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03借金問題
「何を言っていらっしゃるのですか、ラブ国王陛下」
「俺はスリーだってば」
「それではスリー国王陛下、貴方だったら寝込みを襲われ、散々好きにされた後に結婚してくれと言われて頷きますか?」
「エスラが俺の寝込みを襲ってくれるのか!? 大歓迎だ!! もちろんすぐ結婚する!!」
「女と男じゃ違うんですよ!? 人が寝てるのをいいことに好き勝手して!! 反省なさい!!」
「反省したら結婚してくれるのか?」
「嫌です、まだ借金が!? ――あっ!! ……なんでもないです」
エスラが俺の寝込みを襲ってくれたら嬉しいだけでもちろんすぐに彼女と結婚したくなる。でも女と男じゃ話が違うらしい。それより結婚の話をしたらポロっとエスラが借金のことを言いだしたのが気にかかった。
「エスラ、ブラスト公爵家の借金は別に君が背負わなくていいんだぞ」
「いいえ、私もブラスト家の一員。弟だけに任さず借金を背負うべきです」
「叔父上は散財される方だったからな、だが公爵家を継いだ従弟どのはともかく、嫁に行くエスラは気にしなくていいんだぞ」
「それでは弟だけが可哀そうです、私は結婚しません。こんな借金を背負った女など貰い手がありません」
「いや、ここに貰い手がいるってば!?」
「聞かなかったことにします、ドレスも後日お返しします。それでは失礼いたします」
エスラは俺の求婚を無かったことにして自室に帰ってしまった。エスラは側近なので王宮の一室に住んでいた。俺は破り散らかした侍従の服の新しいものを別の側近を呼んでエスラに贈らせることにした。俺はエスラがそんなに借金のことを気にしていたなんて知らなかった。確かにブラスト公爵家はかなりの借金を抱えているがそれは家を継いだ彼女の弟が気にすることで、家を出て働いているエスラには関係ないと思っていた。だから俺はこう決意した。
「今日行ったダンジョンにもお宝があった、国内のダンジョンを攻略してお宝を集めよう!!」
そう決めるとさっきまでエスラが寝ていたベッドに横になって寝た。そして次の日から政務が終わると俺は出かけるようにした。もちろんエスラにはこっそり秘密にしてだ。そうして国内のダンジョンを荒らしまわった。エスラのためならお宝を貯めているドラゴンとだって戦うつもりだった。
「ホーリーグレイトスピア!!」
その日もダンジョンのラスボスを倒してお宝をマジックバックに詰め込んだ。そんなことを三月ほどしているとかなりの量のお宝が集まったので王宮に鑑定師を呼んで換金した。かなりの金額になったのでそれをエスラの弟のブラスト公爵に貸すことにした。ブラスト公爵はこれで借金が返せると涙を流して喜んでいた。俺はきっちり利子をつけて返してくれと笑ってブラスト公爵と話をした。さぁ、これでブラスト公爵家の借金は解決した。俺は改めてエスラに結婚を申し込もうとした。
「エスラ、俺と結婚しよう」
「ラブ国王陛下、貴方は私に黙って国内のダンジョンに行きましたね」
「うん、行った。それで稼いできてブラスト公爵家の借金は王家預かりにしといた」
「ダンジョンは危ないんですよ!! 死んだらどうするつもりだったんですか!?」
「でも死ななかったし、ブラスト公爵家の借金もどうにかなった。エスラ、俺と結婚しよう」
「そ、そう言われてもですね。わ、私は生涯独身で過ごすつもりだったんです!!」
ブラスト公爵家の借金問題は片付いたし、エスラはもう自由に結婚してもいいはずだった。でもなかなか俺の求婚に頷いてくれなかった。俺はその日の政務は片付いていたし、執務室でエスラに襲い掛かった。執務室の机にエスラを押し倒したのだ。そうしてエスラにキスをしまくった。
「エスラ、結婚しよう。そうしてくれないとここで抱くぞ」
「執務室でなんてことをするんですか!? 放してください、ラブ国王陛下!!」
「だから俺の名は略称のスリーだって、ラブなんて名前をつけた父上が憎いな」
「うわわっ、そう言って服を脱がさないでください!!」
俺はエスラのシャツを脱がせようとしたが抵抗された。さすがに強姦する趣味はないので俺はエスラを押し倒したまま聞いた。
「なぁ、エスラ。後なんの問題がある。どうすれば俺は君と結婚できる?」
「えっと借金以外の問題、えっと、ほらっ私は従妹ですよ!! 血が近すぎます!!」
「我が国の法律では従妹と従兄の結婚を禁じていない」
「それでもあまり歓迎されてもいません、血が近すぎるのは事実です」
「もうエスラは強情だな、俺の子どもを孕むまで犯してやろうか?」
「ええっ!?」
「俺はスリーだってば」
「それではスリー国王陛下、貴方だったら寝込みを襲われ、散々好きにされた後に結婚してくれと言われて頷きますか?」
「エスラが俺の寝込みを襲ってくれるのか!? 大歓迎だ!! もちろんすぐ結婚する!!」
「女と男じゃ違うんですよ!? 人が寝てるのをいいことに好き勝手して!! 反省なさい!!」
「反省したら結婚してくれるのか?」
「嫌です、まだ借金が!? ――あっ!! ……なんでもないです」
エスラが俺の寝込みを襲ってくれたら嬉しいだけでもちろんすぐに彼女と結婚したくなる。でも女と男じゃ話が違うらしい。それより結婚の話をしたらポロっとエスラが借金のことを言いだしたのが気にかかった。
「エスラ、ブラスト公爵家の借金は別に君が背負わなくていいんだぞ」
「いいえ、私もブラスト家の一員。弟だけに任さず借金を背負うべきです」
「叔父上は散財される方だったからな、だが公爵家を継いだ従弟どのはともかく、嫁に行くエスラは気にしなくていいんだぞ」
「それでは弟だけが可哀そうです、私は結婚しません。こんな借金を背負った女など貰い手がありません」
「いや、ここに貰い手がいるってば!?」
「聞かなかったことにします、ドレスも後日お返しします。それでは失礼いたします」
エスラは俺の求婚を無かったことにして自室に帰ってしまった。エスラは側近なので王宮の一室に住んでいた。俺は破り散らかした侍従の服の新しいものを別の側近を呼んでエスラに贈らせることにした。俺はエスラがそんなに借金のことを気にしていたなんて知らなかった。確かにブラスト公爵家はかなりの借金を抱えているがそれは家を継いだ彼女の弟が気にすることで、家を出て働いているエスラには関係ないと思っていた。だから俺はこう決意した。
「今日行ったダンジョンにもお宝があった、国内のダンジョンを攻略してお宝を集めよう!!」
そう決めるとさっきまでエスラが寝ていたベッドに横になって寝た。そして次の日から政務が終わると俺は出かけるようにした。もちろんエスラにはこっそり秘密にしてだ。そうして国内のダンジョンを荒らしまわった。エスラのためならお宝を貯めているドラゴンとだって戦うつもりだった。
「ホーリーグレイトスピア!!」
その日もダンジョンのラスボスを倒してお宝をマジックバックに詰め込んだ。そんなことを三月ほどしているとかなりの量のお宝が集まったので王宮に鑑定師を呼んで換金した。かなりの金額になったのでそれをエスラの弟のブラスト公爵に貸すことにした。ブラスト公爵はこれで借金が返せると涙を流して喜んでいた。俺はきっちり利子をつけて返してくれと笑ってブラスト公爵と話をした。さぁ、これでブラスト公爵家の借金は解決した。俺は改めてエスラに結婚を申し込もうとした。
「エスラ、俺と結婚しよう」
「ラブ国王陛下、貴方は私に黙って国内のダンジョンに行きましたね」
「うん、行った。それで稼いできてブラスト公爵家の借金は王家預かりにしといた」
「ダンジョンは危ないんですよ!! 死んだらどうするつもりだったんですか!?」
「でも死ななかったし、ブラスト公爵家の借金もどうにかなった。エスラ、俺と結婚しよう」
「そ、そう言われてもですね。わ、私は生涯独身で過ごすつもりだったんです!!」
ブラスト公爵家の借金問題は片付いたし、エスラはもう自由に結婚してもいいはずだった。でもなかなか俺の求婚に頷いてくれなかった。俺はその日の政務は片付いていたし、執務室でエスラに襲い掛かった。執務室の机にエスラを押し倒したのだ。そうしてエスラにキスをしまくった。
「エスラ、結婚しよう。そうしてくれないとここで抱くぞ」
「執務室でなんてことをするんですか!? 放してください、ラブ国王陛下!!」
「だから俺の名は略称のスリーだって、ラブなんて名前をつけた父上が憎いな」
「うわわっ、そう言って服を脱がさないでください!!」
俺はエスラのシャツを脱がせようとしたが抵抗された。さすがに強姦する趣味はないので俺はエスラを押し倒したまま聞いた。
「なぁ、エスラ。後なんの問題がある。どうすれば俺は君と結婚できる?」
「えっと借金以外の問題、えっと、ほらっ私は従妹ですよ!! 血が近すぎます!!」
「我が国の法律では従妹と従兄の結婚を禁じていない」
「それでもあまり歓迎されてもいません、血が近すぎるのは事実です」
「もうエスラは強情だな、俺の子どもを孕むまで犯してやろうか?」
「ええっ!?」
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