3 / 6
第三話:綻び始めた嘘
しおりを挟む
公爵領での日々は、リリアにとって驚きと喜びに満ちていた。公爵は王都へ出発する前に、彼女に領地の運営を任せきりにしていた。特に、彼女の錬金術の成果は目覚ましく、公爵領の景色を劇的に変えていった。
枯れ果てていた土地は、リリアが改良した土壌活性ポーションによって、たった数日で緑を取り戻し始めた。農夫たちは目を輝かせ、これまで誰も成しえなかった光景に歓喜の声を上げた。兵士たちの傷も、リリアが前世の消毒知識と治癒ポーションを組み合わせた新たな治療法を導入したことで、劇的に回復が早まった。
「リリア様のおかげで、私たちの生活は一変しました!」
「あなたは、この公爵領の光です!」
領民たちの心からの感謝の言葉が、リリアの心に温かく響いた。男爵家で「無能」と罵られ、利用されてきた日々とはまるで違う。ここでは、彼女の才能が正しく評価され、心から必要とされている。この純粋な承認が、リリアの心に深く根付いていた「完璧でなければ愛されない」という「嘘」を、ゆっくりと、しかし確実に溶かし始めていた。
公爵は王都へ出発した後も、頻繁に書簡を寄こした。そこには領地の進捗への的確な指示だけでなく、リリアの錬金術に関する専門的な質問や、彼女の体調を気遣う一文が添えられていた。
(公爵様は、本当に私を信頼してくださっているのだわ……)
文面は簡潔だが、その裏に隠された公爵の配慮に、リリアは心を温かくした。公爵の言葉は常に彼女の心を縛る「嘘」を解き放つ力を持っていた。
「君の論理的な思考は、この世界の錬金術に新たな道を開く。それを恐れる必要はない」
そんな言葉を受け取るたびに、リリアは自分が、ありのままの自分でここにいていいのだと、強く確信していった。
ある夜、リリアは書斎で公爵の過去の文献を読んでいた。公爵は出発前、彼女に自由に書斎を使うことを許してくれていた。その本棚の奥で、リリアは一冊の古びた魔術書を見つけた。それは、ゼフィール・ディ・ルクス公爵の幼い頃の日記のような記述が残されたものだった。
その記述には、公爵が幼い頃、信頼していた魔術師に自身の研究成果を奪われ、その責任を負わされた痛ましい経験が記されていた。
『感情は弱さだ。他者に心を許せば、必ず裏切られる。力だけが、この身を守る唯一の盾となる。』
公爵が抱える「力こそが全てであり、感情は弱さである。他人に期待しても裏切られるだけだ」という「嘘」の根源を、リリアはそこで知った。彼が「氷の公爵」と呼ばれるに至った背景には、そんな深い傷があったのだ。
(公爵様も、私と同じ……)
心を閉ざし、孤高に生きてきた公爵。その孤独は、リリア自身の孤独と重なった。彼がアルバスにだけ心を許し、リリアの「魂の光」を求めた理由が、腑に落ちた。公爵は、自分自身の「嘘」を打ち破る「必要性」を、リリアの中に見ていたのだ。
リリアは書斎を後にし、自室に戻る途中で、庭園のベンチに佇むアルバスを見つけた。アルバスは、夜空の月を見上げていた。リリアがそっと近づくと、アルバスは彼女の足元に体をすり寄せ、甘えるように鼻を押し付けてきた。
「アルバス……」
リリアはアルバスの漆黒の毛並みを優しく撫でた。アルバスの温もりが、冷えた心に染み渡る。
その時、リリアは公爵の言葉を思い出した。「君の光は、この闇に埋もれさせておくには惜しい」。公爵が彼女に見出した「光」とは、彼女の錬金術の才能だけでなく、どんな逆境に立たされても、真実を求め、前に進もうとする彼女自身の魂の輝きだったのかもしれない。
アルバスが顔を上げ、リリアの目を見つめる。その瞳は、言葉なくして「君は一人ではない」と語りかけているようだった。
その頃、男爵領は急速に困窮の度を増していた。リリアがいなくなったことで、土壌活性ポーションの生産は完全に途絶え、薬草畑の収穫量は壊滅的な打撃を受けていた。美容ポーションの品質も安定せず、社交界でのアメリアの評判は地に落ち、男爵家は王都での地位を失いつつあった。
「どういうことだ、アメリア!リリアがいなくとも、お前がやればどうにかなると言ったではないか!」
男爵がアメリアを叱責する。アメリアは顔を真っ赤にして反論した。
「だって、あの女、基礎しか教えていなかったのよ!もっと、こう、うまくいく秘訣があるはずなのに!」
彼女はリリアの錬金術が「誰にでも真似できるもの」だと過信していたため、いくら模倣しようとしても上手くいかない。男爵夫妻とユリウスは、リリアの才能が単なる「技術」ではなく、彼女個人の「科学的知識と発想」に裏打ちされた唯一無二のものであることに、未だ気づいていなかった。その無知ゆえに、彼らは破滅へと突き進んでいく。
「こんなことでは、王都での地位も、名誉も、何もかも失ってしまう!何とかせねば……!」
焦燥するユリウスの目に、一つの悪意ある考えが浮かんだ。
その頃、公爵からリリアに新たな書簡が届いた。王都で開催される大舞踏会に、公爵がリリアを同伴したいという内容だった。公爵領の発展を王に報告する席で、リリアの功績を正式に認めさせたい、という公爵の意図が透けて見えた。
王都――そこは、リリアが全てを失った場所。再びあの舞踏会に出向くことへの恐怖が、リリアの心をよぎった。
(また、あの場所で、ユリウス様やアメリア様に見世物にされるのではないか……)
胸の奥で、まだ完全に消え去ってはいない自己否定の「嘘」が囁く。完璧でなければ、また利用されるだけなのではないか。
リリアは震える手で、公爵からの書簡を握りしめた。しかし、その時、書斎の窓から差し込む朝日に、公爵領の豊かな緑が目に飛び込んできた。この土地を再生させたのは、他ならぬ自分だ。そして、公爵は、そんな自分を「至宝」とまで呼んでくれた。アルバスも、いつも傍に寄り添ってくれる。
(もう、あの『嘘』に囚われない)
リリアは書簡をそっと胸に抱きしめた。
(私は、私自身の意志で、この人と共に歩む。たとえ過去が私を捕らえようとしても、私はもう、逃げない)
リリアの瞳に、強い光が宿った。王都への旅は、過去との対峙であり、そして新たな自分への旅立ちとなることを、彼女は心の底から決意していた。
枯れ果てていた土地は、リリアが改良した土壌活性ポーションによって、たった数日で緑を取り戻し始めた。農夫たちは目を輝かせ、これまで誰も成しえなかった光景に歓喜の声を上げた。兵士たちの傷も、リリアが前世の消毒知識と治癒ポーションを組み合わせた新たな治療法を導入したことで、劇的に回復が早まった。
「リリア様のおかげで、私たちの生活は一変しました!」
「あなたは、この公爵領の光です!」
領民たちの心からの感謝の言葉が、リリアの心に温かく響いた。男爵家で「無能」と罵られ、利用されてきた日々とはまるで違う。ここでは、彼女の才能が正しく評価され、心から必要とされている。この純粋な承認が、リリアの心に深く根付いていた「完璧でなければ愛されない」という「嘘」を、ゆっくりと、しかし確実に溶かし始めていた。
公爵は王都へ出発した後も、頻繁に書簡を寄こした。そこには領地の進捗への的確な指示だけでなく、リリアの錬金術に関する専門的な質問や、彼女の体調を気遣う一文が添えられていた。
(公爵様は、本当に私を信頼してくださっているのだわ……)
文面は簡潔だが、その裏に隠された公爵の配慮に、リリアは心を温かくした。公爵の言葉は常に彼女の心を縛る「嘘」を解き放つ力を持っていた。
「君の論理的な思考は、この世界の錬金術に新たな道を開く。それを恐れる必要はない」
そんな言葉を受け取るたびに、リリアは自分が、ありのままの自分でここにいていいのだと、強く確信していった。
ある夜、リリアは書斎で公爵の過去の文献を読んでいた。公爵は出発前、彼女に自由に書斎を使うことを許してくれていた。その本棚の奥で、リリアは一冊の古びた魔術書を見つけた。それは、ゼフィール・ディ・ルクス公爵の幼い頃の日記のような記述が残されたものだった。
その記述には、公爵が幼い頃、信頼していた魔術師に自身の研究成果を奪われ、その責任を負わされた痛ましい経験が記されていた。
『感情は弱さだ。他者に心を許せば、必ず裏切られる。力だけが、この身を守る唯一の盾となる。』
公爵が抱える「力こそが全てであり、感情は弱さである。他人に期待しても裏切られるだけだ」という「嘘」の根源を、リリアはそこで知った。彼が「氷の公爵」と呼ばれるに至った背景には、そんな深い傷があったのだ。
(公爵様も、私と同じ……)
心を閉ざし、孤高に生きてきた公爵。その孤独は、リリア自身の孤独と重なった。彼がアルバスにだけ心を許し、リリアの「魂の光」を求めた理由が、腑に落ちた。公爵は、自分自身の「嘘」を打ち破る「必要性」を、リリアの中に見ていたのだ。
リリアは書斎を後にし、自室に戻る途中で、庭園のベンチに佇むアルバスを見つけた。アルバスは、夜空の月を見上げていた。リリアがそっと近づくと、アルバスは彼女の足元に体をすり寄せ、甘えるように鼻を押し付けてきた。
「アルバス……」
リリアはアルバスの漆黒の毛並みを優しく撫でた。アルバスの温もりが、冷えた心に染み渡る。
その時、リリアは公爵の言葉を思い出した。「君の光は、この闇に埋もれさせておくには惜しい」。公爵が彼女に見出した「光」とは、彼女の錬金術の才能だけでなく、どんな逆境に立たされても、真実を求め、前に進もうとする彼女自身の魂の輝きだったのかもしれない。
アルバスが顔を上げ、リリアの目を見つめる。その瞳は、言葉なくして「君は一人ではない」と語りかけているようだった。
その頃、男爵領は急速に困窮の度を増していた。リリアがいなくなったことで、土壌活性ポーションの生産は完全に途絶え、薬草畑の収穫量は壊滅的な打撃を受けていた。美容ポーションの品質も安定せず、社交界でのアメリアの評判は地に落ち、男爵家は王都での地位を失いつつあった。
「どういうことだ、アメリア!リリアがいなくとも、お前がやればどうにかなると言ったではないか!」
男爵がアメリアを叱責する。アメリアは顔を真っ赤にして反論した。
「だって、あの女、基礎しか教えていなかったのよ!もっと、こう、うまくいく秘訣があるはずなのに!」
彼女はリリアの錬金術が「誰にでも真似できるもの」だと過信していたため、いくら模倣しようとしても上手くいかない。男爵夫妻とユリウスは、リリアの才能が単なる「技術」ではなく、彼女個人の「科学的知識と発想」に裏打ちされた唯一無二のものであることに、未だ気づいていなかった。その無知ゆえに、彼らは破滅へと突き進んでいく。
「こんなことでは、王都での地位も、名誉も、何もかも失ってしまう!何とかせねば……!」
焦燥するユリウスの目に、一つの悪意ある考えが浮かんだ。
その頃、公爵からリリアに新たな書簡が届いた。王都で開催される大舞踏会に、公爵がリリアを同伴したいという内容だった。公爵領の発展を王に報告する席で、リリアの功績を正式に認めさせたい、という公爵の意図が透けて見えた。
王都――そこは、リリアが全てを失った場所。再びあの舞踏会に出向くことへの恐怖が、リリアの心をよぎった。
(また、あの場所で、ユリウス様やアメリア様に見世物にされるのではないか……)
胸の奥で、まだ完全に消え去ってはいない自己否定の「嘘」が囁く。完璧でなければ、また利用されるだけなのではないか。
リリアは震える手で、公爵からの書簡を握りしめた。しかし、その時、書斎の窓から差し込む朝日に、公爵領の豊かな緑が目に飛び込んできた。この土地を再生させたのは、他ならぬ自分だ。そして、公爵は、そんな自分を「至宝」とまで呼んでくれた。アルバスも、いつも傍に寄り添ってくれる。
(もう、あの『嘘』に囚われない)
リリアは書簡をそっと胸に抱きしめた。
(私は、私自身の意志で、この人と共に歩む。たとえ過去が私を捕らえようとしても、私はもう、逃げない)
リリアの瞳に、強い光が宿った。王都への旅は、過去との対峙であり、そして新たな自分への旅立ちとなることを、彼女は心の底から決意していた。
0
あなたにおすすめの小説
断罪された悪役令嬢、拾ってくれたもふもふに餌付けされて過保護に育てられています
白桃
恋愛
記憶喪失の悪役令嬢エリアーヌが森で出会ったのは、もふもふの巨大な白い獣。
獣はエリアーヌを気に入り、餌付けし過保護に世話を焼く。
記憶がなくても、もふもふがいれば大丈夫!?
神獣様の激甘過保護ライフが始まる!
追放聖女の薬草店~光らない無能と言われた私の治癒力は、最強騎士団長の呪いにだけ効くようです。辺境で始める溺愛スローライフ~
黒崎隼人
恋愛
「君の力だけが、俺を救ってくれる」
派手な光を放つ魔法が使えず、「光らない無能」として国を追放された聖女エリナ。
彼女は辺境の村で廃屋を買い取り、念願だった薬草店をオープンする。
相棒の精霊獣ポポと共にスローライフを始めたある嵐の夜、店の前に倒れていたのは、国の最強騎士団長ゼフィルだった。
「黒竜の呪い」に侵され、あらゆる魔法を受け付けない彼の体。
しかし、エリナの持つ「細胞そのものを活性化させる」地味な治癒力だけが、彼の呪いを解く唯一の鍵で……!?
無能扱いされた聖女と、余命わずかの最強騎士。
二人が辺境で紡ぐ、温かくて幸せな再生と溺愛の物語。
【完結】辺境伯の溺愛が重すぎます~追放された薬師見習いは、領主様に囲われています~
深山きらら
恋愛
王都の薬師ギルドで見習いとして働いていたアディは、先輩の陰謀により濡れ衣を着せられ追放される。絶望の中、辺境の森で魔獣に襲われた彼女を救ったのは、「氷の辺境伯」と呼ばれるルーファスだった。彼女の才能を見抜いたルーファスは、アディを専属薬師として雇用する。
転生したので推し活をしていたら、推しに溺愛されました。
ラム猫
恋愛
異世界に転生した|天音《あまね》ことアメリーは、ある日、この世界が前世で熱狂的に遊んでいた乙女ゲームの世界であることに気が付く。
『煌めく騎士と甘い夜』の攻略対象の一人、騎士団長シオン・アルカス。アメリーは、彼の大ファンだった。彼女は喜びで飛び上がり、推し活と称してこっそりと彼に贈り物をするようになる。
しかしその行為は推しの目につき、彼に興味と執着を抱かれるようになったのだった。正体がばれてからは、あろうことか美しい彼の側でお世話係のような役割を担うことになる。
彼女は推しのためならばと奮闘するが、なぜか彼は彼女に甘い言葉を囁いてくるようになり……。
※この作品は、『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。
「女のくせに強すぎて可愛げがない」と言われ婚約破棄された追放聖女は薬師にジョブチェンジします
紅城えりす☆VTuber
恋愛
*毎日投稿・完結保証・ハッピーエンド
どこにでも居る普通の令嬢レージュ。
冷気を放つ魔法を使えば、部屋一帯がや雪山に。
風魔法を使えば、山が吹っ飛び。
水魔法を使えば大洪水。
レージュの正体は無尽蔵の魔力を持つ、チート令嬢であり、力の強さゆえに聖女となったのだ。
聖女として国のために魔力を捧げてきたレージュ。しかし、義妹イゼルマの策略により、国からは追放され、婚約者からは「お前みたいな可愛げがないやつと結婚するつもりはない」と婚約者破棄されてしまう。
一人で泥道を歩くレージュの前に一人の男が現れた。
「その命。要らないなら俺にくれないか?」
彼はダーレン。理不尽な理由で魔界から追放された皇子であった。
もうこれ以上、どんな苦難が訪れようとも私はめげない!
ダーレンの助けもあって、自信を取り戻したレージュは、聖女としての最強魔力を駆使しながら薬師としてのセカンドライフを始める。
レージュの噂は隣国までも伝わり、評判はうなぎ登り。
一方、レージュを追放した帝国は……。
辺境に追放されたガリガリ令嬢ですが、助けた男が第三王子だったので人生逆転しました。~実家は危機ですが、助ける義理もありません~
香木陽灯
恋愛
「そんなに気に食わないなら、お前がこの家を出ていけ!」
実の父と義妹に虐げられ、着の身着のままで辺境のボロ家に追放された伯爵令嬢カタリーナ。食べるものもなく、泥水のようなスープですすり、ガリガリに痩せ細った彼女が庭で拾ったのは、金色の瞳を持つ美しい男・ギルだった。
「……見知らぬ人間を招き入れるなんて、馬鹿なのか?」
「一人で食べるのは味気ないわ。手当てのお礼に一緒に食べてくれると嬉しいんだけど」
二人の奇妙な共同生活が始まる。ギルが獲ってくる肉を食べ、共に笑い、カタリーナは本来の瑞々しい美しさを取り戻していく。しかしカタリーナは知らなかった。彼が王位継承争いから身を隠していた最強の第三王子であることを――。
※ふんわり設定です。
※他サイトにも掲載中です。
喪女なのに狼さんたちに溺愛されています
和泉
恋愛
もふもふの狼がイケメンなんて反則です!
聖女召喚の儀で異世界に呼ばれたのはOL・大学生・高校生の3人。
ズボンを履いていた大学生のヒナは男だと勘違いされ、説明もないまま城を追い出された。
森で怪我をした子供の狼と出会ったヒナは狼族の国へ。私は喪女なのに狼族の王太子、No.1ホストのような武官、真面目な文官が近づいてくるのはなぜ?
ヒナとつがいになりたい狼達の恋愛の行方は?聖女の力で国同士の争いは無くすことができるのか。
追放された俺のスキル【整理整頓】が覚醒!もふもふフェンリルと訳あり令嬢と辺境で最強ギルドはじめます
黒崎隼人
ファンタジー
「お前の【整理整頓】なんてゴミスキル、もういらない」――勇者パーティーの雑用係だったカイは、ダンジョンの最深部で無一文で追放された。死を覚悟したその時、彼のスキルは真の能力に覚醒する。鑑定、無限収納、状態異常回復、スキル強化……森羅万象を“整理”するその力は、まさに規格外の万能チートだった! 呪われたもふもふ聖獣と、没落寸前の騎士令嬢。心優しき仲間と出会ったカイは、辺境の街で小さなギルド『クローゼット』を立ち上げる。一方、カイという“本当の勇者”を失ったパーティーは崩壊寸前に。これは、地味なスキル一つで世界を“整理整頓”していく、一人の青年の爽快成り上がり英雄譚!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる