150 / 185
第五十三話 「ウルフ一郎さんの里帰り」
しおりを挟む
う、う~ん。なにか、声がしたような・・・・・・。
ガラッ!
「真莉亜!大変だ!」
どうしたの?ジュンブライト。
「ネルとオオカミヤローが、けんかしてる!」
ネルさんとウルフ一郎さんがぁ!?
一体、なにがあったの!?
「知らねぇ。早く行こう!」
うん!あ、でも・・・・・・、道華がまだねてるし・・・・・・。
「道華はテレサが見とくって!さ、早く!」
うん!私は急いで部屋を出た。
その先には、みんなが集まっていた。
「てめぇ、よくもあたしの胸をさわったなぁ!」
「はぁ!?わざとじゃねぇよ!」
「うそつけ!モニュってしっかりさわっただろうが!」
「だからわざとじゃねぇって言ってんだろ!?誰がDカップの胸をさわるか、ぶあか!」
「!?てめぇ、また人前でそれを・・・・・・。」
「ネル様、Dだったんッスか!?」
「お前が反応するんじゃねぇ―っ!」
あらら。ものすごい、けんかになっちゃってるし。
「リリアさん。」
「あ、真莉亜。」
一体、なにがあったんですか?
「ウルフ一郎がネルの胸をさわったの。」
!?マ、マジッスか!?
「えぇ。マジよ。で、けんかしてる。」
そうなんですかぁ。
でも、ウルフ一郎さんはわざとさわったんじゃないんでしょう?
「そうなのよぉ。」
「ウルフ一郎がさわってないって言い張ってるのに、ネルは信じないのよ。」
「ったく、ウルフ一郎が悪いのよぉ。むやみに胸をさわるなんて!」
クリスさんが、ぷんぷん怒っている。
けど、ウルフ一郎さん、わざとさわってないって、主張しているんですよ?
「わざとじゃなくても悪いの!あんただってそうでしょ?もし、ジュンブライト様にさわられたら、いやでしょ?」
「って、俺に例えるなよっ!」
あ―、確かに。そうですよねぇ。
「って、おい!関心すんなっ!」
「ネル!やめなさいっ!」
「うるさい!だまれ!」
二人はけんかをし続けた。
「もう二度と、お前の顔などみと―ないっ!」
「俺様もだっ!」
「お二人とも、けんかをやめてください。わたくしと部屋で話しましょう。」
「誰が離すか、ぶあか!」
「兄貴ぃ、やめてくださいよう。」
「うっさい!だまれ!」
あ―あ。止める気もありません。
「なにやってんだい、あんた達!」
その声は・・・・・・。
「ウル代さん!」 「母ちゃん!」
二人はけんかをするのをやめた。
「なにがあったんだい。騒がしくて、ねむれないよ。」
あ、あのぉ、そのぉ・・・・・・。
「真莉亜、言わんでいい。」
えっ!?だって、本当のことを言った方が、いいと思うよ!?
「言ったらあいつの母ちゃんが爆発するから。」
う、うん。わかった。
「ネル、今日は私達と寝ましょう。」
「う、うん・・・・・・。」
ネルさんはリリアさんとギロさんと一緒に、部屋に行っちゃった。
「ちっ、クソ女め。」
ウルフ一郎さんは部屋に戻り、ドアをバタン!と、強く閉めた。
「一体、なにがあったんだい。」
し、知りませんっ。
「本当にかい?」
ウル代さんが、顔を近づけた。
ほ、本当ですぅ~!
「ならいい。あんた達も、部屋に戻りな。明日、起きれなくなるよ。」
ウル代さんはそう言って、向こうへ行っちゃった。
「俺達も寝るか。」
うん・・・・・・。
私達は、部屋へ戻った。
☆
次の日。
ウルフ一郎さんとネルさんは、朝っぱらから、なんにも話していなかった。
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
静かです。本当に。
「ねぇお母さん、なにかあったの?」
あ、いやっ。なんにもなかったよっ。ほら、残さず食べなっ。
「は―い。」
「ごちそうさま―。」
ネルさんは皿を持ちながら、スッと立ち上がって、皿を流しに入れた。
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
「ねぇ、二人とも、なにか話してよぉ。」
道華にそう言われると、二人は口を動かした。
「バカ剣士。」
「バカオオカミ。」
ネルさんはそう言って、食卓を去った。
あの二人、仲直りしないのかなぁ~?
私は向こうに行くネルさんを、そう思いながら、じっと見つめた。
☆
ガラッ!
「真莉亜!大変だ!」
どうしたの?ジュンブライト。
「ネルとオオカミヤローが、けんかしてる!」
ネルさんとウルフ一郎さんがぁ!?
一体、なにがあったの!?
「知らねぇ。早く行こう!」
うん!あ、でも・・・・・・、道華がまだねてるし・・・・・・。
「道華はテレサが見とくって!さ、早く!」
うん!私は急いで部屋を出た。
その先には、みんなが集まっていた。
「てめぇ、よくもあたしの胸をさわったなぁ!」
「はぁ!?わざとじゃねぇよ!」
「うそつけ!モニュってしっかりさわっただろうが!」
「だからわざとじゃねぇって言ってんだろ!?誰がDカップの胸をさわるか、ぶあか!」
「!?てめぇ、また人前でそれを・・・・・・。」
「ネル様、Dだったんッスか!?」
「お前が反応するんじゃねぇ―っ!」
あらら。ものすごい、けんかになっちゃってるし。
「リリアさん。」
「あ、真莉亜。」
一体、なにがあったんですか?
「ウルフ一郎がネルの胸をさわったの。」
!?マ、マジッスか!?
「えぇ。マジよ。で、けんかしてる。」
そうなんですかぁ。
でも、ウルフ一郎さんはわざとさわったんじゃないんでしょう?
「そうなのよぉ。」
「ウルフ一郎がさわってないって言い張ってるのに、ネルは信じないのよ。」
「ったく、ウルフ一郎が悪いのよぉ。むやみに胸をさわるなんて!」
クリスさんが、ぷんぷん怒っている。
けど、ウルフ一郎さん、わざとさわってないって、主張しているんですよ?
「わざとじゃなくても悪いの!あんただってそうでしょ?もし、ジュンブライト様にさわられたら、いやでしょ?」
「って、俺に例えるなよっ!」
あ―、確かに。そうですよねぇ。
「って、おい!関心すんなっ!」
「ネル!やめなさいっ!」
「うるさい!だまれ!」
二人はけんかをし続けた。
「もう二度と、お前の顔などみと―ないっ!」
「俺様もだっ!」
「お二人とも、けんかをやめてください。わたくしと部屋で話しましょう。」
「誰が離すか、ぶあか!」
「兄貴ぃ、やめてくださいよう。」
「うっさい!だまれ!」
あ―あ。止める気もありません。
「なにやってんだい、あんた達!」
その声は・・・・・・。
「ウル代さん!」 「母ちゃん!」
二人はけんかをするのをやめた。
「なにがあったんだい。騒がしくて、ねむれないよ。」
あ、あのぉ、そのぉ・・・・・・。
「真莉亜、言わんでいい。」
えっ!?だって、本当のことを言った方が、いいと思うよ!?
「言ったらあいつの母ちゃんが爆発するから。」
う、うん。わかった。
「ネル、今日は私達と寝ましょう。」
「う、うん・・・・・・。」
ネルさんはリリアさんとギロさんと一緒に、部屋に行っちゃった。
「ちっ、クソ女め。」
ウルフ一郎さんは部屋に戻り、ドアをバタン!と、強く閉めた。
「一体、なにがあったんだい。」
し、知りませんっ。
「本当にかい?」
ウル代さんが、顔を近づけた。
ほ、本当ですぅ~!
「ならいい。あんた達も、部屋に戻りな。明日、起きれなくなるよ。」
ウル代さんはそう言って、向こうへ行っちゃった。
「俺達も寝るか。」
うん・・・・・・。
私達は、部屋へ戻った。
☆
次の日。
ウルフ一郎さんとネルさんは、朝っぱらから、なんにも話していなかった。
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
静かです。本当に。
「ねぇお母さん、なにかあったの?」
あ、いやっ。なんにもなかったよっ。ほら、残さず食べなっ。
「は―い。」
「ごちそうさま―。」
ネルさんは皿を持ちながら、スッと立ち上がって、皿を流しに入れた。
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
「ねぇ、二人とも、なにか話してよぉ。」
道華にそう言われると、二人は口を動かした。
「バカ剣士。」
「バカオオカミ。」
ネルさんはそう言って、食卓を去った。
あの二人、仲直りしないのかなぁ~?
私は向こうに行くネルさんを、そう思いながら、じっと見つめた。
☆
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる