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第2話 暴かれる虚飾と、静かに落ちる真実
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第2話 暴かれる虚飾と、静かに落ちる真実
フェリシェールは、アレンに手を取られたまま、大広間をあとにした。
外の廊下に出た瞬間、騒然としたざわめきが遠のき、代わりに静寂が広がる。
「……すみません、殿下。ご迷惑を――」
「迷惑などと思ったことは一度もない」
アレンの声は、いつもの冷たさが嘘のように柔らかかった。
けれど、フェリシェールは言葉を探すように視線を落とした。
(私は、公爵家の令嬢。
本来なら、王家の内紛に殿下を巻き込むべきではない……)
そんな思いを抱えながらも、アレンの手は温かかった。
「フェリシェール、少し休んでほしい。侍医を呼ぼうか?」
「大丈夫です。……慣れていますから」
「……慣れている、だと?」
一瞬、アレンの表情が鋭くなった。
彼の深紅の瞳が、怒りを隠そうともせず揺れた。
「まさか……今日のような扱いを、これまでも?」
「いえ……。ただ、殿下のお心はずっとミレイユ様に向いていたご様子でしたから。
お邪魔になってはいけないと思い、距離を置いておりました」
「距離を置いていたのは君ではない。
――彼が君から逃げていただけだ」
フェリシェールは、思わず目を見開く。
(アレン殿下って……こんなにはっきり言う方だったかしら?)
しかし、彼がそれ以上何か言う前に、慌ただしい足音が廊下に響いた。
「アレン殿下! フェリシェール様!」
やってきたのは侍従長と、数名の騎士たちだった。
その顔には興奮と驚愕が入り混じっている。
「たった今、ミレイユ・バルティエ嬢の私室より押収した品々が、すべて“王家所蔵品”と判明いたしました!」
「王家所蔵品……?」
フェリシェールはかすかに眉を寄せた。
「まさか……盗難届が出ていた宝飾品の数々ですか?」
「はい。フェリシェール様と殿下の祝宴に合わせて展示予定だった王妃様の宝飾品も混ざっておりました」
アレンの瞳が一瞬で冷える。
まさに“氷の王弟”と呼ばれる所以の表情だ。
「……つまり、ミレイユ嬢は盗品を自室に隠し、それをフェリシェールの仕業だと誤認させようとした、と?」
「状況証拠としては、その可能性が非常に高いかと」
侍従長の言葉に、フェリシェールは静かに息を呑んだ。
(そんな……どうしてそこまでする必要が?)
ミレイユにとって、王太子の寵愛を得るためなら手段を選ばなかったのだろうか。
それとも――誰かに操られていたのか。
考えた瞬間、アレンが小さく呟いた。
「……嫌な気配がするな。背後に誰かいるかもしれない」
「殿下?」
「いや、まだ確証はない。ただ、伯爵家の令嬢一人がそこまで大掛かりな盗品操作をできるとは考えづらい」
アレンの推理に、フェリシェールも同意した。
しかし思考に沈む間もなく、騎士が続けた。
「それから……重要な証言がひとつ。
ミレイユ嬢の侍女が、“フェリシェール様から指示された”と言われ脅されていたと自白しました」
「侍女が……?」
「はい。『公爵家の令嬢を敵に回すより、伯爵令嬢に従ったほうが得だ』と脅迫されたとのことです」
フェリシェールは、胸が少し痛んだ。
(侍女の方も、きっと追いつめられていたのでしょう……)
責める気持ちは湧かなかった。
ただ、悲しいだけだった。
アレンは、彼女の横顔をそっと見た。
その柔らかなまなざしを見て、侍従長は思わず息を呑む。
(第二王子殿下が……こんな優しい顔を)
普段、鉄の仮面のように表情を崩さないアレンの変化は、誰の目にも明らかだった。
「フェリシェール。……辛い思いをさせたな」
「私は大丈夫です。殿下こそ、お心を煩わせてしまい……」
「煩わせていい。むしろ、もっと頼ってほしい」
「え……?」
思わず見つめ合ってしまい、フェリシェールは頬を赤くする。
(な、何か……アレン殿下が今日だけ別人みたい……)
その様子に気づいた侍従長は、慌てて咳払いした。
「と、とにかく、ミレイユ嬢は謁見室に拘束されております。
現在、伯爵家から弁明の使者が来ておりますが……」
アレンは冷静に言い放った。
「弁明は後で聞けばいい。
――フェリシェールの身の安全が最優先だ」
「殿下……そんな、大げさな……」
「大げさではない。
今日の出来事を軽く見てはいけない。
君はもっと、自分の身に起きた危険を意識するべきだ」
普段の冷徹な口調で言われ、フェリシェールは胸の奥がじんわり温かくなる。
(私のことを……本気で心配してくださっている……?)
すると、侍従長が控えめに提案した。
「フェリシェール様、本日は公爵家へ戻られ、ゆっくりお休みになるのがよろしいかと」
「そうですね……」
その瞬間、アレンがすぐに口を挟んだ。
「私が送る」
「えっ、殿下が?」
「当然だ。
……君を一人にしたくない」
その言葉に、フェリシェールは心臓が跳ねた。
(どうしましょう……本当に殿下は今日、いつもと違う……)
いっそ、優しい。
いっそ、近い。
「お、お気持ちはありがたいのですが……公爵家には使用人もおりますし、」
「それでも送る。これは私のわがままだ」
わがまま、と言った。
あの冷徹な王弟殿下が。
侍従長も騎士たちも絶句している。
「……わかりました。殿下にそこまで言われては、断れません」
「ありがとう、フェリシェール」
アレンは、ほっとしたように微笑んだ。
それはまるで――
氷が春の日差しで溶ける瞬間のように、優しく温かい笑み。
フェリシェールは胸が熱くなるのを感じながら、そっと視線をそらした。
(こんな殿下……初めて見る……)
――その一方で。
王城の別室では、拘束されたミレイユが蒼白になりながら叫んでいた。
「違う! 全部フェリシェールのせいよ!
私は悪くない、私は……私は……!」
しかし、その周囲には冷たい視線だけが向けられていた。
「証拠は全て、あなたを指している」
「伯爵家は王家への賠償を避けられんだろうな」
「王太子殿下も……終わりだ」
ミレイユはガタガタと震え、ついに膝から崩れ落ちた。
(どうして……どうしてこうなるの……?
私はただ……王妃になりたかっただけなのに……)
その耳元に、誰かの囁きが落ちた。
「君の“役目”は、まだ終わっていない」
「えっ……?」
振り返ったミレイユは、そこに立つ“黒い影”を見て息を呑んだ。
その微笑は美しく――しかし底知れぬ闇を秘めていた。
王宮魔術師団副団長、
ディアス・ローレン。
「さあ、ミレイユ。
ここからが本番だよ」
――物語を揺るがす“黒幕”が、静かに動き始めていた。
フェリシェールは、アレンに手を取られたまま、大広間をあとにした。
外の廊下に出た瞬間、騒然としたざわめきが遠のき、代わりに静寂が広がる。
「……すみません、殿下。ご迷惑を――」
「迷惑などと思ったことは一度もない」
アレンの声は、いつもの冷たさが嘘のように柔らかかった。
けれど、フェリシェールは言葉を探すように視線を落とした。
(私は、公爵家の令嬢。
本来なら、王家の内紛に殿下を巻き込むべきではない……)
そんな思いを抱えながらも、アレンの手は温かかった。
「フェリシェール、少し休んでほしい。侍医を呼ぼうか?」
「大丈夫です。……慣れていますから」
「……慣れている、だと?」
一瞬、アレンの表情が鋭くなった。
彼の深紅の瞳が、怒りを隠そうともせず揺れた。
「まさか……今日のような扱いを、これまでも?」
「いえ……。ただ、殿下のお心はずっとミレイユ様に向いていたご様子でしたから。
お邪魔になってはいけないと思い、距離を置いておりました」
「距離を置いていたのは君ではない。
――彼が君から逃げていただけだ」
フェリシェールは、思わず目を見開く。
(アレン殿下って……こんなにはっきり言う方だったかしら?)
しかし、彼がそれ以上何か言う前に、慌ただしい足音が廊下に響いた。
「アレン殿下! フェリシェール様!」
やってきたのは侍従長と、数名の騎士たちだった。
その顔には興奮と驚愕が入り混じっている。
「たった今、ミレイユ・バルティエ嬢の私室より押収した品々が、すべて“王家所蔵品”と判明いたしました!」
「王家所蔵品……?」
フェリシェールはかすかに眉を寄せた。
「まさか……盗難届が出ていた宝飾品の数々ですか?」
「はい。フェリシェール様と殿下の祝宴に合わせて展示予定だった王妃様の宝飾品も混ざっておりました」
アレンの瞳が一瞬で冷える。
まさに“氷の王弟”と呼ばれる所以の表情だ。
「……つまり、ミレイユ嬢は盗品を自室に隠し、それをフェリシェールの仕業だと誤認させようとした、と?」
「状況証拠としては、その可能性が非常に高いかと」
侍従長の言葉に、フェリシェールは静かに息を呑んだ。
(そんな……どうしてそこまでする必要が?)
ミレイユにとって、王太子の寵愛を得るためなら手段を選ばなかったのだろうか。
それとも――誰かに操られていたのか。
考えた瞬間、アレンが小さく呟いた。
「……嫌な気配がするな。背後に誰かいるかもしれない」
「殿下?」
「いや、まだ確証はない。ただ、伯爵家の令嬢一人がそこまで大掛かりな盗品操作をできるとは考えづらい」
アレンの推理に、フェリシェールも同意した。
しかし思考に沈む間もなく、騎士が続けた。
「それから……重要な証言がひとつ。
ミレイユ嬢の侍女が、“フェリシェール様から指示された”と言われ脅されていたと自白しました」
「侍女が……?」
「はい。『公爵家の令嬢を敵に回すより、伯爵令嬢に従ったほうが得だ』と脅迫されたとのことです」
フェリシェールは、胸が少し痛んだ。
(侍女の方も、きっと追いつめられていたのでしょう……)
責める気持ちは湧かなかった。
ただ、悲しいだけだった。
アレンは、彼女の横顔をそっと見た。
その柔らかなまなざしを見て、侍従長は思わず息を呑む。
(第二王子殿下が……こんな優しい顔を)
普段、鉄の仮面のように表情を崩さないアレンの変化は、誰の目にも明らかだった。
「フェリシェール。……辛い思いをさせたな」
「私は大丈夫です。殿下こそ、お心を煩わせてしまい……」
「煩わせていい。むしろ、もっと頼ってほしい」
「え……?」
思わず見つめ合ってしまい、フェリシェールは頬を赤くする。
(な、何か……アレン殿下が今日だけ別人みたい……)
その様子に気づいた侍従長は、慌てて咳払いした。
「と、とにかく、ミレイユ嬢は謁見室に拘束されております。
現在、伯爵家から弁明の使者が来ておりますが……」
アレンは冷静に言い放った。
「弁明は後で聞けばいい。
――フェリシェールの身の安全が最優先だ」
「殿下……そんな、大げさな……」
「大げさではない。
今日の出来事を軽く見てはいけない。
君はもっと、自分の身に起きた危険を意識するべきだ」
普段の冷徹な口調で言われ、フェリシェールは胸の奥がじんわり温かくなる。
(私のことを……本気で心配してくださっている……?)
すると、侍従長が控えめに提案した。
「フェリシェール様、本日は公爵家へ戻られ、ゆっくりお休みになるのがよろしいかと」
「そうですね……」
その瞬間、アレンがすぐに口を挟んだ。
「私が送る」
「えっ、殿下が?」
「当然だ。
……君を一人にしたくない」
その言葉に、フェリシェールは心臓が跳ねた。
(どうしましょう……本当に殿下は今日、いつもと違う……)
いっそ、優しい。
いっそ、近い。
「お、お気持ちはありがたいのですが……公爵家には使用人もおりますし、」
「それでも送る。これは私のわがままだ」
わがまま、と言った。
あの冷徹な王弟殿下が。
侍従長も騎士たちも絶句している。
「……わかりました。殿下にそこまで言われては、断れません」
「ありがとう、フェリシェール」
アレンは、ほっとしたように微笑んだ。
それはまるで――
氷が春の日差しで溶ける瞬間のように、優しく温かい笑み。
フェリシェールは胸が熱くなるのを感じながら、そっと視線をそらした。
(こんな殿下……初めて見る……)
――その一方で。
王城の別室では、拘束されたミレイユが蒼白になりながら叫んでいた。
「違う! 全部フェリシェールのせいよ!
私は悪くない、私は……私は……!」
しかし、その周囲には冷たい視線だけが向けられていた。
「証拠は全て、あなたを指している」
「伯爵家は王家への賠償を避けられんだろうな」
「王太子殿下も……終わりだ」
ミレイユはガタガタと震え、ついに膝から崩れ落ちた。
(どうして……どうしてこうなるの……?
私はただ……王妃になりたかっただけなのに……)
その耳元に、誰かの囁きが落ちた。
「君の“役目”は、まだ終わっていない」
「えっ……?」
振り返ったミレイユは、そこに立つ“黒い影”を見て息を呑んだ。
その微笑は美しく――しかし底知れぬ闇を秘めていた。
王宮魔術師団副団長、
ディアス・ローレン。
「さあ、ミレイユ。
ここからが本番だよ」
――物語を揺るがす“黒幕”が、静かに動き始めていた。
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