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07家族
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アクアは銀色の髪に青い瞳をしていて、のんびりした子どもだった。あんまりのんびりしているので定期的に時間を決めて母乳を与えなければならなかった。そうしないとアクアはいつまでものんびり眠り続けるのだった。こうしてユーリとアクアという男の子が育っていった。レオンは妹も欲しいじゃないかといって私を抱き続けた、でもコンドームを付けてたし、二%の確率はそうそう当たるものではなかった。アクアが産まれたのだって奇跡に近いのだ、だから私は油断していた。
「また妊娠、ええっ!? 嘘でしょう」
今度もレオンは二%の確率を勝ち取っていた、男の子か女の子か分からないが私は妊娠した。レオンが得意げに俺は運が良いんだと言っていた、確かに二%の確率を二度も当てるなんてレオンは運が良かった。レオンは褒めてくれといって私にまとわりつくので、仕方なくレオンの頬にキスをした。レオンは満足そうに笑い、私のお腹に頬ずりしてお腹の中の子が産まれるのを待っていた。
「ええと、レオン。浮気ですか?」
「違う、俺が浮気などするもんか!!」
貴族のパーティにいったら、レオンと離れてしまった。どうせすぐに見つかるだろうとおもっていたら、女性に押し倒されているレオンを見つけたのだ。どうみても浮気現場だったが、レオンは否定した。レオンは私に対しては素直だ、素直になんでも喋るのだ。
「この女に無理やり押し倒された、名前も知らん女だ」
「私はリザイア子爵令嬢です、うふふっ、男爵令嬢ごときと比べないでいただきたいわ」
リザイア子爵令嬢は金の髪に青い瞳をしていたが、次の瞬間には顔色が青く変わった。レオンが彼女の首を締め上げたせいだった、私は慌ててレオンにそれを止めさせた。
「消えろ、くそ女。俺の妻はリトスだけだ」
「ひいっ」
リザイア子爵令嬢は逃げていった、私も逃げれる者なら逃げたかった。でももう捕まってしまった、家にはユーリとアクアという子どもが二人いるし、私が逃げ出てもどうせレオンは追いかけてきた。私は気分を変えてレオンに帰りましょうと言った、レオンは私を抱き上げてそのまま帰った。帰りの馬車の中でもレオンは私を放さなかった、まるで目を離したら消えてしまうと思っているようだった。
「ユーリ、アクア。良い子にしてた」
「してた!!」
「ママ」
二歳のユーリはよく言葉を話すようになっていた、アクアはまだ一歳だったが今言ったように言葉を話し始めていた。レオンはアクアにパパと言わせようとしたが眠ってしまった、アクアは本当にのんびりした子どもだった。その後にアクアがパパと言ってくれたとレオンは喜んでいた。そうしてまた月日が過ぎて、私の出産がやってきた。出産は相変わらず痛くて堪らなかった、レオンはそんな私の手をずっと握っていた。そうして三番目の子を私は産み落とした、女の子で私と同じ銀の髪と金色の瞳を持っていた。レオンが狂喜したのはいうまでもない、リトスにそっくりだと言ってその子を愛でていた。
「その子の名前は何にしますか?」
「女神から名をとってセアとしよう」
それから数年経った、ユーリは五歳になり良くしゃべり良く笑った。未来の公爵としての勉強も始まっていた、アクアも四歳になった、アクアは静かな子でよく眠った。彼も未来の公爵として勉強を始めていた。セアは三歳になっていた、お喋りな女の子だった。レディとしての礼儀作法もよく覚えていた、私とそっくりなセアはレオンのお気に入りだった。レオンはセアを気に入り過ぎて、嫁には出さんと言っていた。でもレオンの兄上から王太子妃として欲しいと言われた、さすがのレオンも国王陛下には逆らえなかった。セアのお相手の王太子はアンジュといって金の髪と青い瞳をもっていた、セアともすぐに仲良くなった。
「リトス公爵夫人、今よろしいでようか」
「はい、アンジュ殿下。なんでしょう?」
「僕はセアをお嫁に欲しいです」
「ふふっ、その言葉を忘れないで、セアを可愛がってください」
こうしてセアは王太子妃になることが決まった、その為の勉強も始まってセアはちょっと疲れていた。
「いいのよ、セア。完璧にできなくてもいいの、アンジュ殿下は怒ったりしないわ」
「でもお母様、やるなら完璧にしたいの。だって私は王太子妃なんだもの」
セアは休みながら王太子妃の勉強をこなしていった、そしてアンジュ殿下ととても仲良くしていた。正式に王室からアンジュ殿下とセアの婚約が決まったと連絡があった、セアは大喜びしていた。レオンは私にくっついて泣いていた、自分の可愛い娘が嫁に行くときまったのが悲しかったらしかった。
そうして更に時が流れ、ユーリやアクア、それにセアも大人になった。セアは王太子妃として嫁いでいった、レオンはまた私に抱きついて大泣きしていた。ユーリは公爵の仕事を少しするようになった、アクアがそれを助けていた。このこの兄弟は仲がよくて喧嘩もしたが翌日には仲直りしていた。そうして二人で公爵家を支えていった、レオンは徐々に公爵の仕事をユーリとアクアに譲っていった。そして私と一緒にのんびりするのだとレオンは言っていた、私は三十三歳になっていた、レオンは四十三歳だった。彼はまだ私を愛してくれた、そうやって愛し合っていたらまた子どもができた。
「嘘でしょ!? 二%の確率を三回なんてどうなっているの!!」
私は年が年だったし、産むかどうか迷った。でもレオンや家族の皆が産んで欲しいというから、また出産に耐えた。生まれた子は女子ので黒髪に青い瞳をしていた、レオンそっくりの女の子だった。その子は奇跡という意味のテラスと名付けられた。久しぶりの赤ちゃんに皆が夢中になった。
「テラス、俺の子よ。俺そっくりとは気の毒に、リトスに似ればよかったのに」
「あら、テラスは可愛い子よ。セアとは比べないであげてね」
「もちろん可愛い俺の子どもには違いない、嫁にやるにはもったいないな」
「ふふっ、そう言ってもいつかはお嫁にいくのよ」
テラスが産まれて久しぶりにセアも王室から公爵家へ帰ってきた。家族が皆そろって私は幸せだった、レオンも嬉しそうにしていた。皆がテラスを可愛がった、とても幸せな家族がそこには揃っていた。
END
「また妊娠、ええっ!? 嘘でしょう」
今度もレオンは二%の確率を勝ち取っていた、男の子か女の子か分からないが私は妊娠した。レオンが得意げに俺は運が良いんだと言っていた、確かに二%の確率を二度も当てるなんてレオンは運が良かった。レオンは褒めてくれといって私にまとわりつくので、仕方なくレオンの頬にキスをした。レオンは満足そうに笑い、私のお腹に頬ずりしてお腹の中の子が産まれるのを待っていた。
「ええと、レオン。浮気ですか?」
「違う、俺が浮気などするもんか!!」
貴族のパーティにいったら、レオンと離れてしまった。どうせすぐに見つかるだろうとおもっていたら、女性に押し倒されているレオンを見つけたのだ。どうみても浮気現場だったが、レオンは否定した。レオンは私に対しては素直だ、素直になんでも喋るのだ。
「この女に無理やり押し倒された、名前も知らん女だ」
「私はリザイア子爵令嬢です、うふふっ、男爵令嬢ごときと比べないでいただきたいわ」
リザイア子爵令嬢は金の髪に青い瞳をしていたが、次の瞬間には顔色が青く変わった。レオンが彼女の首を締め上げたせいだった、私は慌ててレオンにそれを止めさせた。
「消えろ、くそ女。俺の妻はリトスだけだ」
「ひいっ」
リザイア子爵令嬢は逃げていった、私も逃げれる者なら逃げたかった。でももう捕まってしまった、家にはユーリとアクアという子どもが二人いるし、私が逃げ出てもどうせレオンは追いかけてきた。私は気分を変えてレオンに帰りましょうと言った、レオンは私を抱き上げてそのまま帰った。帰りの馬車の中でもレオンは私を放さなかった、まるで目を離したら消えてしまうと思っているようだった。
「ユーリ、アクア。良い子にしてた」
「してた!!」
「ママ」
二歳のユーリはよく言葉を話すようになっていた、アクアはまだ一歳だったが今言ったように言葉を話し始めていた。レオンはアクアにパパと言わせようとしたが眠ってしまった、アクアは本当にのんびりした子どもだった。その後にアクアがパパと言ってくれたとレオンは喜んでいた。そうしてまた月日が過ぎて、私の出産がやってきた。出産は相変わらず痛くて堪らなかった、レオンはそんな私の手をずっと握っていた。そうして三番目の子を私は産み落とした、女の子で私と同じ銀の髪と金色の瞳を持っていた。レオンが狂喜したのはいうまでもない、リトスにそっくりだと言ってその子を愛でていた。
「その子の名前は何にしますか?」
「女神から名をとってセアとしよう」
それから数年経った、ユーリは五歳になり良くしゃべり良く笑った。未来の公爵としての勉強も始まっていた、アクアも四歳になった、アクアは静かな子でよく眠った。彼も未来の公爵として勉強を始めていた。セアは三歳になっていた、お喋りな女の子だった。レディとしての礼儀作法もよく覚えていた、私とそっくりなセアはレオンのお気に入りだった。レオンはセアを気に入り過ぎて、嫁には出さんと言っていた。でもレオンの兄上から王太子妃として欲しいと言われた、さすがのレオンも国王陛下には逆らえなかった。セアのお相手の王太子はアンジュといって金の髪と青い瞳をもっていた、セアともすぐに仲良くなった。
「リトス公爵夫人、今よろしいでようか」
「はい、アンジュ殿下。なんでしょう?」
「僕はセアをお嫁に欲しいです」
「ふふっ、その言葉を忘れないで、セアを可愛がってください」
こうしてセアは王太子妃になることが決まった、その為の勉強も始まってセアはちょっと疲れていた。
「いいのよ、セア。完璧にできなくてもいいの、アンジュ殿下は怒ったりしないわ」
「でもお母様、やるなら完璧にしたいの。だって私は王太子妃なんだもの」
セアは休みながら王太子妃の勉強をこなしていった、そしてアンジュ殿下ととても仲良くしていた。正式に王室からアンジュ殿下とセアの婚約が決まったと連絡があった、セアは大喜びしていた。レオンは私にくっついて泣いていた、自分の可愛い娘が嫁に行くときまったのが悲しかったらしかった。
そうして更に時が流れ、ユーリやアクア、それにセアも大人になった。セアは王太子妃として嫁いでいった、レオンはまた私に抱きついて大泣きしていた。ユーリは公爵の仕事を少しするようになった、アクアがそれを助けていた。このこの兄弟は仲がよくて喧嘩もしたが翌日には仲直りしていた。そうして二人で公爵家を支えていった、レオンは徐々に公爵の仕事をユーリとアクアに譲っていった。そして私と一緒にのんびりするのだとレオンは言っていた、私は三十三歳になっていた、レオンは四十三歳だった。彼はまだ私を愛してくれた、そうやって愛し合っていたらまた子どもができた。
「嘘でしょ!? 二%の確率を三回なんてどうなっているの!!」
私は年が年だったし、産むかどうか迷った。でもレオンや家族の皆が産んで欲しいというから、また出産に耐えた。生まれた子は女子ので黒髪に青い瞳をしていた、レオンそっくりの女の子だった。その子は奇跡という意味のテラスと名付けられた。久しぶりの赤ちゃんに皆が夢中になった。
「テラス、俺の子よ。俺そっくりとは気の毒に、リトスに似ればよかったのに」
「あら、テラスは可愛い子よ。セアとは比べないであげてね」
「もちろん可愛い俺の子どもには違いない、嫁にやるにはもったいないな」
「ふふっ、そう言ってもいつかはお嫁にいくのよ」
テラスが産まれて久しぶりにセアも王室から公爵家へ帰ってきた。家族が皆そろって私は幸せだった、レオンも嬉しそうにしていた。皆がテラスを可愛がった、とても幸せな家族がそこには揃っていた。
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