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子供達よお父さんを見ないで
しおりを挟む空気呼んで下さい変態公爵
うちには3人の子供達がいるんですよ
見て下さい成人前の娘は隣で顔を隠してプルプル震えて?はいない、けど悶えてブツブツ独り言?
「……なま、フフッ………ば……ら……いい、いいはまさかの……ウフフフッ」
見ないで下さい
「持病の発作が出た見たいです」
お父さんは知っているんだよ、リルア
枕の下に隠している秘蔵書を
この前ハンナが卒倒して、私に渡されたんだ
やめてあげてね、ハンナ今年で還暦だから汚さないで
御年70歳の家令のサムが知ったら心臓止まるから注意して
でもね、リルア……お父さん、知りたくなかったな
腐が付く娘に成長してたなんて
今とてもピュアな息子が見たい
末っ子を見ればキラキラした目で私を何故か見てくる
可愛いなぁ、人の汚いところをまだ知らない無垢な瞳
「お父様はフェイサム公爵の奥さんになるの?でもお父様も公爵様も男性ですよね、えっでもお父様が妻だって公爵様が言ってたから、お母様?お父様はお母様になるの?」
「違うよ、ガイアはまだ知らなくていいんだよ。大人の穢れた世界なんて」
だがらお父様を見ないで
「父上……」
可哀想な目でサイラスが見て来ます
痛い!痛いぃぃ!!視線が心を抉る
見るなぁ私おぉぉ!!!
「ガイア、それ以上父上に聞いては駄目だよ」
サイラスの気遣いが逆に私に大ダメージを与える
でもリルアよ少しは見習え
どうする私
めっちゃピーンチ!!(主に私だけが)
公爵が私の方に手を伸ばしてくる
「触らないで下さい」
「恥ずかしがって可愛らしい方だ」
もう一度医者に診てもらえ
「ベッドの上での貴方はもっと可憐なんでしょうね」
おっさんが可憐であってたまるか
全国のおっさんに謝れ
口を抑えてハァハァするな
妄想はやめて
「ぉぉお父様が雌化……」
リルアお前もな
あぁぁぁぁぁぁぁ!!!
知りたくない、知りたくない、知りたくない知りたくない雌化の気持ちなんて絶対知りたくない!!
「伯爵、夫婦になるのですからルディスと読んでもいいですか?ああでも、ルーと相性呼びもいいですね♡」
ギャーぁああ恥ずかそうに私を上目遣いで見るな
目潰ししたくなる
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だい~や~だぁぁぁぁぁぁ!!!
38歳から知る女の子の気持ちなんて
考えろ、考えろ私!!じゃないと女のコの気持ちが38歳から分かってしまう
38歳から始まる雌化なんて嫌だぁぁああ!!!!
起死回生の案を今ここに…………
そして未開拓地に足を踏み入れたくなさ過ぎて私は令嬢の必殺技を発動した
「「お父様ぁ?!」」
「父上?!」
「ルー?!」
子供達の声を遠くに、聞きながら私は意識を失った
どさくさ紛れに紛れて名を呼ぶな、私の名を呼ぶことを許可してないぞ
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