胡蝶の夢に耽溺す【完結】

【あらすじ】
 太った醜男で国の大富豪ジャスルの側近である狼族のソンジュは、ジャスルの側室として迎えられた蝶族のユンファと、婚礼の儀の前夜、ひょんなことから一晩二人きりとなる。

 ジャスルはユンファに自らの子を生ませるためにユンファを娶ったものの、外の世界を何も知らずに育てられた初心なユンファは、護衛を務めながらも優しく誠実なソンジュに恋をし、無理にもソンジュに口付ける。――いわくジャスルへと嫁ぐ自分だが、初めての接吻は、慕った人としたかった、と。

 しかしソンジュには、その接吻を忘れてよいというユンファ。その健気な思いにソンジュもまた彼に惹かれ、またたく間お互いに恋に落ちた二人は、気持ちのままに「つがい合う」が――。


「…この籠から、二人…共に逃げませぬか」



お読みいただく前に、以下を必ずご一読くださいますよう、何とぞよろしくお願いいたします。
【※注意※】
以下に苦手な要素がございます場合は、閲覧をご遠慮ください。
※R18表現あり。また作中には「モブ×受け」の描写がございます。またうっすら「攻め×モブ要素」もあり。ページタイトルの「※」は濡れ場シーンありの場合のみ表記しております。
※男性妊娠および801穴的設定の要素が含まれています。
※受けへのかなり陵辱的な表現、無理やり等、性奴隷扱いの描写がございます。
※セリフ内に伏せ字なしの男女性器露骨表現(淫語表現、淫語セリフ)がございます。
※喘ぎ声に「♡」を使用しています。
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「ぼくはきみの目をふさぎたい(https://www.alphapolis.co.jp/novel/399380576/816813261)」の前身となったお話です。なお「ぼくきみ」を読んでいなくても全然問題なく読めるはず。
 もともとはこのお話の感じで書いていこうかな〜と思っていたものの、いろいろ設定を変え「ぼくきみ」になってゆきました。ある意味二人の前世なので、なんとなしそんな感じにアレンジしてシェアハピ。
 そのため、「ぼくきみ」の二人(ソンジュ×ユンファ)のお話ではあるのですが、かなり似ている設定やら展開でありながらも別世界線的なお話です。楽しんでいただけますように〜!
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