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11章 夏の海ではしゃいじゃお
441.一緒にがんばろ〜
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なんとか「これは食べるものじゃないよ!」と理解してもらって、ラッタンに錬金玉をプレゼントした。
まさかのところに潜む罠だったなぁ。
代わりに、って飴玉をプレゼントしたのが、功を奏した気がする。
「らぴゅ~(おいしぃ)」
「それはよかったー。でも、今は錬金術に集中しようね?」
「らぴゅ(うん、ラッたん、見てるぅ)」
ラッタン、自分の名前の呼び方が舌っ足らずな感じだね。可愛いからいいと思う!
──なんて、僕の方が作業から気を逸らしちゃった。ラッタンはたくさんの罠を持ってるねぇ。
「次は回復薬作りの手本を見せてやるといい」
レナードさんに言われて、アイテムボックスから薬草の束をワサッと取り出した。
回復薬はお店でも売ってるから、ラッタンが作れるようになったら助かるな~。
「お、薬系なら、俺が専門じゃないか?」
「基礎的な調薬なら、錬金術だけでことが済むから、ランドは口を出すな。というか、お前、いつまでここにいるんだ」
「その言い方、ヒデェな」
冷たい眼差しのレナードさんに、ランドさんは苦笑気味だ。
僕はランドさんの服の裾をクイッと引く。
「練習にちょうどいいレシピがあるなら教えてー」
「お、そう来たか」
ニコニコとねだったら、ランドさんがハハッと笑った。
ランドさんって、調薬レシピを出し惜しみするんだよねぇ。だから、教えてもらえる機会があれば、積極的にお願いするのが吉。
「……確かに、回復薬はそれなりに錬金術を使えるようになってから作る方がいいレシピだしな」
レナードさんが頷き、ランドさんに「さっさと教えてやれ」と促した。
さすが師匠、僕の味方だねー。
「んー、じゃあ、超簡単レシピを教えてやろう。薬草にある素材をプラスするだけで作れる、ステータスアップポーションだぞ」
「え、そんな薬があるの!?」
ニヤッと笑ったランドさんに詰め寄る。
初耳なんだけど! ステータスアップ薬は僕のお店の売れ筋商品。でも、ポーションという名前は付いてない。
「おう。まぁ、魔宝珠っていうレアアイテムが素材として必要だから、大量に作るのは難しいと思うが。二個くらいなら練習用にやってもいいぞ?」
「魔宝珠?」
それ、わりとよく聞くアイテムだよ。
僕、たくさん持ってる! だって、スタ島の神社に捧げるのに必要だからね。最近行けてなかったから、在庫がいっぱいだ。
「──これでいい?」
「なんでそんなにたくさん持ってるんだ……?」
テーブルの上に魔宝珠をドサッと取り出して置いたら、ランドさんにドン引きされた。
レナードさんは鑑定して「お、レアアイテム。いいな」と楽しそうにしてる。師匠ってそういうマイペースなところあるよね。
「ミッションに使うから? 素材はダンジョンで山ほど採れるんだー。みんなが売ってくれるし、ストレージの中にはまだいっぱいあるよ」
「……なんか、モモと話してると常識がわからなくなるぜ……」
ランドさんが遠い目をしてる。お疲れかな?
そんなランドさんの様子をスルーして、レナードさんは「さっさとレシピを渡してやれよ」と再度促した。
ありがたいけど、ちょっとくらい休憩を入れても僕は大丈夫だよ。
「──レシピ……おう、やるよ……」
ランドさんがピラッと紙を取り出して渡してくれた。
受け取った途端、アナウンスが聞こえてきて紙が消える。
〈ランドから【ポーション】のレシピを受け取りました。調薬レシピが更新されます──錬金術レシピにも同等のレシピが掲載されました〉
ランドさんがくれたのは調薬スキルを使ったレシピだったみたいだけど、錬金術にも応用できるものだったらしい。ラッキー。
でも、ラッタンが調薬もできるようになったら助かるなぁ。
とりあえず、調薬用と錬金術用のレシピを表示させてみる。
——————
◯調薬用
【ステータスアップポーション】レア度☆☆☆☆
各種ステータスを上げる
上がるステータスは魔宝珠の属性によって異なる
〈レシピ〉
【薬草】✕2+【魔宝珠の粉】
◯錬金術用
【ステータスアップポーション】レア度☆☆☆☆
各種ステータスを上げる
上がるステータスは魔宝珠の属性によって異なる
〈レシピ〉
【薬草】✕2+【魔宝珠】
——————
……違いは、魔宝珠をそのまま使うか、粉にして使うか、だけかな?
僕が首を傾げていると、レナードさんが「楽に作れるのは錬金術レシピだぞ」と教えてくれた。
「錬金術で作ると、品質が少し下がりやすいが、効率がいい」
「あー、そうだけど、素材の力をしっかり引き出すなら調薬がいいぞ」
レナードさんとランドさんがそれぞれに主張して、なぜか睨み合う。
「どっちも作るから喧嘩しないでー。まずは錬金術で作るね!」
僕が宣言すると、二人は仕方ないなって感じで肩をすくめた。
錬金布に薬草を二つと魔宝珠(一)を載せる。この魔宝珠は赤魔宝だけで作ったから火属性オンリーだ。
「ラッタン、僕が作るところちゃんと見ててね」
「らぴゅ(わかったぁ)」
ニコニコと頷くラッタンを見て、ほんとにわかってるのかな、ってちょっぴり不安になったけど、信じて作業を進めるしかない。
「【錬金スタート】!」
キーワードを告げると、錬金術演出の後、小瓶に入った赤い液体が現れた。
——————
【攻撃力アップポーション】レア度☆☆☆☆
使用すると、攻撃力を20上げる
効果は一時間持続する
——————
おー、普通のステータスアップ薬より効果と持続時間がいいね! もしかして、ポーションは普通の薬の上位互換?
とりあえず出来栄えに満足して、ラッタンに視線を向ける。
「ラッタン、同じ感じで作れそう?」
「らぴゅ(わかんないけど、やってみるぅ)」
ちょっぴり頼りない返事だったけど、ラッタンに錬金布と素材を渡すと、おぼつかない手つきで準備を始めた。
「えっと、たぶん【お手伝い】スキルを使うんだよね? 錬金術スキルは持ってないけど、どうしたらいいのかな?」
「そのスキルを使うのと同時に【錬金スタート】と唱えるといいぞ」
僕が首を傾げたら、レナードさんがすかさず教えてくれた。師匠、頼りになるね~。
「だって。ラッタン、がんばって!」
「らぴゅ、らぴゅぴゅ(がんばるぅ──【お手伝い】【錬金スタート】)」
ラッタンが錬金玉に触れてスキルを使う。
すると、見事に錬金術が発動した。演出の後に、僕が作ったものと同じ見た目のものが現れる。
……いや、微妙に違った。
瓶に白いラッコのイラストが載ってる! 僕のはうさぎイラストだけど、ラッコも可愛いねぇ。
「一発成功! おめでとう、ラッタン」
「らぴゅ(えへへ、作れたねぇ)」
嬉しそうに照れ照れしてるラッタンと喜びを共有するためにハグ。もふもふ柔らかだ~。
「……さすがに、モモが作ったものより品質が落ちてるな」
レナードさんが冷静に分析してる。
ラッタンが作ったポーションは『攻撃力+17、持続時間45分』なんだって。そのくらいの効果低下は誤差だし、問題ないよ。
その後、ランドさんから指導を受けながら調薬レシピでも作製してみた。
ラッタンもちゃんと作れたし、なんといつの間にか【初級錬金術】【調薬】のスキルを習得してたよ!
レナードさん曰く、「テイマーが持ってる生産スキルは、手伝いスキル持ちのテイムモンスターが習得しやすいんだ」とのこと。
ランドさんは「俺たちが指導したから、さらにスキルを習得しやすくなったんだろうな」と言ってた。
「──つまり、二人のおかげってことだね。ありがとー!」
二人にぎゅっと抱きついたら、「はいはい」って苦笑しながら撫でられた。一緒に抱きついたラッタンも撫でてもらえて嬉しそう。
この調子で一緒に生産活動をがんばろうね♪
まさかのところに潜む罠だったなぁ。
代わりに、って飴玉をプレゼントしたのが、功を奏した気がする。
「らぴゅ~(おいしぃ)」
「それはよかったー。でも、今は錬金術に集中しようね?」
「らぴゅ(うん、ラッたん、見てるぅ)」
ラッタン、自分の名前の呼び方が舌っ足らずな感じだね。可愛いからいいと思う!
──なんて、僕の方が作業から気を逸らしちゃった。ラッタンはたくさんの罠を持ってるねぇ。
「次は回復薬作りの手本を見せてやるといい」
レナードさんに言われて、アイテムボックスから薬草の束をワサッと取り出した。
回復薬はお店でも売ってるから、ラッタンが作れるようになったら助かるな~。
「お、薬系なら、俺が専門じゃないか?」
「基礎的な調薬なら、錬金術だけでことが済むから、ランドは口を出すな。というか、お前、いつまでここにいるんだ」
「その言い方、ヒデェな」
冷たい眼差しのレナードさんに、ランドさんは苦笑気味だ。
僕はランドさんの服の裾をクイッと引く。
「練習にちょうどいいレシピがあるなら教えてー」
「お、そう来たか」
ニコニコとねだったら、ランドさんがハハッと笑った。
ランドさんって、調薬レシピを出し惜しみするんだよねぇ。だから、教えてもらえる機会があれば、積極的にお願いするのが吉。
「……確かに、回復薬はそれなりに錬金術を使えるようになってから作る方がいいレシピだしな」
レナードさんが頷き、ランドさんに「さっさと教えてやれ」と促した。
さすが師匠、僕の味方だねー。
「んー、じゃあ、超簡単レシピを教えてやろう。薬草にある素材をプラスするだけで作れる、ステータスアップポーションだぞ」
「え、そんな薬があるの!?」
ニヤッと笑ったランドさんに詰め寄る。
初耳なんだけど! ステータスアップ薬は僕のお店の売れ筋商品。でも、ポーションという名前は付いてない。
「おう。まぁ、魔宝珠っていうレアアイテムが素材として必要だから、大量に作るのは難しいと思うが。二個くらいなら練習用にやってもいいぞ?」
「魔宝珠?」
それ、わりとよく聞くアイテムだよ。
僕、たくさん持ってる! だって、スタ島の神社に捧げるのに必要だからね。最近行けてなかったから、在庫がいっぱいだ。
「──これでいい?」
「なんでそんなにたくさん持ってるんだ……?」
テーブルの上に魔宝珠をドサッと取り出して置いたら、ランドさんにドン引きされた。
レナードさんは鑑定して「お、レアアイテム。いいな」と楽しそうにしてる。師匠ってそういうマイペースなところあるよね。
「ミッションに使うから? 素材はダンジョンで山ほど採れるんだー。みんなが売ってくれるし、ストレージの中にはまだいっぱいあるよ」
「……なんか、モモと話してると常識がわからなくなるぜ……」
ランドさんが遠い目をしてる。お疲れかな?
そんなランドさんの様子をスルーして、レナードさんは「さっさとレシピを渡してやれよ」と再度促した。
ありがたいけど、ちょっとくらい休憩を入れても僕は大丈夫だよ。
「──レシピ……おう、やるよ……」
ランドさんがピラッと紙を取り出して渡してくれた。
受け取った途端、アナウンスが聞こえてきて紙が消える。
〈ランドから【ポーション】のレシピを受け取りました。調薬レシピが更新されます──錬金術レシピにも同等のレシピが掲載されました〉
ランドさんがくれたのは調薬スキルを使ったレシピだったみたいだけど、錬金術にも応用できるものだったらしい。ラッキー。
でも、ラッタンが調薬もできるようになったら助かるなぁ。
とりあえず、調薬用と錬金術用のレシピを表示させてみる。
——————
◯調薬用
【ステータスアップポーション】レア度☆☆☆☆
各種ステータスを上げる
上がるステータスは魔宝珠の属性によって異なる
〈レシピ〉
【薬草】✕2+【魔宝珠の粉】
◯錬金術用
【ステータスアップポーション】レア度☆☆☆☆
各種ステータスを上げる
上がるステータスは魔宝珠の属性によって異なる
〈レシピ〉
【薬草】✕2+【魔宝珠】
——————
……違いは、魔宝珠をそのまま使うか、粉にして使うか、だけかな?
僕が首を傾げていると、レナードさんが「楽に作れるのは錬金術レシピだぞ」と教えてくれた。
「錬金術で作ると、品質が少し下がりやすいが、効率がいい」
「あー、そうだけど、素材の力をしっかり引き出すなら調薬がいいぞ」
レナードさんとランドさんがそれぞれに主張して、なぜか睨み合う。
「どっちも作るから喧嘩しないでー。まずは錬金術で作るね!」
僕が宣言すると、二人は仕方ないなって感じで肩をすくめた。
錬金布に薬草を二つと魔宝珠(一)を載せる。この魔宝珠は赤魔宝だけで作ったから火属性オンリーだ。
「ラッタン、僕が作るところちゃんと見ててね」
「らぴゅ(わかったぁ)」
ニコニコと頷くラッタンを見て、ほんとにわかってるのかな、ってちょっぴり不安になったけど、信じて作業を進めるしかない。
「【錬金スタート】!」
キーワードを告げると、錬金術演出の後、小瓶に入った赤い液体が現れた。
——————
【攻撃力アップポーション】レア度☆☆☆☆
使用すると、攻撃力を20上げる
効果は一時間持続する
——————
おー、普通のステータスアップ薬より効果と持続時間がいいね! もしかして、ポーションは普通の薬の上位互換?
とりあえず出来栄えに満足して、ラッタンに視線を向ける。
「ラッタン、同じ感じで作れそう?」
「らぴゅ(わかんないけど、やってみるぅ)」
ちょっぴり頼りない返事だったけど、ラッタンに錬金布と素材を渡すと、おぼつかない手つきで準備を始めた。
「えっと、たぶん【お手伝い】スキルを使うんだよね? 錬金術スキルは持ってないけど、どうしたらいいのかな?」
「そのスキルを使うのと同時に【錬金スタート】と唱えるといいぞ」
僕が首を傾げたら、レナードさんがすかさず教えてくれた。師匠、頼りになるね~。
「だって。ラッタン、がんばって!」
「らぴゅ、らぴゅぴゅ(がんばるぅ──【お手伝い】【錬金スタート】)」
ラッタンが錬金玉に触れてスキルを使う。
すると、見事に錬金術が発動した。演出の後に、僕が作ったものと同じ見た目のものが現れる。
……いや、微妙に違った。
瓶に白いラッコのイラストが載ってる! 僕のはうさぎイラストだけど、ラッコも可愛いねぇ。
「一発成功! おめでとう、ラッタン」
「らぴゅ(えへへ、作れたねぇ)」
嬉しそうに照れ照れしてるラッタンと喜びを共有するためにハグ。もふもふ柔らかだ~。
「……さすがに、モモが作ったものより品質が落ちてるな」
レナードさんが冷静に分析してる。
ラッタンが作ったポーションは『攻撃力+17、持続時間45分』なんだって。そのくらいの効果低下は誤差だし、問題ないよ。
その後、ランドさんから指導を受けながら調薬レシピでも作製してみた。
ラッタンもちゃんと作れたし、なんといつの間にか【初級錬金術】【調薬】のスキルを習得してたよ!
レナードさん曰く、「テイマーが持ってる生産スキルは、手伝いスキル持ちのテイムモンスターが習得しやすいんだ」とのこと。
ランドさんは「俺たちが指導したから、さらにスキルを習得しやすくなったんだろうな」と言ってた。
「──つまり、二人のおかげってことだね。ありがとー!」
二人にぎゅっと抱きついたら、「はいはい」って苦笑しながら撫でられた。一緒に抱きついたラッタンも撫でてもらえて嬉しそう。
この調子で一緒に生産活動をがんばろうね♪
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