double personality

なつめ

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_fifth_

episode25

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最近、友介の様子がおかしい気がする。
あれから俺はあまり学校に行ってない。言い換えると、友介がそうさせてくれなくなった。

学校から俺のアパートによく寄るようにもなった。

『冬李、ただいま。...?冬李??冬李?!』

「.....ここに居る」

『..あぁ、良かった。居なくなったかと.....』

鍵をかけた筈のドアがガチャりと開いて、騒々しく友介が入って来る。

学校に行かなくなったせいか、特別やる事もなく、布団に丸まっていた俺に気付かなかったのか、ガタガタと物を動かして友介が俺を探す。

「...友介が家から出るなって言ったんでしょ?もう逃げたりなんてしないから」

『.....もう、絶対に?』

「うん」

『そっか、ならいいよ』

最近、友介が俺にやけに甘くなった。

それと同時に独占欲が強くなり、今の状況に陥っている。

「早く帰らないと、杏ちゃんと羊くん心配するんじゃないの?おばさん達は大丈夫?」

この話題を出すと、決まって友介はムッとした顔をする。

『....いいんだよ。アイツらは、、』

「そっか」

いつもはここで話が終わる。ベッドに押し倒されて甘い時間が繰り返される。今日も、そうだと思ってた。

__のに__ 

違った。

『俺...さ、家出しようと思う。』

「は...?」

『二年ももう終わるし、あと一年で高校卒業できる』

「それで?」

『施設で、したの覚えてる?』

「うん」

『俺の蒸発した母親が残した家があるだろ?あそこを使ってよく遊んでた。一人で住んでも意味無いと思ってたけど、彼処なら、俺と冬李で住んで行ける』

「...」

驚きと正体のわからない恐怖に唖然とした。

ベッドにへたりこんだ俺の手を、暖かい友介の手がぎゅっと握った。
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