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第一章
☆感謝SS☆ 爪先のお手入れ①
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本当にうれしいです。ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします!!
—————————————————————
「篠田くんて、手すごく綺麗だよねぇ~…すらっと長いけど案外節くれだってて男っぽいけど白くて艶っとしてる。あ、意外!深爪派なんだね」
「ん?ありがとう。そうだね、手のお手入れは男の嗜みだからね」
「えぇっ!なんだか意味深……」
「ふふふ。まんまだよ」
「そ、それって、そういう…?」
「ふふふふ」
「(ひ、ひゃぁぁ~~~~!!!!)」
「ちょっと暁くん、何してんの?教室内で爪切るとかオッサンみたい!あはは」
「うへへ。オッサン臭い?いやちょっとさぁ、ここ数日手入れ怠っててさぁ…。
お!雅樹いい所に!爪やすり持ってねぇ?———さんきゅー!助かったわ」
「うわぁ!篠田くん爪やすり持ち歩いてるの?あ、このガラスタイプいいよねぇ。洗えるから清潔に保てるしさ。に、しても2人して手のお手入れちゃんとしてんだねぇ」
「そりゃーそうでしょー。清潔にして大切な人を傷つけない為にもちゃんと手入れしねぇとねー」
「う、うん…?わぉ。ハンドクリームも持ってらっしゃると…」
ヌリヌリヌリヌリ……指先、キワもしっかりと…
「志木くんかなり深爪だね…うぅぅ…男子の深爪って、清潔感はあるけど見てると痛々しくて…って大変失礼な事を言って申し訳ない!でもでも!深爪は好き♡」
「あはは!いやいやいいよ~。俺もガキの頃はここまで深爪にはしてなかったから、オヤジが爪切ってるの見て同じ感想だったよ。でも、一度やっちゃえば平気だよ♪」
「そっかー。でも”そういう事”をする年齢になると、この深爪が愛なんだって思うようになったよ♡」
「お、分かってるねぇ~。そそそ!爪のお手入れは愛なんだよね~♪」
「わーぉ。ヤスリかけてきちんとハンドクリームまで付けるんだね…け、結構入念だね」
「あぁ。寒くて乾燥する時期は特に念入りにしないとな。皮膚が厚いささくれって、ガッサガサになるから当たると痛いし、爪並みの殺傷力もあるからね……よし、ぴっかぴか♪」
◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
「あずきさんのハンドクリームいい匂いだねぇ、それどこの?」
「ありがとう。委員長から誕生日プレゼントでもらったんだけど、ネイルサロンで取り扱っている商品みたいなの。家のお手伝いする時は香りものはダメだから使えないし、かといって香水は残りやすいからハンドクリームで楽しんでるの」
「そっかぁ~。なんかそれおしゃれだね」
「うふふ。小鳥遊くんもつけてみる?」
「うん!おぉ……ふわぁ~…良い匂い…くんくん」
「きつすぎず、かといって薄すぎず丁度良い塩梅だよね」
「うん。フローラル過ぎないけどお花っぽくて、でもちょっとスパイシー?爽やかさもあってくどくないね」
「そうなの!えへへ。同じ香りだね」
「だなー。うへへ」
「おい、そこの小動物コンビ。きゃっきゃしてんじゃねぇ。樹……お前、マジで違和感ないのな」
「は?どういう意味?」
「いや、あずきさんと一緒のハンドクリーム塗って女子みたくきゃっきゃしてても馴染んでるっていうかさ。お前が女子臭漂わせても違和感ゼロっつーか」
「意味わかんね。でもほら、いい匂いじゃね?」
「あー、まぁな。女子がつけてるとちょっとクラッとするな。てかなに?お前らん中で手のお手入れ流行ってんの?」
「はい?お前らって?」
「いやだからさ、雅樹たちも最近よく爪先の手入れに余念がないっつーかさ、こまめに手入れしてるのよく見かけるんだよなー」
「へぇ~……知らんかったわ」
「知らんかったって、お前…一緒にいても何も見てねぇのな…なんか気の毒だわ」
「や、山田君っ!それって、ほら、あの、あれ……」
「ん?あれって?」
「ほら、そのぅ……”そういう事する時”っていうのかな」
「そーいうこと?……!!!!あ、あぁ!あ、そーいう、ね。あぁ…うん、はい。理解した」
「なんの話してんだ?今ので何が分かったんだ??」
「あー…ははは。まぁ、分からなくても…ね?あずきさん」
「う、うん」
「なんだよぉ、ったく」
「なになにー?なんの話ー?」
「おう、田中。いやさ、最近雅樹達の中で手のお手入れが流行ってるねって話…?」
「へ~~そうなん?あ!あれだな!こないだねーちゃんの雑誌で見たぜ!“モテる男の嗜みは指先から!”ってやつ!あれ見た時、何いってんだって思ったんだけどよ、あいつらがやってるならあの情報正しいんだな…」
「ほほぅ……あずきさん、そうなの?」
「え?!え、えーーと、そう、かな?なんていうか清潔感…?爪が汚い男子って嫌だよね」
「ほう!そうなんだ」
「う、うん!小鳥遊君はきちんとしてるよね。ささくれもなくてつるんとしてる」
「あぁ、そういやあいつらがよく俺の手とか色々やってくれてんな…俺、その間は誰かと話してたりマンガ読んだりスマホ見てるから記憶からすっぽ抜けてたわ!」
「樹……お前って奴は…篠田達って報われてんのかな…なんか泣けてきたわ」
「山田は…お、深爪だけど意外と綺麗にしてんのな。田中は…げぇぇえ!きったね!お前のっびのびじゃん!しかもささくれもひでぇ!カッチカチでガッサガサじゃん。お前、ささくれとか歯で嚙み切るクセあるよな、そういや。うわぁ!ホントだ!指先って手入れしてないと不潔感すげぇんだな!」
「………歯で?」
「うへぇ、あずきさんの目が汚物を見る目だ…あのあずきさんでも許容量を突破すんだな」
「お、おい!樹ッッ!お前ぇぇええ!このっ…チビ助っ!余計な事をっ!!あ、あずき!これは違うんだ!あずきさぁぁん!!!」
「はぁ?なんだよ!お前も変わんねぇだろうがっ!本当の事しか言ってねぇし!…てか、おい!小動物コンビってなんだよ、山田っ!」
「今かよっっ!!!!」
本当にうれしいです。ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします!!
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「篠田くんて、手すごく綺麗だよねぇ~…すらっと長いけど案外節くれだってて男っぽいけど白くて艶っとしてる。あ、意外!深爪派なんだね」
「ん?ありがとう。そうだね、手のお手入れは男の嗜みだからね」
「えぇっ!なんだか意味深……」
「ふふふ。まんまだよ」
「そ、それって、そういう…?」
「ふふふふ」
「(ひ、ひゃぁぁ~~~~!!!!)」
「ちょっと暁くん、何してんの?教室内で爪切るとかオッサンみたい!あはは」
「うへへ。オッサン臭い?いやちょっとさぁ、ここ数日手入れ怠っててさぁ…。
お!雅樹いい所に!爪やすり持ってねぇ?———さんきゅー!助かったわ」
「うわぁ!篠田くん爪やすり持ち歩いてるの?あ、このガラスタイプいいよねぇ。洗えるから清潔に保てるしさ。に、しても2人して手のお手入れちゃんとしてんだねぇ」
「そりゃーそうでしょー。清潔にして大切な人を傷つけない為にもちゃんと手入れしねぇとねー」
「う、うん…?わぉ。ハンドクリームも持ってらっしゃると…」
ヌリヌリヌリヌリ……指先、キワもしっかりと…
「志木くんかなり深爪だね…うぅぅ…男子の深爪って、清潔感はあるけど見てると痛々しくて…って大変失礼な事を言って申し訳ない!でもでも!深爪は好き♡」
「あはは!いやいやいいよ~。俺もガキの頃はここまで深爪にはしてなかったから、オヤジが爪切ってるの見て同じ感想だったよ。でも、一度やっちゃえば平気だよ♪」
「そっかー。でも”そういう事”をする年齢になると、この深爪が愛なんだって思うようになったよ♡」
「お、分かってるねぇ~。そそそ!爪のお手入れは愛なんだよね~♪」
「わーぉ。ヤスリかけてきちんとハンドクリームまで付けるんだね…け、結構入念だね」
「あぁ。寒くて乾燥する時期は特に念入りにしないとな。皮膚が厚いささくれって、ガッサガサになるから当たると痛いし、爪並みの殺傷力もあるからね……よし、ぴっかぴか♪」
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「あずきさんのハンドクリームいい匂いだねぇ、それどこの?」
「ありがとう。委員長から誕生日プレゼントでもらったんだけど、ネイルサロンで取り扱っている商品みたいなの。家のお手伝いする時は香りものはダメだから使えないし、かといって香水は残りやすいからハンドクリームで楽しんでるの」
「そっかぁ~。なんかそれおしゃれだね」
「うふふ。小鳥遊くんもつけてみる?」
「うん!おぉ……ふわぁ~…良い匂い…くんくん」
「きつすぎず、かといって薄すぎず丁度良い塩梅だよね」
「うん。フローラル過ぎないけどお花っぽくて、でもちょっとスパイシー?爽やかさもあってくどくないね」
「そうなの!えへへ。同じ香りだね」
「だなー。うへへ」
「おい、そこの小動物コンビ。きゃっきゃしてんじゃねぇ。樹……お前、マジで違和感ないのな」
「は?どういう意味?」
「いや、あずきさんと一緒のハンドクリーム塗って女子みたくきゃっきゃしてても馴染んでるっていうかさ。お前が女子臭漂わせても違和感ゼロっつーか」
「意味わかんね。でもほら、いい匂いじゃね?」
「あー、まぁな。女子がつけてるとちょっとクラッとするな。てかなに?お前らん中で手のお手入れ流行ってんの?」
「はい?お前らって?」
「いやだからさ、雅樹たちも最近よく爪先の手入れに余念がないっつーかさ、こまめに手入れしてるのよく見かけるんだよなー」
「へぇ~……知らんかったわ」
「知らんかったって、お前…一緒にいても何も見てねぇのな…なんか気の毒だわ」
「や、山田君っ!それって、ほら、あの、あれ……」
「ん?あれって?」
「ほら、そのぅ……”そういう事する時”っていうのかな」
「そーいうこと?……!!!!あ、あぁ!あ、そーいう、ね。あぁ…うん、はい。理解した」
「なんの話してんだ?今ので何が分かったんだ??」
「あー…ははは。まぁ、分からなくても…ね?あずきさん」
「う、うん」
「なんだよぉ、ったく」
「なになにー?なんの話ー?」
「おう、田中。いやさ、最近雅樹達の中で手のお手入れが流行ってるねって話…?」
「へ~~そうなん?あ!あれだな!こないだねーちゃんの雑誌で見たぜ!“モテる男の嗜みは指先から!”ってやつ!あれ見た時、何いってんだって思ったんだけどよ、あいつらがやってるならあの情報正しいんだな…」
「ほほぅ……あずきさん、そうなの?」
「え?!え、えーーと、そう、かな?なんていうか清潔感…?爪が汚い男子って嫌だよね」
「ほう!そうなんだ」
「う、うん!小鳥遊君はきちんとしてるよね。ささくれもなくてつるんとしてる」
「あぁ、そういやあいつらがよく俺の手とか色々やってくれてんな…俺、その間は誰かと話してたりマンガ読んだりスマホ見てるから記憶からすっぽ抜けてたわ!」
「樹……お前って奴は…篠田達って報われてんのかな…なんか泣けてきたわ」
「山田は…お、深爪だけど意外と綺麗にしてんのな。田中は…げぇぇえ!きったね!お前のっびのびじゃん!しかもささくれもひでぇ!カッチカチでガッサガサじゃん。お前、ささくれとか歯で嚙み切るクセあるよな、そういや。うわぁ!ホントだ!指先って手入れしてないと不潔感すげぇんだな!」
「………歯で?」
「うへぇ、あずきさんの目が汚物を見る目だ…あのあずきさんでも許容量を突破すんだな」
「お、おい!樹ッッ!お前ぇぇええ!このっ…チビ助っ!余計な事をっ!!あ、あずき!これは違うんだ!あずきさぁぁん!!!」
「はぁ?なんだよ!お前も変わんねぇだろうがっ!本当の事しか言ってねぇし!…てか、おい!小動物コンビってなんだよ、山田っ!」
「今かよっっ!!!!」
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