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挿話~美しい人~
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「師匠!ルカ!!待ってください!」
「急げー!逃げるぞ!!」
何で僕はこんなことしてるんだろう……。
今朝は新しい魔法を教えてくれるって聞いていたのに、突然の虫取りが始まった。
「もう、走れませんってー!」
「魔法師は体力勝負だぞーシュルツー!」
そんな話、聞いたことない……。
それはルカが剣術も極めているからであって、本来魔法師は後方支援が基本なのに。
僕はもう動けないから、木陰でルカを待とう……すでに姿が見えない……。
はぁっ。
ルカに指導してもらえるようになって、もう二年か……。
今では師匠と呼ぶよりもルカと呼ぶことの方が多い。
「もうそろそろ師匠はいいだろ?」
ルカは師匠呼びに慣れなかったので、一年目にはそう言い出した。
最初に呼んだ時は師匠だし、自分よりも高位なので様を付けると怒られた。
今でも前の癖で、師匠が混じる。
涼しい木陰でかいた汗を冷やしつつ、この二年を思い出していた。
僕はシュルツ。侯爵家の次男だ。
家督を継ぐつもりはなかったけれど、兄上よりも優秀なので風当たりが強かった。
僕は美しい。
亡き母上に似たのだろう。
サラサラの真っ赤な髪に、大きな真っ赤な瞳。鼻梁も高く、唇の形も美しい。
皆、父上から引き継いだ僕の魔力量ばかり褒めるけれど、僕はこの美しさを誇りに思っている。
寄宿学校を辞めた後、父上から師事する魔法師の先生を紹介された。
厄介払いだ。
その先生はとても醜い顔をしていた。
常に人を羨み、妬み、それが全て顔に出ていた。
美しい僕は何度も虐げられたが、家に帰ることもできないので耐えていた。
そんなある日、魔法師に美しさなどいらないと、僕の顔に傷をつけようとした。
それだけは許せなかった僕は、必死で逃げた。
行き先なんてないけれど、とにかく逃げた。
でも、所詮子供の僕の逃げられる距離などたかが知れていて、猟師小屋のような所に身を隠した。
どうしよう。
見つかれば、顔に傷をつけられる。
それだけは嫌だ。
でも、このままここに隠れていても、飢えて死んでしまう。
それでも、家には帰れない。
あそこは母上への罵詈雑言で溢れている。
もう、このままここで、死んでしまおうか。
……母上は、迎えにきて下さるだろうか。
そんなことを思いながら、走り疲れてウトウトしていると、小屋の扉が開く音がした。
どうしよう。
見つかってしまう!
隠れる場所もないが、部屋の隅で小さく身体を丸める。
「おぉ、意外と中は広いなーって、そこにいるの誰だ?」
見つかった!
でも、あの魔法師の声じゃない!
どうしよう。怖い。
「ん?話せないのか?声が聞こえない?」
近づいてくる音がする。
どうしよう。どうしよう。
「震えてる……怖いのか?なんもしねーよ」
そっと触れてくれたのに、僕はビクッと大きく怯んでしまう。
その手はそのまま、僕の頭を優しく撫でる。
人に優しく触れられるのは久しぶりで、僕は恐る恐る顔を上げる。
……妖精?
その人は長い銀糸の髪に深青色の双眸、肌は透き通るように白く、唇は淡く色付き艶かしい。
あまりの美しさに驚き、目を見開く。
「ん?大丈夫か?どこか痛いとかあるか?」
少し高い、優しい声音。
「だ、い、じょうぶです」
緊張して、声がかすれてしまう。
「こんな所でどうした?親とはぐれたのか?」
僕は首を横にふる。指導してもらっている魔法師から逃げてきたとは言えない。
「んー、なんか事情があるのか」
ずっと優しく頭を撫でてくれている。
こんなに美しい人が。
少し顔が熱い。
「ここか!」
あの魔法師の声だ!
はっとして逃げようとした僕を、その人は背にかばう。
「こんな所に!……っ、ルカ様」
その人の姿を見ると、あの魔法師がサッと敬礼する。
位が高い人なんだ。
「何事だ?」
僕に声をかけてくれた同じ人とは思えないほど、冷たい声音。
「申し訳ありません。小飼いの見習いが逃げ出しまして。探していた…お前!!」
見つかった!
その人の背に隠れていたが、目が合ってしまう。
僕を見たとたんに激昂し、捕まえようと腕を伸ばしてくる。
僕はその人の服を握りしめながら逃れようと身をよじる。
「こんな所に!」
「触れるな!」
その人の鋭い声が響く。
魔法師は驚き、飛び退く。
「申し訳ございません!ルカ様に触れようとした訳ではなく、後の者を捕まえようとしたのであって……」
魔法師はおどおどしながら、退く。
「後ろの少年。こいつと一緒に戻るか?」
僕は何度も首を横にふる。
絶対に嫌だ。
「歳は?」
「16歳です」
「なぜ、寄宿学校に入ってないんだ?」
「入ってたんですが、嫌で辞めました」
「は?」
「僕は美しいので、寄宿学校の誰よりも美しいと言ったら嫌われて。高位の令嬢から妬まれて毎日嫌がらせを受けたので」
ブフォッ。
美しい人がめちゃめちゃ吹き出して爆笑してる……。
その場にうずくまって腹を抱えだした。
僕もあの魔法師も呆気にとられる。
しばらく笑った後、その人は突然起き上がると、
「よし!俺の弟子にしてやるよ!」
笑顔で僕の顔を摘まんだ。
あれから、二年。
師匠のことを知らなかった僕は、師匠がどんなに頼み込まれても弟子をとらなかったと後から知る。
魔法師としても、剣士としても優れ、引く手数多だったその手が掴んだのは僕だった。
まぁ、師匠の人柄を知った今なら分かる。
僕があまりに怯えていたから、助けてくれたんだ。
あの魔法師よりも高位な師匠が僕を弟子にすると言えば、あの魔法師も僕の家も否と言えない。
優しいからな……。
あとは、何でも面白がる癖がある。
僕の美しさに対する姿勢を面白がったんだ。
今でも師匠は僕のことを可愛いと言う。
美しいとは言わない。
それは、師匠が外面の美しさに重きをおいていないからだ。
師匠が可愛いというのは、僕の内面。
でも、僕が外面に重きをおいていることを否定しない。
本質を受け入れてくれる。
「自信満々に胸をはって生きていけるものがある奴の勝ちだ」
師匠は僕の頭を撫でながら言う。
師匠は美しい。
外面も内面も。
いつか、師匠の隣に立てるようになりたい。
そのために、まずは師匠の弟子として、魔法師として一人立ちするんだ。
胸に抱いた淡い想いを育てながら。
「シュルツー!捕まえたぞー!」
師匠が変な虫を手に走ってくる。
美しい銀糸の髪はぐちゃぐちゃで、その華の顔も泥だらけ。
どうせその変な虫で、今朝にでも思いついた新しい魔法を試すんだろう。
仕方ないなぁ。
ため息をつきながら、僕は笑顔を隠しきれない。
どこまでも続いているような晴れた空の下、いつまでも続くであろう毎日を重ねながら。
「急げー!逃げるぞ!!」
何で僕はこんなことしてるんだろう……。
今朝は新しい魔法を教えてくれるって聞いていたのに、突然の虫取りが始まった。
「もう、走れませんってー!」
「魔法師は体力勝負だぞーシュルツー!」
そんな話、聞いたことない……。
それはルカが剣術も極めているからであって、本来魔法師は後方支援が基本なのに。
僕はもう動けないから、木陰でルカを待とう……すでに姿が見えない……。
はぁっ。
ルカに指導してもらえるようになって、もう二年か……。
今では師匠と呼ぶよりもルカと呼ぶことの方が多い。
「もうそろそろ師匠はいいだろ?」
ルカは師匠呼びに慣れなかったので、一年目にはそう言い出した。
最初に呼んだ時は師匠だし、自分よりも高位なので様を付けると怒られた。
今でも前の癖で、師匠が混じる。
涼しい木陰でかいた汗を冷やしつつ、この二年を思い出していた。
僕はシュルツ。侯爵家の次男だ。
家督を継ぐつもりはなかったけれど、兄上よりも優秀なので風当たりが強かった。
僕は美しい。
亡き母上に似たのだろう。
サラサラの真っ赤な髪に、大きな真っ赤な瞳。鼻梁も高く、唇の形も美しい。
皆、父上から引き継いだ僕の魔力量ばかり褒めるけれど、僕はこの美しさを誇りに思っている。
寄宿学校を辞めた後、父上から師事する魔法師の先生を紹介された。
厄介払いだ。
その先生はとても醜い顔をしていた。
常に人を羨み、妬み、それが全て顔に出ていた。
美しい僕は何度も虐げられたが、家に帰ることもできないので耐えていた。
そんなある日、魔法師に美しさなどいらないと、僕の顔に傷をつけようとした。
それだけは許せなかった僕は、必死で逃げた。
行き先なんてないけれど、とにかく逃げた。
でも、所詮子供の僕の逃げられる距離などたかが知れていて、猟師小屋のような所に身を隠した。
どうしよう。
見つかれば、顔に傷をつけられる。
それだけは嫌だ。
でも、このままここに隠れていても、飢えて死んでしまう。
それでも、家には帰れない。
あそこは母上への罵詈雑言で溢れている。
もう、このままここで、死んでしまおうか。
……母上は、迎えにきて下さるだろうか。
そんなことを思いながら、走り疲れてウトウトしていると、小屋の扉が開く音がした。
どうしよう。
見つかってしまう!
隠れる場所もないが、部屋の隅で小さく身体を丸める。
「おぉ、意外と中は広いなーって、そこにいるの誰だ?」
見つかった!
でも、あの魔法師の声じゃない!
どうしよう。怖い。
「ん?話せないのか?声が聞こえない?」
近づいてくる音がする。
どうしよう。どうしよう。
「震えてる……怖いのか?なんもしねーよ」
そっと触れてくれたのに、僕はビクッと大きく怯んでしまう。
その手はそのまま、僕の頭を優しく撫でる。
人に優しく触れられるのは久しぶりで、僕は恐る恐る顔を上げる。
……妖精?
その人は長い銀糸の髪に深青色の双眸、肌は透き通るように白く、唇は淡く色付き艶かしい。
あまりの美しさに驚き、目を見開く。
「ん?大丈夫か?どこか痛いとかあるか?」
少し高い、優しい声音。
「だ、い、じょうぶです」
緊張して、声がかすれてしまう。
「こんな所でどうした?親とはぐれたのか?」
僕は首を横にふる。指導してもらっている魔法師から逃げてきたとは言えない。
「んー、なんか事情があるのか」
ずっと優しく頭を撫でてくれている。
こんなに美しい人が。
少し顔が熱い。
「ここか!」
あの魔法師の声だ!
はっとして逃げようとした僕を、その人は背にかばう。
「こんな所に!……っ、ルカ様」
その人の姿を見ると、あの魔法師がサッと敬礼する。
位が高い人なんだ。
「何事だ?」
僕に声をかけてくれた同じ人とは思えないほど、冷たい声音。
「申し訳ありません。小飼いの見習いが逃げ出しまして。探していた…お前!!」
見つかった!
その人の背に隠れていたが、目が合ってしまう。
僕を見たとたんに激昂し、捕まえようと腕を伸ばしてくる。
僕はその人の服を握りしめながら逃れようと身をよじる。
「こんな所に!」
「触れるな!」
その人の鋭い声が響く。
魔法師は驚き、飛び退く。
「申し訳ございません!ルカ様に触れようとした訳ではなく、後の者を捕まえようとしたのであって……」
魔法師はおどおどしながら、退く。
「後ろの少年。こいつと一緒に戻るか?」
僕は何度も首を横にふる。
絶対に嫌だ。
「歳は?」
「16歳です」
「なぜ、寄宿学校に入ってないんだ?」
「入ってたんですが、嫌で辞めました」
「は?」
「僕は美しいので、寄宿学校の誰よりも美しいと言ったら嫌われて。高位の令嬢から妬まれて毎日嫌がらせを受けたので」
ブフォッ。
美しい人がめちゃめちゃ吹き出して爆笑してる……。
その場にうずくまって腹を抱えだした。
僕もあの魔法師も呆気にとられる。
しばらく笑った後、その人は突然起き上がると、
「よし!俺の弟子にしてやるよ!」
笑顔で僕の顔を摘まんだ。
あれから、二年。
師匠のことを知らなかった僕は、師匠がどんなに頼み込まれても弟子をとらなかったと後から知る。
魔法師としても、剣士としても優れ、引く手数多だったその手が掴んだのは僕だった。
まぁ、師匠の人柄を知った今なら分かる。
僕があまりに怯えていたから、助けてくれたんだ。
あの魔法師よりも高位な師匠が僕を弟子にすると言えば、あの魔法師も僕の家も否と言えない。
優しいからな……。
あとは、何でも面白がる癖がある。
僕の美しさに対する姿勢を面白がったんだ。
今でも師匠は僕のことを可愛いと言う。
美しいとは言わない。
それは、師匠が外面の美しさに重きをおいていないからだ。
師匠が可愛いというのは、僕の内面。
でも、僕が外面に重きをおいていることを否定しない。
本質を受け入れてくれる。
「自信満々に胸をはって生きていけるものがある奴の勝ちだ」
師匠は僕の頭を撫でながら言う。
師匠は美しい。
外面も内面も。
いつか、師匠の隣に立てるようになりたい。
そのために、まずは師匠の弟子として、魔法師として一人立ちするんだ。
胸に抱いた淡い想いを育てながら。
「シュルツー!捕まえたぞー!」
師匠が変な虫を手に走ってくる。
美しい銀糸の髪はぐちゃぐちゃで、その華の顔も泥だらけ。
どうせその変な虫で、今朝にでも思いついた新しい魔法を試すんだろう。
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