樹くんの甘い受難の日々

琉海

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第一章

58.目が!目がぁぁああ!!

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「———雅樹たちと付き合う事にした」
「……そう」
「で、さ。志木への話ってのは、」

志木の唇で言葉を奪われた。そのまま荒々しく口内を蹂躙される。
必死でついていきながら鼻で息を吸うけど、段々苦しくなってきた。
志木の胸を少し押しても全然やめる気配がなくて、ドンドンと叩いた。

「っは…」

2人の口が離れて、銀の糸が引かれてぷつりと切れた。
志木の顔が軽く上気していて色っぽくてドキドキする。続きをしたいけど、今はダメだ。

「すまん。ちょっと、暴走した」
「志木が暴走って珍しいな。いつも俺ばっか必死な気がする」
「そうでもない。樹ちゃんに関してはいつだって余裕なんかないよ。
話を遮ってごめん。いいよ、話して」
「うん…あの、あのな」
「やっぱ待って!聞きたくないかも」
「えぇぇっ!」

ちょっとショック受けた。

「悪い話?なら…」
「悪い?のかな。悪い、かもしれない」
「マジかよ……」

志木はしばらく俯いてから大きくため息をついて真剣な目で俺を見た。
その目に背中を押されるように、思い切って話し出す。

「あのな。俺、やっぱり選べなかったんだ。2人だけじゃダメで、どうしても志木も欲しくて。
だ、だから、志木以外にも付き合ってる奴がいる事を許してくれるなら、俺と、つ、つつつ付き合って欲しい……」

言っているうちに、俺の酷さを実感してどんどん顔が俯いていって上げられなくなった。
次、志木の目を見た時にその目に呆れとか嫌悪があったら、覚悟していたとはいえかなりダメージを負うのが分かって怖くてなかなか上げられない。
だけど志木も何も言わない。段々怖くて不安で目が潤んできたのが分かった。
ただでさえ酷い事を言っているから俺が泣く事は許されない。


「はぁぁぁぁぁ~……」

むちゃくちゃ深いため息を付かれて肩がビクッと跳ねる。
こ、怖い。呆れた?可愛さ余ってなんとやら?嫌われた??
ぎゅうと膝の上に置いた握りこぶしが震えてるのが分かった。
ふわりと志木の匂いに包まれたかと思ったら、俺は志木に抱きしめられていた。

「志木…?」
「樹ちゃん、震えてる。緊張してたの?」
「うん…志木、呆れた?怒った?」
「なんで俺が怒んのよ。呆れるような要素あったか?」
「だ、だって俺、すげぇ最低な事いってる」
「うん。それは否定しない」

サクッと肯定されてグサッときた。俺、ひん死。

「でも、それ以上にすげぇぇ嬉しい。あいつら相手でも樹ちゃんの中に入り込めた事がすげぇ嬉しい。それに比べたら篠田たちの事は些末な事だ。あ、やべ。泣きそ」
「へ?」

志木の方を向こうとしたらグイと頭を押えられて
そのままロックされて志木の顔を見れない。

「志木?」
「ありがとう。俺を恋人にしてくれて。めちゃくちゃ大切にする。
だから、樹ちゃんも俺にもっと溺れて?」
「いいの?3人と付き合ってもいいの?」
「そりゃ独り占めしたいよ。俺だけの樹ちゃんにしたい。
だけど、あいつらの事が好きな樹ちゃんをひっくるめて惚れたからさ。覚悟はしてたよ。
——それに、篠田にも言われたしな」
「雅樹に?なんて?」
「ナイショ。でも、篠田がさ、俺を受け入れてくれるような事いってくれたから、
3人になるかもって予想はしてたよ」
「雅樹が?!いつの間に!!」
「樹ちゃんの彼氏はいい男だなぁ!」

志木に言われて、ほわわんと暖かくなった。

「うん。俺には勿体ないくらい、めちゃいい男!志木も、すげぇいい男。
俺の彼氏たちはマジでいい男しかいない。えへへ」
「もっといい男になってもっと樹ちゃんを惚れさせるからさ、もっと先の人生にも俺を入れといてね」
「へっ?」
「いちお、プロポーズ的な?」
「うひょう!」
「ぷっ。なにそれ」

志木にぎゅぅぅ~~って抱きしめられて、嬉しくって俺もぎゅうと抱き着く。

「志木、好き。大好きだよ」
「俺も。樹ちゃんが大好き♡いやむしろ愛してる?」
「うへへへへへへ」
「照れると変な笑い声出すトコも好き」
「ぬへへへへへ」
「かーわい♡」

くい、と顎を持ち上げられて志木と目を合わせる。
う…わ。正直直視できねぇ!!!!目が!目がぁぁああ!!
これまでも俺を見る目は優しかったけど、そんなん甘かったわってくらい、
優しくて甘くて蕩ける目で俺を見つめていた。

「どっどうしやう…」
「どした?」
「お、俺の彼氏がイケメンすぎて心臓が持たない」
「あはははは!なにそれ。すげぇ照れるけどむっちゃ嬉しい。
俺の彼氏さんも可愛すぎて俺も心臓が持ちそうにない。ホラ」

志木が俺の手を胸に添わせると、異常に速い動機を手に感じた。
それを実感して俺の心拍数も更に上がる。苦しい。本当に死んじゃうかもしれん。

「お、俺もやばい。ほら…」

志木の手を俺の胸に添わせる。

「ホントだ。ふふふっ」

幸せそうに笑う志木の顔が近づいてきて、ふわりと唇を合わせる。
志木ともたくさんキスをしたけど、このキスはなんか神聖なキスに感じたんだ。
そのくらい、優しくて甘くて胸に響いた。
あぁ。俺、志木がすっげぇ好きだ。



「んっ。あぁっ」
「乳首きもち?」
「うん。もっと♡もっとしてぇ」
「可愛い。乳首もこりっこりに硬くなってる」

クリクリと乳首を捏ねられて甘い声が止まらない。ピンと弾かれて高い声が出てしまう。
抑えないと、ダメなのに…。
じゅるじゅると音を立てて吸われると、煽られてめちゃくちゃ感じる。
カリ、と甘噛みされて頭が真っ白になった。腰がビクビク震えて———吐精した。

「え?え?え??」

ビックリしてちょっと正気に返る。

「樹ちゃん、乳首だけでイっちゃったね?」
「え。うそ。マジ?」
「今までも甘イきはあったけど、まさか射精までしちゃうなんて。
しかも初めて?どうしよ。嬉しくて興奮がうなぎ登りなんだけど!!!!」
「ゃ♡」

まんこの入口を優しく押して刺激されて期待で胸が高鳴った。
俺、マジでもう女の子抱けない気がする…。

「あぁ~…むちゃくちゃ激しく愛したいけど、ご家族いるもんな。
——見られちゃったら困るもんな?」
「~~~~♡♡♡」

最後のセリフを耳元で囁かれて、ぞくぞくぞくーーっと快感が背筋を駆け上る。
声も出せずに快感に打ち震えてると、目を細めてそれを見ていた志木が「ごめん」と言ったかと思うと、一気に剛直がおまんこに入ってきて中を貫かれた。

「———!!!!♡」
「ははっ。マジかよ。トコロテンとか。えっろ」

俺は、中に押し入ってきたちんこの刺激でイってしまった。






「やぁ!いってる いってるのぉ やぁぁ あたまおかしくなるぅ」
「はっ…なって。俺だけでいっぱいにして?ふッ!はぁ…やっべ
すげぇ気持ちいい…」

志木は激しく動かずに、俺の奥にゆっくりキスするように先端を押し付けるだけ。
なのに、俺のちんこは壊れたみたいにぴゅるぴゅると精液をこぼしている。

「樹ちゃん、あんまり声あげたら聞こえちゃうよ?」
「あぁぁぁ♡」
「聞かれちゃうかもって思って感じた?えっち♡」
「んんッ♡」

うつ伏せになった俺の背中に軽く体重をかけて押しつぶしながら、背面からゆっくりゆっくり犯されて、頭がバカになるんじゃないかって思うくらい気持ちいい。

「あー…すげぇ中に出したい。たっぷたぷになるくらい俺の精液でいっぱいにしたい」
「はんーーー♡」
「きゅうって締まったよ?中に欲しいんだ?エロッ」
「やっ♡あっ あっ あーー♡♡♡」
「今日は、ご家族がいるから我慢するけど、今度は出させてね?」
「んっ!んっ!!」

俺は喘ぎながらコクコク頷く。

「ホント、えっちぃね。中だし好きとか。どんだけ男の欲情を煽るの。
誰にもやらねーからな?樹は、俺のものだ。分かった?」
「わかっ♡わかったぁ♡」
「そして俺は、お前だけのもの。”一生”な」
「あーーーーーーー♡」

ぐりぃと奥を抉られて、『一生』という甘い鎖の言葉をもらって俺は絶頂した。
ぎゅぅぅぅと志木のちんこを食い締めたのが分かった。

「やっば」
「やっ♡」

志木の焦った声が聞こえてズルッと大きなものが出ていく。
その刺激にも感じてしまって、甘く深い刺激が止まらない。

「ぐぅっ…はぁっ…!」

腰と背中に熱い精液が思いっきりかけられて、それにすら感じて震える。
なかなか快感が引かなくて震えていたら、処理をしてくれた志木がころりと俺をひっくり返した。

「樹ちゃん、まだ感じてるの?体がビクビクして目がとろとろだよ?可愛い」
「はんっ ちゅっ じゅるるる」

たまらず、といった感じの志木に口の中を貪られる。
それだって快感の手助けになって苦しい。口がうまく締まらなくてつつつと唾液が口端から垂れるのが分かった。それに気づいた志木がべろりと舐めとる。

「今日、樹ちゃんめちゃくちゃ感じてんな?自尊心がすげぇ満たされるんだけど。
これ以上惚れさせてどうすんの?壷でも売りつけるつもり?」

笑って言われたけど、それはこっちのセリフだ。
おっそろしい快感を植え付けられて俺、大丈夫でしょうか。俺、志木にヤり殺されそうなんだけど。

「樹ちゃん、本当に好きだよ。俺、マジで一生一緒にいたいんだけど」
「き、気が早い…よぉ」
「それでも今、この気持ちは100パーセント本物だから。ずっと惚れ直してもらえるように頑張るよ」
「それは、おれ、の、せりふ…」
「ははっ。まだ感じてんのな。かぁぁぁわいいいい!!」
「ひゃん♡」

ぎゅうぎゅうと抱きしめられたけど、その苦しさすら感じちゃうんですけど。
ちょっと怖くなってきた。

「そうだ。夏休み明けに転入決まったから」
「ほんと…?うれし」
「俺も嬉しい。一緒の高校に通えるんだな。他の彼氏の独占もこれで終わりだ」
「へへ…」
「なぁ、学校でエッチしてい?」
「ん…。俺もしたい」
「ほんっとにスケベだな!そんな所も俺好みだわ。たまんね」
「志木も、スケベだな」
「俺は好きな子には無限にスケベなの」
「そうだった。志木は絶倫ヤローだった…」
「抱き潰したい」
「んんっ♡」
「ホント、エッチだな。この言葉で感じちゃうのかよ」
「やら?」
「いーや。また勃ったくらい、最高。あと1回だけしよ?」
「やぁ♡ あぁぁ♡」

聞きながら体勢を変えて正常位で責められ始めた。最後はボロボロ泣きながらずっとイってた気がする。バカみたいに好きって連呼して、それに喜んだ志木が煽られてさらに…最後は朦朧としてそのままブラックアウトした。こんなんばっかだな!俺!
俺の彼氏は絶倫しかいないのかよ。


――――――――――――――――――――――
キリ良くまとめたかったので、今回は長くなっちゃいました。
志木、悲願達成!
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