虐げられた皇女は父の愛人とその娘に復讐する

ましゅぺちーの

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皇女シャーロット編

結婚式

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あの後、キャサリンとプリシラの刑が確定した。


キャサリンは国庫に手をつけていたこと、皇女を虐げていたこと、皇帝陛下と皇后陛下を毒殺したこと、王家を謀ったこと、諸々の罪で火炙りでの処刑となった。


一部からはそれすらも生温いという声も上がっているほどだ。


一方でプリシラは皇女の身分を偽ったことに関しては本当に知らなかったため不問となったが、本物の皇女である私を虐げた罪に問われ、修道院送りとなった。


プリシラにとってはある意味処刑よりもきついかもしれない。


私を虐げた使用人たちは皆使用人という職をクビになり、国外追放となった。


噂によるとその後野盗に襲われて一人残らず亡くなったらしい。


この一件は帝国中に公表され、私の予想通り大混乱を招いた。


お母様の名誉も回復し、今ではお母様や私を悪く言う者は一人もいない。







そして私はというと・・・


今日がフレデリック様との結婚式だ。


真っ白なウエディングドレスに身を包んでいる。


プリシラは地下牢の中でずっと大人しくしていたが私とフレデリック様の結婚を聞くと大暴れして癇癪を起こしたという。


プリシラはフレデリック様に執着していたから当然だろう。


結婚式には皇帝陛下であるお兄様もいらしている。


舞踏会の後、お兄様は私とフレデリック様の結婚にかなり渋ったが最終的には認めてくれた。


私はハッキリ言ってお兄様のこともあまり好きになれない。


お母様を虐げたお父様やキャサリンと親しくし、プリシラを可愛がっていたのだから。


私をじっと見つめるお兄様から目を逸らし、バージンロードを歩く。


その先には正装をしたフレデリック様が立っている。


そして私はフレデリック様の横に並んだ。


「シャーロット。とても綺麗です。」


「ありがとうございます。フレデリック様・・・。」


優しい顔でそう言われて顔が赤くなる。


そして私とフレデリック様は大勢の招待客の前で誓いのキスをした。


「おめでとうございます。皇女殿下。アーク公子。」


その日、私は大勢の人に祝福されてフレデリック様の妃となった。


こんなにも幸せになれるだなんて、未だに信じられない。


お母様は、天国で見てくれているだろうか。


お母様、私は今とっても幸せです。


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