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「さあ、ギルバート! 休んでいる暇はありませんわ。この屋敷の『デッドスペース』を今すぐ再定義します。まずはその三階にある、無駄に重厚なオーク材の机を一階まで運びなさい」
リリアンは、埃っぽい事務室の真ん中で、手にした指示棒(庭の折れた枝を削ったもの)をビシッと振った。
「お嬢様……。あの机、大人四人がかりでようやく動かせるレベルの代物ですよ。それを俺一人で、しかも階段を使って降ろせと?」
ギルバートは、額の汗を拭いながら主を仰ぎ見た。
彼は先ほどから、リリアンの「合理的配置換え」という名の重労働に従事させられている。
「あら、あなたの筋肉の断面積と、これまでの戦闘データを逆算すれば、一人で運ぶのが最も効率的だという結論が出ましたわ。四人で運べば呼吸の乱れや歩幅の調整に無駄なエネルギーを消費しますが、あなた一人なら純粋な筋力(パワー)だけで解決できますもの」
「……物理的な限界って言葉を知っていますか?」
「私の辞書には『最適化』という言葉しか載っていませんわ。さあ、早く。あなたが机を運んでいる間に、私はこの領地の台帳を整理して、使途不明金を十円単位まで洗い出します」
リリアンは既に、山積みになった古い書類の山に顔を突っ込んでいた。
その背中は「これ以上話しかけるな、演算の邪魔だ」と雄弁に語っている。
ギルバートは深いため息をつき、自らの強靭な肉体を呪いながら三階へと向かった。
彼は本来、隣国の第三王子という身分を隠し、騎士団の中で「腕の立つ一兵卒」として潜伏していた身だ。
その卓越した剣技と冷静な判断力は、戦場では「死神」と恐れられるほどだった。
しかし、リリアンの前では「死神」も「王子」も関係ない。
ただの「燃費の良い高出力エンジン」扱いである。
「……ふんっ!」
ギルバートは、一人で巨大な机を背負い、きしむ階段を一段ずつ降りていく。
その顔立ちをよく見れば、王都の令嬢たちが悲鳴を上げて失神するほどの超絶イケメンなのだが、リリアンはその顔を一度も「鑑賞」したことがない。
彼女にとって、彼の顔面偏差値は「対外交渉において相手を萎縮、あるいは油断させるための付加価値」程度の認識だ。
ようやく一階のホールに机を設置したギルバートが、汗だくで事務室に戻ると、リリアンが不気味な笑みを浮かべていた。
「……見つけましたわ」
「何を見つけたんです。呪いの地図でも出てきましたか?」
「いいえ、それより恐ろしいものですわ。この領地の『肥料購入費』。去年の収穫量に対して、購入金額が三割も高い。これは管理人の計算ミスか、あるいは業者が端数を誤魔化していますわね。……ふふ、私の領地から一円たりとも無駄な金を流出させる者は許しませんわ」
リリアンの瞳に、冷徹なまでの「監査官」の光が宿る。
ギルバートは、そのあまりにも事務的で、かつ情熱的な彼女の横顔を見て、ふと苦笑した。
「お嬢様は、本当に変わりませんね。婚約破棄されても、こんな辺境に追放されても、絶望するより先に数字を追いかける」
「絶望? ギルバート、数字は裏切りませんわ。人は裏切りますし、愛は冷めますし、王子はバカになりますけれど、算盤の弾き出した解は常に真実です。私は真実だけを愛しているのです」
リリアンは書類から目を離さずに言い放つ。
「……そうですか。まあ、その『可愛げのなさ』のおかげで、俺も退屈せずに済んでいますがね」
ギルバートは、リリアンの机の上に、さりげなく水差しとコップを置いた。
埃っぽい作業の中で、彼女が喉を枯らさないようにという配慮だ。
「あら、ありがとうございます。ギルバート、あなたのその気配り……いえ、リソースの配分能力、やはり騎士団に置いておくのはもったいないですわね。私の『秘書兼、重機』として終身雇用契約を結びたいくらいです」
「重機は余計ですよ。……ところで、お嬢様。その顔、少し汚れています」
ギルバートが、指先でリリアンの頬についたインクを拭おうと手を伸ばした。
窓から差し込む夕日が、彼の整った輪郭を黄金色に縁取る。
少しだけ近づいた、男性的で清潔な香り。
普通の令嬢であれば、心臓が跳ね上がり、恋の予感に頬を染めるような場面だ。
だが、リリアンは。
「……っ! ギルバート、動かないで!」
彼女はギルバートの手を掴み、その指先をじっと凝視した。
ギルバートは、ついに彼女が自分の魅力に気づいたのかと、わずかに鼓動を速めた……が。
「このインクのシミ……。乾燥速度から推測するに、私がさっき使った安物のインクではありませんわね。……ギルバート、あなた、どこか別の場所で古い書類を触りましたか?」
「…………はい。三階の奥の部屋を片付けた時に、棚の裏に落ちていた手紙を拾いましたけど」
「それですわ! その手紙のインク、成分が特殊です。おそらく数十年前に使われていた高濃度の鉄塩インク。……ギルバート、その手紙を今すぐ持ってきなさい! そこには、この領地の『隠された資産』に関するヒントがあるはずですわ!」
リリアンは、ギルバートの顔など一ミリも見ることなく、彼のポケットを探り始めた。
「お嬢様、落ち着いてください……。あ、ちょっと、そこはくすぐったい……!」
「効率的に検索しているだけですわ! さあ、出して! 私の新しい『計算材料』を!」
結局、ギルバートの「イケメン・オーラ」は、リリアンの「宝探し・モード」によって完全に粉砕された。
「……やれやれ。俺が隣国の王子だってバラしたところで、きっと『それより、その王族特権で関税を免除してちょうだい』とか言い出すんでしょうね、この人は」
ギルバートは、リリアンに引っ張られながら、自嘲気味に呟いた。
「何かおっしゃいました?」
「いえ。お嬢様がこの領地の『隠された資産』を見つける確率が、明日雨が降る確率より高いなと思っただけです」
「あら、明日の降水確率は三パーセントですわ。私の成功確率は、現在九十八パーセントをマークしています!」
自信満々に胸を張るリリアン。
二人の夜は、領地の未来を占う古い手紙の解読作業で更けていく。
「恋愛」という名の非効率な感情が入り込む隙間は、まだどこにも見当たらなかった。
リリアンは、埃っぽい事務室の真ん中で、手にした指示棒(庭の折れた枝を削ったもの)をビシッと振った。
「お嬢様……。あの机、大人四人がかりでようやく動かせるレベルの代物ですよ。それを俺一人で、しかも階段を使って降ろせと?」
ギルバートは、額の汗を拭いながら主を仰ぎ見た。
彼は先ほどから、リリアンの「合理的配置換え」という名の重労働に従事させられている。
「あら、あなたの筋肉の断面積と、これまでの戦闘データを逆算すれば、一人で運ぶのが最も効率的だという結論が出ましたわ。四人で運べば呼吸の乱れや歩幅の調整に無駄なエネルギーを消費しますが、あなた一人なら純粋な筋力(パワー)だけで解決できますもの」
「……物理的な限界って言葉を知っていますか?」
「私の辞書には『最適化』という言葉しか載っていませんわ。さあ、早く。あなたが机を運んでいる間に、私はこの領地の台帳を整理して、使途不明金を十円単位まで洗い出します」
リリアンは既に、山積みになった古い書類の山に顔を突っ込んでいた。
その背中は「これ以上話しかけるな、演算の邪魔だ」と雄弁に語っている。
ギルバートは深いため息をつき、自らの強靭な肉体を呪いながら三階へと向かった。
彼は本来、隣国の第三王子という身分を隠し、騎士団の中で「腕の立つ一兵卒」として潜伏していた身だ。
その卓越した剣技と冷静な判断力は、戦場では「死神」と恐れられるほどだった。
しかし、リリアンの前では「死神」も「王子」も関係ない。
ただの「燃費の良い高出力エンジン」扱いである。
「……ふんっ!」
ギルバートは、一人で巨大な机を背負い、きしむ階段を一段ずつ降りていく。
その顔立ちをよく見れば、王都の令嬢たちが悲鳴を上げて失神するほどの超絶イケメンなのだが、リリアンはその顔を一度も「鑑賞」したことがない。
彼女にとって、彼の顔面偏差値は「対外交渉において相手を萎縮、あるいは油断させるための付加価値」程度の認識だ。
ようやく一階のホールに机を設置したギルバートが、汗だくで事務室に戻ると、リリアンが不気味な笑みを浮かべていた。
「……見つけましたわ」
「何を見つけたんです。呪いの地図でも出てきましたか?」
「いいえ、それより恐ろしいものですわ。この領地の『肥料購入費』。去年の収穫量に対して、購入金額が三割も高い。これは管理人の計算ミスか、あるいは業者が端数を誤魔化していますわね。……ふふ、私の領地から一円たりとも無駄な金を流出させる者は許しませんわ」
リリアンの瞳に、冷徹なまでの「監査官」の光が宿る。
ギルバートは、そのあまりにも事務的で、かつ情熱的な彼女の横顔を見て、ふと苦笑した。
「お嬢様は、本当に変わりませんね。婚約破棄されても、こんな辺境に追放されても、絶望するより先に数字を追いかける」
「絶望? ギルバート、数字は裏切りませんわ。人は裏切りますし、愛は冷めますし、王子はバカになりますけれど、算盤の弾き出した解は常に真実です。私は真実だけを愛しているのです」
リリアンは書類から目を離さずに言い放つ。
「……そうですか。まあ、その『可愛げのなさ』のおかげで、俺も退屈せずに済んでいますがね」
ギルバートは、リリアンの机の上に、さりげなく水差しとコップを置いた。
埃っぽい作業の中で、彼女が喉を枯らさないようにという配慮だ。
「あら、ありがとうございます。ギルバート、あなたのその気配り……いえ、リソースの配分能力、やはり騎士団に置いておくのはもったいないですわね。私の『秘書兼、重機』として終身雇用契約を結びたいくらいです」
「重機は余計ですよ。……ところで、お嬢様。その顔、少し汚れています」
ギルバートが、指先でリリアンの頬についたインクを拭おうと手を伸ばした。
窓から差し込む夕日が、彼の整った輪郭を黄金色に縁取る。
少しだけ近づいた、男性的で清潔な香り。
普通の令嬢であれば、心臓が跳ね上がり、恋の予感に頬を染めるような場面だ。
だが、リリアンは。
「……っ! ギルバート、動かないで!」
彼女はギルバートの手を掴み、その指先をじっと凝視した。
ギルバートは、ついに彼女が自分の魅力に気づいたのかと、わずかに鼓動を速めた……が。
「このインクのシミ……。乾燥速度から推測するに、私がさっき使った安物のインクではありませんわね。……ギルバート、あなた、どこか別の場所で古い書類を触りましたか?」
「…………はい。三階の奥の部屋を片付けた時に、棚の裏に落ちていた手紙を拾いましたけど」
「それですわ! その手紙のインク、成分が特殊です。おそらく数十年前に使われていた高濃度の鉄塩インク。……ギルバート、その手紙を今すぐ持ってきなさい! そこには、この領地の『隠された資産』に関するヒントがあるはずですわ!」
リリアンは、ギルバートの顔など一ミリも見ることなく、彼のポケットを探り始めた。
「お嬢様、落ち着いてください……。あ、ちょっと、そこはくすぐったい……!」
「効率的に検索しているだけですわ! さあ、出して! 私の新しい『計算材料』を!」
結局、ギルバートの「イケメン・オーラ」は、リリアンの「宝探し・モード」によって完全に粉砕された。
「……やれやれ。俺が隣国の王子だってバラしたところで、きっと『それより、その王族特権で関税を免除してちょうだい』とか言い出すんでしょうね、この人は」
ギルバートは、リリアンに引っ張られながら、自嘲気味に呟いた。
「何かおっしゃいました?」
「いえ。お嬢様がこの領地の『隠された資産』を見つける確率が、明日雨が降る確率より高いなと思っただけです」
「あら、明日の降水確率は三パーセントですわ。私の成功確率は、現在九十八パーセントをマークしています!」
自信満々に胸を張るリリアン。
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