33 / 71
Ⅵ
異世界で、一夜の過ち?
しおりを挟む
……朝だ。
ええと。
昨日は、俺の15歳の誕生日だったってことが判明して。
急遽パーティーみたいな感じで、皆うちへ食材とか持ち寄って集まって、お祝いをしてくれたんだっけ……。
で。酒宴が終わって、いつものメンツになったら。ウィリアムがリューセーの歌を歌ってくれたんだ。俺が一番好きな曲。もう感涙ものだ。
外見や声は変わっても、同じ人なんだなって思った。
アコースティックギターを弾いてる姿もかっこよかったなあ。
この世界に来て、初めての飲酒だ。前世ではアルコール耐性が弱かった上に血液検査の数値も少々危うかったため、30歳を過ぎてから週末に一度、タンブラーでビールを一杯程度まで酒量を減らしていたが。
いくら飲んでも頭痛も吐き気も無かったから、うっかり飲みすぎて。かなり酔ってしまったような自覚はある。
日本酒と洋酒をちゃんぽんすると、翌日確実に二日酔いになる羽目になったものだが。
今のところ、頭が痛いとか吐き気はしない。この世界に来た時に、お酒に耐性のある身体になったんだろうか? それとも回復魔法?
……っていうか。
腰に回された腕と。背中にぴったり張り付いてる、あたたかいこの身体は。
ウィリアム、また俺の部屋のベッドで添い寝してるのか……。
うちに泊まるのは、国王の仕事に影響がないなら別にいいけど。
すっぽんぽんで寝るのはやめて欲しい。子供の時ならともかく。そろそろ年齢的にも、いい加減シャレにならなくなってる気がするし。
*****
……あれ?
何か、俺も。パジャマを着ていないような気がする。
何故かサイズが変わる度に、スキート商会からウィリアムの名で服を贈られて来るんだが。それが、恐ろしいほどぴったりなんだよな。いつ計ってるんだか。
礼服は着る機会がなかなかなくて、箪笥の肥やし状態だけど。
パジャマは肌触りが良いから気に入っていて、いつも着て寝てるんだよな。
で。普段ウィリアムが泊まる時に俺が寝落ちした場合、いつの間にかパジャマに着替えさせられてるんだけど。
今日は何で俺も裸なんだろうか。
……昨夜、歌ってもらってからの記憶があやふやだ。
記憶が飛ぶまで飲んだつもりはなかったけど。こっちじゃ成人でも、元の世界ではまだ未成年だしな……。酒を飲むには、未熟だったか?
酔っぱらって、吐いたりして服を汚したとか? でも、ウィリアムは”浄化”ができるし。
浄化。……何か、ぞくっとした。
何度か耳元で、その呪文を聞かされた覚えがあるような……。
「……ん、起きたのかい?」
「ひゃ、」
首に、ちゅっと吸い付かれた。
以前、こんなところにもホクロがある、って言ってた位置だ。
その時、気づいた。お尻に。何かが入ってることに。
……これって。まさか。
「はじめてだったから、しょうがないけど。一人だけ気持ち良くなって先に寝てしまうなんて、ずるいと思わない?」
ウィリアムは、やたら色気のある声でそんなことを言って。
俺の腰を、引き寄せた。
一瞬、パニックを起こしかけたけど。
……そうだった。思い出した。昨夜、俺は。
ウィリアムと。
*****
あの後。
生歌に感動して溢れ出たファン心で、つい。大好き! とか言ってウィリアムに抱き着いてしまったんだ。
そしたら、オズワルドとオーソン、プレストンが口々におめでとう、と言って。
何故か、先に帰っちゃったんだよな。
普段なら、まだ飲み足りないとか食べ足りないとか言って残りそうなのに、と不思議に思ってたら。
ウィリアムが、皆、気が利いてる、とか言って。俺の右目の下にキスをしたんだ。
それは、挨拶代わりみたいなもので。たまに寝起きとかにされてたけど。
その時のは、なんか違った。
口にも、キスをされて。
熱い舌が口の中に入って来たのを、不思議な気持ちで受け入れていた。
「菫のリキュールの味がするね」
って。
笑いながら、もう一回。
そのうち、酸欠というか。酔ってたのもあって、ふわふわした感じになって。
腰の力が抜けたところを、ウィリアムにひょいと抱き上げられた。
いわゆるお姫様抱っこみたいな感じで。
10歳の頃より少しは背も伸びたし、重くなってるだろうに、軽々と。
ウィリアムは俺を抱き上げたまま、ウッドデッキから中に入って。
そのまま寝室へ向かった。
*****
前世じゃ限界まで飲まされても、野郎の酔っ払いなんか放置だもんな。
アルハラに厳しくなってからは、そういうの無くなったけど。
いつも寝落ちしてた時、こうやって運んでくれてたんだな、って思って。なんだか嬉しくなって。ウィリアムの首に抱き着いてしまった。
さすが王族というか。香水も高級品なのか、いつもいい匂いがするんだ。
ベッドに降ろされる時、ウィリアムの、すごく幸せそうな顔に見惚れてたら、何度もキスされて。
その合間に、囁くように「君をもらうよ」とか言われたような気がする。
気が付いたら、裸になって、押し倒されてたんだ。
大きな手で、身体中を触られるの、すごく気持ち良かった。
アレを擦られるのも。
でも、ウィリアムがアレを口で可愛がろうとしたり、お尻の穴を弄ろうとするから。お風呂に入ってないし、汚いから駄目だって言ったら。
「私は汚いなんて思わないけど。リンが気にするなら”浄化”して、リンのお腹の中、綺麗にするから。つけないで入っていい?」
と言われて。
わけもわからず、こくこくと頷いてしまったら。
”浄化”されて。花の匂いがする油をつけた指が。俺の中に入って来たんだ。
アコースティックギターを弾いていた、あの長くて綺麗な指で。中を探るようにされて。
そうしながら、俺のを口に。
気持ち良くて。頭がどうかなってしまうかと思った。
ええと。
昨日は、俺の15歳の誕生日だったってことが判明して。
急遽パーティーみたいな感じで、皆うちへ食材とか持ち寄って集まって、お祝いをしてくれたんだっけ……。
で。酒宴が終わって、いつものメンツになったら。ウィリアムがリューセーの歌を歌ってくれたんだ。俺が一番好きな曲。もう感涙ものだ。
外見や声は変わっても、同じ人なんだなって思った。
アコースティックギターを弾いてる姿もかっこよかったなあ。
この世界に来て、初めての飲酒だ。前世ではアルコール耐性が弱かった上に血液検査の数値も少々危うかったため、30歳を過ぎてから週末に一度、タンブラーでビールを一杯程度まで酒量を減らしていたが。
いくら飲んでも頭痛も吐き気も無かったから、うっかり飲みすぎて。かなり酔ってしまったような自覚はある。
日本酒と洋酒をちゃんぽんすると、翌日確実に二日酔いになる羽目になったものだが。
今のところ、頭が痛いとか吐き気はしない。この世界に来た時に、お酒に耐性のある身体になったんだろうか? それとも回復魔法?
……っていうか。
腰に回された腕と。背中にぴったり張り付いてる、あたたかいこの身体は。
ウィリアム、また俺の部屋のベッドで添い寝してるのか……。
うちに泊まるのは、国王の仕事に影響がないなら別にいいけど。
すっぽんぽんで寝るのはやめて欲しい。子供の時ならともかく。そろそろ年齢的にも、いい加減シャレにならなくなってる気がするし。
*****
……あれ?
何か、俺も。パジャマを着ていないような気がする。
何故かサイズが変わる度に、スキート商会からウィリアムの名で服を贈られて来るんだが。それが、恐ろしいほどぴったりなんだよな。いつ計ってるんだか。
礼服は着る機会がなかなかなくて、箪笥の肥やし状態だけど。
パジャマは肌触りが良いから気に入っていて、いつも着て寝てるんだよな。
で。普段ウィリアムが泊まる時に俺が寝落ちした場合、いつの間にかパジャマに着替えさせられてるんだけど。
今日は何で俺も裸なんだろうか。
……昨夜、歌ってもらってからの記憶があやふやだ。
記憶が飛ぶまで飲んだつもりはなかったけど。こっちじゃ成人でも、元の世界ではまだ未成年だしな……。酒を飲むには、未熟だったか?
酔っぱらって、吐いたりして服を汚したとか? でも、ウィリアムは”浄化”ができるし。
浄化。……何か、ぞくっとした。
何度か耳元で、その呪文を聞かされた覚えがあるような……。
「……ん、起きたのかい?」
「ひゃ、」
首に、ちゅっと吸い付かれた。
以前、こんなところにもホクロがある、って言ってた位置だ。
その時、気づいた。お尻に。何かが入ってることに。
……これって。まさか。
「はじめてだったから、しょうがないけど。一人だけ気持ち良くなって先に寝てしまうなんて、ずるいと思わない?」
ウィリアムは、やたら色気のある声でそんなことを言って。
俺の腰を、引き寄せた。
一瞬、パニックを起こしかけたけど。
……そうだった。思い出した。昨夜、俺は。
ウィリアムと。
*****
あの後。
生歌に感動して溢れ出たファン心で、つい。大好き! とか言ってウィリアムに抱き着いてしまったんだ。
そしたら、オズワルドとオーソン、プレストンが口々におめでとう、と言って。
何故か、先に帰っちゃったんだよな。
普段なら、まだ飲み足りないとか食べ足りないとか言って残りそうなのに、と不思議に思ってたら。
ウィリアムが、皆、気が利いてる、とか言って。俺の右目の下にキスをしたんだ。
それは、挨拶代わりみたいなもので。たまに寝起きとかにされてたけど。
その時のは、なんか違った。
口にも、キスをされて。
熱い舌が口の中に入って来たのを、不思議な気持ちで受け入れていた。
「菫のリキュールの味がするね」
って。
笑いながら、もう一回。
そのうち、酸欠というか。酔ってたのもあって、ふわふわした感じになって。
腰の力が抜けたところを、ウィリアムにひょいと抱き上げられた。
いわゆるお姫様抱っこみたいな感じで。
10歳の頃より少しは背も伸びたし、重くなってるだろうに、軽々と。
ウィリアムは俺を抱き上げたまま、ウッドデッキから中に入って。
そのまま寝室へ向かった。
*****
前世じゃ限界まで飲まされても、野郎の酔っ払いなんか放置だもんな。
アルハラに厳しくなってからは、そういうの無くなったけど。
いつも寝落ちしてた時、こうやって運んでくれてたんだな、って思って。なんだか嬉しくなって。ウィリアムの首に抱き着いてしまった。
さすが王族というか。香水も高級品なのか、いつもいい匂いがするんだ。
ベッドに降ろされる時、ウィリアムの、すごく幸せそうな顔に見惚れてたら、何度もキスされて。
その合間に、囁くように「君をもらうよ」とか言われたような気がする。
気が付いたら、裸になって、押し倒されてたんだ。
大きな手で、身体中を触られるの、すごく気持ち良かった。
アレを擦られるのも。
でも、ウィリアムがアレを口で可愛がろうとしたり、お尻の穴を弄ろうとするから。お風呂に入ってないし、汚いから駄目だって言ったら。
「私は汚いなんて思わないけど。リンが気にするなら”浄化”して、リンのお腹の中、綺麗にするから。つけないで入っていい?」
と言われて。
わけもわからず、こくこくと頷いてしまったら。
”浄化”されて。花の匂いがする油をつけた指が。俺の中に入って来たんだ。
アコースティックギターを弾いていた、あの長くて綺麗な指で。中を探るようにされて。
そうしながら、俺のを口に。
気持ち良くて。頭がどうかなってしまうかと思った。
139
あなたにおすすめの小説
捨てられた生贄オメガ、魔王城で極上の『巣作り』始めます!~不眠症の魔王様、私のクッションで爆睡して溺愛モードに突入~
水凪しおん
BL
「役立たずのオメガ」として冷遇され、血も涙もない魔王への生贄として捨てられたリノ。
死を覚悟して連れてこられた魔王城は、寒くて硬くて、居住性最悪のブラック環境だった!?
「こんなところで寝られるか!」
極限状態で発動したオメガ特有の『巣作り本能』と、神業レベルの裁縫スキルが火を噴く!
ゴミ同然の布切れをフカフカのクッションに、冷たい石床を極上のラグマットにリフォーム。
すると、不眠症で常にイライラしていた魔王ザルドリスが、リノの作った「巣」のあまりの快適さに陥落してしまい……?
「……貴様、私を堕落させる気か」
(※いいえ、ただ快適に寝たいだけです)
殺されるどころか、魔王様に気に入られ、気付けば城中がリノの虜に。
捨てられた生贄オメガが、裁縫一つで魔王城を「世界一のマイホーム」に変える、ほのぼの逆転溺愛ファンタジー!
【本編完結】最強魔導騎士は、騎士団長に頭を撫でて欲しい【番外編あり】
ゆらり
BL
帝国の侵略から国境を守る、レゲムアーク皇国第一魔導騎士団の駐屯地に派遣された、新人の魔導騎士ネウクレア。
着任当日に勃発した砲撃防衛戦で、彼は敵の砲撃部隊を単独で壊滅に追いやった。
凄まじい能力を持つ彼を部下として迎え入れた騎士団長セディウスは、研究機関育ちであるネウクレアの独特な言動に戸惑いながらも、全身鎧の下に隠された……どこか歪ではあるが、純粋無垢であどけない姿に触れたことで、彼に対して強い庇護欲を抱いてしまう。
撫でて、抱きしめて、甘やかしたい。
帝国との全面戦争が迫るなか、ネウクレアへの深い想いと、皇国の守護者たる騎士としての責務の間で、セディウスは葛藤する。
独身なのに父性強めな騎士団長×不憫な生い立ちで情緒薄めな甘えたがり魔導騎士+仲が良すぎる副官コンビ。
甘いだけじゃない、骨太文体でお送りする軍記物BL小説です。番外は日常エピソード中心。ややダーク・ファンタジー寄り。
※ぼかしなし、本当の意味で全年齢向け。
★お気に入りやいいね、エールをありがとうございます! お気に召しましたらぜひポチリとお願いします。凄く励みになります!
【本編完結】転生先で断罪された僕は冷酷な騎士団長に囚われる
ゆうきぼし/優輝星
BL
断罪された直後に前世の記憶がよみがえった主人公が、世界を無双するお話。
・冤罪で断罪された元侯爵子息のルーン・ヴァルトゼーレは、処刑直前に、前世が日本のゲームプログラマーだった相沢唯人(あいざわゆいと)だったことを思い出す。ルーンは魔力を持たない「ノンコード」として家族や貴族社会から虐げられてきた。実は彼の魔力は覚醒前の「コードゼロ」で、世界を書き換えるほどの潜在能力を持つが、転生前の記憶が封印されていたため発現してなかったのだ。
・間一髪のところで魔力を発動させ騎士団長に救い出される。実は騎士団長は呪われた第三王子だった。ルーンは冤罪を晴らし、騎士団長の呪いを解くために奮闘することを決める。
・惹かれあう二人。互いの魔力の相性が良いことがわかり、抱き合う事で魔力が循環し活性化されることがわかるが……。
最強βの俺が偽装Ωになったら、フェロモン無効なのに狂犬王子に求愛されました~前世武道家なので物理で分からせます~
水凪しおん
BL
前世は日本の武道家、今世は平民β(ベータ)のルッツ。
「Ωだって強い」ことを証明するため、性別を偽り「Ω」として騎士団へ入団した彼は、その卓越した身体能力と前世の武術で周囲を圧倒する。
しかし、その強さと堂々とした態度が仇となり、最強のα(アルファ)である第一王子・イグニスの目に止まってしまった!
「お前こそ俺の運命の番だ」
βだからフェロモンなんて効かないのに、なぜかイグニスの熱烈な求愛(物理)攻撃を受ける日々に突入!?
勘違いから始まる、武闘派β×最強王子のドタバタ王宮BLファンタジー!
異世界で聖男と呼ばれる僕、助けた小さな君は宰相になっていた
k-ing /きんぐ★商業5作品
BL
病院に勤めている橘湊は夜勤明けに家へ帰ると、傷ついた少年が玄関で倒れていた。
言葉も話せず、身寄りもわからない少年を一時的に保護することにした。
小さく甘えん坊な少年との穏やかな日々は、湊にとってかけがえのない時間となる。
しかし、ある日突然、少年は「ありがとう」とだけ告げて異世界へ帰ってしまう。
湊の生活は以前のような日に戻った。
一カ月後に少年は再び湊の前に現れた。
ただ、明らかに成長スピードが早い。
どうやら違う世界から来ているようで、時間軸が異なっているらしい。
弟のように可愛がっていたのに、急に成長する少年に戸惑う湊。
お互いに少しずつ気持ちに気づいた途端、少年は遊びに来なくなってしまう。
あの時、気持ちだけでも伝えれば良かった。
後悔した湊は彼が口ずさむ不思議な呪文を口にする。
気づけば少年の住む異世界に来ていた。
二つの世界を越えた、純情な淡い両片思いの恋物語。
序盤は幼い宰相との現実世界での物語、その後異世界への物語と話は続いていきます。
【完】心配性は異世界で番認定された狼獣人に甘やかされる
おはぎ
BL
起きるとそこは見覚えのない場所。死んだ瞬間を思い出して呆然としている優人に、騎士らしき人たちが声を掛けてくる。何で頭に獣耳…?とポカンとしていると、その中の狼獣人のカイラが何故か優しくて、ぴったり身体をくっつけてくる。何でそんなに気遣ってくれるの?と分からない優人は大きな身体に怯えながら何とかこの別世界で生きていこうとする話。
知らない世界に来てあれこれ考えては心配してしまう優人と、優人が可愛くて仕方ないカイラが溺愛しながら支えて甘やかしていきます。
異世界転移した元コンビニ店長は、獣人騎士様に嫁入りする夢は……見ない!
めがねあざらし
BL
過労死→異世界転移→体液ヒーラー⁈
社畜すぎて魂が擦り減っていたコンビニ店長・蓮は、女神の凡ミスで異世界送りに。
もらった能力は“全言語理解”と“回復力”!
……ただし、回復スキルの発動条件は「体液経由」です⁈
キスで癒す? 舐めて治す? そんなの変態じゃん!
出会ったのは、狼耳の超絶無骨な騎士・ロナルドと、豹耳騎士・ルース。
最初は“保護対象”だったのに、気づけば戦場の最前線⁈
攻めも受けも騒がしい異世界で、蓮の安眠と尊厳は守れるのか⁉
--------------------
※現在同時掲載中の「捨てられΩ、癒しの異能で獣人将軍に囲われてます!?」の元ネタです。出しちゃった!
異世界で王子様な先輩に溺愛されちゃってます
野良猫のらん
BL
手違いで異世界に召喚されてしまったマコトは、元の世界に戻ることもできず異世界で就職した。
得た職は冒険者ギルドの職員だった。
金髪翠眼でチャラい先輩フェリックスに苦手意識を抱くが、元の世界でマコトを散々に扱ったブラック企業の上司とは違い、彼は優しく接してくれた。
マコトはフェリックスを先輩と呼び慕うようになり、お昼を食べるにも何をするにも一緒に行動するようになった。
夜はオススメの飲食店を紹介してもらって一緒に食べにいき、お祭りにも一緒にいき、秋になったらハイキングを……ってあれ、これデートじゃない!? しかもしかも先輩は、実は王子様で……。
以前投稿した『冒険者ギルドで働いてたら親切な先輩に恋しちゃいました』の長編バージョンです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる