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02戦争
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「どうにかして逃げ出さなくちゃ」
国境近くの街から公爵家までは距離があった、でも私は馬車の中でレオンとずっと一緒だった。宿でもレオンが私を手放すことはなかった、お風呂の中でさえそうだった。
「どうして私が貴方とお風呂に入らなくちゃいけないの?」
「風呂は嫌いか、だがなるべく風呂に入って綺麗にしれおいた方がいい」
「湯着がなかったらもう逃げ出してるわ」
「お互いに裸で入れればいいのにな」
「絶対に貴方なんかと裸でお風呂に入りません」
「そのうち入ることになるさ、そのうちな」
そうやって私は常にレオンに抱きしめられたままで身動きがとれなかった、食事なんか全ての世話はレオンが連れてきた侍女がやった、侍女たちは勤勉ですぐにこちらが欲しい物を持って来た。そうしてとうとう公爵家についてしまった、公爵家は広くて私たちが暖炉の前でくつろいでいると、いきなりドアをあけて女性が入ってきた。
「ああ、レオン。どこに行ってたの、私は貴方の帰りが待ち遠しくて」
「暗殺しそこねた男の帰りが待ち遠しかったか、馬鹿らしい!!」
「何を言ってるのレオン、私は貴方を待っていたのよ」
「ユリシア・アクエルド、リトス紹介しよう。俺の元婚約者だ」
「何を言ってるのレオン、私は今も貴方の婚約者よ」
「お前との婚約は破棄した、暗殺者を送ってくるような奴と婚約などできるか!!」
そうして公爵は私を抱きしめて頭にキスをした、私は離れようとしたがルッセとやらを拷問するぞと耳打ちされて動けなくなった。それをいいことにレオンは私を抱きしめていたるところにキスをした、私はルッセが拷問されたらと思うとあまんじてレオンからのキスを受け入れていた。
「ユリシア・アクエルド、お前は婚約届を婚姻届と勘違いして俺を暗殺しようとしたな」
「なにをおっしゃいますか、レオン。私は貴方を愛しています」
「婚姻届だったら俺が死んだら妻であるお前に莫大な遺産がはいるからな」
「貴方を暗殺などしていません、そんな酷いことするわけないわ」
「公爵家に戻ってから暗殺者の一部を捕まえた、皆がお前に頼まれたと言っていたぞ」
「それは嘘です、こんなに愛している貴方を暗殺などするわけがありません」
レオンは私を抱きしめたままご機嫌だった、ユリシアという女性はそれを見て歯ぎしりをした。そして公爵家を守る警備隊が中に入ってきた、それからユリシアという女性は捕まった。
「俺を警備していて死んだ奴もいる、精々その報いを受けるといいユリシア・アクエルド」
「いやあぁぁ!! 私は何もしていない、していないわ!! 無実なのよ――――!!」
そうしてユリシアという女性は警備兵に引きずられていった、後日拷問にかけられ公爵を暗殺しようとしたことを吐いた、もちろんユリシアという女性は極刑になって刑場の露と消えた。
「お前は愛おしいなぁ、リトス。何か欲しい物はあるか、何でも買ってやるぞ」
「私を家に帰してください、そしてルッセとの結婚をさせてください」
「昔の男の名前なんかだすな、もうお前はリトス・アンビシオンとして俺の妻になっている」
「私は婚姻届に署名した覚えはありません」
「安心しろ俺が代筆しておいた、ちゃんとお前の筆跡で書いたから滅多なことでは見破れん」
「何勝手に代筆なんかしてるんですか!? そんな結婚は無効です!!」
私はそんな結婚は無効だと騒いだが、それじゃあ誰を拷問すれば良いと言われて黙った。レオンは私を抱きしめてご機嫌だった、そろそろ夫婦の営みをするかと問われて、全力で頭を横に振った。私は公爵家の中に閉じ込められた、トイレもお風呂もついている塔に閉じ込められて、そこを出ていいのはレオンが帰ってきた時だけだった。レオンは帰ってきたら私を片時も放さなかった。
「なぁ、リトス。そろそろ夫婦の営みをしよう」
「嫌です、結構です、絶対に嫌です」
「だがそれでは子どもが産まれないぞ。リトスとの子は可愛いだろうなぁ」
「私は絶対に貴方の子どもなんて産みません」
「うーん、困ったなぁ」
「勝手に困っていてください」
私はレオンと同じベッドで眠っていた、レオンが首筋にキスなどしてきたら、私はすぐに布団にもぐった。絶対にレオンとSEXなんかしてやるもんかと思っていた。レオンもまだ私に手を出す気はないようだった、私はまた逃げ出すことを考えていた。そんな私の思考をよんでいたのか、レオンは私の足に鎖をつけた。長い鎖でトイレにもお風呂にもいくことができた、私は『転移』で逃げるべきが迷った、この鎖がどうなるかが分からなかった。鎖を外して貰えるのはレオンといる時だけだった、レオンは毎日私に愛を囁いた。どうして男爵令嬢が愛しく思えるのか不思議なくらいだった、だからレオンに聞いてみた。
「いつになったら私を実家に帰して貰えます?」
「俺と夫婦の営みを済ませたらだな」
「それ以外でお願いします」
「嫌だ俺は絶対にお前を放さない、どろどろに甘やかして俺なしでは生きていけなくしてやる」
そう言っているレオンは本気だった、マジで私を甘やかしてレオンなしで生きていけなくするつもりだった。そんなことさせてたまるかと私はレオンを振り払って、隣の部屋に駆け込んだ。そしてクローゼットの中に逃げ込んだ後、『転移』で国境近くの街に戻った。
「こんなに宝石をつけるなんて馬鹿みたい」
レオンが私にじゃらじゃら宝石をつけてたから、それらを売って路銀にした。そしてお隣のレルス国に逃げ込んだ、隣の国まで来たのだ。もう追ってこられないだろうと思った。そうしたらベルンシュタイン国とレルス国で戦争が始まった、私は周囲の市民と一緒に逃げた。レルス国の国境の街ベルーダはベルンシュタイン国に吸収された。
「俺の妻を返してもらおうか」
「きゃあ!?」
私は他の市民と一緒にローブを着て隠れていたのに、レオンに一目で見つかってしまった。どうやってみわけているのかさっぱり分からなかった、レオンが私を捕まえたらベルンシュタイン国の軍は和平交渉を始めた。結局ベルータの街を渡すということで戦争は終わった、私はまた足枷をつけられてレオンの天幕に閉じ込められていた。
「どうしたら俺から逃げ出さなくなるんだ、リトス?」
「そもそも貴方が私とルッセの結婚を邪魔しなかったら良かったんです」
「ああ、ルッセとかいうお前の男な。戦争で死んだぞ」
「嘘!?」
「嘘なものかほら戦死者の名簿だ、ルッセ・ロヴィーネ。ちゃんと名前があるだろ」
「そんな酷い、私の大切な幼馴染だったのに」
私はルッセが死んで泣いた、戦死者の名前の中にはお父様の名前もあった。それでますます私は泣いた、涙が溢れて止まらなかった。
「ほらっ、帰るぞ。リトスもう逃げ出さないよな、俺はお前を愛しているからな」
「酷い!! そもそも貴方が私を攫わなければ何も起きなかったのに!!」
「それでお前はルッセと結婚してめでたし、めでたしか?」
「そうよ!! それで何もかも上手くいったわ」
「戦争はいずれ起きたし、その前にお前を俺は保護しただけだ」
「うぅ、酷いわ。こんなの酷過ぎる」
国境近くの街から公爵家までは距離があった、でも私は馬車の中でレオンとずっと一緒だった。宿でもレオンが私を手放すことはなかった、お風呂の中でさえそうだった。
「どうして私が貴方とお風呂に入らなくちゃいけないの?」
「風呂は嫌いか、だがなるべく風呂に入って綺麗にしれおいた方がいい」
「湯着がなかったらもう逃げ出してるわ」
「お互いに裸で入れればいいのにな」
「絶対に貴方なんかと裸でお風呂に入りません」
「そのうち入ることになるさ、そのうちな」
そうやって私は常にレオンに抱きしめられたままで身動きがとれなかった、食事なんか全ての世話はレオンが連れてきた侍女がやった、侍女たちは勤勉ですぐにこちらが欲しい物を持って来た。そうしてとうとう公爵家についてしまった、公爵家は広くて私たちが暖炉の前でくつろいでいると、いきなりドアをあけて女性が入ってきた。
「ああ、レオン。どこに行ってたの、私は貴方の帰りが待ち遠しくて」
「暗殺しそこねた男の帰りが待ち遠しかったか、馬鹿らしい!!」
「何を言ってるのレオン、私は貴方を待っていたのよ」
「ユリシア・アクエルド、リトス紹介しよう。俺の元婚約者だ」
「何を言ってるのレオン、私は今も貴方の婚約者よ」
「お前との婚約は破棄した、暗殺者を送ってくるような奴と婚約などできるか!!」
そうして公爵は私を抱きしめて頭にキスをした、私は離れようとしたがルッセとやらを拷問するぞと耳打ちされて動けなくなった。それをいいことにレオンは私を抱きしめていたるところにキスをした、私はルッセが拷問されたらと思うとあまんじてレオンからのキスを受け入れていた。
「ユリシア・アクエルド、お前は婚約届を婚姻届と勘違いして俺を暗殺しようとしたな」
「なにをおっしゃいますか、レオン。私は貴方を愛しています」
「婚姻届だったら俺が死んだら妻であるお前に莫大な遺産がはいるからな」
「貴方を暗殺などしていません、そんな酷いことするわけないわ」
「公爵家に戻ってから暗殺者の一部を捕まえた、皆がお前に頼まれたと言っていたぞ」
「それは嘘です、こんなに愛している貴方を暗殺などするわけがありません」
レオンは私を抱きしめたままご機嫌だった、ユリシアという女性はそれを見て歯ぎしりをした。そして公爵家を守る警備隊が中に入ってきた、それからユリシアという女性は捕まった。
「俺を警備していて死んだ奴もいる、精々その報いを受けるといいユリシア・アクエルド」
「いやあぁぁ!! 私は何もしていない、していないわ!! 無実なのよ――――!!」
そうしてユリシアという女性は警備兵に引きずられていった、後日拷問にかけられ公爵を暗殺しようとしたことを吐いた、もちろんユリシアという女性は極刑になって刑場の露と消えた。
「お前は愛おしいなぁ、リトス。何か欲しい物はあるか、何でも買ってやるぞ」
「私を家に帰してください、そしてルッセとの結婚をさせてください」
「昔の男の名前なんかだすな、もうお前はリトス・アンビシオンとして俺の妻になっている」
「私は婚姻届に署名した覚えはありません」
「安心しろ俺が代筆しておいた、ちゃんとお前の筆跡で書いたから滅多なことでは見破れん」
「何勝手に代筆なんかしてるんですか!? そんな結婚は無効です!!」
私はそんな結婚は無効だと騒いだが、それじゃあ誰を拷問すれば良いと言われて黙った。レオンは私を抱きしめてご機嫌だった、そろそろ夫婦の営みをするかと問われて、全力で頭を横に振った。私は公爵家の中に閉じ込められた、トイレもお風呂もついている塔に閉じ込められて、そこを出ていいのはレオンが帰ってきた時だけだった。レオンは帰ってきたら私を片時も放さなかった。
「なぁ、リトス。そろそろ夫婦の営みをしよう」
「嫌です、結構です、絶対に嫌です」
「だがそれでは子どもが産まれないぞ。リトスとの子は可愛いだろうなぁ」
「私は絶対に貴方の子どもなんて産みません」
「うーん、困ったなぁ」
「勝手に困っていてください」
私はレオンと同じベッドで眠っていた、レオンが首筋にキスなどしてきたら、私はすぐに布団にもぐった。絶対にレオンとSEXなんかしてやるもんかと思っていた。レオンもまだ私に手を出す気はないようだった、私はまた逃げ出すことを考えていた。そんな私の思考をよんでいたのか、レオンは私の足に鎖をつけた。長い鎖でトイレにもお風呂にもいくことができた、私は『転移』で逃げるべきが迷った、この鎖がどうなるかが分からなかった。鎖を外して貰えるのはレオンといる時だけだった、レオンは毎日私に愛を囁いた。どうして男爵令嬢が愛しく思えるのか不思議なくらいだった、だからレオンに聞いてみた。
「いつになったら私を実家に帰して貰えます?」
「俺と夫婦の営みを済ませたらだな」
「それ以外でお願いします」
「嫌だ俺は絶対にお前を放さない、どろどろに甘やかして俺なしでは生きていけなくしてやる」
そう言っているレオンは本気だった、マジで私を甘やかしてレオンなしで生きていけなくするつもりだった。そんなことさせてたまるかと私はレオンを振り払って、隣の部屋に駆け込んだ。そしてクローゼットの中に逃げ込んだ後、『転移』で国境近くの街に戻った。
「こんなに宝石をつけるなんて馬鹿みたい」
レオンが私にじゃらじゃら宝石をつけてたから、それらを売って路銀にした。そしてお隣のレルス国に逃げ込んだ、隣の国まで来たのだ。もう追ってこられないだろうと思った。そうしたらベルンシュタイン国とレルス国で戦争が始まった、私は周囲の市民と一緒に逃げた。レルス国の国境の街ベルーダはベルンシュタイン国に吸収された。
「俺の妻を返してもらおうか」
「きゃあ!?」
私は他の市民と一緒にローブを着て隠れていたのに、レオンに一目で見つかってしまった。どうやってみわけているのかさっぱり分からなかった、レオンが私を捕まえたらベルンシュタイン国の軍は和平交渉を始めた。結局ベルータの街を渡すということで戦争は終わった、私はまた足枷をつけられてレオンの天幕に閉じ込められていた。
「どうしたら俺から逃げ出さなくなるんだ、リトス?」
「そもそも貴方が私とルッセの結婚を邪魔しなかったら良かったんです」
「ああ、ルッセとかいうお前の男な。戦争で死んだぞ」
「嘘!?」
「嘘なものかほら戦死者の名簿だ、ルッセ・ロヴィーネ。ちゃんと名前があるだろ」
「そんな酷い、私の大切な幼馴染だったのに」
私はルッセが死んで泣いた、戦死者の名前の中にはお父様の名前もあった。それでますます私は泣いた、涙が溢れて止まらなかった。
「ほらっ、帰るぞ。リトスもう逃げ出さないよな、俺はお前を愛しているからな」
「酷い!! そもそも貴方が私を攫わなければ何も起きなかったのに!!」
「それでお前はルッセと結婚してめでたし、めでたしか?」
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