504 / 555
11章 夏の海ではしゃいじゃお
462.お友だちになれるかな?
しおりを挟む
園遊会だから宮殿内じゃなくて庭園が会場になっているらしい。
入口を直進すると、カラフルな貝殻や珊瑚で飾られた中庭についた。なかなか広い。
「海のモンスターがいっぱいだ!」
庭園内を悠々と泳いだり歩き回っているモンスターの姿を見て、僕は思わず歓声を上げた。
いろんな種類のお魚さんがいる。あ、エビやカニ、ヒトデも。綺麗だなぁ。
みんな、ただここにいるわけじゃなくて、お仕事してるみたいだ。貝殻を庭に飾ったり、テーブルにお皿を運んだり、忙しそう。
「ねぇねぇ、その上に載ってる料理はまだ食べちゃダメなの?」
海藻サラダを運んでいるカニに話しかけてみたら、ハサミをブンブンと振られた。ダメっぽい。
「ちょっとくらい待てよ」
「えへへ、話しかけてみたかっただけだよー」
呆れた顔のルトに答えてから、なんとなくミッションの確認をしてみる。
すると『十体のテイムモンスターと出会おう』というミッションのカウントが四体に増えていた。
「──え、さっきのカニさん、海エルフのテイマーさんがテイムしてる子だったんだ?」
他にもいるかも、と手当たり次第に声をかけてみると、カウントがどんどん増えて九体になった。あと一体でミッションクリアになる。
でも、続けて他の子とコミュニケーションをとってみても、カウントが増えない。
「うーん……どういう違いがあるんだろう?」
モンスターを鑑定したらわかるかな? 近くにいるヒトデっぽいモンスター二体を鑑定してみよう、っと。
——————
【海星】
水属性モンスター。『???』にテイムされている
見た目は青色のヒトデ
個体名:キラピ
【海星の分身】
とあるスキルで作られた実体のある幻影
海星のキラピを元にして作られている
——————
「え、分身!?」
ビックリしちゃった。
本物のモンスターにしか見えないけど、これは幻影らしい。
他の子たちも鑑定してみたら、この会場にいるモンスターのほとんどは幻影だった。
「──本物じゃないから、カウントが増えないのかぁ」
面白いスキルがあるなぁ。
分身を作れば、一体のテイムモンスターに何倍もの仕事をしてもらえるってことだね。
僕が使う必要はなさそうだけど……いや、ラッタンの分身ができたら、生産作業の効率が上がるかな?
それはちょっと心惹かれる! もふもふ可愛さもアップするし。
そんなことを真剣に考えていたら、会場の前の方に綺羅びやかな服装の海エルフが現れた。この人が王族っぽい。
「プレア殿下のおなーりー」
「……みんな、楽にしてくれ」
プレア殿下が片手を上げて言うと、ビシッと姿勢を正していた異世界の住人の参加者たちの雰囲気が少し緩んだ。
僕たちはよくわからなくていつも通りだったから、これ以上楽にはできないねー。
「今日は海園遊会に来てくれてありがとう。たくさんの料理を用意している。ぜひ楽しんでいってくれ」
簡単な挨拶の後に、すぐにパーティーが開始した。
プレア殿下の前には、挨拶するための列ができてる。
「ほあー……王族のパーティーってこんな感じなのかぁ」
僕が思わずポカンと口を開けて言ったら、いつの間にかエビ料理を載せた皿を持っていたルトが、不思議そうな顔で首を傾げた。
「モモは王城のパーティーに出たことあったよな? そこで王様と仲良くなったんだろ」
「あ、そういえば、そんなこともあったね!」
頭の隅に追いやっていた記憶を引っ張り出す。
王城でのパーティーもキラキラしてて豪華だったなぁ。王様といろんな話をした印象が強くて、パーティー自体はあまり記憶に残ってないけど。
「──王城で食べたお肉料理、美味しかったなぁ。ここのはどうだろう?」
「ここのはやっぱ、海鮮メインだよな。あ、このエビ料理オススメ」
「海藻サラダも食感がよくて美味しいよ」
ルトとリリに取り分けてもらった料理をもぐもぐと食べる。
エビがプリップリで美味しい! イセエビっぽい大きなエビに、ちょっとピリ辛なソースがかかっていて、エビチリに似てる。
大きなエビだから、普段食べるものより豪華な感じだ。
リリがオススメしてくれた海藻サラダは、シャキシャキ、コリッとした食感に、たまにプチッと弾けるような感覚が混ざって、食べていて楽しくなる。この海藻、僕も素材として欲しいな。
そんな感じでひたすら料理を食べて、感想を語り合って過ごしていたら、不意に視線を感じた。
振り返ると、キラキラと輝いた目が僕を凝視してる。
プレア殿下が真後ろに立っていた。
「……」
「……」
急な展開にビックリして、思わず無言で見つめ合う。
え、僕、なんか失礼なことしちゃってた?
ルトたちはさりげなく少し距離をとって、僕たちを傍観しようとしてる。
王族と話すっていう目的があって来たんだから、もうちょっと積極的に関わろうよ!
僕を一人にしないで! へるぷ・みー!
「……やあ、ウサギくん」
シャ、シャベッター!
にこやかに声をかけられて、ビクッとなりながらも僕は片手を挙げた。
「こ、こんちゃー」
咄嗟に慣れた挨拶が口をついて出ちゃった。
もうどうしようもないけど、王族に対してこの挨拶をしてもよかったかな?
プレア殿下の様子を窺ってみる。
あまり気にしてない──どころか、ぱぁっと輝くような笑みを浮かべてる……
「君が噂のもふもふウサギくんだね! もふもふ教の神と聞いたよ」
「海エルフの王族にまで伝わってた!?」
僕が挙げた手を、プレア殿下が握って軽く揺らす。
握手のために挙げたわけじゃないんだけど……いい感じになったから、よかったってことにしよう。
「もちろん知っているとも。魚人たちに大人気だそうじゃないか。いつか会いたいと思っていたんだよ。想像以上に早かったけれどね」
そう言って笑ってウィンクするプレア殿下は、さっきまでの人に囲まれた状態の時よりもリラックスしてる感じがする。
これなら僕も緊張せずに話せるよ。
「そうなんだー。僕も会えて嬉しいです! あ、僕の名前はモモだよー」
「モモか、いい名前だね。私はプレア。海のハイエルフで、リュウグウの第一王子だよ」
「第一王子! すごい! 次の王様ってこと?」
「そうだね。そういう順番で生まれたってだけで、凄くはないけど」
今更ながら、プレア殿下の情報を入手した。
次期王様な王子様かぁ。偉ぶった感じがなくて、すごくいい人そう。
「ハイエルフなのか……」
「さらっと言われたね……」
ルトとリリがボソッと呟いてる声が聞こえる。
リュウグウの王族がハイエルフだっていうのは、どこかで聞いた情報じゃなかったかな? 驚くことじゃないよー。
というか、二人はいつまで僕たちから離れてるの? 一緒におしゃべりしようよ。
「この二人は僕の友だちのルトとリリだよー。一緒に海中窟ダンジョンを開放したんだ。それと、水霊魂を捧げて、リュウグウの結界強化もしたんだよ!」
躊躇いながらも近づいてきた二人の服を引っ張って、プレア殿下に紹介する。
二人とも「はじめまして……」「どうも……」と緊張した感じで頭を下げた。
いつもと違って表情が硬いね? もうちょっとリラックスしよ?
「ああ、その功績でこのパーティーに……私は第一王子のプレアだ。王族を代表して、君たちの我が国への貢献に礼を言うよ。ありがとう」
プレア殿下がにこやかに二人にも挨拶する。
こんなに優しそうなんだから、緊張する必要はないよね。いろんな話をしたいなー。
とりあえず──
「ねぇねぇ、プレア殿下のオススメ料理はどれ?」
今一番気になることを聞いてみたら、ルトに「お前、距離感おかしくなってるぞ!?」とツッコミを入れられた。ついでにほっぺたをみょんみょんと引っ張られる。
僕、そんな変なこと言ってなくない? 美味しい料理の情報は知りたいよね!?
こんなにほっぺたを引っ張られたら、お話しできないよぉ。
「や~め~へ~」
「反省しろ。まずはそれからだ」
「そんにゃ~」
戯れてる僕たちを見て、プレア殿下が吹き出す感じで笑った。笑顔が優しそうだねー。
でも、笑う前に僕を助けてほしいな! 僕のほっぺたが取れちゃいそうだよー!
入口を直進すると、カラフルな貝殻や珊瑚で飾られた中庭についた。なかなか広い。
「海のモンスターがいっぱいだ!」
庭園内を悠々と泳いだり歩き回っているモンスターの姿を見て、僕は思わず歓声を上げた。
いろんな種類のお魚さんがいる。あ、エビやカニ、ヒトデも。綺麗だなぁ。
みんな、ただここにいるわけじゃなくて、お仕事してるみたいだ。貝殻を庭に飾ったり、テーブルにお皿を運んだり、忙しそう。
「ねぇねぇ、その上に載ってる料理はまだ食べちゃダメなの?」
海藻サラダを運んでいるカニに話しかけてみたら、ハサミをブンブンと振られた。ダメっぽい。
「ちょっとくらい待てよ」
「えへへ、話しかけてみたかっただけだよー」
呆れた顔のルトに答えてから、なんとなくミッションの確認をしてみる。
すると『十体のテイムモンスターと出会おう』というミッションのカウントが四体に増えていた。
「──え、さっきのカニさん、海エルフのテイマーさんがテイムしてる子だったんだ?」
他にもいるかも、と手当たり次第に声をかけてみると、カウントがどんどん増えて九体になった。あと一体でミッションクリアになる。
でも、続けて他の子とコミュニケーションをとってみても、カウントが増えない。
「うーん……どういう違いがあるんだろう?」
モンスターを鑑定したらわかるかな? 近くにいるヒトデっぽいモンスター二体を鑑定してみよう、っと。
——————
【海星】
水属性モンスター。『???』にテイムされている
見た目は青色のヒトデ
個体名:キラピ
【海星の分身】
とあるスキルで作られた実体のある幻影
海星のキラピを元にして作られている
——————
「え、分身!?」
ビックリしちゃった。
本物のモンスターにしか見えないけど、これは幻影らしい。
他の子たちも鑑定してみたら、この会場にいるモンスターのほとんどは幻影だった。
「──本物じゃないから、カウントが増えないのかぁ」
面白いスキルがあるなぁ。
分身を作れば、一体のテイムモンスターに何倍もの仕事をしてもらえるってことだね。
僕が使う必要はなさそうだけど……いや、ラッタンの分身ができたら、生産作業の効率が上がるかな?
それはちょっと心惹かれる! もふもふ可愛さもアップするし。
そんなことを真剣に考えていたら、会場の前の方に綺羅びやかな服装の海エルフが現れた。この人が王族っぽい。
「プレア殿下のおなーりー」
「……みんな、楽にしてくれ」
プレア殿下が片手を上げて言うと、ビシッと姿勢を正していた異世界の住人の参加者たちの雰囲気が少し緩んだ。
僕たちはよくわからなくていつも通りだったから、これ以上楽にはできないねー。
「今日は海園遊会に来てくれてありがとう。たくさんの料理を用意している。ぜひ楽しんでいってくれ」
簡単な挨拶の後に、すぐにパーティーが開始した。
プレア殿下の前には、挨拶するための列ができてる。
「ほあー……王族のパーティーってこんな感じなのかぁ」
僕が思わずポカンと口を開けて言ったら、いつの間にかエビ料理を載せた皿を持っていたルトが、不思議そうな顔で首を傾げた。
「モモは王城のパーティーに出たことあったよな? そこで王様と仲良くなったんだろ」
「あ、そういえば、そんなこともあったね!」
頭の隅に追いやっていた記憶を引っ張り出す。
王城でのパーティーもキラキラしてて豪華だったなぁ。王様といろんな話をした印象が強くて、パーティー自体はあまり記憶に残ってないけど。
「──王城で食べたお肉料理、美味しかったなぁ。ここのはどうだろう?」
「ここのはやっぱ、海鮮メインだよな。あ、このエビ料理オススメ」
「海藻サラダも食感がよくて美味しいよ」
ルトとリリに取り分けてもらった料理をもぐもぐと食べる。
エビがプリップリで美味しい! イセエビっぽい大きなエビに、ちょっとピリ辛なソースがかかっていて、エビチリに似てる。
大きなエビだから、普段食べるものより豪華な感じだ。
リリがオススメしてくれた海藻サラダは、シャキシャキ、コリッとした食感に、たまにプチッと弾けるような感覚が混ざって、食べていて楽しくなる。この海藻、僕も素材として欲しいな。
そんな感じでひたすら料理を食べて、感想を語り合って過ごしていたら、不意に視線を感じた。
振り返ると、キラキラと輝いた目が僕を凝視してる。
プレア殿下が真後ろに立っていた。
「……」
「……」
急な展開にビックリして、思わず無言で見つめ合う。
え、僕、なんか失礼なことしちゃってた?
ルトたちはさりげなく少し距離をとって、僕たちを傍観しようとしてる。
王族と話すっていう目的があって来たんだから、もうちょっと積極的に関わろうよ!
僕を一人にしないで! へるぷ・みー!
「……やあ、ウサギくん」
シャ、シャベッター!
にこやかに声をかけられて、ビクッとなりながらも僕は片手を挙げた。
「こ、こんちゃー」
咄嗟に慣れた挨拶が口をついて出ちゃった。
もうどうしようもないけど、王族に対してこの挨拶をしてもよかったかな?
プレア殿下の様子を窺ってみる。
あまり気にしてない──どころか、ぱぁっと輝くような笑みを浮かべてる……
「君が噂のもふもふウサギくんだね! もふもふ教の神と聞いたよ」
「海エルフの王族にまで伝わってた!?」
僕が挙げた手を、プレア殿下が握って軽く揺らす。
握手のために挙げたわけじゃないんだけど……いい感じになったから、よかったってことにしよう。
「もちろん知っているとも。魚人たちに大人気だそうじゃないか。いつか会いたいと思っていたんだよ。想像以上に早かったけれどね」
そう言って笑ってウィンクするプレア殿下は、さっきまでの人に囲まれた状態の時よりもリラックスしてる感じがする。
これなら僕も緊張せずに話せるよ。
「そうなんだー。僕も会えて嬉しいです! あ、僕の名前はモモだよー」
「モモか、いい名前だね。私はプレア。海のハイエルフで、リュウグウの第一王子だよ」
「第一王子! すごい! 次の王様ってこと?」
「そうだね。そういう順番で生まれたってだけで、凄くはないけど」
今更ながら、プレア殿下の情報を入手した。
次期王様な王子様かぁ。偉ぶった感じがなくて、すごくいい人そう。
「ハイエルフなのか……」
「さらっと言われたね……」
ルトとリリがボソッと呟いてる声が聞こえる。
リュウグウの王族がハイエルフだっていうのは、どこかで聞いた情報じゃなかったかな? 驚くことじゃないよー。
というか、二人はいつまで僕たちから離れてるの? 一緒におしゃべりしようよ。
「この二人は僕の友だちのルトとリリだよー。一緒に海中窟ダンジョンを開放したんだ。それと、水霊魂を捧げて、リュウグウの結界強化もしたんだよ!」
躊躇いながらも近づいてきた二人の服を引っ張って、プレア殿下に紹介する。
二人とも「はじめまして……」「どうも……」と緊張した感じで頭を下げた。
いつもと違って表情が硬いね? もうちょっとリラックスしよ?
「ああ、その功績でこのパーティーに……私は第一王子のプレアだ。王族を代表して、君たちの我が国への貢献に礼を言うよ。ありがとう」
プレア殿下がにこやかに二人にも挨拶する。
こんなに優しそうなんだから、緊張する必要はないよね。いろんな話をしたいなー。
とりあえず──
「ねぇねぇ、プレア殿下のオススメ料理はどれ?」
今一番気になることを聞いてみたら、ルトに「お前、距離感おかしくなってるぞ!?」とツッコミを入れられた。ついでにほっぺたをみょんみょんと引っ張られる。
僕、そんな変なこと言ってなくない? 美味しい料理の情報は知りたいよね!?
こんなにほっぺたを引っ張られたら、お話しできないよぉ。
「や~め~へ~」
「反省しろ。まずはそれからだ」
「そんにゃ~」
戯れてる僕たちを見て、プレア殿下が吹き出す感じで笑った。笑顔が優しそうだねー。
でも、笑う前に僕を助けてほしいな! 僕のほっぺたが取れちゃいそうだよー!
1,011
あなたにおすすめの小説
もふもふと味わうVRグルメ冒険記 〜遅れて始めたけど、料理だけは最前線でした〜
きっこ
ファンタジー
五感完全再現のフルダイブVRMMO《リアルコード・アース》。
遅れてゲームを始めた童顔ちびっ子キャラの主人公・蓮は、戦うことより“料理”を選んだ。
作るたびに懐いてくるもふもふ、微笑むNPC、ほっこりする食卓――
今日も炊事場でクッキーを焼けば、なぜか神様にまで目をつけられて!?
ただ料理しているだけなのに、気づけば伝説級。
癒しと美味しさが詰まった、もふもふ×グルメなスローゲームライフ、ここに開幕!
【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
────────
自筆です。
【完結】小さな元大賢者の幸せ騎士団大作戦〜ひとりは寂しいからみんなで幸せ目指します〜
るあか
ファンタジー
僕はフィル・ガーネット5歳。田舎のガーネット領の領主の息子だ。
でも、ただの5歳児ではない。前世は別の世界で“大賢者”という称号を持つ大魔道士。そのまた前世は日本という島国で“独身貴族”の称号を持つ者だった。
どちらも決して不自由な生活ではなかったのだが、特に大賢者はその力が強すぎたために側に寄る者は誰もおらず、寂しく孤独死をした。
そんな僕はメイドのレベッカと近所の森を散歩中に“根無し草の鬼族のおじさん”を拾う。彼との出会いをきっかけに、ガーネット領にはなかった“騎士団”の結成を目指す事に。
家族や領民のみんなで幸せになる事を夢見て、元大賢者の5歳の僕の幸せ騎士団大作戦が幕を開ける。
異世界で焼肉屋を始めたら、美食家エルフと凄腕冒険者が常連になりました ~定休日にはレア食材を求めてダンジョンへ~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
辺境の町バラムに暮らす青年マルク。
子どもの頃から繰り返し見る夢の影響で、自分が日本(地球)から転生したことを知る。
マルクは日本にいた時、カフェを経営していたが、同業者からの嫌がらせ、客からの理不尽なクレーム、従業員の裏切りで店は閉店に追い込まれた。
その後、悲嘆に暮れた彼は酒浸りになり、階段を踏み外して命を落とした。
当時の記憶が復活した結果、マルクは今度こそ店を経営して成功することを誓う。
そんな彼が思いついたのが焼肉屋だった。
マルクは冒険者をして資金を集めて、念願の店をオープンする。
焼肉をする文化がないため、その斬新さから店は繁盛していった。
やがて、物珍しさに惹かれた美食家エルフや凄腕冒険者が店を訪れる。
HOTランキング1位になることができました!
皆さま、ありがとうございます。
他社の投稿サイトにも掲載しています。
異世界に召喚されたけど、戦えないので牧場経営します~勝手に集まってくる動物達が、みんな普通じゃないんだけど!?~
黒蓬
ファンタジー
白石悠真は、ある日突然異世界へ召喚される。しかし、特別なスキルとして授かったのは「牧場経営」。戦えない彼は、与えられた土地で牧場を経営し、食料面での貢献を望まれる。ところが、彼の牧場には不思議な動物たちが次々と集まってきて――!? 異世界でのんびり牧場ライフ、始まります!
ねえ、今どんな気持ち?
かぜかおる
ファンタジー
アンナという1人の少女によって、私は第三王子の婚約者という地位も聖女の称号も奪われた
彼女はこの世界がゲームの世界と知っていて、裏ルートの攻略のために第三王子とその側近達を落としたみたい。
でも、あなたは真実を知らないみたいね
ふんわり設定、口調迷子は許してください・・・
婚約破棄?一体何のお話ですか?
リヴァルナ
ファンタジー
なんだかざまぁ(?)系が書きたかったので書いてみました。
エルバルド学園卒業記念パーティー。
それも終わりに近付いた頃、ある事件が起こる…
※エブリスタさんでも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。