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一章
母
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それから数日後。
私はマリアンヌ様と二人きりでお茶をしていた。
初めてお茶会に参加したあの日からマリアンヌ様からちょくちょく二人きりでのお茶会に誘われている。
マリアンヌ様と話すのは本当に楽しかった。
流行りのファッションの話をしたり、気になる人の話をしたり。
今ではマリアンヌ様は私にとって一番の友人だ。
「セシリア様は気になる殿方とかはいらっしゃいませんの?」
「えっ、気になる方ですか?」
お茶会が始まるなり、突然そんなことを尋ねられた。
「ええ」
マリアンヌ様はニッコリと笑っていた。
私の答えを待っているようだ。
「特にいないですね……私は王太子殿下の婚約者ですから……」
私がそう言うと、マリアンヌ様はどこか悲しそうな顔をした。
「そう、なのですね……」
「…………マリアンヌ様?」
何故そんな顔をするのだろうか。
私にはマリアンヌ様の表情の意味が分からなかった。
「……実は、ある噂を耳にしたのです」
「……噂、ですか?」
「王太子殿下と婚約者であるセシリア様の仲が、あまりよろしくないと」
マリアンヌ様はそう言って心配そうな顔をした。
(……あ、なるほど)
私はそのときマリアンヌ様が何故そんな顔になったのかを理解した。
きっと優しいマリアンヌ様は私を心配してくれているのだろう。
私はマリアンヌ様を心配させないように笑顔で言った。
「心配してくださってありがとうございます。私は全然大丈夫ですよ。殿下との婚約は元々国王陛下が決めたものですから。この通り、全く傷ついていませんし。婚約破棄されて修道院に入る覚悟も出来てます!」
「しゅ、修道院ですか……?」
私の言葉にマリアンヌ様は驚いたような顔をした。
「ええ、殿下に婚約破棄された女は修道院へ行くしかないでしょう?」
「いけませんわ!それは絶対にダメです!」
私の言葉にマリアンヌ様は慌てたようにそう言った。
「マ、マリアンヌ様……?」
私が驚いていると、マリアンヌ様は真剣な顔になった。
「私、ずっと前から思っておりましたの。やはりセシリア様は王太子殿下にはもったいないお方ですわ。もっと素敵な殿方がいらっしゃるはずです!」
「マリアンヌ様……」
「何なら私のお兄様なんていかがですか?一応イケメンで婚約者はいないですし」
「ふふふ、もしそうなったら私はマリアンヌ様のお姉様になりますね」
「まあ、それは素敵ですわ!」
私たちは笑い合った。
(…………楽しいわ)
私はこのとき、心の底からそう思った。
前世ではこんな経験をしたことは一度もなかった。
とてもじゃないが楽しいとは言えない日々だった。
だけど今は、一分一秒が物凄く楽しい。
マリアンヌ様はお茶を一口飲んだ後私に笑顔を向けてこう言った。
「私、今でも信じられないときがありますの。憧れのセシリア様とこうやってお茶をしているだなんて」
「私もマリアンヌ様とご友人になれるだなんて思ってもみませんでしたわ」
前世でのマリアンヌ様は令嬢たちから人気があった。
みんながマリアンヌ様に憧れを抱き、お近づきになりたいと思っていた。
彼女はまさに社交界の華だった。
陰気な私とは正反対で、例えるなら太陽のような人だった。
(そんなマリアンヌ様が私に憧れているだなんて……)
それだけで嬉しくなった。
「…………そういえば、マリアンヌ様はどうして私のことをそこまで?」
私はふと気になったことを聞いてみた。
私の問いに、マリアンヌ様は恥ずかしそうにして言った。
「……実は、私の母がよくセシリア様の母君であらせられるフルール公爵夫人の話をしているんですのよ」
「まぁ……お母様のですか?」
「ええ、お母様とフルール公爵夫人はどうやらご友人だったようなのです」
「そう、だったのですね……」
まさかフォンド侯爵夫人とお母様が友人だったなんて全く知らなかった。
私の周りにいる人たちもお母様の話は全くしないから。
「どうやらフルール公爵夫人は母にとって憧れの存在だったようで」
「そうだったのですね」
そうは言っても、私はお母様のことを全く知らないのでそれしか返せない。
それに気づいたのかマリアンヌ様はハッとした顔をする。
「申し訳ありません……セシリア様……」
「いえいえ、いいのですよ。母が褒められているのは私にとっても嬉しいことですし」
「ありがとうございます」
マリアンヌ様はほっとした顔をした。
私はお母様の話をほとんど聞いたことがない。
お父様がお母様の話をすることはまずないし、公爵邸の使用人達もお母様のことになると途端に口を閉じてしまうから。
フォンド侯爵夫人はお母様と友人だったと言っていた。
ということは、お母様のことをよく知っているはずだ。
そのとき、私の中にある考えが浮かぶ。
(侯爵夫人ならお母様の話をしてくれるのでは…………?)
私は前世からお母様のことをもっと知りたいと思っていた。
お母様はどのような人だったのか、どんな想いであの公爵邸で過ごしていたのか。
私は娘なのに、お母様の外見しか知らない。
前世では舞踏会で家族と共に参加する令嬢たちを見るたびに羨ましさがこみ上げてきていた。
私は母と会ったことすらないし、父には放っておかれているのだから。
(……私は、お母様のことをもっとよく知りたい)
そう思った私はすぐにマリアンヌ様に話した。
「マリアンヌ様。私、フォンド侯爵夫人にお会いしたいですわ!」
「お母様にですか……?」
「ほら、私はお母様のことをあまり知らないでしょう?だからフォンド侯爵夫人にお話を聞きたいのです」
「……」
マリアンヌ様は少し考えこむような顔をした。
駄目だっただろうか、と不安になる。
しかし、マリアンヌ様はすぐに優しい笑顔でこう言った。
「セシリア様がそうおっしゃるのであれば。母に伝えておきますわ」
「……!ありがとうございます、マリアンヌ様……!」
マリアンヌ様は微笑みながら私に言った。
「実のことを言うと、お母様もセシリア様に会いたがっていたのですよ」
「え、本当ですか?」
「えぇ、セシリア様は公爵夫人に瓜二つなことで有名ですから。デビュタントまで待てないー!って言ってましたわ」
マリアンヌ様はそう言ってクスクスと笑った。
「そうだったのですね」
フォンド侯爵夫人の可愛らしいエピソードに私もつられて笑い出す。
(……ようやくお母様のことが聞ける)
前世でも知ることは無かった私を産んだ母親。
やっと真実を知ることが出来るのだと思うと、少しだけドキドキした。
私はマリアンヌ様と二人きりでお茶をしていた。
初めてお茶会に参加したあの日からマリアンヌ様からちょくちょく二人きりでのお茶会に誘われている。
マリアンヌ様と話すのは本当に楽しかった。
流行りのファッションの話をしたり、気になる人の話をしたり。
今ではマリアンヌ様は私にとって一番の友人だ。
「セシリア様は気になる殿方とかはいらっしゃいませんの?」
「えっ、気になる方ですか?」
お茶会が始まるなり、突然そんなことを尋ねられた。
「ええ」
マリアンヌ様はニッコリと笑っていた。
私の答えを待っているようだ。
「特にいないですね……私は王太子殿下の婚約者ですから……」
私がそう言うと、マリアンヌ様はどこか悲しそうな顔をした。
「そう、なのですね……」
「…………マリアンヌ様?」
何故そんな顔をするのだろうか。
私にはマリアンヌ様の表情の意味が分からなかった。
「……実は、ある噂を耳にしたのです」
「……噂、ですか?」
「王太子殿下と婚約者であるセシリア様の仲が、あまりよろしくないと」
マリアンヌ様はそう言って心配そうな顔をした。
(……あ、なるほど)
私はそのときマリアンヌ様が何故そんな顔になったのかを理解した。
きっと優しいマリアンヌ様は私を心配してくれているのだろう。
私はマリアンヌ様を心配させないように笑顔で言った。
「心配してくださってありがとうございます。私は全然大丈夫ですよ。殿下との婚約は元々国王陛下が決めたものですから。この通り、全く傷ついていませんし。婚約破棄されて修道院に入る覚悟も出来てます!」
「しゅ、修道院ですか……?」
私の言葉にマリアンヌ様は驚いたような顔をした。
「ええ、殿下に婚約破棄された女は修道院へ行くしかないでしょう?」
「いけませんわ!それは絶対にダメです!」
私の言葉にマリアンヌ様は慌てたようにそう言った。
「マ、マリアンヌ様……?」
私が驚いていると、マリアンヌ様は真剣な顔になった。
「私、ずっと前から思っておりましたの。やはりセシリア様は王太子殿下にはもったいないお方ですわ。もっと素敵な殿方がいらっしゃるはずです!」
「マリアンヌ様……」
「何なら私のお兄様なんていかがですか?一応イケメンで婚約者はいないですし」
「ふふふ、もしそうなったら私はマリアンヌ様のお姉様になりますね」
「まあ、それは素敵ですわ!」
私たちは笑い合った。
(…………楽しいわ)
私はこのとき、心の底からそう思った。
前世ではこんな経験をしたことは一度もなかった。
とてもじゃないが楽しいとは言えない日々だった。
だけど今は、一分一秒が物凄く楽しい。
マリアンヌ様はお茶を一口飲んだ後私に笑顔を向けてこう言った。
「私、今でも信じられないときがありますの。憧れのセシリア様とこうやってお茶をしているだなんて」
「私もマリアンヌ様とご友人になれるだなんて思ってもみませんでしたわ」
前世でのマリアンヌ様は令嬢たちから人気があった。
みんながマリアンヌ様に憧れを抱き、お近づきになりたいと思っていた。
彼女はまさに社交界の華だった。
陰気な私とは正反対で、例えるなら太陽のような人だった。
(そんなマリアンヌ様が私に憧れているだなんて……)
それだけで嬉しくなった。
「…………そういえば、マリアンヌ様はどうして私のことをそこまで?」
私はふと気になったことを聞いてみた。
私の問いに、マリアンヌ様は恥ずかしそうにして言った。
「……実は、私の母がよくセシリア様の母君であらせられるフルール公爵夫人の話をしているんですのよ」
「まぁ……お母様のですか?」
「ええ、お母様とフルール公爵夫人はどうやらご友人だったようなのです」
「そう、だったのですね……」
まさかフォンド侯爵夫人とお母様が友人だったなんて全く知らなかった。
私の周りにいる人たちもお母様の話は全くしないから。
「どうやらフルール公爵夫人は母にとって憧れの存在だったようで」
「そうだったのですね」
そうは言っても、私はお母様のことを全く知らないのでそれしか返せない。
それに気づいたのかマリアンヌ様はハッとした顔をする。
「申し訳ありません……セシリア様……」
「いえいえ、いいのですよ。母が褒められているのは私にとっても嬉しいことですし」
「ありがとうございます」
マリアンヌ様はほっとした顔をした。
私はお母様の話をほとんど聞いたことがない。
お父様がお母様の話をすることはまずないし、公爵邸の使用人達もお母様のことになると途端に口を閉じてしまうから。
フォンド侯爵夫人はお母様と友人だったと言っていた。
ということは、お母様のことをよく知っているはずだ。
そのとき、私の中にある考えが浮かぶ。
(侯爵夫人ならお母様の話をしてくれるのでは…………?)
私は前世からお母様のことをもっと知りたいと思っていた。
お母様はどのような人だったのか、どんな想いであの公爵邸で過ごしていたのか。
私は娘なのに、お母様の外見しか知らない。
前世では舞踏会で家族と共に参加する令嬢たちを見るたびに羨ましさがこみ上げてきていた。
私は母と会ったことすらないし、父には放っておかれているのだから。
(……私は、お母様のことをもっとよく知りたい)
そう思った私はすぐにマリアンヌ様に話した。
「マリアンヌ様。私、フォンド侯爵夫人にお会いしたいですわ!」
「お母様にですか……?」
「ほら、私はお母様のことをあまり知らないでしょう?だからフォンド侯爵夫人にお話を聞きたいのです」
「……」
マリアンヌ様は少し考えこむような顔をした。
駄目だっただろうか、と不安になる。
しかし、マリアンヌ様はすぐに優しい笑顔でこう言った。
「セシリア様がそうおっしゃるのであれば。母に伝えておきますわ」
「……!ありがとうございます、マリアンヌ様……!」
マリアンヌ様は微笑みながら私に言った。
「実のことを言うと、お母様もセシリア様に会いたがっていたのですよ」
「え、本当ですか?」
「えぇ、セシリア様は公爵夫人に瓜二つなことで有名ですから。デビュタントまで待てないー!って言ってましたわ」
マリアンヌ様はそう言ってクスクスと笑った。
「そうだったのですね」
フォンド侯爵夫人の可愛らしいエピソードに私もつられて笑い出す。
(……ようやくお母様のことが聞ける)
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やっと真実を知ることが出来るのだと思うと、少しだけドキドキした。
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