霧の谷

鳥位名久礼

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あとがき・解説

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◆あとがき
 本作の第一稿は、かれこれ○年前。仲間内で発行した文集に掲載したのが初出です。当時は締切に追われて土壇場の脱稿でもあり、未熟さもあって、完成度の物足りない部分が多々ありました。思い入れだけは深い作品でしたので心残りがあり、その後何人かの知人に読んでいただきつつ、少しずつ手を加えて、今の形となりました。
 ヒロインの「クルト」をはじめ何人かの登場人物は、本作よりさらに以前から育て続けてきたキャラクターです。仲間内でおなじみとなっていたキャラクター・クルトの出自と旅立ちの過去談として構想したのが、本作執筆の最初のきっかけです。本作の「その後」の話――クルト達の旅路の物語は、未発表ながら数々のエピソードがすでにあり、これからも紡がれ続けることでしょう。(暇と機会に恵まれれば……)

 本作はあくまでファンタジー文学のつもりではありますが、世界観や設定的背景の題材としては、ヨーロッパの西の果ての島国・アイルランドを想定し、実際の歴史や、この地に伝わる古い伝説、いわゆるケルト神話から多くの着想を得ています。作品中に登場する独特の響きを持つカタカナの単語や固有名詞は、アイルランド・ゲール語から借用したものです。
 もちろん一つのファンタジー作品とするにあたって、神話や歴史そのものでは成り立ちませんので、トールキンの系譜を汲む一般的な西洋ファンタジーの舞台背景と織り合わせて、創作読み物として仕上げたつもりです。元ネタの歴史や神話に通じた方は「エセ」的部分を感じるかも知れませんが、そのような意図的アレンジによる部分もあり、また実際に不勉強による部分もあるでしょう。逆に元ネタに馴染みがない方には難解に思われる部分もあるかも知れませんが、その場合はあくまで創作ファンタジーとして読み進んで頂ければ幸いです。

 古代にはヨーロッパ一円に繁栄したケルト民族、その系譜を中世以降現在まで伝える数少ない地域・アイルランドは、神秘的で哀愁と力強さを持ち合わせた独特の文化を持っています。
 実際のケルトの神話や音楽、美術などの文化は、現代の一個人の創作では決して及ばない、悠久の歴史に裏付けられた奥深い魅力を持っています。本作はそれらをモチーフとして取り込んだ創作という形ではありますが、その魅力の一端でも伝えることができればと思います。
 執筆にあたっては、心に浮かんだ景色、あるシーンの空気を描き出す叙景詩的な情景描写を第一としたので(その分ストーリーはやや後回しなのですが……)、作中世界の景色・雰囲気を映像的に思い浮かべつつ読んでいただければありがたく思います。そして、もしも何か心に残るものを感じていただけたならば、望外の喜びです。

鳥位名 久礼


(ここから先の解説は、ウィキペディア等へのリンクが貼ってあるPixivのほう〈https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11139021#2〉をご参照いただいた方がいいかも知れません)

◆世界観
 19世紀末ヴィクトリア朝時代のアイルランドがモデルの世界。
 一般の民からは忘れ去られているが、この島国の西の果てには、古代の民の末裔が文化を保ちつつ秘めやかに住む隠れ里があり、その里では妖精・精霊の存在や魔法が僅かながら残っている…という、現実世界の裏側にある微妙にファンタジックな世界。
 元々某TRPGの持ちキャラの出自譚として書いた作品のため、所々にTRPGの要素が入っている。

◆主要登場人物
・リアン:12歳の少年。本作の主人公。「西の果ての島」の首都にある教会附属学院のジュニアクラス(5-7-4年学制の7年中等部)の1年生(現代日本でいうと小学6年生相当)。単身で寄宿舎から通う。聖歌隊演奏団員で、ハープとライアー(小型の竪琴)を担当している。好奇心旺盛で明るい性格。
 ※リアン〔Riain〕…アイルランドのケルト系言語・ゲール語系の人名。(英:Ryan/ライアン)
・クルト(クレントーナ・ニ・ホナル:Clemhentáine Ní Chonaill, Cleamht):8歳の少女。本作のヒロイン(後半部では彼女中心の視点に変わる)。「コナル先生」の一人娘で、里に不在がちな父に代わり、祖父・大コナル老人とその妻である祖母の住む森の中の小屋に住んでいる。無口でマイペースながら、歳にしては非常に賢い知識と、「第六感」的素養を持つ。
 ※この名は作者のオリジナル。略称のほうが先で、適当な思いつき。後で考えた本名は、ラテン語系の人名Clementina/英Clementineを勝手にゲール語風にしたもの。元の語源clementは「優しい、穏やか、柔らかい」という感じの意味。
 ※ニ・ホナル〔Ní Chonaill〕…「ニ」は本来「孫娘」の意で、先祖の名に冠して姓に使われる。「コナルConaill」の「コ」が、女性形で軟音化する。
・コナル先生(アラン・オ・コナル:Alan Ó Conaill):学院の研究部(学士・修士・博士過程:この「学院」は中等部と研究部からなる)に嘱託講師としてやってきた学者。飄々とした人物だが、リアンの良き導き役として敬愛されている。40弱。
 ※コナル〔Conaill〕…ケルト語系の人姓・名。(英:Connelly/コネリー)
 ※アランはよくあるゲール語系の名前。「オ・~」は本来「~の孫」の意味。先祖の名に冠して姓に使われる。
・グレン導師(グレン・オ・コナル):「コナル先生」の歳の離れた長兄で、ホイル・ウォアの里の領主兼祭司長であるドルイド導師。50代半ば。一見厳格そうだが情に篤い人物。
 ※グレン〔Gleann〕…ゲール語系の名前。語源は「谷」の意。
・大コナル老人:「コナル先生」と「グレン導師」の父、クルトの祖父。先代ドルイド導師であり、森の小屋に隠居して慎ましやかな余生を送っているが、今もなお「大導師」として特別な地位を持つ。
・大コナルの妻:大コナル老人とともに、クルトの育ての親として、のどかな余生を送っている老婆。
・ブリード:「コナル先生」の妻、クルトの母。この島に残った最後のエルフ族の一人であり、エルフ族がこの地を去ったのち、魔法によって深い眠りに就いている。
 ※「ブリード」〔Bríd :英ブリジッドBrigit〕という名は、ケルトの女神、そしてアイルランドの守護聖人の一人として知られ、アイルランドの人名によく使われる名前。
・ミル:ピクシー(小妖精)の少女?

◆用語・註釈
・西の果ての島:現実のアイルランド〔ゲール語:Eíre/エーラ〕がモデル。東の隣島の強大な王国(現実の英国がモデル)の支配を受けており、島の東部に人口が密集し、西部は過疎地帯となっている。物語冒頭の舞台はこの島の東部にある首都(ダブリンがモデル)。
・コラール〔Choral〕…ドイツ語で讃美歌。単純素朴な合唱の曲。
・リコーダー、ヴィオール、リュート…中世~17世紀ぐらいまで用いられた古楽器の定番。
・万聖節…俗に言うハロウィン。現在のローマ・カトリック教会では「諸聖人の日」と呼んでいる。
・隣島の王国…要は侵略の歴史名高い某連合王国のことですな。
・ゲールの言葉を残す地域…〔Gaeltacht/ゲールタハト〕と呼ばれる地域が、アイルランド西部の片田舎には実在する。
・ゲールの民:古代に「西の果ての島」に栄えた民族。自然崇拝的な多神教を信仰していた。この時代では大多数が隣島の民と同化しており、本作舞台である「ホイル・ウォアの里」を除いては、民族のアイデンティティ(ことに古来の信仰)が揺らいでいる。現実のアイルランド・ケルト族がモデル。
 ※ゲール〔Gael〕…アイルランドやスコットランドのケルト系民族の自称。その歴史はおおむね記すとおり。ただ現在はアイデンティティを復興しつつある。ケルト人は、古くは広くヨーロッパの先住民。ローマにやられて滅んだ。
・Oíche mhaith…ゲール語で「こんばんは」。イーハ・ワハと読む。ゲール語はそのファンタジックな響きと奇妙なスペリングが魅力的。
・カラスウリのランタン…ハロウィンといえばカボチャのランタンだが、それはアメリカのケルト系移民の風習で、古くはカブなどを使っていたそうな。
・ドルイド〔Druid/Druídh〕:ゲールの民の長にして、神官兼賢者。「樫(オーク)の智者/森の賢者」(英語tree-wiseと同語源とも)といった意味というが、諸説あり。古代では精霊を操り魔法を行ったが、この時代では司祭や修道士と似たような存在となっている。
・家…西洋は石の文化というイメージが強いが、古代ケルト以来昔の北部ヨーロッパはどこも木造、草や木端葺きだったようだ。
・いにしえの神々…古代ケルト人は自然崇拝の要素が強い多神教。
・薬草…薬草学はドルイドや西洋魔術の基礎。本来魔術師は医者にも近い存在。
・ウイスキー…ゲール語で命の水を意味する〔Uisce Beatha/イシュカ・ベハ〕が語源、アイルランドが発祥と言われる。
・ハープ…古代からの楽器で、アイルランドのシンボルでもある。
・複雑に絡み合って無限に続く…いわゆるケルト模様。ケルトや古代ゲルマン芸術全般に見られる。
・ホイル・ウォア〔Choill Mhór〕の里:「西の果ての島」のさらに西端の辺境にある、ゲールの民の隠れ里。峠また峠、隣の里また隣の里…と、幾重もの自然的・社会的シールドによって守り秘せられている。古来の習俗と古代の神々の信仰が守り継がれる、『桃花源記』の「桃源郷」のような場所。
 ※ゴールウェイ州・コナマラ地方・カイルモア修道院と同名の湖付近の地がモデル。ゲール語で「大きな樹」の意味。
・終わりこそ始まり…死と再生という万物の輪廻を説くドルイド教の基本思想。
・教会の教え…ケルト古教会は多神教を半平和裏に吸収して浸透していたが、「隣島の王国」の清教徒軍侵略によってそれすら弾圧される。
・サウィン〔Samhain〕:ゲールの民の秋祭り。現世と異界の境界が薄まり、先祖の霊が郷里に帰ってくると同時に、悪霊をもやってくる、精霊の調和が乱れるなど、禍事も多い。実際、いわゆるハロウィンの原形になったケルトの祭。
 >ケルト人の収穫感謝祭がキリスト教に取り入れられたものとされている。古代ケルトのドルイド教では、新年の始まりは冬の季節の始まりである11月1日のサウィン祭であった。ちょうど短い日が新しい年の始まりを示していたように、日没は新しい日の始まりを意味していた。(作者註:クリスマスイヴもこの名残。)したがって、この収穫祭は毎年10月31日の夜に始まった。(以上Wikipedia「ハロウィン」より抜粋)
・共通語…今や世界の共通語にのし上がった観のあるえんぐりっしゅ。アイルランドでもゲール語をすっかり牽制しているのが実情。
・古代語…ラテン語のこと。「ソードワールド」的にいうと下位古代語のつもり。
・クローバー…シャムロックともいい、アイルランドのシンボルの一つ。
・フルート…本来は木製。アイルランドに持ち込まれたのは近世だが、今ではケルト音楽には欠かせない楽器。
・深い焦げ茶の髪…ケルト系は金々の金髪よりも黒髪に近い緑や焦げ茶髪に、あまり濃くない顔立ち(昔の自然人類学で提唱された、いわゆる「アルプス人種」)が多い。
・Dia dhuit…ゲール語で「こんにちは」。ジア・グィチと発音する。
・エルフ:古代ゲール族に信仰された神々の末裔である、半神半人の種族(高等妖精族)。深い森の奥など人間世界から隔絶された隠れ里に住み、不死に近い長寿と、精霊を使役したり魔法を使う力を持つ。
 本来ゲルマン系の言葉で、美しい人間大の妖精という概念はトールキンら近代ファンタジーの世界で創られたもの。ケルト神話とは直接関係ない。
・ライアー(小竪琴)…小さなハープに似た楽器。シュタイナー教育界隈でよく使われる。
・常世の国〔Tír na nÓg:ティル・ナ・ノーグ〕…地下や海の彼方などにあるという、老いのない神々の国。常若の国とも。
・妖精…アイルランドでは、力を失い矮小化した神々のなれの果てという。
・サウィンの夜〔Oíche Shamhna:イーハ・ハウナ〕…前述の通り。相変わらず奇妙なスペルが素敵。
・特別な力…尋常ならざる存在は、どこでも畏怖と忌避の対象とされる。
・泉…泉と大樹は生命の象徴で、しばしばドルイドの崇拝対象とされる。石碑は巨石崇拝に通じ、しばしば「境界」の象徴。
・精霊…アニミズムでいうところの、万物に宿る意志を持った霊的存在。
 TRPGではこれを操るのはシャーマンと呼ばれる精霊魔術師とエルフの力。
・ピクシー…ブリタニア各地に伝えられる小妖精。ゲール語で妖精は「シー〔Sídh〕」と呼ぶので、恐らくケルト系の語源かと思われる。
・「郷里ふるさとは遠きに在りて想うもの」…室生犀星「小景異情(その二)」の引用。
・エルフ族も力を失ってゆき…エルフは消えゆく運命の古代種族らしい。
 >エルフは一般に、不死もしくは非常に長い寿命を持ち、事故に遭ったり殺害されたりしない限り、数百年から数千年生きるとされている。ただし、徐々に活力がなくなるなど、「枯れていく定め」にあることは確かなようだ。(Wikipedia「エルフ」より)
・許されぬ契り…異世界の者と関わりを持った者(異類婚姻)は、もはや人ではないと見なされ、一般社会から隔絶されることは、世界の民俗全般に見られる。
・エルフが残した魔法…いずれもTRPGにそれっぽい技がある。
・境界…「境界」や中間的存在の神秘は、民俗学・文化人類学や神秘主義では定番の概念。
 子供、特に少女の神秘的な力という考えもよくある。クルトはTRPG的にはハーフエルフ。実際この種族は強い。やはり忌避される存在らしい。
 >多くの場合、ハーフエルフは人間とエルフ双方の特徴を受け継いでおり、人間とエルフの双方から差別的な扱いを受けることがしばしばある。(Wikipedia「エルフ」より)
・バルド〔Bard〕…本来、古代ケルトの吟遊詩人。予言者、言霊使いともされる。ハープを奏で、「呪歌」を歌うことで言霊を操る。
・異界との接触…下手すると素敵なところに逝ける。サウィンの夜はチャンス。一年のうち霊界が自然界と接触することのできる境界領域の時間であり、魔法が最も力を発揮する日だと考えられている。
 >1年のこの時期には、この世と霊界との間に目に見えない「門」が開き、この両方の世界の間で自由に行き来が可能となると信じられていたからである。(Wikipedia「ハロウィン」より)
・コナル=グレンケオ〔Conall Gleannceo〕…「霧の谷のコナル」の意。コナル一族の先祖で、古代の大ドルイド。(架空)
・宿り木…聖なる木とされ、ドルイドのシンボル。それで作った輪は不滅の象徴で、クリスマスリースの原型。
・ダナンの神々…トゥアハ・デ・ダナーン〔Tuatha dé Danann〕。ダヌ神族とも。アイルランド神話の神々で、女神アヌ(ダヌ)の一族の意。
・光の精霊…ウィル・オー・ウィスプ。一番どこにでもいる精霊。TRPGにおいては、明かり取りだけでなく、人にぶつけて倒したりできるスグレモノ。精霊使いの相棒。
・精神の強さを高める…TRPG風に言えば精神抵抗+。呪歌の能力というのは所詮その程度。
・フィドル…エスニック系ヴァイオリンのこと。
・バグパイプ…実は近世の流入だがケルト音楽の定番で、スコットランドのシンボル。アイルランドではピーブ・イーラン〔Píb uilleann〕(イーリアン・パイプス)という。
・チェック…タータンチェック柄はケルトの伝統的模様。
・くるくる回りながら軽やかなステップ…アイリッシュダンスは足踏みが基本。タップダンスの原型でもある。地の霊を鎮める意味があるという。
 複雑に回って踊るのは、絡み合い複雑な曲線を描くケルト模様や、円が生命・不滅のシンボルであることを連想させる。
・白くかすむ光に…明け方は異界の者が帰る時間で、ある種の神秘的な「境界」。黄昏時はその逆。
・それを想う者の…神々は忘れ去られると力を失うらしい。そういう考え方はよくある。この話もアナタの心に残るかな……?
・物語は始まった…実際、この話は作者の愛娘(TRPG的な意味で)・クルトの旅立ちのエピソード。ここから冒険が始まったのだ。
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