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149 蝶の体が子を望む※
しおりを挟む「…生殺し…? あ、…」
一旦止まるユンファ様は、ハッと悲しそうな顔をするなり――ほどいた両手を後ろに着いては、白い着物が割れた隙間から、そのはんなりとした撫子色の、緩い勃起を突き出すように、尻を弾ませる。
「……き、気持ち良くなかったのかい…? んっ…んぅ、♡ こ、これならどう、ソンジュ…は、これなら気持ち良い…?」
「っち、…違う、違うユンファ、…っそうじゃ、…」
俺は決して善くなかったわけではない。
…そもそも生殺し、という単語にそのような意味はない、もしやユンファ様は、その生殺しの“殺し”という響きにそう勘違いなさったのかもしれぬが、…そうではなく、そうではなく、――しかしユンファ様はそのままに、ぱちゅぱちゅと腰を上下させ続け。
「…んんっ♡ ぁぁソンジュの、おちんちん…♡ 気持ち良い、好き、好きだ…♡ はっあぁ…♡ ぁぁ…♡」
剥き出しの白く、しかし汗に光る肩口に寄ったそのふくよかな唇は赤く、はぁはぁと絶えず甲高くあえかな吐息をもらし――切なげな恍惚の横顔、ゆらゆらと揺れる撫子色の、柔らかそうな美しい男根が首を振る様、何ともいえぬ妖艶さを醸し出す。
上下する細腰に巻かれた赤い細帯、ほぐれ揺れる黒髪がユンファ様の横顔に、艶めかしい影を落とす。
はぁはぁと呼吸のたび、浅く膨らんでは平坦になるその胸板は桜色――目立つ、真っ赤に色付いた小さな乳首はぷっくりとして、しかし、まるでソコにまで紅を差したかのような唆られる色合いだ。
「はぁ…は、♡ ソンジュ、ソンジュ…♡ 君の硬い、おちんちん、僕の子壺に…っ僕の、子壺に……当たって、凄く当たって、……もう、…ッ♡」
「…ふ、…はぁ、子壺が善いのですかユンファ、…」
「…~~~ッ♡♡♡」
悩ましげに眉をそっと顰め、顔を紅潮させながらコクコクコクと頷くユンファ様は、ぎゅうっとナカを締め、止まり――絶頂をすんでで回避したか――はぁはぁと苦しげに呼吸しながら、また前へ手を着く。…そしてもう片手は、その割れた褄先の根本――下腹部――へ添えられ、彼は「ぁ、あれ…」と。
「…ん、はぁ…は、…子壺が…はぁ…、…」
ぽうっとした伏し目――はらりとこぼれ落ちた涙――きゅうきゅうと締まり、蠕動するユンファ様の熱い蜜壺。
「…ビクビク…痙攣、している……」
「……はぁ…、ユンファ…」
みなまで言わずとも、と俺はユンファ様の脚の付け根を持ち――上体を起こした。
すると彼は、つぅと潤んだその美しい薄紫色の瞳で、俺を愛おしそうに――それでいて弱々しく見て、うっすらとほのかに微笑んだのだ。
「……わかる…、僕…きっと、僕は…――ソンジュ…、これで君の子を、孕むと思う……」
「……っ、ユンファ…っ」
たとえ命が宿ろうとも、もしやその子に会えることはないかもしれぬ。
そうわかっていながらも、俺は、泣きそうになるほどの歓喜を覚えた。――抱きすくめたユンファ様の体は、火照っていてとても、熱かった。
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