眼鏡は婚約破棄を宣言する

SEKISUI

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 「廊下はおいといて、それよりもこの間、縦ロール様は私の足を引っ掛けて転ばしてたんです!痛かったです~眼鏡様ぁ」
 花畑が(嘘)涙を浮かべて叫んだ
 次の作戦に無理矢理以降する花畑
 令嬢はやんなきごとがない以外叫びません
 マナー違反です
 「そうだ、そうだぞ縦ロール!……さま」
 眼鏡が復活した、と思ったら脳筋が腹話術みたいに眼鏡を操っていた
 眼鏡喋ってる風で脳筋の口が動いている
 乗り物に酔った感じで青白い顔でグッタリしていて操らる眼鏡はシュールだ
 縦ロールチーム笑いを堪えている
 「フッフフ、ブフッ」
 天パーが耐えられず吹き出した
 すかさずストレートが天パーを自分のデカ乳に埋めた
 眼鏡チームが羨ましそうに天パーを見ている
 はっと我に返ったタラシが脳筋に辞めるように諭す
 脳筋が悲しげにそっと眼鏡を置いた
 そして縦ロールチームは幻影を見た
 脳筋に尻尾と耳が見えたのだ
 飼い主に怒られショボンとした大型犬
 「飼いませんよ」
 縦ロールがストレートに言い添える
 「責任持って躾ますから……縦ロール様お願いです」
 大きな溜息を付き縦ロールは了承する
 「仕方ないわね。責任持って飼うのですよ」
 ストレートは天パーを開放して脳筋に向けて手を広げる
 「おいで脳筋」
 優しく脳筋を呼びかけた
 脳筋はタラシとストレートを交互に見て尻尾を振ってストレートを抱き締めに走る
 「ギャウンッ!?」
 そんなストレートは脳筋の鳩尾にストレートを決めて脳筋を沈めた
 「伏せ」
 最初にどちらが主人か分からせないといけません
 「キューン」
 「お手」
 脳筋に手を差し出すストレート
 素直にストレートの手に右手を乗せる
 「良い子ね。今日から貴方は私の婚約者よ」
 もう片方の手で脳筋の頭を撫で撫でするストレート
 「はい。お願いします。ご主人様」
 脳筋は縦ロールチームの仲間になった
 「ところで、何の話しをしていたのかしら?」
 横道それて忘れた
 「ハイハーイ」
 「では花畑さん」
 先生と生徒の二人
 「縦ロール様が私に足を引っ掛けた話です」
 「そうだ!縦ロールよ、花畑に足を引っ掛けるとはどういうことだ!」
 今度こそ復活した眼鏡が胸を張って縦ロールを糾弾する
 「はぁ!淑女たるものそのような下品なことはしませんけど」
 何故か目を逸らす令嬢が数人いた
 覚えておこう
 「縦ロール……」
 「眼、鏡様、まさか、わたくしがそのようなことをした、などと、申しませんよ、ね?」
 縦ロールと目を合わせない眼鏡
 「あ…うん……そうだね」
 「眼鏡さまぁ~私傷つきました~」
 実にアホっぽい喋り方だ
 「えっあ、うん」
 眼鏡は今姑と嫁の間に立たされた夫みたいになってる
 「眼鏡様はっきりして下さいまし」
 縦ロールからの圧が強い
 「眼鏡さまぁ~」
 花畑からの圧も痛い
 二人が恐い、なのでタラシに助けを求めた
 「タ、タラシどうしたら好いのだ……」
 「取り敢えず次行きましょう」
 
 

 
 

 
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