マッチ売りの限界を感じて廃業しようとしていたらボヤを出しておじさんに説教された少女

砂山一座

文字の大きさ
21 / 23

おじさんとつながる*

しおりを挟む
 おじさんの裸は顔のわりにゴツゴツしているし、怪我の跡も多い。商人のそれより職人のような引き締まった体だ。
 あんな風に粗野な暴力をふるうのを見てしまった後では、物騒な体つきだとしか思えない。

「どうしよう、さっきからもう中が切なくて……。
 あの張形は嫌だった……指は気持ちよかったけど、でも、そうじゃなくて……あの……」
 その物騒な体に強請ってみれば、背に回された指が臀部を這い、蜜に濡れた割れ目に忍び込む。
「お前、マリー嬢に何を吹き込まれたんだ? はしたないことばかり口にする女は初夜では好まれないらしいぞ」
「おじさんに好まれればそれで充分よ。私、何かおじさんの興をぐようなこと言った?」
 おじさんはため息を吐きながら指を進める。
「逆だ、逆。煽るなと言っている。そんなに急いでどうこうするものではないだろ」
「急いでるんだけど」
 本当にさっきからおかしいくらいに体が熱いのに、なかなか先に進めてくれない。それならばとおじさんの下穿きに手を伸ばしてみれば熱い塊が確認できる。
「思ったよりも凶悪な大きさね……」
 やわやわと撫でさすり、やめろと言われないのをいいことに下穿きをずり下げると、硬く勃ちあがった陽物は服の上から見ていたものとは全く違った様相だ。
 恐る恐る触れてみる。触り方をニーナに教わったのは内緒だ。
「熱いし、硬いわ……な、舐めてみる?」
 舐め方もニーナに教わった。ニーナから「これなら相手は昇天しちまうよ」と太鼓判を捺されている。
「無理をするな。今日はやめておけ」
「今日はってことは次もあるって事でいいのよね?」
「お前が望むならな」
「そういうのは、おじさんが求めてくれた方がやる気が出ると思うのよ」
 とりあえずニーナの必殺技は次回まで取っておくことにして、おじさんの下半身に目を向ける。
 まつ毛の金髪よりもさらに深い色の下生えから肉の杭がそそり立っている。
「うわぁ、張形より大きいわよね……これ、私の中に全部入るの?  この長さでしょ? ちょっと待って……」
「な、なんだ?」
 指でおじさんの陰茎の尺をとって、自分の下腹部から腹まで同じ長さ分、指を這わせて測る。
 かなり体の奥まで来るようで、身震いする。
「……こ、ここまで這入はいるんだけど、 私、死なない?」
 それを見ていたおじさんはびくりと陽根を震わせ、体をくの字に曲げる。
「うっ……馬鹿、少しは黙ってられないのか」

 黙らせるためか、口付けされながら蜜を纏わせた指が隘路を開く。時々、指が膣口の上の突起に触れ、快感を倍増させる。
 ぬちゃりぬちゃりと音を立てて少しずつ奥まで指が沈んでいって、中指の付け根から先は全て私の腹の中だ。
「ほらな、指だって根元まで挿入できるんだ、心配はない」
 そう言ってちゃぷちゃぷと中を探られ、もう一本指が増やされる。
 長い指が自分の中に少しずつ埋まっていくのを見るのは刺激が強すぎる。心臓の鼓動と一緒に歓迎するように中がふるえて、指をきつく締め付ける。
「苦しくないか? だいぶ柔らかくなってきたが、これではまだ入らないだろ?」
 そう言われて、もっと大きなものを受け入れるのを想像しては、また指を締め付ける。

 抱きしめてもらっても足りないものがあった。
 こんなにたくさん抱きしめられてもまだ足りない。
 ずっと、欲深さをもてあましていた。
「おじさん……私がさっきからずっとギリギリなのわかってて意地悪を言ってるの? それとも、私に『挿れて』って言わせたいの?」
 慎重すぎるくらいのおじさんの指の動きは、私をどんどん追い詰める。
「痛くないかと聞いている。あんな張形の大きさでキャンキャン泣いていたのは誰だ」
「うう……痛くないです!」
「ならいい」
 本当は痛くないどころじゃない。気持ちいい。しかしそう口に出すのは怖い。
 クチクチと音を立てているのはおじさんの指の動きのせいだけではない。
「もういいんじゃないの?」
「なんでそう思うんだ? お前、初めてだろう?」
「張形が初めてだったわよ」
「物を相手に数えなくていい。あの時も俺との情事だったろ」
 拗ねたように言って、いっそうぐちゅりと指で内臓を掻き回す。
 あの時の目眩めくるめく快感を思い出して、また反応してしまう。
 もう駄目だ。どうにも我慢が出来ない。
「あのね……あの時より、もっと気持ちよくて……つらいの。だからね、挿れて。もうイっちゃいそうだから、はやく……おねがい」
 切羽詰まって、泣きそうな声がでた。
「……そうか」
 耳元でやけに艶っぽい声を聞いたと思ったら、指を抜いてくれるどころか、さらに巧みに私を絶頂に押しやる為に指を動かし始めた。
 腹の中で、ずくずくと快感が堰を切って溢れ出す。
「やだっ、だからね、もうイっちゃうんだってば! 指じゃなくって、おじさんのがいいの。挿れて、挿れてってば!」
 縋りついて頼むのに、おじさんは指を掻くように曲げて私の弱いところを刺激して、同時に別の指が陰核を押しつぶす。
「まだ駄目だ」
「ひっ……き、きちゃうって……んっ、んあっ、ああっ、やあっ!!」
 びくびくと痙攣して、あっという間に絶頂させられてしまう。
「一度で済むと思うか?」
 指を挿れたまま、肉のあわいを両手の親指で開かれて、隠しようもなく膨らんだ淫芽をおじさんの舌が愛撫する。息も整わないままに、また次の快感の芽が育っていく。
「やぁー……もういいってば。挿れようよぉ」
「もっと慣れてからだ」
 突起をじゅっと吸われて息が詰まる。
「……んはっ、もう慣れた、慣れたからさぁ」
「なら、もう一度イケるよな?」
「今イったから、それじゃ駄目?」
「駄目だ。こんなキツくちゃ怪我をする。張形の時も傷がついただろ? もっとゆるめてやるから、俺に委ねろ」
 優しいことを言っているようで、おじさんの動きは容赦ない。
 ざらりと陰核を舐め上げられながら、両手の長い指で中をほぐされて、絶頂したばかりで弛緩した体が、また快感に喘ぐ。
「ああっ……お願い、そんな……痛くていいから、んっ……あっ」
「痛いのに耐えられるなら、快感にも耐えられるだろ?」
 外側だけでは足りないのか、拡げられた膣口に舌を捻じ込まれて嬌声をあげる。
 前に私が反応した場所を覚えているのか、泣き出しそうなほどいところばかりをカリカリと触って私を追いつめていく。
「……いぐぅ……あ、もう、いっじゃう……やだ……ひっ……」
 おじさんの頭を膝で挟みこんで、真っ白な絶頂に連れていかれる。
 気が付けば、涙交じりに顔を歪めて、びくりびくりと快感に翻弄されている無様な私を、妖艶な美しい男が見下ろしている。
「……お前、本当に俺でいいのか?」
 ふわふわと靄のかかった視界は現実感が薄くて夢のようだ。 
 心配そうなおじさんを引き寄せて、私から口付けすれば、少し塩気のあるキスが返される。
 おじさんはまた動き始める。
 おじさんは説教だけじゃなくて愛撫も長くて執拗だった。




しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される

奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。 けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。 そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。 2人の出会いを描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630 2人の誓約の儀を描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

黒瀬部長は部下を溺愛したい

桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。 人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど! 好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。 部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。 スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。

【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜

来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、 疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。 無愛想で冷静な上司・東條崇雅。 その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、 仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。 けれど―― そこから、彼の態度は変わり始めた。 苦手な仕事から外され、 負担を減らされ、 静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。 「辞めるのは認めない」 そんな言葉すらないのに、 無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。 これは愛? それともただの執着? じれじれと、甘く、不器用に。 二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。 無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

男嫌いな王女と、帰ってきた筆頭魔術師様の『執着的指導』 ~魔道具は大人の玩具じゃありません~

花虎
恋愛
魔術大国カリューノスの現国王の末っ子である第一王女エレノアは、その見た目から妖精姫と呼ばれ、可愛がられていた。  だが、10歳の頃男の家庭教師に誘拐されかけたことをきっかけに大人の男嫌いとなってしまう。そんなエレノアの遊び相手として送り込まれた美少女がいた。……けれどその正体は、兄王子の親友だった。  エレノアは彼を気に入り、嫌がるのもかまわずいたずらまがいにちょっかいをかけていた。けれど、いつの間にか彼はエレノアの前から去り、エレノアも誘拐の恐ろしい記憶を封印すると共に少年を忘れていく。  そんなエレノアの前に、可愛がっていた男の子が八年越しに大人になって再び現れた。 「やっと、あなたに復讐できる」 歪んだ復讐心と執着で魔道具を使ってエレノアに快楽責めを仕掛けてくる美形の宮廷魔術師リアン。  彼の真意は一体どこにあるのか……わからないままエレノアは彼に惹かれていく。 過去の出来事で男嫌いとなり引きこもりになってしまった王女(18)×王女に執着するヤンデレ天才宮廷魔術師(21)のラブコメです。 ※ムーンライトノベルにも掲載しております。

人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている

井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。 それはもう深く愛していた。 変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。 これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。 全3章、1日1章更新、完結済 ※特に物語と言う物語はありません ※オチもありません ※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。 ※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を

澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。 そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。 だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。 そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。

【完結】女当主は義弟の手で花開く

はるみさ
恋愛
シャノンは若干25歳でありながら、プレスコット伯爵家の女当主。男勝りな彼女は、由緒ある伯爵家の当主として男性と互角に渡り合っていた。しかし、そんな彼女には結婚という大きな悩みが。伯爵家の血筋を残すためにも結婚しなくてはと思うが、全く相手が見つからない。途方に暮れていたその時……「義姉さん、それ僕でいいんじゃない?」昔拾ってあげた血の繋がりのない美しく成長した義弟からまさかの提案……!? 恋に臆病な姉と、一途に義姉を想い続けてきた義弟の大人の恋物語。 ※他サイトにも掲載しています。

処理中です...