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第6話 第二王子誘惑疑惑の追加
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第6話 第二王子誘惑疑惑の追加
大広間の空気は、すでに「悪女糾弾」の熱気に包まれていた。
廷臣たちの視線が、クラリッサに突き刺さる。
彼女は床に膝をついたまま、震える手で眼鏡を押さえていた。
しかし、その震えは、誰も気づかないほどの微かなものだった。
エドモンドは満足げに頷き、ソフィアに視線を移した。
「ソフィア、まだ何かあるか?」
ソフィアは控えめに一礼し、再び口を開いた。
その声は、静かだが、鋭く響く。
「はい、殿下。
お嬢様は、第一王子殿下の婚約者でありながら、第二王子殿下を誘惑しておりました」
その瞬間、広間が大きくざわめいた。
廷臣たちの視線が一斉にクラリッサに集中する。
一部の者は息を呑み、扇子で口元を隠した。
「第二王子レオンハルト殿下を……?」
「まさか、そんな……」
クラリッサは絶句し、ゆっくりと顔を上げた。
「……そ、そんなはずは……」
彼女の声は小さく、震えていた。
しかし、その瞳の奥底で、ほんの一瞬、冷たい光が輝いた。
ソフィアは淡々と続ける。
「もし殿下が王位に就けぬ時は、第二王子殿下に乗り換えるおつもりだったのですわ。
わたくしは、お嬢様の命令に従い、第二王子殿下との密会を手引きするよう命じられました」
廷臣たちがどよめく。
「密会……?」
「証拠はあるのか?」
ソフィアは静かに頷き、懐から一枚の羊皮紙を取り出した。
それは、クラリッサの筆跡に見える手紙の写しだった。
「こちらは、お嬢様が第二王子殿下に宛てた手紙の写しです。
『今宵、月明かりの下でお待ちしています』と……」
羊皮紙が廷臣たちの間で回され、誰もが息を呑む。
筆跡は確かにクラリッサのものに見えた。
「これは……本物か?」
「悪女め……」
クラリッサはゆっくりと立ち上がり、ソフィアを見つめた。
「ソフィア……あなた、そんな手紙を見たことが……?」
ソフィアは冷ややかに微笑む。
「はい、お嬢様。
わたくしが手紙を運び、第二王子殿下の私室へお連れしたのです」
その言葉に、広間が凍りついた。
エドモンドの顔が赤く染まる。
「クラリッサ……貴様……!」
彼は拳を握りしめ、声を荒げた。
「これで決定的だ!
婚約者でありながら、第二王子を誘惑するなど、王族に対する反逆罪に等しい!」
廷臣たちが頷き合い、クラリッサを指差す。
「追放だけでは済まないぞ」
「牢獄行きだな」
クラリッサは震える声で弁明しようとした。
「違いますわ……そんな手紙など、書いた覚えが……」
しかし、誰も耳を貸さない。
ソフィアの証言は、完璧だった。
エドモンドは高らかに宣言した。
「クラリッサ・フォン・ローゼンベルク。
貴様は即日、王都から追放する。
明日までに去れ。
二度と王宮に足を踏み入れるな!」
クラリッサは深く頭を下げた。
「……わかりましたわ、殿下」
その声は震えていたが、誰も気づかないほどの微かなものだった。
彼女はゆっくりと大広間を後にする。
背中を丸め、足取りは重く、まるで敗北した者のように。
しかし――
扉をくぐった瞬間、彼女は足を止めた。
そして、静かに呟いた。
「第二王子誘惑疑惑……完璧ですわ」
その声は、ポンコツ令嬢のものとは思えないほど、冷たく、確信に満ちていた。
一方、大広間ではエドモンドがソフィアに近づき、耳元で囁く。
「よくやった。
今夜、私の私室に来い。
お前の忠誠を、確かめたい」
ソフィアは控えめに微笑んだ。
「かしこまりました、殿下」
その笑みの奥に、誰も知らない冷たい光が宿っていた。
クラリッサは王宮の長い廊下を歩いていた。
誰もいない廊下で、彼女はゆっくりと眼鏡を外した。
外からはすりガラスのように瞳が見えないはずの眼鏡だが、本人にはすべてが見える。
――それは、彼女が市井の骨董屋で見つけた、変装用の魔道具だった。
「ソフィア……あなたのおかげで、すべてがうまくいったわ」
クラリッサは鏡のように磨かれた壁に映る自分を見つめ、静かに微笑んだ。
その瞳は、涙の跡など微塵もなく、冷たく輝いていた。
夜、公爵邸に戻ったクラリッサは、自室でドレスを脱ぎ、鏡台の前に座った。
「第二王子誘惑疑惑……これで、エドモントは完全に孤立するわ」
彼女は羊皮紙の写しを思い浮かべ、くすりと笑う。
「あの手紙は、私が書いたものじゃない。
でも、筆跡は完璧に似せたわ」
それは、ソフィアが事前に用意した偽造手紙だった。
筆跡を真似る魔道具を使い、完璧に再現したものだ。
扉がノックされ、ソフィアが入ってきた。
「お嬢様、お疲れ様ですわ」
クラリッサは立ち上がり、ソフィアを抱きしめた。
「ありがとう、ソフィア。
今日の演技、完璧だったわ」
ソフィアは優しく背中を撫で、囁く。
「これからが、本番ですわ、お嬢様」
二人は顔を見合わせ、互いに微笑んだ。
それは、ポンコツ令嬢と忠実なメイドの、誰も知らない秘密の笑みだった。
第二王子誘惑疑惑の追加は、王宮中に衝撃を与えた。
誰もが「クラリッサは悪女」「ソフィアは忠実な裏切り者」と信じ込んだ。
しかし――
そのすべてが、クラリッサとソフィアが仕掛けた、壮大な芝居の、一幕に過ぎなかった。
追放の夜、クラリッサは馬車に乗り、王都を後にする。
馬車の窓から、王宮の灯りを眺めながら、彼女は静かに呟いた。
「さあ……逆襲の時間ですわ」
馬車は闇の中を走り、辺境の地へと向かう。
――本当の舞台は、まだ始まったばかりだった。
大広間の空気は、すでに「悪女糾弾」の熱気に包まれていた。
廷臣たちの視線が、クラリッサに突き刺さる。
彼女は床に膝をついたまま、震える手で眼鏡を押さえていた。
しかし、その震えは、誰も気づかないほどの微かなものだった。
エドモンドは満足げに頷き、ソフィアに視線を移した。
「ソフィア、まだ何かあるか?」
ソフィアは控えめに一礼し、再び口を開いた。
その声は、静かだが、鋭く響く。
「はい、殿下。
お嬢様は、第一王子殿下の婚約者でありながら、第二王子殿下を誘惑しておりました」
その瞬間、広間が大きくざわめいた。
廷臣たちの視線が一斉にクラリッサに集中する。
一部の者は息を呑み、扇子で口元を隠した。
「第二王子レオンハルト殿下を……?」
「まさか、そんな……」
クラリッサは絶句し、ゆっくりと顔を上げた。
「……そ、そんなはずは……」
彼女の声は小さく、震えていた。
しかし、その瞳の奥底で、ほんの一瞬、冷たい光が輝いた。
ソフィアは淡々と続ける。
「もし殿下が王位に就けぬ時は、第二王子殿下に乗り換えるおつもりだったのですわ。
わたくしは、お嬢様の命令に従い、第二王子殿下との密会を手引きするよう命じられました」
廷臣たちがどよめく。
「密会……?」
「証拠はあるのか?」
ソフィアは静かに頷き、懐から一枚の羊皮紙を取り出した。
それは、クラリッサの筆跡に見える手紙の写しだった。
「こちらは、お嬢様が第二王子殿下に宛てた手紙の写しです。
『今宵、月明かりの下でお待ちしています』と……」
羊皮紙が廷臣たちの間で回され、誰もが息を呑む。
筆跡は確かにクラリッサのものに見えた。
「これは……本物か?」
「悪女め……」
クラリッサはゆっくりと立ち上がり、ソフィアを見つめた。
「ソフィア……あなた、そんな手紙を見たことが……?」
ソフィアは冷ややかに微笑む。
「はい、お嬢様。
わたくしが手紙を運び、第二王子殿下の私室へお連れしたのです」
その言葉に、広間が凍りついた。
エドモンドの顔が赤く染まる。
「クラリッサ……貴様……!」
彼は拳を握りしめ、声を荒げた。
「これで決定的だ!
婚約者でありながら、第二王子を誘惑するなど、王族に対する反逆罪に等しい!」
廷臣たちが頷き合い、クラリッサを指差す。
「追放だけでは済まないぞ」
「牢獄行きだな」
クラリッサは震える声で弁明しようとした。
「違いますわ……そんな手紙など、書いた覚えが……」
しかし、誰も耳を貸さない。
ソフィアの証言は、完璧だった。
エドモンドは高らかに宣言した。
「クラリッサ・フォン・ローゼンベルク。
貴様は即日、王都から追放する。
明日までに去れ。
二度と王宮に足を踏み入れるな!」
クラリッサは深く頭を下げた。
「……わかりましたわ、殿下」
その声は震えていたが、誰も気づかないほどの微かなものだった。
彼女はゆっくりと大広間を後にする。
背中を丸め、足取りは重く、まるで敗北した者のように。
しかし――
扉をくぐった瞬間、彼女は足を止めた。
そして、静かに呟いた。
「第二王子誘惑疑惑……完璧ですわ」
その声は、ポンコツ令嬢のものとは思えないほど、冷たく、確信に満ちていた。
一方、大広間ではエドモンドがソフィアに近づき、耳元で囁く。
「よくやった。
今夜、私の私室に来い。
お前の忠誠を、確かめたい」
ソフィアは控えめに微笑んだ。
「かしこまりました、殿下」
その笑みの奥に、誰も知らない冷たい光が宿っていた。
クラリッサは王宮の長い廊下を歩いていた。
誰もいない廊下で、彼女はゆっくりと眼鏡を外した。
外からはすりガラスのように瞳が見えないはずの眼鏡だが、本人にはすべてが見える。
――それは、彼女が市井の骨董屋で見つけた、変装用の魔道具だった。
「ソフィア……あなたのおかげで、すべてがうまくいったわ」
クラリッサは鏡のように磨かれた壁に映る自分を見つめ、静かに微笑んだ。
その瞳は、涙の跡など微塵もなく、冷たく輝いていた。
夜、公爵邸に戻ったクラリッサは、自室でドレスを脱ぎ、鏡台の前に座った。
「第二王子誘惑疑惑……これで、エドモントは完全に孤立するわ」
彼女は羊皮紙の写しを思い浮かべ、くすりと笑う。
「あの手紙は、私が書いたものじゃない。
でも、筆跡は完璧に似せたわ」
それは、ソフィアが事前に用意した偽造手紙だった。
筆跡を真似る魔道具を使い、完璧に再現したものだ。
扉がノックされ、ソフィアが入ってきた。
「お嬢様、お疲れ様ですわ」
クラリッサは立ち上がり、ソフィアを抱きしめた。
「ありがとう、ソフィア。
今日の演技、完璧だったわ」
ソフィアは優しく背中を撫で、囁く。
「これからが、本番ですわ、お嬢様」
二人は顔を見合わせ、互いに微笑んだ。
それは、ポンコツ令嬢と忠実なメイドの、誰も知らない秘密の笑みだった。
第二王子誘惑疑惑の追加は、王宮中に衝撃を与えた。
誰もが「クラリッサは悪女」「ソフィアは忠実な裏切り者」と信じ込んだ。
しかし――
そのすべてが、クラリッサとソフィアが仕掛けた、壮大な芝居の、一幕に過ぎなかった。
追放の夜、クラリッサは馬車に乗り、王都を後にする。
馬車の窓から、王宮の灯りを眺めながら、彼女は静かに呟いた。
「さあ……逆襲の時間ですわ」
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――本当の舞台は、まだ始まったばかりだった。
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