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転生国王は神の使いを寵愛する
或いはもう一つのプロローグ
15歳の成人の儀式の日。
私は、かつて”異世界人の榊原流星”であった、前世の記憶のすべてを思い出した。いや、思い出さされた、というべきだろう。
しかし、それほど衝撃は受けなかった。
”流星”は容姿と才能には恵まれていたものの、いいことの無かった人生だったが。
現在、私はこうして異世界で生まれ変わり、見目麗しい、一国の王子として新たな人生を送ることになるのだから。
優しかった母は、残念ながらすでに亡くなってしまっており、この世にはいないが。幸い、父は毒親ではなく賢王としても有名な人格者であるし、兄も聡明で優しい性格である。
むしろ前と比べ、いいことづくめの人生である。
第二王子なので、国王にはなれないが。いずれは領地を与えられ、侯爵になるだろう。いずれはよき領主となり、国王になった兄を支えよう。
……そう思っていたのだが。
*****
成人の儀式で与えられた”神託”は。
もうじき私が、この国の次の王になる、との預言を告げたのだ。
これから数年も経たぬうちに我が国で魔物が大発生し、国王である父と、王太子である兄を失くすのだと。
しかし。
あれを”神託”と言っていいのだろうか?
途中で邪神からの介入があったようなので、その預言をしたのはどちらの声だったのか、区別がつかないのだ。
邪神は、人の心を惑わせるのが巧みであるという。
前世の記憶を戻したのは、間違いなく邪神の仕業だと思われる。あのような醜悪な記憶、お綺麗な王子様には不要なものだ。
一瞬の隙を狙ったか。
誰も、私が”邪神”と交信したことに気づかなかった。神託を下した神ですら。
神も、万能ではないのだろう。
どちらの神も、この世界に直接介入することはできないらしい。大いなる力を授けるから、どうにか人間だけで解決しろというのだ。
この世界と地球を創った”神”は、”神の使者”の補佐をするために、私に闇以外の属性魔法を授けたと思われる。
そして、”邪神”は、私に転生前の記憶と、何もかもを破壊し得る、莫大な闇魔法を力を与えた。……この世に混乱を与えたいのだから、これは確実だろう。
私は神と邪神により、全属性魔法を得てしまったのである。
お陰で、冒険者組合で属性を測るのには苦労した。
”神の加護”による能力は隠さなければならない。
何故なら、国を越えた騒ぎになることが予想されるからだ。
あまりに強すぎる力は、不安を呼ぶものだ。
*****
翌年。
世界のあちらこちらで魔物の数が徐々に増えていき。突如、我が国のリズリーの森で、爆発的な大発生が起こった。予言通りである。
我が国の兵隊だけでなく、冒険者組合や他国からも傭兵を募り、全力で魔物の討伐に当たったが。他国でも魔物の発生が増えたため、他国から戦力を集めるのは容易ではなくなった。
豊かな我が国といえど、国庫の貯えは無尽蔵ではない。
預言を聞いてから、この時のために、冒険者として外貨を稼ぎに行き、兵糧を貯えながら経験値を上げていたのだが。
戦いは、予想以上に長く続いた。
半年では終わらず、年をまたぎ。いくら倒しても、絶えず襲い来る魔物。それにより、いよいよ国民の生活をも逼迫し始めた。
まだ余裕は残していたが。減るばかりで増えることのない国庫が乏しくなれば、他国から呼んだ傭兵をこの国に留めておけなくなるだろう。
それに、農民を長く徴兵することもできない。
彼らには食糧を作るという大切な仕事があるのだ。生産が滞れば、戦いが終わっても飢饉を起こすことになる。
*****
私は王の代理として全軍の指揮をとり、前線で魔物を掃討していた。
預言の話は、あらかじめしていた。
念のため、父と兄には城内の安全な場所に籠っているよう言い含めていたのだが。
第二王子である私だけを戦わせ、城の中で自分たちだけ安寧にしてはいられなかったのだろう。城の塔から兵へ指揮を出していた父と兄は、突如現れた飛竜の襲撃により、焼死した。
二人の死の預言は、神のものだった。
定められた命運。
ならば、回避しようといくら画策しようが無駄であったのだ。
国王と王太子を失い、国王代理となった私は、立場上、前線を退かねばならなくなった。
私は、国で一番の戦力であるのに。
ここで退けば、確実に多くの兵の命が失われるだろう。
父と兄の死、という衝撃もあり。
魔物が無限に湧き出てくる森に苛立った私は、魔法を放ってしまった。……使うのを己に禁じていた、闇魔法を。
結局、それで魔物の発生が収まったのだ。
最初からこうしていれば、死者も最小限に抑えられたのでは、と思わなくもなかったが。
闇魔法により呪われ、土地が汚染されてしまった。あきらかにやりすぎである。これもまた、邪神の目論見であったのだろうか。
神職の見立てでは、汚染濃度が濃すぎて浄化魔法が効かない。
浄化が可能な濃度になるまで百年は必要だ、という。
表向きには、大量の魔物の血により土地が汚染された、と発表されたが。
リズリーの肥沃な森、大地を。
草一本生えぬ死の荒野にしてしまったのである。私が。私のこの手で。
*****
魔物の大発生も収まり、復興に力を注いだ。
私は王位を継がず、国王代理の身分のままでいた。
国王と王太子の死は、未だ国民には報せていない。復興がひと段落つくまでは、国民に不安を与えたくなかった。
この戦いで国庫が尽きそうなので、外貨を稼ぎに出た、ということにした。
実際は私が冒険者として稼いだ分だけでしのげたのだが。
それからしばらくして。
突如、予感がした。
二年前、神と邪神が私に告げた”神託”。その時が来たのだ。
国王と王太子の死した後、救世主が現れる。
邪神は、その善なる魂を惑わせ、堕落させろとのことだが。
知ったことか。従ってやる義理などない。
確かに私は前世で散々な目に遭い、恨みや憎しみによって魂が穢れ切っていたのかもしれない。それ故に、邪神に目をつけられたのだろう。
しかし、現在の私は、美貌にも才能にも恵まれた王子……次期国王様である。
特に不満などない。
たとえ闇魔法を取り上げられようと、今更、何の痛痒も感じない。
私は、かつて”異世界人の榊原流星”であった、前世の記憶のすべてを思い出した。いや、思い出さされた、というべきだろう。
しかし、それほど衝撃は受けなかった。
”流星”は容姿と才能には恵まれていたものの、いいことの無かった人生だったが。
現在、私はこうして異世界で生まれ変わり、見目麗しい、一国の王子として新たな人生を送ることになるのだから。
優しかった母は、残念ながらすでに亡くなってしまっており、この世にはいないが。幸い、父は毒親ではなく賢王としても有名な人格者であるし、兄も聡明で優しい性格である。
むしろ前と比べ、いいことづくめの人生である。
第二王子なので、国王にはなれないが。いずれは領地を与えられ、侯爵になるだろう。いずれはよき領主となり、国王になった兄を支えよう。
……そう思っていたのだが。
*****
成人の儀式で与えられた”神託”は。
もうじき私が、この国の次の王になる、との預言を告げたのだ。
これから数年も経たぬうちに我が国で魔物が大発生し、国王である父と、王太子である兄を失くすのだと。
しかし。
あれを”神託”と言っていいのだろうか?
途中で邪神からの介入があったようなので、その預言をしたのはどちらの声だったのか、区別がつかないのだ。
邪神は、人の心を惑わせるのが巧みであるという。
前世の記憶を戻したのは、間違いなく邪神の仕業だと思われる。あのような醜悪な記憶、お綺麗な王子様には不要なものだ。
一瞬の隙を狙ったか。
誰も、私が”邪神”と交信したことに気づかなかった。神託を下した神ですら。
神も、万能ではないのだろう。
どちらの神も、この世界に直接介入することはできないらしい。大いなる力を授けるから、どうにか人間だけで解決しろというのだ。
この世界と地球を創った”神”は、”神の使者”の補佐をするために、私に闇以外の属性魔法を授けたと思われる。
そして、”邪神”は、私に転生前の記憶と、何もかもを破壊し得る、莫大な闇魔法を力を与えた。……この世に混乱を与えたいのだから、これは確実だろう。
私は神と邪神により、全属性魔法を得てしまったのである。
お陰で、冒険者組合で属性を測るのには苦労した。
”神の加護”による能力は隠さなければならない。
何故なら、国を越えた騒ぎになることが予想されるからだ。
あまりに強すぎる力は、不安を呼ぶものだ。
*****
翌年。
世界のあちらこちらで魔物の数が徐々に増えていき。突如、我が国のリズリーの森で、爆発的な大発生が起こった。予言通りである。
我が国の兵隊だけでなく、冒険者組合や他国からも傭兵を募り、全力で魔物の討伐に当たったが。他国でも魔物の発生が増えたため、他国から戦力を集めるのは容易ではなくなった。
豊かな我が国といえど、国庫の貯えは無尽蔵ではない。
預言を聞いてから、この時のために、冒険者として外貨を稼ぎに行き、兵糧を貯えながら経験値を上げていたのだが。
戦いは、予想以上に長く続いた。
半年では終わらず、年をまたぎ。いくら倒しても、絶えず襲い来る魔物。それにより、いよいよ国民の生活をも逼迫し始めた。
まだ余裕は残していたが。減るばかりで増えることのない国庫が乏しくなれば、他国から呼んだ傭兵をこの国に留めておけなくなるだろう。
それに、農民を長く徴兵することもできない。
彼らには食糧を作るという大切な仕事があるのだ。生産が滞れば、戦いが終わっても飢饉を起こすことになる。
*****
私は王の代理として全軍の指揮をとり、前線で魔物を掃討していた。
預言の話は、あらかじめしていた。
念のため、父と兄には城内の安全な場所に籠っているよう言い含めていたのだが。
第二王子である私だけを戦わせ、城の中で自分たちだけ安寧にしてはいられなかったのだろう。城の塔から兵へ指揮を出していた父と兄は、突如現れた飛竜の襲撃により、焼死した。
二人の死の預言は、神のものだった。
定められた命運。
ならば、回避しようといくら画策しようが無駄であったのだ。
国王と王太子を失い、国王代理となった私は、立場上、前線を退かねばならなくなった。
私は、国で一番の戦力であるのに。
ここで退けば、確実に多くの兵の命が失われるだろう。
父と兄の死、という衝撃もあり。
魔物が無限に湧き出てくる森に苛立った私は、魔法を放ってしまった。……使うのを己に禁じていた、闇魔法を。
結局、それで魔物の発生が収まったのだ。
最初からこうしていれば、死者も最小限に抑えられたのでは、と思わなくもなかったが。
闇魔法により呪われ、土地が汚染されてしまった。あきらかにやりすぎである。これもまた、邪神の目論見であったのだろうか。
神職の見立てでは、汚染濃度が濃すぎて浄化魔法が効かない。
浄化が可能な濃度になるまで百年は必要だ、という。
表向きには、大量の魔物の血により土地が汚染された、と発表されたが。
リズリーの肥沃な森、大地を。
草一本生えぬ死の荒野にしてしまったのである。私が。私のこの手で。
*****
魔物の大発生も収まり、復興に力を注いだ。
私は王位を継がず、国王代理の身分のままでいた。
国王と王太子の死は、未だ国民には報せていない。復興がひと段落つくまでは、国民に不安を与えたくなかった。
この戦いで国庫が尽きそうなので、外貨を稼ぎに出た、ということにした。
実際は私が冒険者として稼いだ分だけでしのげたのだが。
それからしばらくして。
突如、予感がした。
二年前、神と邪神が私に告げた”神託”。その時が来たのだ。
国王と王太子の死した後、救世主が現れる。
邪神は、その善なる魂を惑わせ、堕落させろとのことだが。
知ったことか。従ってやる義理などない。
確かに私は前世で散々な目に遭い、恨みや憎しみによって魂が穢れ切っていたのかもしれない。それ故に、邪神に目をつけられたのだろう。
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