46 / 55
第五章 クラス対抗戦!
第44話 兄妹の決着
しおりを挟む
露出した肌がチクチクとした痛みに包まれ、
なにか凄まじいモノの前触れを感じる……
「ハアアアア!!! 」
ビシャン!ゴロゴロ……
「ぐうううう……!? 」
一瞬、閃光が見えたと思ったら俺の直ぐ隣に雷が落ちた。
もちろん避けようとしたが……
「……! 身体にショックが……! 」
もちろん本物の雷よりは弱いのだろうが、落雷の衝撃が地面を通して俺の肉体を走り、全身を殴られたような衝撃を受けた。
「ふぅぅぅぅ……」
衝撃を受けながらもセイラの方をみると、
大きく息を吐いて目を閉じ、全神経を呪文の維持に集中させているようだ。
今なら戦いを決する一撃を与えられそうだが……
ビシャン!!
「うおおおおぉ!? 」
この落雷の中では真っ直ぐに進むことすら難しい。
雷が直撃すればもちろん俺の敗北は決まるだろうし、
避け続けても落雷の衝撃や回避を続けた事で消耗していき、押し負けるだろう。
どうする……?
ビシャン! ビシャシャン!!
「二連続!? 」
二連続の落雷も、一撃目はとりあえず左に動いて避け、
二撃目は姿勢を下げながら跳んで避けた。
「キツイなこれ……!! でも雷なら……! 」
ビシャン!
トドメと言わんばかりの三撃目の雷は、身体を丸めて横に転がるようにして躱す。
「チッ……当てが外れた……! 」
わざわざ大きく転がった意味は、
落雷は高い所を優先して落ちるという話を思い出したからだ……
セイラが立ったまま呪文を詠唱していたから俺が彼女の身長より低くなれば、
もしかしたら彼女に落雷してくれるんじゃないかと考えた。
まぁ……ほとんど意味の無い考えだったけれど。
(一応気づきはあったな……)
だが、まったく意味の無い思い付きでは無かった。
閃光に目が眩みそうになりながら、俺は必死に頭を回して周囲を観察している。
だからこの落雷の法則性に気づいたんだ。
「……」
ビシャン!!
「どうしたんだノーティスの奴……? 急に一歩も動かなくなりやがった」
そう、この落雷は俺を狙っている。だが問題は精度。
ジグザグを描きながら落ちる雷は制御しきれないのか、
ある程度俺から離れた所に落ちている。
だから動かなくてもどうと言うことは無い、当たらないのだから。
「グッ……」
落雷の衝撃は変わらず身体に響くが……
(でも種さえ分かれば単純だったな)
そして俺は極めて冷静に、落ち着いた足取りでセイラに近づいていく。
「そろそろ決着にしよう」
「……」
……? セイラが目を開けた?
近づかれるのが分かったなら魔法を解除して反撃できるようにするは
ビシャン!!
「!!?!?」
「……今の避けるんだ」
何が起こったのか一瞬分からなかった。
今の落雷を避けれたのは俺の本能が咄嗟に身体を動かしただけで、
本来なら確実に直撃していただろう。
だって今の落雷はつい数秒前に俺が立っていた場所に、
少しの誤差も無く落ちたのだから。
「まさか……お前……自分に近い場所の雷なら自由に操れるのか? 」
「……」
何も答えない。でも、俺の推測が当たっているという事は分かる。
……だとしたら
ビシャン!
「危な……! 」
早くこいつから離れなければ……!
今セイラとの距離を詰めようとするのは危険だ。
彼女が近接戦闘に優れているのはさっき嫌という程味わった……
たぶん時間を稼がれて、俺が彼女に致命的な一撃を与える前に
俺に雷が落ちて試合終了になる。
それに、もし運良くどうにかできたとしても、
彼女は自爆する覚悟で自分ごと落雷で貫くかもしれない。
そうなれば引き分け……俺の負けだ。
俺は彼女に勝たなければいけないのだから。
「ちぇ……また離れちゃったか……でもどうするの?
離れてても私に一方的に責められるだけなのに」
「どうしようかな……?」
状況は振り出し……いや、俺の方が不利かな?
「せっかく近づいて貰えるよう目も閉じてたのにバレちゃったし……
私も悩み所なんだよね……」
今の言葉がブラフじゃ無いなら、今の彼女に策は無いと言うこと……
(落ち着け、自分。そうだ、今までは派手な魔法を使った
セイラに集中してたけど……それ以外に何か無いか? )
必死に何も見逃さないように目を見開いて、辺りを見回す。
……盛り上がる観客席……変わらずヤバい黒雲……
黒焦げが増えてきた地面……次に……!!
これなら……やれるかもしれない。
「離れてても攻撃出来る方法を忘れたか?」
懐に収めていた水の魔導書の破かなかったページを開いて詠唱し、
俺は魔法の水のボールを飛ばす。
シュン!
「ん……それで?」
だが、彼女は上体を反らして避ける。
ビシャン!
「くっ……そらそらそら!」
雷の反撃をくらうが、構わず俺は水ボール三個を時間差をつけて飛ばす。
「おっと。次は右。最後は真ん中……」
セイラは最初は半身になりつつ全て避けたようだがそれで良い。
……目的の物は回収した。
「全部避けたな……じゃあこれでトドメだ!!! 」
ブクブクブク……
俺は両手を広げて、
身体を捻った程度じゃ避けれない程巨大な水ボールを生み出し、ぶん投げる!
(無理矢理呪文を妨害する気なら……! )
そう言ってセイラは次の雷を落とそうと詠唱を早め……
「お前って昔からさぁ! 本っ当に負けず嫌いだよな! 」
ビシャン!
雷が落ちた。だが、巨大水ボールにでは無い。
俺が投げたひとつの物体にだ。
(!?あれは……?)
宙を舞う物体の正体……それは。
「お前の鉄扇だよ! 俺がさっき拾っておいた! 」
「そんな……!雷が鉄扇に吸い寄せられた!? うぶっ……!」
驚きもつかの間に、セイラに巨大水ボールがぶつかり彼女の呪文は途切れて、
ついでに彼女の身体はずぶ濡れになる。
「終わりだ!!! 」
ガツン!
そして俺は飛び上がりながら帯電した鉄扇を剣でバトミントンのように打って、
地面に向かわせる。
ベチッ!バチバチバチ!
「……!!! 」
そうして地面に斜めの角度で向かっていった
鉄扇は濡れたセイラの胴体に当たり、彼女の全身に電流が走った。
彼女は一言も発さずに顔を歪め、やがて地面に膝を着いた。
「……勝者! 赤組! 」
わぁぁああああ!!!
「俺達の勝ちだー! 」
「私の見たてに狂いは無かったな……」
「うへへ……どこから記事にしましょうかねぇ」
「アイツマジで勝ちやがった……」
「すごいなぁ……流石僕達に勝ったチームのリーダー……」
場が歓声に包まれ、今ならよほど大声じゃ無い限り会話も聞こえないだろう。
「俺の勝ちだ……これで全部文句無いよな?」
「はは……負けか……」
俺はズタボロになった奈緒に歩み寄ろうと足を動かす。
これでこの壮大な兄妹喧嘩は終わりだ……
「……お兄ちゃん。今更だけどさ、ずっと言いたかった事が有るんだ……ごめ
ドゴォン!!!!!
………………???今、何が起きた?
何か……どこかから凄まじい爆発音の関係みたいなのが響いて……
「うわあああ!?なんだぁ!」
歓声が一転として悲鳴に変わって、混乱が場を満たす。
(俺は今……どうなってる?)
ようやく俺は自分が今地面に突っ伏す形で倒れている事に気づいた。
「……全身が痛い……」
それでも必死に顔だけ起こして、辺りを見た。
……燃えている……訓練上が……火に包まれてる。
じゃあさっきのは本当に爆発だったのか?
「……あ。奈緒……」
さっきよりも遠くに奈緒の姿が見えた。火には包まれていないが、倒れている。
「助けなきゃ……」
でも身体がついていかない……
その時だった。
「誰だ……?アイツ……?」
この状況で一人だけ不自然に落ち着いた様子の人物が奈緒に近づく。
そして……彼女を両手に抱えて持ち上げる。
「まだ死ぬのは早いよ」
「……おい! ちょっと待て! お前誰だ! 」
文字通り煙に包まれていて、姿の確認が出来なかった。
だから力の限り叫んで問う。
「キミもだよノーティス。
生きていてね……君がいないと僕の復讐は完成しないんだよ?」
「ま……て……よ……」
叫んだ時に体力を使ってしまったのか、意識が朦朧としてきた……
まだ……終われないのに……
*
今回は今までで最長の3200文字でしたが、
もうほんの少しだけ続く!
次回から最終章!
応援してね!!!
なにか凄まじいモノの前触れを感じる……
「ハアアアア!!! 」
ビシャン!ゴロゴロ……
「ぐうううう……!? 」
一瞬、閃光が見えたと思ったら俺の直ぐ隣に雷が落ちた。
もちろん避けようとしたが……
「……! 身体にショックが……! 」
もちろん本物の雷よりは弱いのだろうが、落雷の衝撃が地面を通して俺の肉体を走り、全身を殴られたような衝撃を受けた。
「ふぅぅぅぅ……」
衝撃を受けながらもセイラの方をみると、
大きく息を吐いて目を閉じ、全神経を呪文の維持に集中させているようだ。
今なら戦いを決する一撃を与えられそうだが……
ビシャン!!
「うおおおおぉ!? 」
この落雷の中では真っ直ぐに進むことすら難しい。
雷が直撃すればもちろん俺の敗北は決まるだろうし、
避け続けても落雷の衝撃や回避を続けた事で消耗していき、押し負けるだろう。
どうする……?
ビシャン! ビシャシャン!!
「二連続!? 」
二連続の落雷も、一撃目はとりあえず左に動いて避け、
二撃目は姿勢を下げながら跳んで避けた。
「キツイなこれ……!! でも雷なら……! 」
ビシャン!
トドメと言わんばかりの三撃目の雷は、身体を丸めて横に転がるようにして躱す。
「チッ……当てが外れた……! 」
わざわざ大きく転がった意味は、
落雷は高い所を優先して落ちるという話を思い出したからだ……
セイラが立ったまま呪文を詠唱していたから俺が彼女の身長より低くなれば、
もしかしたら彼女に落雷してくれるんじゃないかと考えた。
まぁ……ほとんど意味の無い考えだったけれど。
(一応気づきはあったな……)
だが、まったく意味の無い思い付きでは無かった。
閃光に目が眩みそうになりながら、俺は必死に頭を回して周囲を観察している。
だからこの落雷の法則性に気づいたんだ。
「……」
ビシャン!!
「どうしたんだノーティスの奴……? 急に一歩も動かなくなりやがった」
そう、この落雷は俺を狙っている。だが問題は精度。
ジグザグを描きながら落ちる雷は制御しきれないのか、
ある程度俺から離れた所に落ちている。
だから動かなくてもどうと言うことは無い、当たらないのだから。
「グッ……」
落雷の衝撃は変わらず身体に響くが……
(でも種さえ分かれば単純だったな)
そして俺は極めて冷静に、落ち着いた足取りでセイラに近づいていく。
「そろそろ決着にしよう」
「……」
……? セイラが目を開けた?
近づかれるのが分かったなら魔法を解除して反撃できるようにするは
ビシャン!!
「!!?!?」
「……今の避けるんだ」
何が起こったのか一瞬分からなかった。
今の落雷を避けれたのは俺の本能が咄嗟に身体を動かしただけで、
本来なら確実に直撃していただろう。
だって今の落雷はつい数秒前に俺が立っていた場所に、
少しの誤差も無く落ちたのだから。
「まさか……お前……自分に近い場所の雷なら自由に操れるのか? 」
「……」
何も答えない。でも、俺の推測が当たっているという事は分かる。
……だとしたら
ビシャン!
「危な……! 」
早くこいつから離れなければ……!
今セイラとの距離を詰めようとするのは危険だ。
彼女が近接戦闘に優れているのはさっき嫌という程味わった……
たぶん時間を稼がれて、俺が彼女に致命的な一撃を与える前に
俺に雷が落ちて試合終了になる。
それに、もし運良くどうにかできたとしても、
彼女は自爆する覚悟で自分ごと落雷で貫くかもしれない。
そうなれば引き分け……俺の負けだ。
俺は彼女に勝たなければいけないのだから。
「ちぇ……また離れちゃったか……でもどうするの?
離れてても私に一方的に責められるだけなのに」
「どうしようかな……?」
状況は振り出し……いや、俺の方が不利かな?
「せっかく近づいて貰えるよう目も閉じてたのにバレちゃったし……
私も悩み所なんだよね……」
今の言葉がブラフじゃ無いなら、今の彼女に策は無いと言うこと……
(落ち着け、自分。そうだ、今までは派手な魔法を使った
セイラに集中してたけど……それ以外に何か無いか? )
必死に何も見逃さないように目を見開いて、辺りを見回す。
……盛り上がる観客席……変わらずヤバい黒雲……
黒焦げが増えてきた地面……次に……!!
これなら……やれるかもしれない。
「離れてても攻撃出来る方法を忘れたか?」
懐に収めていた水の魔導書の破かなかったページを開いて詠唱し、
俺は魔法の水のボールを飛ばす。
シュン!
「ん……それで?」
だが、彼女は上体を反らして避ける。
ビシャン!
「くっ……そらそらそら!」
雷の反撃をくらうが、構わず俺は水ボール三個を時間差をつけて飛ばす。
「おっと。次は右。最後は真ん中……」
セイラは最初は半身になりつつ全て避けたようだがそれで良い。
……目的の物は回収した。
「全部避けたな……じゃあこれでトドメだ!!! 」
ブクブクブク……
俺は両手を広げて、
身体を捻った程度じゃ避けれない程巨大な水ボールを生み出し、ぶん投げる!
(無理矢理呪文を妨害する気なら……! )
そう言ってセイラは次の雷を落とそうと詠唱を早め……
「お前って昔からさぁ! 本っ当に負けず嫌いだよな! 」
ビシャン!
雷が落ちた。だが、巨大水ボールにでは無い。
俺が投げたひとつの物体にだ。
(!?あれは……?)
宙を舞う物体の正体……それは。
「お前の鉄扇だよ! 俺がさっき拾っておいた! 」
「そんな……!雷が鉄扇に吸い寄せられた!? うぶっ……!」
驚きもつかの間に、セイラに巨大水ボールがぶつかり彼女の呪文は途切れて、
ついでに彼女の身体はずぶ濡れになる。
「終わりだ!!! 」
ガツン!
そして俺は飛び上がりながら帯電した鉄扇を剣でバトミントンのように打って、
地面に向かわせる。
ベチッ!バチバチバチ!
「……!!! 」
そうして地面に斜めの角度で向かっていった
鉄扇は濡れたセイラの胴体に当たり、彼女の全身に電流が走った。
彼女は一言も発さずに顔を歪め、やがて地面に膝を着いた。
「……勝者! 赤組! 」
わぁぁああああ!!!
「俺達の勝ちだー! 」
「私の見たてに狂いは無かったな……」
「うへへ……どこから記事にしましょうかねぇ」
「アイツマジで勝ちやがった……」
「すごいなぁ……流石僕達に勝ったチームのリーダー……」
場が歓声に包まれ、今ならよほど大声じゃ無い限り会話も聞こえないだろう。
「俺の勝ちだ……これで全部文句無いよな?」
「はは……負けか……」
俺はズタボロになった奈緒に歩み寄ろうと足を動かす。
これでこの壮大な兄妹喧嘩は終わりだ……
「……お兄ちゃん。今更だけどさ、ずっと言いたかった事が有るんだ……ごめ
ドゴォン!!!!!
………………???今、何が起きた?
何か……どこかから凄まじい爆発音の関係みたいなのが響いて……
「うわあああ!?なんだぁ!」
歓声が一転として悲鳴に変わって、混乱が場を満たす。
(俺は今……どうなってる?)
ようやく俺は自分が今地面に突っ伏す形で倒れている事に気づいた。
「……全身が痛い……」
それでも必死に顔だけ起こして、辺りを見た。
……燃えている……訓練上が……火に包まれてる。
じゃあさっきのは本当に爆発だったのか?
「……あ。奈緒……」
さっきよりも遠くに奈緒の姿が見えた。火には包まれていないが、倒れている。
「助けなきゃ……」
でも身体がついていかない……
その時だった。
「誰だ……?アイツ……?」
この状況で一人だけ不自然に落ち着いた様子の人物が奈緒に近づく。
そして……彼女を両手に抱えて持ち上げる。
「まだ死ぬのは早いよ」
「……おい! ちょっと待て! お前誰だ! 」
文字通り煙に包まれていて、姿の確認が出来なかった。
だから力の限り叫んで問う。
「キミもだよノーティス。
生きていてね……君がいないと僕の復讐は完成しないんだよ?」
「ま……て……よ……」
叫んだ時に体力を使ってしまったのか、意識が朦朧としてきた……
まだ……終われないのに……
*
今回は今までで最長の3200文字でしたが、
もうほんの少しだけ続く!
次回から最終章!
応援してね!!!
0
あなたにおすすめの小説
僕のギフトは規格外!?〜大好きなもふもふたちと異世界で品質開拓を始めます〜
犬社護
ファンタジー
5歳の誕生日、アキトは不思議な夢を見た。舞台は日本、自分は小学生6年生の子供、様々なシーンが走馬灯のように進んでいき、突然の交通事故で終幕となり、そこでの経験と知識の一部を引き継いだまま目を覚ます。それが前世の記憶で、自分が異世界へと転生していることに気付かないまま日常生活を送るある日、父親の職場見学のため、街中にある遺跡へと出かけ、そこで出会った貴族の幼女と話し合っている時に誘拐されてしまい、大ピンチ! 目隠しされ不安の中でどうしようかと思案していると、小さなもふもふ精霊-白虎が救いの手を差し伸べて、アキトの秘めたる力が解放される。
この小さき白虎との出会いにより、アキトの運命が思わぬ方向へと動き出す。
これは、アキトと訳ありモフモフたちの起こす品質開拓物語。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
気づいたら美少女ゲーの悪役令息に転生していたのでサブヒロインを救うのに人生を賭けることにした
高坂ナツキ
ファンタジー
衝撃を受けた途端、俺は美少女ゲームの中ボス悪役令息に転生していた!?
これは、自分が制作にかかわっていた美少女ゲームの中ボス悪役令息に転生した主人公が、報われないサブヒロインを救うために人生を賭ける話。
日常あり、恋愛あり、ダンジョンあり、戦闘あり、料理ありの何でもありの話となっています。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
【完結】悪役に転生したのにメインヒロインにガチ恋されている件
エース皇命
ファンタジー
前世で大好きだったファンタジー大作『ロード・オブ・ザ・ヒーロー』の悪役、レッド・モルドロスに転生してしまった桐生英介。もっと努力して意義のある人生を送っておけばよかった、という後悔から、学院で他を圧倒する努力を積み重ねる。
しかし、その一生懸命な姿に、メインヒロインであるシャロットは惚れ、卒業式の日に告白してきて……。
悪役というより、むしろ真っ当に生きようと、ファンタジーの世界で生き抜いていく。
ヒロインとの恋、仲間との友情──あれ? 全然悪役じゃないんだけど! 気づけば主人公になっていた、悪役レッドの物語!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタにも投稿しています。
悪役令嬢エリザベート物語
kirara
ファンタジー
私の名前はエリザベート・ノイズ
公爵令嬢である。
前世の名前は横川禮子。大学を卒業して入った企業でOLをしていたが、ある日の帰宅時に赤信号を無視してスクランブル交差点に飛び込んできた大型トラックとぶつかりそうになって。それからどうなったのだろう。気が付いた時には私は別の世界に転生していた。
ここは乙女ゲームの世界だ。そして私は悪役令嬢に生まれかわった。そのことを5歳の誕生パーティーの夜に知るのだった。
父はアフレイド・ノイズ公爵。
ノイズ公爵家の家長であり王国の重鎮。
魔法騎士団の総団長でもある。
母はマーガレット。
隣国アミルダ王国の第2王女。隣国の聖女の娘でもある。
兄の名前はリアム。
前世の記憶にある「乙女ゲーム」の中のエリザベート・ノイズは、王都学園の卒業パーティで、ウィリアム王太子殿下に真実の愛を見つけたと婚約を破棄され、身に覚えのない罪をきせられて国外に追放される。
そして、国境の手前で何者かに事故にみせかけて殺害されてしまうのだ。
王太子と婚約なんてするものか。
国外追放になどなるものか。
乙女ゲームの中では一人ぼっちだったエリザベート。
私は人生をあきらめない。
エリザベート・ノイズの二回目の人生が始まった。
⭐️第16回 ファンタジー小説大賞参加中です。応援してくれると嬉しいです
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる