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3章 商人への道?
101.連絡いっぱい
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本日もログインです。いくつか通知が来てたから、まずは確認。
「――タマモ、行動が早いなぁ」
一通目はタマモからの写真撮影会の日程と会場に関する連絡だった。
昨日ログアウトする前に、大体の予定については話しておいたんだ。そうしたら、タマモがあっという間に計画を煮詰めてくれた。あとは参加者を抽選すればいいだけって感じ。
「抽選はシシリーが用意してくれたキットを使えばいいし、楽ちん!」
配っていた抽選券は、枚数が多いほど当たる確率は高くなるけど、当選が同じ人に被ることはない、っていうシステムらしい。
原理はよくわかんないけど、シシリーから渡されたボタンをポチッと押したら、抽選できるんだ。その結果は相手に自動通知される。ハイテクだよね!
「あ、次はシシリーか」
タマモに「オッケーです」と返事を送った後に、次の連絡に目を通す。
イザベラちゃんとお話する予定の確認だった。あと一時間後に役場前集合――うん、大丈夫。
「ライアンさんは……お、パティエンヌちゃんとコラボメニューの開発ができたんだ! どんなのだろう?」
桃を使ったスイーツ楽しみ!
幻桃はちょっと栽培する数を増やしてるけど、全国で使えるほどの量はまだない。だから、僕の写真撮影会を試食会代わりにして、時間をかけて全国展開を考えたいんだって。普通の桃を使ったメニューは、早めに全国で売り出すつもりみたいだけど。
「やっぱり農地増やしたいなぁ。それなら、領主さんとお話して、協力してもらうべきかな」
シシリーに言ってみるか。領主さんは幻桃を特産品にしたいって言ってたらしいし。
街への貢献度が高くなると、農地を報酬でもらえるはず。幻桃生産でどれくらいの貢献度になるんだろう?
そんなことを考えながら次の連絡へ。シェルさんからだ。前回の別れ際にフレンドカードをもらってたんだよ。
「お? 見栄えのする芸に関連するスキル……?」
リストが送られてきてた。たくさんのスキル名らしきものが書かれてる。
シェルさん曰く「調べてみたら、芸事に関するスキルがこんなにたくさんありました。入手法はわからないですが、ぜひ挑戦してみてください」とのこと。
「――……うん、がんばるよ」
一番知りたいのは、どうやったら覚えられるか、なんだけど。試行錯誤あるのみだね。
リストにあるスキル名は『なんだこれ?』と言いたくなるようなものも多い。でも、みんなに楽しんでもらいたいから、できるだけ覚えてみようかな。入手しても気に入らなかったら、交換用のスキルにしちゃえばいいし。
「最後は運営さん~」
一際目立っていた通知を開く。タイトルは『CMに使用する動画につきまして』だった。
定型の挨拶に続くのは『CMに使用する動画の候補をお送りします。一つずつ許可・不許可をお答えくださいますよう、よろしくお願いいたします』だ。動画ファイルがいくつか添付されてる。
「こういう連絡があるんだ?」
一番最初の動画を選択。
不意に眼前にスクリーンのようなものが現れたと思ったら、砂浜と海が映し出された。
「あっ、僕が釣りしてる!」
映像の中で、羽のあるうさぎが飛びながら釣り竿を引いていた。その後、釣り上げられたのは金鰺。すっごく喜んで「わーい!」って跳びはねてる。
「こんな感じに見えてるのかー」
なんか面白い。ぬいぐるみが動いてるみたいだ。メルヘンなファンタジーっぽさがほのぼのしてていいねぇ。
次の動画は農作業中の姿。リリに作ってもらった衣装を着て、ちょこちょこと歩いてる姿が可愛い。でも、果物を収穫して、我慢できずに食べちゃってるところをピックアップする必要あった? ダメじゃないけどさ。
他にも、街を歩いてるところや屋台にいるところ、街中を飛んでいるところ、バトルしているところ、芸を披露してるところなど、たくさんの動画があった。
とりあえず全部に『許可』の返事をしておく。この動画の内どれが実際に使われるのか楽しみだなぁ。
「天兎、やっぱり可愛いな……」
客観視して改めて思う。できれば同じ天兎仲間ができるといいんだけど。でも、希少種ガチャをする人は少ないらしいし、さらにスライム以外を引き当てられる人は二割ほどだから、プレイヤーで同種族に出会うのは難しいかな。
「本物の天兎でもいいけど、どこにいるんだろう?」
どこかにはいるはず。第三の街にいるって聞いた国一番のテイマーさんなら、天兎がどこに生息してるか、知ってるのかな。聞いてみたい。
「――おっと、そろそろ移動しないと!」
時間を確認して慌てる。
イザベラちゃんへのお土産であるスイーツは前回のログアウト前に作ってアイテムバッグの中だし、ぬいぐるみもちゃんと入ってる。忘れ物なし!
とんとんと階段をおりたら、リフォーム作業中の人と目があった。
「おはよーございます!」
「どうも。リフォーム完成は明日になると思うっす」
作業服っぽい衣装に身を包んだ男の人が軽く頭を下げる。それに「りょうかいでーす」と答えながら、工房だった一階を見渡した。
すっかり壁紙と床材が変わってる。淡いベージュの壁紙には、小さな茶色のうさぎがシルエットでたくさん描かれてる。落ち着いた上品さに、可愛さがプラスされてていいね!
建築ギルドの人におすすめされて選んだんだけど、ナイスセンスだよ。
床材には落ち着いた赤みのある茶色の板を使ってる。あたたかみがある感じにしてみたんだ。
あとはカウンターやコミュニケーションボードとかを設置したら、内装は完了かな?
「僕、お出かけしてくるよー」
「いってらっしゃいっす」
作業員さんに手を振って出発。ちなみに外観はまだ変わってなかった。屋台同様、うさぎっぽさを押し出したデザインにしてみたから、どんな感じになるか楽しみ。
「うーん……可愛いお店に入りにくい人用に、外にも無人販売所を作るべき?」
ちょっと首を傾げる。料理や可愛いアイテムだけじゃなくて、バトルで使ったら便利そうなアイテムも売るつもりだから、誰もが立ち寄りやすい雰囲気にした方が良かったかも?
でも、屋台の常連さんたちには、うさぎモチーフの屋台が大人気だったんだよね。これで店が普通な印象になったらガッカリさせちゃいそう。
やっぱり店は可愛くした上で、普通な感じの無人販売所が必要かな。
「卵をゲットしたところみたいな無人販売所、追加で設置できるらしいけど……」
建築ギルドでリフォームの話をした時に説明されてたんだ。お金がかかるから、言われた時は保留にしたんだけど、真剣に考えるべきかもしれない。
「商人って、考えないといけないこといっぱいで大変だなぁ」
なんちゃって商人の僕でさえこうなんだから、ライアンさんやパティエンヌちゃんのような、真剣に商売してる人たちって本当にすごい。今度会った時に商売での秘訣とか聞いてみようっと。
「――タマモ、行動が早いなぁ」
一通目はタマモからの写真撮影会の日程と会場に関する連絡だった。
昨日ログアウトする前に、大体の予定については話しておいたんだ。そうしたら、タマモがあっという間に計画を煮詰めてくれた。あとは参加者を抽選すればいいだけって感じ。
「抽選はシシリーが用意してくれたキットを使えばいいし、楽ちん!」
配っていた抽選券は、枚数が多いほど当たる確率は高くなるけど、当選が同じ人に被ることはない、っていうシステムらしい。
原理はよくわかんないけど、シシリーから渡されたボタンをポチッと押したら、抽選できるんだ。その結果は相手に自動通知される。ハイテクだよね!
「あ、次はシシリーか」
タマモに「オッケーです」と返事を送った後に、次の連絡に目を通す。
イザベラちゃんとお話する予定の確認だった。あと一時間後に役場前集合――うん、大丈夫。
「ライアンさんは……お、パティエンヌちゃんとコラボメニューの開発ができたんだ! どんなのだろう?」
桃を使ったスイーツ楽しみ!
幻桃はちょっと栽培する数を増やしてるけど、全国で使えるほどの量はまだない。だから、僕の写真撮影会を試食会代わりにして、時間をかけて全国展開を考えたいんだって。普通の桃を使ったメニューは、早めに全国で売り出すつもりみたいだけど。
「やっぱり農地増やしたいなぁ。それなら、領主さんとお話して、協力してもらうべきかな」
シシリーに言ってみるか。領主さんは幻桃を特産品にしたいって言ってたらしいし。
街への貢献度が高くなると、農地を報酬でもらえるはず。幻桃生産でどれくらいの貢献度になるんだろう?
そんなことを考えながら次の連絡へ。シェルさんからだ。前回の別れ際にフレンドカードをもらってたんだよ。
「お? 見栄えのする芸に関連するスキル……?」
リストが送られてきてた。たくさんのスキル名らしきものが書かれてる。
シェルさん曰く「調べてみたら、芸事に関するスキルがこんなにたくさんありました。入手法はわからないですが、ぜひ挑戦してみてください」とのこと。
「――……うん、がんばるよ」
一番知りたいのは、どうやったら覚えられるか、なんだけど。試行錯誤あるのみだね。
リストにあるスキル名は『なんだこれ?』と言いたくなるようなものも多い。でも、みんなに楽しんでもらいたいから、できるだけ覚えてみようかな。入手しても気に入らなかったら、交換用のスキルにしちゃえばいいし。
「最後は運営さん~」
一際目立っていた通知を開く。タイトルは『CMに使用する動画につきまして』だった。
定型の挨拶に続くのは『CMに使用する動画の候補をお送りします。一つずつ許可・不許可をお答えくださいますよう、よろしくお願いいたします』だ。動画ファイルがいくつか添付されてる。
「こういう連絡があるんだ?」
一番最初の動画を選択。
不意に眼前にスクリーンのようなものが現れたと思ったら、砂浜と海が映し出された。
「あっ、僕が釣りしてる!」
映像の中で、羽のあるうさぎが飛びながら釣り竿を引いていた。その後、釣り上げられたのは金鰺。すっごく喜んで「わーい!」って跳びはねてる。
「こんな感じに見えてるのかー」
なんか面白い。ぬいぐるみが動いてるみたいだ。メルヘンなファンタジーっぽさがほのぼのしてていいねぇ。
次の動画は農作業中の姿。リリに作ってもらった衣装を着て、ちょこちょこと歩いてる姿が可愛い。でも、果物を収穫して、我慢できずに食べちゃってるところをピックアップする必要あった? ダメじゃないけどさ。
他にも、街を歩いてるところや屋台にいるところ、街中を飛んでいるところ、バトルしているところ、芸を披露してるところなど、たくさんの動画があった。
とりあえず全部に『許可』の返事をしておく。この動画の内どれが実際に使われるのか楽しみだなぁ。
「天兎、やっぱり可愛いな……」
客観視して改めて思う。できれば同じ天兎仲間ができるといいんだけど。でも、希少種ガチャをする人は少ないらしいし、さらにスライム以外を引き当てられる人は二割ほどだから、プレイヤーで同種族に出会うのは難しいかな。
「本物の天兎でもいいけど、どこにいるんだろう?」
どこかにはいるはず。第三の街にいるって聞いた国一番のテイマーさんなら、天兎がどこに生息してるか、知ってるのかな。聞いてみたい。
「――おっと、そろそろ移動しないと!」
時間を確認して慌てる。
イザベラちゃんへのお土産であるスイーツは前回のログアウト前に作ってアイテムバッグの中だし、ぬいぐるみもちゃんと入ってる。忘れ物なし!
とんとんと階段をおりたら、リフォーム作業中の人と目があった。
「おはよーございます!」
「どうも。リフォーム完成は明日になると思うっす」
作業服っぽい衣装に身を包んだ男の人が軽く頭を下げる。それに「りょうかいでーす」と答えながら、工房だった一階を見渡した。
すっかり壁紙と床材が変わってる。淡いベージュの壁紙には、小さな茶色のうさぎがシルエットでたくさん描かれてる。落ち着いた上品さに、可愛さがプラスされてていいね!
建築ギルドの人におすすめされて選んだんだけど、ナイスセンスだよ。
床材には落ち着いた赤みのある茶色の板を使ってる。あたたかみがある感じにしてみたんだ。
あとはカウンターやコミュニケーションボードとかを設置したら、内装は完了かな?
「僕、お出かけしてくるよー」
「いってらっしゃいっす」
作業員さんに手を振って出発。ちなみに外観はまだ変わってなかった。屋台同様、うさぎっぽさを押し出したデザインにしてみたから、どんな感じになるか楽しみ。
「うーん……可愛いお店に入りにくい人用に、外にも無人販売所を作るべき?」
ちょっと首を傾げる。料理や可愛いアイテムだけじゃなくて、バトルで使ったら便利そうなアイテムも売るつもりだから、誰もが立ち寄りやすい雰囲気にした方が良かったかも?
でも、屋台の常連さんたちには、うさぎモチーフの屋台が大人気だったんだよね。これで店が普通な印象になったらガッカリさせちゃいそう。
やっぱり店は可愛くした上で、普通な感じの無人販売所が必要かな。
「卵をゲットしたところみたいな無人販売所、追加で設置できるらしいけど……」
建築ギルドでリフォームの話をした時に説明されてたんだ。お金がかかるから、言われた時は保留にしたんだけど、真剣に考えるべきかもしれない。
「商人って、考えないといけないこといっぱいで大変だなぁ」
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