夫の親友〜西本匡臣の日記〜

ゆとり理

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2023年11月

11月29日

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昨日ひと晩考えて、東と佐々木君が嫌がらなければ新潟に出張させることにした。
朝伝えると2人とも喜んでいた。
片岡さんに自分と東さんじゃなくて佐々木くんと東さんなのかと聞かれたが、若者に勉強のチャンスやチャレンジの機会を与えようと思うと言うと、バブリーと返された。
金曜日の朝発で夕方戻りでとの佐々木君の提案に、金曜日の朝に出て土曜日に観光して夕方の新幹線でと東が話す。
「木曜日に出発すると新幹線1人200円安いみたいよ」と事務の早瀬さんに言われるも200円なら自分で出すと東が即答した。
「ホテル代も違いそうじゃない?」との早瀬さんの声に佐々木君が顔を上げて俺じっと見た。
分かってるだろ、と言うかのように東が俺の肩に手を回しながら前の会社からの付き合いだろと見つめられた。
手を回されたときに俺より少し高い背がアイツを思い出させた。
「社長と東さんってどうゆう関係なんですか」と片岡さんに聞かれ、愛人だと東が俺の肩から腰に手をおろした。。
「あー、それで」と納得した片岡さんに愛人じゃないからと、慌てて腰に回された手を解き否定した。
「西本シャチョサンが独立する前にいた会社で俺の教育係だった」とヘラヘラしている東に「それなのに今じゃこんなことになって」と返した。
独立当初は給料も少なくて大変な思いもさせたと思い出し、ホテル代も払うから金曜日の朝出て土曜日に帰るようにと伝えた。
早瀬さんにホテルも探してと頼むとずいぶん高くなってるとパソコンを見せられたが1万円を切るところは無さそうだった。
バブリーとさっきの片岡さんの声を真似て東がふざける。
伏線回収とはこのことだと思いながら、交通の便が良くて出来るだけ安いところでと頼み2人に確認して予約してもらった。
家のことは大丈夫なのかと聞くと、会社の金で行けなくても自費で行くつもりで嫁に相談しておいたから大丈夫とのことだった。

帰宅し子供が寝た後に妻に2人を新潟に行かせることにしたと話すと新潟のお土産なんだろうと調べ始めた。
へぎそばとお煎餅って出てきたと言われ、米とかカニとかもあるだろと返すとカニごはんと満面の笑顏を向けられた。
カニは高いだろと言うとだよねーとしゅんとしていた。
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