伯爵令嬢の婚約者は執事で王弟で変態です

SEKISUI

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人体実験9

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 ツルンパチーンツルンパチーンと何かを叩く音が部屋に響く
 尻だ!尻太鼓の音だ
 美麗な変態が尻に手滑らせ叩いて楽しんでいるではないか
 その尻は張り、弾力、形、尻太鼓として申し分なし
 色白の桃尻は少し若いが耳と目を楽しませるには十分だ
 美麗の変態ことビオルヘンは大人
 尻太鼓の持ち主ことアメリアはまだ成人の済んでない子供
 「昔から悪い事した子供にはお尻ペンペンの刑がお決まりだよね」
 そんな決まりはない
 「そして生尻じゃないと意味がないよね」
 生尻にはきちんと意味があった
 それは羞恥心と屈辱感、そして敗北をより多く相手に味合わせる行為だ
 アメリアは15歳
 この歳でのお尻ペンペンは羞恥で精神をゴリゴリ削られる
 それも生尻ペンペンだ
 執行人以外人がいないとはいえ屈辱感が半端ない
 空きを見ての頭突きだったが背中を押さえ付けられた今は出来ない
 全ての抵抗を塞がれ敗北の二文字が心を締め付ける
 この罰は何時まで続くのか……身体から力が抜けアメリアは涙する

 ベキベキにアメリアの心を折ったビオルヘンは笑顔の裏で実は怒っていた
 ………多少己の欲にかられて脱線はしたが

 ツルンパチーン
 「……ゥゥ…ヒック………ごめんなさい…………」
 早く終わらせたくて謝るアメリアをビオルヘンは鼻で笑う
 「何の謝罪?」
 「………オヤジ臭のストッキングに付いて………ヒック………ゥッ…ク………」
 「それに付いては後にアメリアのを貰うから問題ない。アメリアには毒に付いてきちっと反省してもらわないと」
 「………効かないのに?」
 何を言ってるのか解らないが真剣な顔のビオルヘンにアメリアの涙が疑問で止まる
 「素人が毒を使えば本人にも高い確率で影響を及ぼすんだよ。今回は素手で触ってないからいいようなものの……汁などが付いた手を口にでも入ったら身体に害を及ぼしベッドの住人になる」
 興味本位で使った毒はとても危険な物だ
 「……ごめんなさい……」
 今度は心からの謝罪を口にするアメリア
 「もう2度と危ないことをしないと約束してね」
 「……うん………」
 深く反省するアメリアを優しくベッドへ降ろす
 「あの……縄も外して欲しい…………」
 「それはちょっと」
 しおらしくお願いするアメリアに黒い笑みでお断りするビオルヘン
 「えっ?」
 「フフッ」
 「外しなさいよ!」
 「もうちょっと卑猥な格好のアメリアを見ていたい」
 何時もの二人

 「そのアングルステキだ」
 「やめなさいよ!バカ!」
 ゴロン
 「素晴らしい腰からお尻にかけての曲線がセクシーだ!」
 スカートは捲り上げられたままだ
 「さっさと降ろせクズ!」
 ゴロン
 「ア、メリアァァァ!そんなに足をバタつかせては足の挾間が見えてぇぇエロイ!エロ過ぎて目が外せないよぉぉ!」 
 「死ねカス!見るな変態!!」

 そしてビオルヘンが堪能するまでアメリアは亀甲縛りのままベッドに寝かされて転がされながら下から、上からと視姦された

 その間アメリアはビオルヘンをありったけの言葉で罵ったのだった

 
 
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