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LOVE5.TOMORI/忘れないでよ、Love Song
Song6.)
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「ハッピーメリークリスマス~~~!!!」
パァン!とクラッカーの音が部室中に鳴り響いた。それと同時キラキラしたテープがぶわっと飛び出した、けど散らばらないタイプのクラッカーはすぐにシュルシュルシュルっと駿ちゃん先輩に巻き取られた。
「…みんなも少し盛り上がってくれない?」
三角形のパーティーハットを被って、それはクリスマス関係ないんじゃない?と思わされる鼻メガネをかけて私たちの方を見た。
一応手にはジュースの入った紙コップは持っていたんだけど、カンパーイって言う気にもなれなくてただ立ったままだった。
私も折原さんも。
「奏が来ないだけでそんなあからさまに凹まないでよ!待ちに待ったクリスマス会だよ!」
駿ちゃん先輩の大きな声だけがしていて…
「…って無理か」
ううん、駿ちゃん先輩もたぶん同じだった。元気のない私たちを盛り上げてくれようとしてたんだと思う。
「結局バイトになったんだろ、どんだけ働くんだアイツは!」
はぁっと息を吐きながら鼻メガネを外した。
いつもの長机の上には持ち寄ったお菓子やジュースが並んで、コンビニで買ったケーキだってあった。
それだけでよかったのに。
これだけで十分楽しいクリスマス会だったのに…
奏くんがいれば。
楽しみだねって言ってたじゃん。
どうして来ないの?
来てよ、奏くん。
駿ちゃん先輩がギタースタンドに立てかけてあったいつもは奏くんが使ってるギターを持ってパイプ椅子に座った。
ジャンッと弦を弾いて、知っている曲なのか楽譜も見ないでギターを弾いて歌い始めた。
そーいえば駿ちゃん先輩の歌って初めて聞くかもしれない。
奏くんと2人でやってた時は駿ちゃん先輩がボーカルだったんだよね?
それは思ってたよりも優しくて濡れた声をしていた。
うまっ
めちゃくちゃ上手いじゃん、駿ちゃん先輩…!
あわてんぼうのサンタクロースが全然あわてんぼうに聴こえない!!
むしろ色っぽく聴こえる!!
「駿二先輩の声って本当艶めかしいですよね」
折原さん、言い方!!
もっと艶っぽいとかあるのでは!?
「奏のギターと合わないんですよね」
それは確かに。
奏くんのリズミカルな音とこの声はあんまり…かも。
「灯璃ちゃん歌って!」
「え!?」
「知ってるでしょこれ!知らなかったらスマホで検索して!」
「し、知ってます!あ、最初しか知らないかもです!」
急に誘われると思ってなくて私があわててスマホで歌詞を検索した。
「藍ちゃんも!」
「えっ、いいですよ私はっ!歌下手ですしっ」
「別にいいよ!つーか下手でもいいし、誰も怒んないよ?楽しけりゃいいんだよ!」
「あ、折原さん歌詞見る!?」
「いやっ、私は…っ」
グッとスマホを差し出して一緒に画面を見た。
駿ちゃん先輩のせーのっ!の声で息を吸って、自由に歌い出す。
恥ずかしそうに歌う折原さんは可愛くて、思わず笑ったらふんって横を向かれたけど。
それ見て駿ちゃん先輩が大きな口で笑った。
誰が見ているわけでもない、私たちだけの演奏はすごく楽しかった。
どうしても少しだけ足りない気がしちゃうけど。
「サンキュ~~~~~!みんなありがとぉぉぉぉ~~~~!!!」
まるでコンサートの終わりみたいにギターを掻き鳴らす、座っていたはずなのに立ち上がった駿ちゃん先輩は右足をパイプ椅子に掛けていた。
ジャンッ!と最後はカッコつけちゃって。
暗かった雰囲気がちょっとだけ明るくなっていた。
「いやぁー、楽しかったね!」
カラッとした笑顔を見せる駿ちゃん先輩に私も折原さんも自然と笑っていた。
「奏も来たら絶対楽しかったのにな」
ギターをスタンドに戻した。
2つ並んだギター、駿ちゃん先輩のギターと奏くんのギター。
「俺、奏のギター好きなんだよね」
戻したギターを見ながらふっと微笑む。
「いい音してるなって、かっけぇなーって、俺より全然上手いしさ。好きなんだよな」
「私も好きですよ、奏のギター」
折原さんが駿ちゃん先輩の隣に並んでしゃがみ込んだ。立てかけられたギターを見つめて。
「好きだよな!」
私も好きだよ、奏くんの弾くギター。
奏くんから奏でられる、奏くんからしか聴けないメロディー…
あの衝撃はずっと私の中に残ってる。
さっきまで騒がしかった部室がしーんと静かになった。
みんな好きなんだよ。
言わないだけでみんな好きだよ。
みんな奏くんのことが好きだよ。
「じゃあ俺鍵返して帰るから!」
みんなでお菓子を食べてジュースを飲んでプレゼント交換をして、あまり遅くならないようにと暗くなる前にクリスマス会はお開きだった。
1階まで一緒に階段を降りて、職員室への曲がり道で駿ちゃん先輩がばいばいと手を振った。
「望月さん、私トイレ寄ってくから先帰ってて」
「うん、わかった。じゃあばいばい!」
「ばいばい」
折原さんも別の方へと歩いて行った。
一緒に帰っても校門までだしね、そこから反対方向に帰るからここで別れても変わらないし。
暗くならないうちに家に着きたいなぁーなんて思いながら下駄箱へ向かった。
廊下は寒いな~部室も寒かったけど、歌ってたら暑くなって来たし平気だったんだけど。下駄箱なんて玄関のドア開けっ放しだから寒くてしょーがないよね。
ふぅっと気合いを入れて下駄箱へ、スリッパからスニーカーに履き替えようと自分の下駄箱を見た。
「…ん?」
何か入ってる…?
紙袋に入った何かが下駄箱に入れられていた。なんだろう?
これ…
そぉっと取り出して、紙袋を開くように中身を見た。
「あ、これ…!」
それは見覚えのある包み紙だった。
遠回りをして帰る途中にある雑貨屋さんの…っ
もしかしてと思って包み紙を剥がした。
この重さはきっと…っ
「マグカップだ…!」
“ねぇねぇ灯璃、これはどう?マグカップ、なら使い道あるよね”
あの日一緒に買いに行った、クリスマスプレゼントだった。
ちっちゃな2つの雪だるまがちょこんっと身を寄せて、1つのマフラーで仲良く眠ってるイラストが描かれたあの…
“これ灯璃欲しい?”
奏くんが選んだこれは…
「私へのプレゼント…だったの?」
“じゃあ俺が灯璃にプレゼントあげる”
最初からそうだったの?
私のために、一緒に…
「…っ」
緩くなった涙腺は寒さなんか関係なく溢れて来る。
プレゼント本当に用意してくれたんだ。
わざわざ届けてくれたんだ。
帰る前に寄ってくれたんだね、バイトへ行く前に。
今日も奏くんは一生懸命お金を稼いでる。店長にもらった休みも返上で、だからこれはそんな奏くんががんばって働いた代物で大事にしなくっちゃ。
もう会えないのかな、明日から学校は休みだよ。
また路上ライブするのかな?
でも、もう寒くてガリガリ君買いに行けないよ。
会いたいよ。
だって本当のクリスマスも奏くんは忙しいんでしょ……
ん?クリスマスも?
“クリスマスは稼ぎ時なんだよね”
何か欲しいものでもあるのかなって思ってた。クリスマスに欲しいものでもあるのかなって…だけどクリスマスに働いてたらプレゼントは間に合わないよね。
じゃあなんであんなに必死に?
文化祭が終わってからの奏くんは時間があればバイトに行ってた。
部活の時間を惜しんで、ひたすらに働いていた。
今日だってよっぽど働きたい理由があったのかな。
どうしても働きたい理由が、働かなきゃいけない理由が…
“またお菓子、買ってくるね”
そこまでして欲しかったものって?
“そのためにバイトしてるから”
何のために…?
“奏が家を出て行くって”
ハッとした。
そっか、そうだったんだ…
全然気付かなかった。
わかってなかった。
プレゼントなんてお気楽な妄想してた。
本当はそうじゃなかったんだ。
本当は家を出て行くためにバイトしてたんだ!
それはきっと私と出会う前から、ずっとずっと奏くんは…!
寂しがってたんだね。
ずっと抱えてたんだ。
1人で、思い悩んでた。
それなのに私は…
奏くんと一緒にいられることばかり考えてた。
私がいるよなんて…
やっぱり言わなくてよかった。
ぎゅっとマグカップを抱きしめて泣いた。
私にその寂しさから救ってあげることはできるの?
パァン!とクラッカーの音が部室中に鳴り響いた。それと同時キラキラしたテープがぶわっと飛び出した、けど散らばらないタイプのクラッカーはすぐにシュルシュルシュルっと駿ちゃん先輩に巻き取られた。
「…みんなも少し盛り上がってくれない?」
三角形のパーティーハットを被って、それはクリスマス関係ないんじゃない?と思わされる鼻メガネをかけて私たちの方を見た。
一応手にはジュースの入った紙コップは持っていたんだけど、カンパーイって言う気にもなれなくてただ立ったままだった。
私も折原さんも。
「奏が来ないだけでそんなあからさまに凹まないでよ!待ちに待ったクリスマス会だよ!」
駿ちゃん先輩の大きな声だけがしていて…
「…って無理か」
ううん、駿ちゃん先輩もたぶん同じだった。元気のない私たちを盛り上げてくれようとしてたんだと思う。
「結局バイトになったんだろ、どんだけ働くんだアイツは!」
はぁっと息を吐きながら鼻メガネを外した。
いつもの長机の上には持ち寄ったお菓子やジュースが並んで、コンビニで買ったケーキだってあった。
それだけでよかったのに。
これだけで十分楽しいクリスマス会だったのに…
奏くんがいれば。
楽しみだねって言ってたじゃん。
どうして来ないの?
来てよ、奏くん。
駿ちゃん先輩がギタースタンドに立てかけてあったいつもは奏くんが使ってるギターを持ってパイプ椅子に座った。
ジャンッと弦を弾いて、知っている曲なのか楽譜も見ないでギターを弾いて歌い始めた。
そーいえば駿ちゃん先輩の歌って初めて聞くかもしれない。
奏くんと2人でやってた時は駿ちゃん先輩がボーカルだったんだよね?
それは思ってたよりも優しくて濡れた声をしていた。
うまっ
めちゃくちゃ上手いじゃん、駿ちゃん先輩…!
あわてんぼうのサンタクロースが全然あわてんぼうに聴こえない!!
むしろ色っぽく聴こえる!!
「駿二先輩の声って本当艶めかしいですよね」
折原さん、言い方!!
もっと艶っぽいとかあるのでは!?
「奏のギターと合わないんですよね」
それは確かに。
奏くんのリズミカルな音とこの声はあんまり…かも。
「灯璃ちゃん歌って!」
「え!?」
「知ってるでしょこれ!知らなかったらスマホで検索して!」
「し、知ってます!あ、最初しか知らないかもです!」
急に誘われると思ってなくて私があわててスマホで歌詞を検索した。
「藍ちゃんも!」
「えっ、いいですよ私はっ!歌下手ですしっ」
「別にいいよ!つーか下手でもいいし、誰も怒んないよ?楽しけりゃいいんだよ!」
「あ、折原さん歌詞見る!?」
「いやっ、私は…っ」
グッとスマホを差し出して一緒に画面を見た。
駿ちゃん先輩のせーのっ!の声で息を吸って、自由に歌い出す。
恥ずかしそうに歌う折原さんは可愛くて、思わず笑ったらふんって横を向かれたけど。
それ見て駿ちゃん先輩が大きな口で笑った。
誰が見ているわけでもない、私たちだけの演奏はすごく楽しかった。
どうしても少しだけ足りない気がしちゃうけど。
「サンキュ~~~~~!みんなありがとぉぉぉぉ~~~~!!!」
まるでコンサートの終わりみたいにギターを掻き鳴らす、座っていたはずなのに立ち上がった駿ちゃん先輩は右足をパイプ椅子に掛けていた。
ジャンッ!と最後はカッコつけちゃって。
暗かった雰囲気がちょっとだけ明るくなっていた。
「いやぁー、楽しかったね!」
カラッとした笑顔を見せる駿ちゃん先輩に私も折原さんも自然と笑っていた。
「奏も来たら絶対楽しかったのにな」
ギターをスタンドに戻した。
2つ並んだギター、駿ちゃん先輩のギターと奏くんのギター。
「俺、奏のギター好きなんだよね」
戻したギターを見ながらふっと微笑む。
「いい音してるなって、かっけぇなーって、俺より全然上手いしさ。好きなんだよな」
「私も好きですよ、奏のギター」
折原さんが駿ちゃん先輩の隣に並んでしゃがみ込んだ。立てかけられたギターを見つめて。
「好きだよな!」
私も好きだよ、奏くんの弾くギター。
奏くんから奏でられる、奏くんからしか聴けないメロディー…
あの衝撃はずっと私の中に残ってる。
さっきまで騒がしかった部室がしーんと静かになった。
みんな好きなんだよ。
言わないだけでみんな好きだよ。
みんな奏くんのことが好きだよ。
「じゃあ俺鍵返して帰るから!」
みんなでお菓子を食べてジュースを飲んでプレゼント交換をして、あまり遅くならないようにと暗くなる前にクリスマス会はお開きだった。
1階まで一緒に階段を降りて、職員室への曲がり道で駿ちゃん先輩がばいばいと手を振った。
「望月さん、私トイレ寄ってくから先帰ってて」
「うん、わかった。じゃあばいばい!」
「ばいばい」
折原さんも別の方へと歩いて行った。
一緒に帰っても校門までだしね、そこから反対方向に帰るからここで別れても変わらないし。
暗くならないうちに家に着きたいなぁーなんて思いながら下駄箱へ向かった。
廊下は寒いな~部室も寒かったけど、歌ってたら暑くなって来たし平気だったんだけど。下駄箱なんて玄関のドア開けっ放しだから寒くてしょーがないよね。
ふぅっと気合いを入れて下駄箱へ、スリッパからスニーカーに履き替えようと自分の下駄箱を見た。
「…ん?」
何か入ってる…?
紙袋に入った何かが下駄箱に入れられていた。なんだろう?
これ…
そぉっと取り出して、紙袋を開くように中身を見た。
「あ、これ…!」
それは見覚えのある包み紙だった。
遠回りをして帰る途中にある雑貨屋さんの…っ
もしかしてと思って包み紙を剥がした。
この重さはきっと…っ
「マグカップだ…!」
“ねぇねぇ灯璃、これはどう?マグカップ、なら使い道あるよね”
あの日一緒に買いに行った、クリスマスプレゼントだった。
ちっちゃな2つの雪だるまがちょこんっと身を寄せて、1つのマフラーで仲良く眠ってるイラストが描かれたあの…
“これ灯璃欲しい?”
奏くんが選んだこれは…
「私へのプレゼント…だったの?」
“じゃあ俺が灯璃にプレゼントあげる”
最初からそうだったの?
私のために、一緒に…
「…っ」
緩くなった涙腺は寒さなんか関係なく溢れて来る。
プレゼント本当に用意してくれたんだ。
わざわざ届けてくれたんだ。
帰る前に寄ってくれたんだね、バイトへ行く前に。
今日も奏くんは一生懸命お金を稼いでる。店長にもらった休みも返上で、だからこれはそんな奏くんががんばって働いた代物で大事にしなくっちゃ。
もう会えないのかな、明日から学校は休みだよ。
また路上ライブするのかな?
でも、もう寒くてガリガリ君買いに行けないよ。
会いたいよ。
だって本当のクリスマスも奏くんは忙しいんでしょ……
ん?クリスマスも?
“クリスマスは稼ぎ時なんだよね”
何か欲しいものでもあるのかなって思ってた。クリスマスに欲しいものでもあるのかなって…だけどクリスマスに働いてたらプレゼントは間に合わないよね。
じゃあなんであんなに必死に?
文化祭が終わってからの奏くんは時間があればバイトに行ってた。
部活の時間を惜しんで、ひたすらに働いていた。
今日だってよっぽど働きたい理由があったのかな。
どうしても働きたい理由が、働かなきゃいけない理由が…
“またお菓子、買ってくるね”
そこまでして欲しかったものって?
“そのためにバイトしてるから”
何のために…?
“奏が家を出て行くって”
ハッとした。
そっか、そうだったんだ…
全然気付かなかった。
わかってなかった。
プレゼントなんてお気楽な妄想してた。
本当はそうじゃなかったんだ。
本当は家を出て行くためにバイトしてたんだ!
それはきっと私と出会う前から、ずっとずっと奏くんは…!
寂しがってたんだね。
ずっと抱えてたんだ。
1人で、思い悩んでた。
それなのに私は…
奏くんと一緒にいられることばかり考えてた。
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