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その一画だけ、なぜか淡い光に包まれていた。
地面から暖色系の粒が、ゆらゆらと沸き立っているようだった。
『ふむ……この下から、微力だが、魔力の流れを感じるな』
「ほんとなのね……って、あれ? いつの間にねこさん、そんな事が分かるようになったのねー?」
『魔法が使えるようになったんだから、それは当然の結果だな』
「そうなのねー」
小首を傾げていたねこさんに、ネコサンが極めて簡潔に説明したが、それで十分だった。
『よし、早速掘ってみるか』
「なのねー」
ぺ、とロボ猫がスコップを吐き出した。
『では、ワタシが地面を掘る。ご主人はそのスコップで、排出された土を適当な所へ運んでくれ』
ネコサンの左右の手が、ドリルのような形状に変形した。
「おー、なのねー!」
かけ声とともに、ねこさんがスコップを握る。
ぎゅいいいいぃいん!
『いざ!』
高速回転を始めた左右のそれを、がが、と地面に突き立てた。
途端に土が、勢いよく飛び散った。それをてきぱきと離れた所へ運んでいく。
『む……感触が、変わった?』
約5メートルほど掘ったところで、ドリルから伝わってくる振動に、明らかな変化があった。硬かったそれが、粘土質のような粘り気を帯びていたのだ。
『……』
ドリル形状から通常の手に戻して、その土を確かめる。
『……なるほど、そういう事か……おい、ご主人。降りてこられるか?』
「なんなのねー?」
ネコサンの呼びかけに、ねこさんがゆっくりと降りてきた。
『見ろ、この土を』
「んー? あ、魔力の影響で、粘りが強くなっているのね」
『そうだ。これを普通に掘ったら、道具、いや、体自体に影響が出るだろうな』
「だから、職人さんにしか取れないって言ってたのねー」
ああ、とロボが首肯しつつ、その手を今度はシャベル状に変化させた。
『ワタシは魔力の影響を受けない。ご主人も、今の体質なら大丈夫だろう。ここからは、手掘りで慎重に行くぞ』
「わかったのねー!」
今までも手掘りには変わらなかったわけだが、そんな事にはツッコまないで気勢を上げるねこさんだった。
地面から暖色系の粒が、ゆらゆらと沸き立っているようだった。
『ふむ……この下から、微力だが、魔力の流れを感じるな』
「ほんとなのね……って、あれ? いつの間にねこさん、そんな事が分かるようになったのねー?」
『魔法が使えるようになったんだから、それは当然の結果だな』
「そうなのねー」
小首を傾げていたねこさんに、ネコサンが極めて簡潔に説明したが、それで十分だった。
『よし、早速掘ってみるか』
「なのねー」
ぺ、とロボ猫がスコップを吐き出した。
『では、ワタシが地面を掘る。ご主人はそのスコップで、排出された土を適当な所へ運んでくれ』
ネコサンの左右の手が、ドリルのような形状に変形した。
「おー、なのねー!」
かけ声とともに、ねこさんがスコップを握る。
ぎゅいいいいぃいん!
『いざ!』
高速回転を始めた左右のそれを、がが、と地面に突き立てた。
途端に土が、勢いよく飛び散った。それをてきぱきと離れた所へ運んでいく。
『む……感触が、変わった?』
約5メートルほど掘ったところで、ドリルから伝わってくる振動に、明らかな変化があった。硬かったそれが、粘土質のような粘り気を帯びていたのだ。
『……』
ドリル形状から通常の手に戻して、その土を確かめる。
『……なるほど、そういう事か……おい、ご主人。降りてこられるか?』
「なんなのねー?」
ネコサンの呼びかけに、ねこさんがゆっくりと降りてきた。
『見ろ、この土を』
「んー? あ、魔力の影響で、粘りが強くなっているのね」
『そうだ。これを普通に掘ったら、道具、いや、体自体に影響が出るだろうな』
「だから、職人さんにしか取れないって言ってたのねー」
ああ、とロボが首肯しつつ、その手を今度はシャベル状に変化させた。
『ワタシは魔力の影響を受けない。ご主人も、今の体質なら大丈夫だろう。ここからは、手掘りで慎重に行くぞ』
「わかったのねー!」
今までも手掘りには変わらなかったわけだが、そんな事にはツッコまないで気勢を上げるねこさんだった。
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