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67 甘い蜜、あふれて、こぼれて、求めてる※
しおりを挟むゴクリと喉を鳴らす俺。
ユンファ様にうつ伏せとなってもらい――頭、黒くさらさらとした絹の髪、艶美な髪の先…――その黒い髪をかき分け、真っ白なうなじ…――まっすぐな背筋…――浮いた肩甲骨…――甘い汗の溜まる、細い腰の裏…――痩せた体躯にしては、豊かな白い尻…、と、そこまでいって、やっと割り開いた。
俺は、その豊かな尻を割り開いた――…確かに、と眉を寄せはしたが。
彼の蕾は光を放つほど濡れそぼり、薄桃色ではある。…しかし…切れたような赤い傷が…もう血こそ止まってはいるが、真新しいその赤色に、俺は顔をしかめた。――側室となってからでも遅くなかっただろうに、とは思えど…そうなれば逆に、ユンファ様は、あまたの男に見られながら純潔を散らすことにもなった。
どちらがよかったのやら、俺には判断が付かないが。
それにしても薄い桃色をしたその蕾は、尻の割れ目に至るまでねっとりと濡れそぼり、つやつやと果汁にまみれて瑞々しく艶めいていた。――他種族の蕾に近しい形であり、ぎゅうっと中心に向けて集まるようなヒダこそあれども、柔らかそうに瑞々しい粘膜はそこばかりぽってりと丸く肉厚で、丸い穴がひくひくとしていた。
全身に鳥肌が立つほどの興奮、自然俺の乳首まで凝るような眺めであった。…しかし傷物、俺はせめて優しく、と――その傷付いた蕾に、口付けた。
「…んぁ、♡ …そ、そんなところに口を、だめ…っん、♡ んん…♡♡」
にゅぷりと舌を差し込めば、ユンファ様は尻をビクンッと跳ねさせた。――ナカは熱くぬかるみ、またより一層濃い桃の果汁の味がする。しかしほのかに、ジャスル様の精の苦味もあるのだが。…「ソンジュ様、そこは汚い場所、おやめくださいませ…」もぞり、膝を立てて逃げようとするユンファ様。…しかし俺は逃さず、彼のもっちりとした尻たぶを鷲掴みのまま、窄まりを唇で食みつつ、更にねちねちとナカで舌を回す。
「…ぁぁ…ッ♡ ぅ…ソンジュ、さま、だめ、…っん、♡」
制止しようと俺の名を呼ぶユンファ様の体は、俺の舌を締め付け、奥へ奥へと扱いてくる。――快感と、彼の罪悪感の意識が相反しているらしく、「駄目…」と尻をよじり、逃げようと前に引いてゆく。
俺はもちろん逃さず、舌を抜いてもそのぽってりとした窄まりをペロペロと舐めてやる。――ちなみに結果的、ユンファ様は尻だけを高く上げるような膝立ちとなって…逆にやりやすい体勢となった。もちろん彼は、そんなこと知りもしないのだろうが。
「…ぁぁだめ…♡ だめ、そ、そんなところ…なりません、ソンジュ様、……」
「…ふふ…、汚くなどありませぬ…とても甘く、美味しい…、…」
舌先でくちゅくちゅと蕾を撫で回すようにつつくと、ユンファ様はビクンッと下半身を跳ねさせ「く…ゥん…♡」と、まるで子犬のように可愛い声をもらす。
「…だめぇ…、汚いから…お願い、やめて……」
しかし…今枕に片頬を押し当て、それの端をきゅうっと掴むユンファ様は、…もしかあまりの自責の念からか…、そう泣きそうに、懇願らしく小さく言うので――可哀想に思えては、俺は舌を引く。
「…本当に汚くなど…、見た目にしろ、味にしろ、とてもお綺麗ですよ。――しかし、ならば舐めるのは、もうやめにいたましょうか…、…」
俺は蜜で甘くなった唇を舐めながら――つぷり、その蕾へと食指を一本、ぬぷぷ…と。
ぎゅ、とユンファ様の上がった尻の筋肉が引き締まる。…なるほど――ナカはとろけるように柔らかく、それでいてかなり狭く、…またたっぷりと濡れており…自身の根本にはぷっくりとした浅い突起が、ザラリザラリとした腹側、ナカの全面を這うミミズのヒダ、奥にあるコリコリとした肉厚な口は、子壺の入り口か。
「…あ…っ?♡♡」
ソコをコリ、とするとユンファ様は、あからさまにガクンッと腰をはねさせた。
「…ここが、気持ちよいのですか、ユンファ様……?」
むっちりとした子壺の入り口を、この指先でコリコリとしてやるとユンファ様は「ぁ…ッ♡ ぁ…ッ♡ ぁ…ッ♡」としどけなく喘ぎ、またナカにしてもぎゅうぎゅうと俺の指に食らいついて吸い付いて、奥へ奥へと吸い込まれるような引力を感じる。――ユンファ様は尻をくねらせ、はぁ、はぁ、とあえかな吐息をもらし。
「…さっきはそこ痛かったのに、なんで、…っあぁ…♡ は、腹に変な、感じが…、ぁ…♡ だめ…♡ ソンジュ様……」
「……なんて可愛らしいのだろうか…、…」
ここに入り込む快感を思うと、男のサガがいきり立つ。
なんと可愛らしい反応だろうか。これほど初心な人が、なんと、とろけるような性器を持っているのだろうか。
指をもう一本ばかり増やし、締め付けの良いそのナカを、指の腹全体でゆっくりと引き…挿れ…何度も擦る。――返し背のほうも、返しまた腹のほう、と、余すことなくまったり、全体の潤んだ肉壁を擦ってやる。…ちなみに、さすがに先だって初心な体であっただけあり、指を増やすことはおろか、二本の指を開くことさえままならない。
「…ふ…♡ ぅぅん…♡」
その度にゾクゾクと震え、尻をきゅうとすぼめ、ナカで俺の指に吸い付き――吸い込み、指を抜くほうへ引くたび、ねっとりとした蜜を外へとこぼす。
テラテラと濡れそぼったユンファ様の可憐な膨らみ、その薄桃色のやや小ぶりな袋を伝って…つー…と、透明な粘度の高い果汁が、寝台の布団へ伝い落ちてゆく。
いつの間にやらまた勃起した撫子色の彼自身、ソレの根本をナカから擦ると――ビクンッと白い尻を跳ねさせたユンファ様は、「んぅ…♡ う、♡」と喉の奥から湿った声をもらしている。
「…は、♡ ソンジュ様…、ソンジュ様、……」
こすこすと優しくその浅い突起ばかりを擦ってやれば、自身をピクンピクンとさせながら、また、その撫子色の先端から白い液体をぽとぽと少量漏らしながら――ユンファ様は、切なく何度も俺の名を呼んだ。
「…ソンジュさま、…は、あ…♡ …んっ…♡ ソンジュさま…もう、もう僕……わかるのです、…」
「…ん…? ユンファ様、何がわかると…?」
ユンファ様の掠れ、震えた儚い声に名を呼ばれるたび、俺自身が疼き切なくなる。――自身の根本に溜まりゆく欲か、あるいは愛おしさ、切ないほどの愛おしさが溜まり、キリキリと俺の下腹部を締め付ける。
しかしユンファ様は、何かをわかったという。
そしてユンファ様は、切ない掠れ声で、どこかはにかんだよう吐息まじりに小さくこう明かす。――さなか、きゅうぅ…と、蕾をキツくすぼめて、ナカを締め、俺の指を締め付けながら。
「…ソンジュ様を、もう求めております……、僕の体…もう、貴方様が、欲しくてたまらないらしいのです……」
「……はぁ…ユンファ様、…」
そう言われてしまえば、俺は、この下腹部に溜まった切なさに突き動かされてしまうのだ。
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