[R18]異世界に売られた少年は甘い檻の中で溺愛される

harihari

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ご主人様と凪

拒絶※

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 蹴られたアステルはもちろんだが、蹴った凪にも動揺が走った。

 凪がアステルの顔を蹴り上げたのは、偶然だった。ただ闇雲に暴れた足が偶々アステルの顔に当たっただけのこと。それでも、ペットが飼い主を足蹴にしたのだ。それがどういうことなのか、わからない凪ではなかった。

 凪は動揺で動けなかった。蹴り上げられたアステルは一瞬呆然とした表情で凪を凝視したかと思うと、次の瞬間には豹変していた。その瞳に浮かぶのは怒りだ。

 まずい――凪がそう思った時にはすでに遅かった。アステルは凪の足首を掴むと、そのまま身体を反転させてうつ伏せにすると、腰を高く持ち上げた。

「ごっごめんなさい……!」

 凪は咄嗟に謝罪の言葉を口にした。顔から血の気が引き、底知れない恐怖で身体が震え始める。必死に謝ったが、アステルは何も答えなかった。射抜くような鋭い眼光が凪を捉え、そしてそのまま凪の後孔に自らの熱い肉塊をあてがい一気に挿し入れた。

「あ……っ、あああっ!」

 後孔に強烈な痛みが走り、背後から貫かれた。一気に最奥まで貫いたそれは内臓を押し上げるほどの質量を持っていた。突然の強い衝撃に息ができなくなる。硬く張り詰めた先端が狭い媚肉を抉るように侵入してきたのだ。圧倒的な異物感と圧迫感に吐き気が込み上げる。

「い……やあっ!痛いっ!」

 凪は悲鳴を上げた。しかしそんな悲鳴など聞こえていないかのようにアステルは激しく腰を打ち付ける。肌がぶつかり合う音が響き、激しい挿入により後孔から血が滲み始める。

 凪は痛みから逃れようと必死に身体を捩らせた。だがそんな抵抗など意味もなく、アステルはより深く自身を凪の中に挿し込んだ。

「や……、やめっ……!」

「うるさいですね。ペットなら大人しく飼い主の言うことを聞きなさい」

 アステルはそう言うと凪の尻を平手打ちした。乾いた音が部屋に響き、叩かれたところにじんと熱を帯びたような痛みが広がった。白い肌にくっきりと赤い跡が残る。身体が強張り、無意識に後孔を強く締め付けてしまうと、後孔に痛みが走った。

「ごめんなさい……!ごめんなさい!」

 凪は涙声で懇願し続けたが、アステルの耳には届かない。

 頭では分かっているのだ。これはお仕置きで、ペットへの躾だと。行為を嫌がったこと以上に、凪が主人であるアステルを蹴り上げてしまったことによる代償だ。その指導の中で人間の言葉が交わされることはなく、まるで獣への調教のように、痛みと恐怖のみで教え込まれる。

 なぜこのような辱めを受けなければならないのか。次第に凪の中にふつふつと怒りが沸き始める。

 ペットとして飼うと言われて、裸にされ、身体を暴かれ、挙句の果てにこのような辱めを受けるのだ。理不尽にも程があるだろう。そもそもことの発端はアステルが勝手に行為に及ぼうとしたことが原因だ。

 凪は奥歯を噛み締め、爪が食い込むほど強く手を握りしめた。手のひらに爪が刺さり、皮膚が切れ、痛みが走る。それでも今行われている強姦に比べたらずっとマシな痛みだった。その痛みのおかげで凪は正気を保つことができた。

「この……変態野郎……っ!」

 怒りのままに声を上げると、アステルの動きが止まった。凪自身、驚くほど大きな声が出たことに驚いていたが、一度吐き出した言葉はもう引っ込めることはできない。

「俺はあんたのペットでも玩具でもない!人間だ!あんたの気まぐれに振り回されてたまるか!」

「…………」

 アステルは無言のまま凪の腰を掴むと、そのまま自分の方に引き寄せた。そしてより深いところまで自身を突き入れる。その瞬間、目の前が真っ白になるほどの衝撃が走った。今までとは比べ物にならないほどの圧迫感に呼吸ができない。凪は目を見開いたまま口を開閉させた。

 アステルは自らの雄を引き抜くと、打ち上げられた魚のように布団の上で呻く凪を冷ややかに見下ろした。そしてそのまま髪を掴むと、乱暴に顔を上げさせる。凪は痛みに顔を歪めながらもアステルを睨みつけた。

「本当に出来の悪い犬ですね。もっと甚振って魂を破壊しないと従順になれませんか?ペットの仕事は主人を癒すことでしょう?なのになぜこうもイラつかせるのです」

 アステルは淡々とした口調でそう言うと、凪の頬に平手打ちをした。乾いた音が響くと同時に鋭い痛みが走る。凪は歯を食いしばってそれに耐えた。そのわかりやすい痛みは、先ほどまでの陵辱に比べたらずっと心地よいとさえ思ってしまう。

 凪はアステルを睨みつけたまま口を開いた。

「俺はあんたの思い通りになんてならない。こんな一方的なことをして俺が大人しくなると思ったら大間違いだ」

 凪はアステルの鋭い眼光から目を反らさずに、真っ向からその視線に応えた。もうこれ以上流されて堪るかと抵抗の意志を示すように強い瞳で睨み返す。その挑むような視線が気に障ったらしく、アステルは苛立たし気に吐き捨てた。

「本当に忌々しい目だ」

 アステルは凪の髪を掴む手に力を入れた。そのまま強引に引き寄せ、顔を近づける。鼻と鼻が触れ合うほどの距離に思わず顔を背けようとすると、アステルと目が合い、その金眼に釘付けになった。

 アステルの瞳に宿った怒りの色はより濃くなっていた。その冷たい視線はまるで蛇のように絡みつき、凪の心まで凍らせていくようだった。

「良いですか?契約を交わした瞬間からあなた全人権は私のものとなったのです。主人に逆らうことは許されざる大罪です」

 アステルは凪の耳元に唇を寄せると低く冷たい声で囁いた。耳に温かな息がかかり、教え込まれた快感がぞわりと全身を駆け巡るとともに、その声の冷たさと威圧感に背筋が凍りつく。

 有無を言わせない圧力に圧倒され、凪はただ歯を食いしばって首を振ることしかできなかった。アステルはそんな凪を鼻で笑うと、濡れそぼった凪の秘所に手を添わせて、呪文を呟いた。

「『氷結グラキエス』」

 氷の礫が形成され、凪の後孔へと押し当てられる。先ほどまでアステルを受け入れていたそこは、さして抵抗することもなく礫を受け入れた。アステルは容赦なく礫を奥へと押し込んでいく。異物が体内に侵入してくる感覚に背筋が震えた。

 礫は凪の中で大きくなる感じがした。ぴったりと孔の奥に収まると、凪自身の指では取り出すことができなくなる。

「んぅっ……なに、これ……っ」

 凪は呻いた。痛みこそなかったが、中で押し広げられる異物感が凄まじかった。動くと凪の媚肉の中で存在を主張し、さらに『イイトコロ』を擦り刺激してくる。思わず艶めいた声が漏れた。

 アステルは凪の媚肉が伸縮を繰り返して氷を締め付け、その刺激に悶えている様をじっくりと観察していた。まるで籠に閉じ込めた生き物を観察するかのように無遠慮な視線を凪に向けている。その視線に気づき、凪は思わず唇を噛み締めた。

 アステルはそんな凪の様子を楽しむかのように口角を上げて笑った。

「罰です。それを詰めてしばらく過ごしなさい」

「な……っ」

 凪が抗議の声を上げる前に、アステルは冷たい声音で淡々と言い放った。

「反抗的な態度を改めるまでその礫はそのままです。私の許可なしに外すことも許しません――中で広がっているそれを取り出すことなどできないと思いますが」

 そう言うとアステルはベッドを降りると、そのまま部屋から出ていってしまった。扉が閉まる音が無情にも室内に響き渡る。足枷によりベッドの上に繋ぎ止められている凪にはアステルを追うことはできなかった。そしてさらに絶望する。足枷から伸びる鎖と後孔に差し込まれた栓がある限り、凪はこの部屋から出ることも排泄の自由さえも奪われてしまうことになるのだ。

「うそ、だろ……?」

 残された凪は呆然と呟くことしかできなかった。
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