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番外編
フォリア・エヴィル(本編15.5話)2
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女神と出会った日は、遅かったこともあり、家に戻って説明するのは翌日した。先触れもなしに帰ったため、執事たちは慌てていたが、両親と兄弟を呼んでもらう。
「まあまあ、どうしたの?フォリア」
「珍しいな。騎士団はどうした」
「いじめられたか?どこのどいつだ、兄さんが」
「セイル兄うるさいよ。ねえフォリア兄、帰ってくるの珍しいけど、どうしたの?」
家族が揃うと、相変わらずうるさいな、とフォリアは目を細めた。あと、白い。何がというのは、父であるヴァンを除き、母、兄、弟は、フォリアと同じく全体的に容姿が白いのである。父は黄色の髪に黄色の瞳なのだが、母の血の方が濃く出たようで、とにかく白い。兄は黄色混じりだが。弟はフォリアと同じく白いのだ。瞳は、兄も弟も黄色である。フォリアだけ琥珀色だ。
「いえ、報告に帰っただけです」
『報告?』
親子だ。全員同じ方向に首を傾ける。
「えぇ、主君を定めたので、主従契約を結ぶ事になりました」
結果だけをフォリアは言い放った。
『は?』
全員、訳がわからないという顔をしている。それはそうだろう。説明が抜けているのだ。いきなりぽん、と結果を伝えられたところで、予想外のことに理解が追いつかないのはしょうがないことである。フォリアはため息を吐いて、もう一度同じ事を繰り返した。そして、一番に我に返ったのは、やはり母親であるスーラだった。
「まあ!まあまあ!フォリアちゃんは獣性が薄いと思っていたけれど、そうではなかったのね!」
「え、え?いや、え?」
「ふぉ、フォリアが……!た、たらし込まれた!?」
「いや、セイル兄、違うでしょ。どこの誰?」
一番冷静なのは、スーラと弟のアルラである。シリウスと女神が一筆したためてくれた文も見せた。
「何々?――――は」
「あら、こちらはその聖女候補様からね?ふむふむ。――――まあ、とても感じのいいお嬢さんね。こちらに来たばかりというのに、文字も可愛らしくて上手だわ」
(そうでしょう、そうでしょう。文字も可愛らしくあられる)
スーラの言葉に、何故かフォリアが自慢げに頷いた。
「なんて?」
「要約すると、こちらに来たばかりのぽっと出の女が、息子さんと主従契約を結ぶ事になりました。お披露目前なので挨拶にうかがえず申し訳ない、という感じね」
「いや、ぽっと出って。まあ、聖女候補様なら仕方ないけど……。え、フォリア兄、その人が聖女だったら、すごい出世だね?」
「ねえ、どうしてその場で結ばなかったの?事後報告も多いのに」
契約は、引き合った当事者同士が話し合い、わりとノリと勢いで結ぶことが多いので、大体家族には事後報告が多い。一生縛るもので、リスクもあるのにいいのかそれで、という感じだが。
「いえ、め……聖女候補様が、事前報告は大事だ、と。お預けを食らいました……」
「まあ!しっかりした方じゃないの!」
「ま……ま、待て待て待て……!え、契約?主従契約?フォリアが?」
「いや、お前……自分の血のことは話したのか?」
固まっていた兄と父が復活。当然だ、とフォリアは頷く。契約するのは後日になるので、その間はこれがその仮の証明だ、と言われて渡されたとんでもない代物を見せた。
「……フォリアや、これは宝石じゃないかね」
「そうですね。くださいました」
「いや……!え、これそんなひょいひょいもらえるような、安もんじゃないぞ……!?か、鑑定、してもいいか……?」
「どうぞ」
ヴァンは恐る恐るそれを丁寧にハンカチでつかみ(素手じゃとてもではないが触れなかった)、鑑定を試みる。――――気絶しそうになった。
「まあ!あなた、大丈夫?」
「――――だ……、だいじょうぶ、では、ないな……」
とんでもない代物が、超とんでもなくヤバい代物で、それを取り落とすことは根性でとどめたが。知りたくなかった、この事実。
「……まさか、誰かまで見えました?」
「見えましたが?」
「他言無用でお願いします」
「言えるかこんなこと!」
ヴァンとフォリアのやりとりに、外野は互いに顔を見合わせるだけである。言えるわけがない。
「それ、私たちが聞いたらまずいですか?」
「……聞かない方がよいな。お披露目当日まで待て」
「そうですか、わかりました」
あっさりとセイルは引いた。こういうところは物わかりがいいのだ。そ、とフォリアにそれを返す。自分の手の上からそれがなくなって、ヴァンはほっと安堵の息を吐いた。そんな様子を見ていたスーラたちは、見せてとは言うが、決してそれに触れようとしなかった。
「で、だ。フォリア。聖女候補様って、どんな方だ?容姿とか」
「容姿は、キラキラと、とても美しい方です。黒髪でポニーテールにしています。ふわっとした笑顔が可愛らしい方ですね」
「へえ、いいな。美しい方か……」
「その一方、ものすごい、その……お強いです」
「強い?それは……精神的にか?肉体的にか?」
「……両方、ですね。聖女候補様は、状態異常無効なようで、色々とあったのですが、毒を飲んでも大丈夫、と言うのを証明なさるため、皆の前で私の血を飲みました」
「…………」
「それと、第一騎士団団長と互角の戦い……あれは、互角というのか……。化け物同士の戦いを見ているようでしたね」
「……えっと、人間?」
「あぁ」
アルラが控えめに聞いてくるのもわかる。第一騎士団団長と言えば、騎士団の№2の実力だと知れ渡っているからだ。しかし、間違いなく人である。が、まあ、フォリアもちょっと疑ったのは内緒だ。
「あと、蛇というか、あ、そうでした母上」
「何かしら?」
「聖女候補様が、白蛇族を侮辱したらぶっ飛ばしに行くと宣言なさいました」
「…………まあ!」
「どうやら、蛇をお好きなようで。白蛇族の事もご存じでしたが、その上で、私のことを側に置いてくださると仰ったので」
「まあまあ!フォリアちゃんに出会ったのは、運命!ねっ」
きゃいきゃい、とスーラがはしゃぎ始める。フォリアも運命だと思っていた。
(昨日、訓練場で出会えたことは、運命以外のなにものでもない……っ。シェリタに絡まれたが、あんなものあの方と出会えた事に比べればっ……。いや、あれと比べては女神様に失礼だ)
「蛇が好きな女性っているんだね」
「どうやら、元の世界では白蛇は縁起のいい生き物で、尊ばれているとか。神の御使いでも白蛇は有名だそうだ。まあ、その前に、聖女候補様が、蛇の中でも白蛇が好きだと仰ったのは、第一騎士団全員が聞いている」
「えーっ、じゃあ、僕とも仲良くしてくださるかな」
「あぁ、大丈夫だ」
それは自信を持って言えるフォリアである。
「フォリア、主従契約の話に戻るが……」
「あ、はい」
そういえば、その報告をしていたのだった。
「まあ、亜人族の性だ。主君を見つけてしまっては、逆らえんだろう。なあ、スーラ」
「そうね、そうね。無理だわ。だって、本能が叫ぶのですもの。これは仕方がないわ」
「だからまあ、好きにしろ」
「ありがとうございます」
「く……どうせ、お披露目当日にお目にかかれるんだ。聖女候補様だろうが、見極めてみせるっ」
「兄上、ウザいです」
「がーんっ」
何かやる気になっているセイルだったが、フォリアの一言で撃沈。そしてそれを見て笑うのがアルラで、いつもの日常である。
「フォリア、話がある。執務室に来なさい」
「はい」
ヴァンが立ち上がり、フォリアを連れ立って執務室に移動する。ぱたん、と扉が閉められ、ソファに向かい合って座った。
「……して、女神様とか、本気?」
それが聞きたかったらしい。
「本気も何も、鑑定ででたのでしょう」
「あぁ、あぁ!すごいよ!?あんなの神しかできないよ!……あ、女神か」
興奮気味に、ヴァンは先ほど鑑定した結果をフォリアに教えてくれた。宝石の種類、女神作、宝石は本物だが靱性と硬度を足され強化されているので紛い物と同じなため売買不可能、それと、
「――――女神の加護、だ」
「女神様の……!」
女神の加護は、フォリア以外は長時間持つことは不可能で、例え盗まれようが落とそうがフォリアの元に戻ってくる、だ。
「宝ですね」
「お前しか持てないがな。ちなみに、その青いリボンは、女神様が髪を結うときのリボンだそうだ」
(なん、だと……!?女神様の……。はっ、そういえば、昨日も青いリボンで髪を結ってらした……。え、お揃い?……切れないよう、強化せねばならないな)
「フォリア、真面目な顔して何を考えているかは知らんが……。女神様、そこまでお綺麗な方なのか?」
「神々しいです」
「……そうかー」
「そこらのご令嬢では、太刀打ちできないかと思いますよ。父上も、拝謁すればわかりますよ」
(あぁ、お披露目当日に、どれだけの人間が女神様の美貌に落とされるか……っ。私の主君だと、自慢したいっ)
「まあ、それは当日楽しみにしておくよ。……フォリア」
「なんです」
真面目な表情で、落とされた声のトーンに、フォリアも自然と姿勢を正す。
「――――襲うなよ」
ずるっとこけたフォリアは、襲いません!と、ヴァンに向かって吠えたのだった。
「まあまあ、どうしたの?フォリア」
「珍しいな。騎士団はどうした」
「いじめられたか?どこのどいつだ、兄さんが」
「セイル兄うるさいよ。ねえフォリア兄、帰ってくるの珍しいけど、どうしたの?」
家族が揃うと、相変わらずうるさいな、とフォリアは目を細めた。あと、白い。何がというのは、父であるヴァンを除き、母、兄、弟は、フォリアと同じく全体的に容姿が白いのである。父は黄色の髪に黄色の瞳なのだが、母の血の方が濃く出たようで、とにかく白い。兄は黄色混じりだが。弟はフォリアと同じく白いのだ。瞳は、兄も弟も黄色である。フォリアだけ琥珀色だ。
「いえ、報告に帰っただけです」
『報告?』
親子だ。全員同じ方向に首を傾ける。
「えぇ、主君を定めたので、主従契約を結ぶ事になりました」
結果だけをフォリアは言い放った。
『は?』
全員、訳がわからないという顔をしている。それはそうだろう。説明が抜けているのだ。いきなりぽん、と結果を伝えられたところで、予想外のことに理解が追いつかないのはしょうがないことである。フォリアはため息を吐いて、もう一度同じ事を繰り返した。そして、一番に我に返ったのは、やはり母親であるスーラだった。
「まあ!まあまあ!フォリアちゃんは獣性が薄いと思っていたけれど、そうではなかったのね!」
「え、え?いや、え?」
「ふぉ、フォリアが……!た、たらし込まれた!?」
「いや、セイル兄、違うでしょ。どこの誰?」
一番冷静なのは、スーラと弟のアルラである。シリウスと女神が一筆したためてくれた文も見せた。
「何々?――――は」
「あら、こちらはその聖女候補様からね?ふむふむ。――――まあ、とても感じのいいお嬢さんね。こちらに来たばかりというのに、文字も可愛らしくて上手だわ」
(そうでしょう、そうでしょう。文字も可愛らしくあられる)
スーラの言葉に、何故かフォリアが自慢げに頷いた。
「なんて?」
「要約すると、こちらに来たばかりのぽっと出の女が、息子さんと主従契約を結ぶ事になりました。お披露目前なので挨拶にうかがえず申し訳ない、という感じね」
「いや、ぽっと出って。まあ、聖女候補様なら仕方ないけど……。え、フォリア兄、その人が聖女だったら、すごい出世だね?」
「ねえ、どうしてその場で結ばなかったの?事後報告も多いのに」
契約は、引き合った当事者同士が話し合い、わりとノリと勢いで結ぶことが多いので、大体家族には事後報告が多い。一生縛るもので、リスクもあるのにいいのかそれで、という感じだが。
「いえ、め……聖女候補様が、事前報告は大事だ、と。お預けを食らいました……」
「まあ!しっかりした方じゃないの!」
「ま……ま、待て待て待て……!え、契約?主従契約?フォリアが?」
「いや、お前……自分の血のことは話したのか?」
固まっていた兄と父が復活。当然だ、とフォリアは頷く。契約するのは後日になるので、その間はこれがその仮の証明だ、と言われて渡されたとんでもない代物を見せた。
「……フォリアや、これは宝石じゃないかね」
「そうですね。くださいました」
「いや……!え、これそんなひょいひょいもらえるような、安もんじゃないぞ……!?か、鑑定、してもいいか……?」
「どうぞ」
ヴァンは恐る恐るそれを丁寧にハンカチでつかみ(素手じゃとてもではないが触れなかった)、鑑定を試みる。――――気絶しそうになった。
「まあ!あなた、大丈夫?」
「――――だ……、だいじょうぶ、では、ないな……」
とんでもない代物が、超とんでもなくヤバい代物で、それを取り落とすことは根性でとどめたが。知りたくなかった、この事実。
「……まさか、誰かまで見えました?」
「見えましたが?」
「他言無用でお願いします」
「言えるかこんなこと!」
ヴァンとフォリアのやりとりに、外野は互いに顔を見合わせるだけである。言えるわけがない。
「それ、私たちが聞いたらまずいですか?」
「……聞かない方がよいな。お披露目当日まで待て」
「そうですか、わかりました」
あっさりとセイルは引いた。こういうところは物わかりがいいのだ。そ、とフォリアにそれを返す。自分の手の上からそれがなくなって、ヴァンはほっと安堵の息を吐いた。そんな様子を見ていたスーラたちは、見せてとは言うが、決してそれに触れようとしなかった。
「で、だ。フォリア。聖女候補様って、どんな方だ?容姿とか」
「容姿は、キラキラと、とても美しい方です。黒髪でポニーテールにしています。ふわっとした笑顔が可愛らしい方ですね」
「へえ、いいな。美しい方か……」
「その一方、ものすごい、その……お強いです」
「強い?それは……精神的にか?肉体的にか?」
「……両方、ですね。聖女候補様は、状態異常無効なようで、色々とあったのですが、毒を飲んでも大丈夫、と言うのを証明なさるため、皆の前で私の血を飲みました」
「…………」
「それと、第一騎士団団長と互角の戦い……あれは、互角というのか……。化け物同士の戦いを見ているようでしたね」
「……えっと、人間?」
「あぁ」
アルラが控えめに聞いてくるのもわかる。第一騎士団団長と言えば、騎士団の№2の実力だと知れ渡っているからだ。しかし、間違いなく人である。が、まあ、フォリアもちょっと疑ったのは内緒だ。
「あと、蛇というか、あ、そうでした母上」
「何かしら?」
「聖女候補様が、白蛇族を侮辱したらぶっ飛ばしに行くと宣言なさいました」
「…………まあ!」
「どうやら、蛇をお好きなようで。白蛇族の事もご存じでしたが、その上で、私のことを側に置いてくださると仰ったので」
「まあまあ!フォリアちゃんに出会ったのは、運命!ねっ」
きゃいきゃい、とスーラがはしゃぎ始める。フォリアも運命だと思っていた。
(昨日、訓練場で出会えたことは、運命以外のなにものでもない……っ。シェリタに絡まれたが、あんなものあの方と出会えた事に比べればっ……。いや、あれと比べては女神様に失礼だ)
「蛇が好きな女性っているんだね」
「どうやら、元の世界では白蛇は縁起のいい生き物で、尊ばれているとか。神の御使いでも白蛇は有名だそうだ。まあ、その前に、聖女候補様が、蛇の中でも白蛇が好きだと仰ったのは、第一騎士団全員が聞いている」
「えーっ、じゃあ、僕とも仲良くしてくださるかな」
「あぁ、大丈夫だ」
それは自信を持って言えるフォリアである。
「フォリア、主従契約の話に戻るが……」
「あ、はい」
そういえば、その報告をしていたのだった。
「まあ、亜人族の性だ。主君を見つけてしまっては、逆らえんだろう。なあ、スーラ」
「そうね、そうね。無理だわ。だって、本能が叫ぶのですもの。これは仕方がないわ」
「だからまあ、好きにしろ」
「ありがとうございます」
「く……どうせ、お披露目当日にお目にかかれるんだ。聖女候補様だろうが、見極めてみせるっ」
「兄上、ウザいです」
「がーんっ」
何かやる気になっているセイルだったが、フォリアの一言で撃沈。そしてそれを見て笑うのがアルラで、いつもの日常である。
「フォリア、話がある。執務室に来なさい」
「はい」
ヴァンが立ち上がり、フォリアを連れ立って執務室に移動する。ぱたん、と扉が閉められ、ソファに向かい合って座った。
「……して、女神様とか、本気?」
それが聞きたかったらしい。
「本気も何も、鑑定ででたのでしょう」
「あぁ、あぁ!すごいよ!?あんなの神しかできないよ!……あ、女神か」
興奮気味に、ヴァンは先ほど鑑定した結果をフォリアに教えてくれた。宝石の種類、女神作、宝石は本物だが靱性と硬度を足され強化されているので紛い物と同じなため売買不可能、それと、
「――――女神の加護、だ」
「女神様の……!」
女神の加護は、フォリア以外は長時間持つことは不可能で、例え盗まれようが落とそうがフォリアの元に戻ってくる、だ。
「宝ですね」
「お前しか持てないがな。ちなみに、その青いリボンは、女神様が髪を結うときのリボンだそうだ」
(なん、だと……!?女神様の……。はっ、そういえば、昨日も青いリボンで髪を結ってらした……。え、お揃い?……切れないよう、強化せねばならないな)
「フォリア、真面目な顔して何を考えているかは知らんが……。女神様、そこまでお綺麗な方なのか?」
「神々しいです」
「……そうかー」
「そこらのご令嬢では、太刀打ちできないかと思いますよ。父上も、拝謁すればわかりますよ」
(あぁ、お披露目当日に、どれだけの人間が女神様の美貌に落とされるか……っ。私の主君だと、自慢したいっ)
「まあ、それは当日楽しみにしておくよ。……フォリア」
「なんです」
真面目な表情で、落とされた声のトーンに、フォリアも自然と姿勢を正す。
「――――襲うなよ」
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