくれたからいいものの。
もしもあれが即死の呪文や猛毒であったら、と思うと。寿命が縮む思いである。
もっと、周囲に色々と気を配らねば。
「戻ってこれたのは、愛の力だと思うよ?」
記憶が混乱していたため、ここの夢を見ていたものと思っていたが。
左手の薬指に光る指輪を見て、全部思い出したのだという。
今も二人の薬指で光っている、白金の指輪。
これも、私達を婚姻という名で結ぶ、”縁!”である。
もっと沢山の人を紹介し、交流しよう。
そして、この世界と、もっと強く縁を結んでもらうのだ。
共に、永く過ごすために。
「俺もいっぱい愛すから、ティディもいっぱい愛してね?」
「もちろんだ。……では、まずは一回、」
深く、熱い接吻を交わした。
「魂よ、この世より立ち去れ!」
今の声は。
ルイーザ?
振り返ると。
今まさに、トールが倒れるところだった。
咄嗟に、崩れ落ちそうになったトールの身体を支え。
「雷撃!」
声の主を麻痺させる。
戸惑う衛兵に指示した。
「その女を捕らえよ! 魔女だ!」
「はっ!」
*****
トールの様子を見る。
……生きている。外傷はない。
穏やかな貌をして。一見、寝ているようだが。
しかし、今の呪文は……? 聞いた事のない呪文だった。
「魂がこちらに無い状態だね。今の呪文は、どこかに魂をふっ飛ばしちまう、禁呪ってやつさ」
グレア。
「今まで、アレを使われて、魂が戻ってきた者は居ないが……さて、」
何だと?
トールの魂が、どこかに飛ばされた……?
……何て事だ。
狙うなら、私を狙えばよかっただろうに。
何故、何の罪もないトールに、このような真似を。
「トール……」
元々、そなたは異世界に居たのだ。
それが、死してこちらにやって来た。
”縁”は、こちらに繋がっているのだろう?
戻っておいで。
いつものように、私の腕の中に。
*****
トールの目蓋が動いた。
目が開いて、私を見ている!
「トール!」
良かった。
やはり、私の元へ戻って来てくれたのだ。
「おはよう、私の眠り姫。接吻で起こそうとしたのだが、まさか自力で起きてしまうとはね。いい夢だったかな?」
片目を閉じ、ヴィンクをして少々おどけてみたのだが。
「……状況は?」
トールはあくまでも冷静であった。
「トールは式の途中、突然倒れたのだ。奉仕活動中のルイーザが抜け出して、結婚式に紛れ込んでいたようでね。一見寝ているようだったが、グレアが言うには、魂がこちらにないと。全く、心臓が停まるかと思ったよ」
グレアは肩を竦めて。
「堕ちた魔女に情けなんかかけるもんじゃないよ」
一度私欲のために魔法を使った魔女は、改心などしない。
欲に溺れ、正しい道が見えなくなるものだと、言われていたのに。
私が情けを掛けたせいで、危うくトールを永遠に喪うところであった。
「ああ、全くその通りだった……」
抱き締めると。
トールはほっとしたように微笑んだ。
*****
「ルイーザは?」
トールは、グレアの視線を追い、衛兵に押さえつけられているルイーザを見て、身体を起こした。
「まさか、助けてやるつもりかい? およし、また裏切られるよ」
「生憎、俺はそんなに優しくないよ」
トールは悪戯っぽく笑ってみせると。
「悪さをした魔女にふさわしい魔法を掛けたいけど、いいかな?」
自分と、私を指で示した。
「ああ。……なるほど。確かに相応しい罰だ」
ルイーザに、”真実の姿”にする魔法を掛けるのか。
かなりの罰になりそうである。
「可愛い顔して、なかなかえげつないことを考える子だね……」
グレアは引いていたが。
「いいんじゃない? 許可するよー」
心配し、私の隣に来てトールを見ていたザッヘが許可を出した。最高権力者である。
「魔女の側に居る者は、巻き込まれたくなければ、離れろ」
「押さえてる人、危ないから離れてー」
見物人を散らし。
衛兵が慌ててルイーザから飛びのいた直後。
「……Species vero redire」
”真の姿”になる魔法を掛けられたルイーザは。
身に着けていた服ははち切れたように破れ、その中から真っ黒な毛がざわざわと出現し。
鼻は潰れ、鋭い鉤爪に乱杭歯、蛇のような腹。血のような赤い目。
それは世にもおぞましい、化け物の姿であった。
……これは……相当酷いな。
ともすれば、私の時よりもずっと。
そこまで、魂が歪んでいたのか。
見ていた者達から、悲鳴が上がる。
異変に気付き、窓を見たルイーザは、自分の姿を見。
獣の咆哮のような悲鳴を上げた。
*****
「ふふ、こわい魔法だなあ。絞首刑より、あの姿で生きていくほうがつらいかもね? ……ceracantamen」
ザッヘはルイーザに呪文封じの魔法を唱えた。
皇帝陛下、魔法使えるんだ、とトールが感心しているが。
だいたいの王族は、自衛のためもあり、多少なりとも使えるものだ。
私も、かなり使える方であるのだが。
言っていなかったか?
我らが皇帝がパチン、と指を鳴らすと、大聖堂の扉が開いた。
「さあ、放免だ。好きな場所に行くがいい」
扉を手で示すと。
ルイーザであった獣は、咆哮を上げながら飛び出していった。
どこへ行くのか。あのような姿で。魔法も封じられ。
私は侯爵の身分を与えられただけ、まだ恵まれていたのかもしれない。
辺境といえど、帰る場所はあった。
そして、トールのような者が傍にいて、愛してくれたから。
醜く歪んでいた私の魂は、ここまで人の姿に戻れたのだ。
心の底から反省し、心を入れ替えれば元の姿に戻れるかもしれないが。
はたしてルイーザに、そういった相手は現れるだろうか?
*****
気を取り直した客達から、改めて祝いの言葉を贈られた。
禁術である、魂を飛ばされる魔法を使われて、今まで還って来られた者は只一人も居なかったのだ。竜殺しの剣と凄まじい魔法を扱う伝説の勇者に加え、また、新たな武勇伝が語られる事になりそうだ。
「おめでとう」
階段の両脇に並んでいる客達から花を撒かれながら、大聖堂の階段を降りて行く。
陽光の下、輝く笑顔の可愛らしい花嫁。
世界中に自慢したい。
皆から見送られ。
紐でつけられた古靴や空き缶などがつけられた馬車に乗り込んだ。
騒々しい音を立てて、悪霊が近づかないようにするためらしいが。
凄まじい騒音である。こちらの耳がおかしくなりそうだ。……私は悪霊の類なのだろうか?
首都を出て、石畳の道から土の道になり、ようやく少し音が落ち着いた。
*****
「元の世界で、飯田先輩と逢ったよ」
訊けば、トールは元の世界に飛ばされていたようだ。
向こうの世界の、パソコンという機械の中には、こちらと似た世界の情報が入っていて。
その機械とトールの魂がまだ繋がっていたためにそこへ行ったのではないか、という話だ。
イイダ。
トールに秘かな想いを抱いていた上司か。情報を保持してくれていた事には感謝するが。
「……襲われなかっただろうね?」
「え、ティディ、飯田先輩の気持ち気付いてたの?」
驚いたように私を見た。
むしろ、何故気付かない?
他の同僚は気付いていた様子だったぞ。
「あからさまだったろうが。しかし、相当我慢強い男だったのだな。私は我慢できない」
トールの無防備な寝顔など見せられたら。
私なら思わず襲うか、持ち帰ってしまうだろう。
「幽霊でもいいから側にいて欲しいって言われたけど。戻ってきちゃった。……嬉しい?」
私の胸に寄り掛かり、婀娜っぽく見上げてきた。
「……小悪魔め」
答えなど、わかりきっているだろうに。
頬に接吻すると。
反対側の頬に、お返しの接吻をしてくれた。
*****
「伝説の勇者に、また武勇伝が加わってしまったよ。私も頑張って武功を上げねば」
トールを、総ての災厄から護れるようにならねば。
今日は、本当に肝が冷えた。
自力で戻って来てくれたからいいものの。
もしもあれが即死の呪文や猛毒であったら、と思うと。寿命が縮む思いである。
もっと、周囲に色々と気を配らねば。
「戻ってこれたのは、愛の力だと思うよ?」
記憶が混乱していたため、ここの夢を見ていたものと思っていたが。
左手の薬指に光る指輪を見て、全部思い出したのだという。
今も二人の薬指で光っている、白金の指輪。
これも、私達を婚姻という名で結ぶ、”縁!”である。
もっと沢山の人を紹介し、交流しよう。
そして、この世界と、もっと強く縁を結んでもらうのだ。
共に、永く過ごすために。
「俺もいっぱい愛すから、ティディもいっぱい愛してね?」
「もちろんだ。……では、まずは一回、」
深く、熱い接吻を交わした。
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