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最終章 廻る因果の果てに
第48話 逆恨み VS復讐者 エリト
「復讐……」
「そうだよ……セイラ・リドゥーにノーティス・シャドウ。
お前らに出会うまで、僕はなんの狂いも無い人生を送ってきた。
学園、親、貴族社会、全てに僕の事を認めさせて……」
一息つき、エリトは目を開いてより一層強く睨みつけてくる。
「それなのに!そいつに関わってから俺の人生設計は狂った!
変な野心を持ってたコイツを俺が担いでやったからこいつは力を手にできた。
お前らが一つのケチもつけようの無かった俺の人生に傷を入れたんだよ!
その傷のせいで俺は家にもいられなくなった……実に正当な復讐だと思わないか!?」
「…………馬鹿野郎が」
「なんだと?」
「お前はただの馬鹿だよ。エリト。よく思い出せよ、セイラをトップに立たせると決めたのも俺に決闘を挑んだのも全部お前がお前の意思でやった事だろ?」
「……」
「お前がセイラをトップに立たせたから俺はお前の元を訪れたよ。
そして、お前は俺に負けた。
確かに、セイラと関わってから全部お前の想定外だったんだろうな……
でも自分の人生設計に想定外を持ち込んだのはお前だ。
お前は別にセイラをトップに立たせる義務は無かったし、
俺と決闘する義務も無かった。
自分の意思で選んだ道を進んでおいて後から「こんなはずじゃ無かった」って言って周りに当たり散らすのは随分ワガママじゃないか?」
「……言ってくれるねぇ。それならそこのセイラはどうなんだよ!?
俺を利用すると決めたのはそいつ自身だ!お前の言う事が正しいならそいつが今こんな状況なのも自分で決めた道を進んだから当然の事だろ!?」
「……そうだよ。因果応報、当然だ」
「そうだろ!?」
「こいつも……今のお前と同じくらいの馬鹿だ。
だけどな!そんな馬鹿でも庇いたくなるのが家族ってもんなんだよ!
……お前は両親から一度の失敗で見限られてるから、俺の言う事は
分からないかもしれないな」
「家族とか……訳分からない事言うなよ……お前とセイラは他人だろ?」
「……今の俺たちは血は繋がってない。それでも心は家族のままだ」
「ふざけんな!心がなんだって言うんだよ!
どんな関係だろうと所詮他人は他人だ!」
「お前には……ちゃんと両親も居続けてくれたのに……可哀想な奴。
来いよ、エリト。問答はここまでだ。
お前は俺達に復讐するって自分で決めた、今度は覚悟出来てるのか?」
「……! ……!! 俺は可哀想じゃない……家族の絆だとかクソ喰らえだ!
覚悟すんのはお前だノーティス!大事な家族の目の前で死ぬ覚悟をなぁ! 」
ブォン!と、風を切る轟音が室内に響く。
奴は腰に差していた剣を抜き、以前のように構える。
……一つ、以前と違うのは彼が持っているのは真剣だと言う事だな。
(……セイラのやった事はここで全部終わらせる。
俺の家族を、奈緒をこんな奴に奪われてたまるか! )
「そうだよ……セイラ・リドゥーにノーティス・シャドウ。
お前らに出会うまで、僕はなんの狂いも無い人生を送ってきた。
学園、親、貴族社会、全てに僕の事を認めさせて……」
一息つき、エリトは目を開いてより一層強く睨みつけてくる。
「それなのに!そいつに関わってから俺の人生設計は狂った!
変な野心を持ってたコイツを俺が担いでやったからこいつは力を手にできた。
お前らが一つのケチもつけようの無かった俺の人生に傷を入れたんだよ!
その傷のせいで俺は家にもいられなくなった……実に正当な復讐だと思わないか!?」
「…………馬鹿野郎が」
「なんだと?」
「お前はただの馬鹿だよ。エリト。よく思い出せよ、セイラをトップに立たせると決めたのも俺に決闘を挑んだのも全部お前がお前の意思でやった事だろ?」
「……」
「お前がセイラをトップに立たせたから俺はお前の元を訪れたよ。
そして、お前は俺に負けた。
確かに、セイラと関わってから全部お前の想定外だったんだろうな……
でも自分の人生設計に想定外を持ち込んだのはお前だ。
お前は別にセイラをトップに立たせる義務は無かったし、
俺と決闘する義務も無かった。
自分の意思で選んだ道を進んでおいて後から「こんなはずじゃ無かった」って言って周りに当たり散らすのは随分ワガママじゃないか?」
「……言ってくれるねぇ。それならそこのセイラはどうなんだよ!?
俺を利用すると決めたのはそいつ自身だ!お前の言う事が正しいならそいつが今こんな状況なのも自分で決めた道を進んだから当然の事だろ!?」
「……そうだよ。因果応報、当然だ」
「そうだろ!?」
「こいつも……今のお前と同じくらいの馬鹿だ。
だけどな!そんな馬鹿でも庇いたくなるのが家族ってもんなんだよ!
……お前は両親から一度の失敗で見限られてるから、俺の言う事は
分からないかもしれないな」
「家族とか……訳分からない事言うなよ……お前とセイラは他人だろ?」
「……今の俺たちは血は繋がってない。それでも心は家族のままだ」
「ふざけんな!心がなんだって言うんだよ!
どんな関係だろうと所詮他人は他人だ!」
「お前には……ちゃんと両親も居続けてくれたのに……可哀想な奴。
来いよ、エリト。問答はここまでだ。
お前は俺達に復讐するって自分で決めた、今度は覚悟出来てるのか?」
「……! ……!! 俺は可哀想じゃない……家族の絆だとかクソ喰らえだ!
覚悟すんのはお前だノーティス!大事な家族の目の前で死ぬ覚悟をなぁ! 」
ブォン!と、風を切る轟音が室内に響く。
奴は腰に差していた剣を抜き、以前のように構える。
……一つ、以前と違うのは彼が持っているのは真剣だと言う事だな。
(……セイラのやった事はここで全部終わらせる。
俺の家族を、奈緒をこんな奴に奪われてたまるか! )
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