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この国の現状とお菓子の甘さ
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私ことミリアムは、今の年齢は5歳。
前世では、20歳。
前世では、本を読むことしか出来なくて、勉強が好きだったけど、今世では勉強はあまり真剣にやってこなかったようなので知識が少ない。
私は、この国の役に立ちたいという思いで積極的に勉強を始めた。
というかまだ文字もちゃんと読み書きも出来ていなかったので、そこから勉強したり、先生に質問とかしたりして。
先生は、かなり驚いていた。
私の勉強する姿勢が急に変わったからだと思う。
私は、頭が悪いわけじゃなかったけど、あまりやる気のある生徒じゃなかったしね。
そして色々分かっててきたもある。
ここは、私が住んでいた地球ではない。
生きてきた場所とか時代が違うのかもと思ったけど、全く違う。
まず、王族なのに、かなり生活レベルが低いと感じるのは、まず食事。
正直、前世の病院の食事の方が美味しい。
前世の記憶が戻るまでは、これが普通と感じてたんだけど、前世の料理を知ってる今は、結構辛い。
聞くと、調味料の数も少ないので、料理も味がだいたい塩味か、何の味もしないのどちらかで、焼くか煮るかの調理方法しか確立されてないらしい。
あと、砂糖が高級品らしく、贅沢な使い方としてたっぷり入れるので、やたらと甘いので私は、一口でもう苦しい。
これは、前世を思い出す前も高級だからと思って無理に食べていた記憶が残っている。
私は、料理も野菜作りもしたことはないけど、知識ならある。
この小さな体では難しいけど、私の前世の知識を使って、この国の食事事情を改善してやりたいと思った。
というか、お城でこの料理なら一般の人って何を食べてるんだろう?
私は私の出来ることをやろう。
私が決意を新たにしていると、ケイリーがお茶を、用意して運んできてくれた。
お茶は美味しいのよね。
一緒のお菓子は、やたらと甘いけど。
「ミリアム様、お茶をお持ちしました」
「ケイリーありがとう。あと少しやっておきたいからそこに置いといて」
「ミリアム様、最近お勉強を頑張り過ぎですよ?あんまり頑張り過ぎてはお身体を壊してしまいます。もう休憩にしてください!」
ケイリーに心配させても悪いし、休憩しますか。
「ごめん、ケイリー。せっかくだからもう休憩にするわ」
お茶は、いい香り。
一緒のお菓子は、?なんだろ?
色は、可愛いピンク色だけど。
私は、一口食べて驚く!あ、あま~!!
ケーキのシロップ漬けのような生地に飴がコーティングされてるような感じだ。
食感もグニョンとガリガリが同時にきて、どうにも合わない。
それに甘い×甘いはダメでしょ!?
ケイリーは、どうですか?と期待した目で見てくるが、もうそろそろ正直に言わないと私、かなりおデブ王女になる予感がする。
「ケイリー、お茶とても美味しいわ。ケイリーはとても淹れるの上手ね。あとお菓子だけど、ケイリーは食べたの?」
「まさかっ!お菓子は、とても高級品でお砂糖を贅沢に使ったものは、とても私達はいただけません」
「やっぱりね。ケイリー、これ食べてみて」
私は、残ったお菓子をケイリーに差し出す。
ケイリーは驚いて、とてもそんなと頭をブンブン振ったが、私が無理に食べさせました。
「・・あ、甘いですね。お、美味しい?ですわ」
「ケイリー?本当に?私は甘すぎてとても食べれたものではないと思うのだけど」
「そ、そんな!砂糖は本当に高級品なんですよ?」
「ケイリーは、そんな甘い物を毎日食べたいと思うの?美味しい?」
「私の口は、あまり甘い物に慣れていないので、実は良さがあまり分からないのです」
ケイリーはショボンとしてしまった。
「ケイリー、私ずっとこの甘い食べ物を我慢して食べていたの。砂糖の無駄使いだと思ってる。これを作ってる者を呼び出して私が考えたレシピを渡したいけど、呼び出したら料理人も緊張しちゃうよね?だから、ケイリーから料理人に渡して作ってもらえるかな?」
「え、レシピですか?ミリアム様がお考えになったのですか?」
ケイリーは驚きの顔だ。
それはそうだろう。今まで料理をしたことがない5歳の女の子が、レシピを考えること自体、不思議で仕方ないだろう。
「私、砂糖の甘さをもっと少なくして、何か美味しくなる料理はないか考えたの。本を読んでヒントがたくさんあったから試しに作って欲しいと思って」
「すごいですわ!本からヒントを得て考えたなんて!でも、ミリアム様が考えた通りの料理が出来なくても料理人を叱らないでやっていただけますか?」
まぁ、子供の考えたレシピは失敗する可能性大ですよね。
「もちろん!材料もあるのか分からないから、とにかく分量をちゃんと計って作るように言って欲しいな」
私は、ケイリーに、クッキーのレシピを渡した。とりあえず、分量を計って、混ぜて焼くだけなので、砂糖の量を多すぎなければ食べ物にはなるのではないかと選択してみた。
私だって作ったことはないけど、いつか自分で焼いてみたいリストのクッキー。
材料と分量はしっかり覚えてる。
オーブンの温度と焼く時間も忘れずに書き出した。
「ケイリー、明日のお菓子はこのクッキーをお願いね」
ケイリーは、任せてください!と引き受けてくれた。
明日のお菓子が楽しみだわっ!
美味しかったら、みんなに食べてもらおう。
少しは、そしたら役に立ってるかも?
私は、城のみんなが美味しいって食べてる姿を想像してみて、ふふっと笑った。
前世では、20歳。
前世では、本を読むことしか出来なくて、勉強が好きだったけど、今世では勉強はあまり真剣にやってこなかったようなので知識が少ない。
私は、この国の役に立ちたいという思いで積極的に勉強を始めた。
というかまだ文字もちゃんと読み書きも出来ていなかったので、そこから勉強したり、先生に質問とかしたりして。
先生は、かなり驚いていた。
私の勉強する姿勢が急に変わったからだと思う。
私は、頭が悪いわけじゃなかったけど、あまりやる気のある生徒じゃなかったしね。
そして色々分かっててきたもある。
ここは、私が住んでいた地球ではない。
生きてきた場所とか時代が違うのかもと思ったけど、全く違う。
まず、王族なのに、かなり生活レベルが低いと感じるのは、まず食事。
正直、前世の病院の食事の方が美味しい。
前世の記憶が戻るまでは、これが普通と感じてたんだけど、前世の料理を知ってる今は、結構辛い。
聞くと、調味料の数も少ないので、料理も味がだいたい塩味か、何の味もしないのどちらかで、焼くか煮るかの調理方法しか確立されてないらしい。
あと、砂糖が高級品らしく、贅沢な使い方としてたっぷり入れるので、やたらと甘いので私は、一口でもう苦しい。
これは、前世を思い出す前も高級だからと思って無理に食べていた記憶が残っている。
私は、料理も野菜作りもしたことはないけど、知識ならある。
この小さな体では難しいけど、私の前世の知識を使って、この国の食事事情を改善してやりたいと思った。
というか、お城でこの料理なら一般の人って何を食べてるんだろう?
私は私の出来ることをやろう。
私が決意を新たにしていると、ケイリーがお茶を、用意して運んできてくれた。
お茶は美味しいのよね。
一緒のお菓子は、やたらと甘いけど。
「ミリアム様、お茶をお持ちしました」
「ケイリーありがとう。あと少しやっておきたいからそこに置いといて」
「ミリアム様、最近お勉強を頑張り過ぎですよ?あんまり頑張り過ぎてはお身体を壊してしまいます。もう休憩にしてください!」
ケイリーに心配させても悪いし、休憩しますか。
「ごめん、ケイリー。せっかくだからもう休憩にするわ」
お茶は、いい香り。
一緒のお菓子は、?なんだろ?
色は、可愛いピンク色だけど。
私は、一口食べて驚く!あ、あま~!!
ケーキのシロップ漬けのような生地に飴がコーティングされてるような感じだ。
食感もグニョンとガリガリが同時にきて、どうにも合わない。
それに甘い×甘いはダメでしょ!?
ケイリーは、どうですか?と期待した目で見てくるが、もうそろそろ正直に言わないと私、かなりおデブ王女になる予感がする。
「ケイリー、お茶とても美味しいわ。ケイリーはとても淹れるの上手ね。あとお菓子だけど、ケイリーは食べたの?」
「まさかっ!お菓子は、とても高級品でお砂糖を贅沢に使ったものは、とても私達はいただけません」
「やっぱりね。ケイリー、これ食べてみて」
私は、残ったお菓子をケイリーに差し出す。
ケイリーは驚いて、とてもそんなと頭をブンブン振ったが、私が無理に食べさせました。
「・・あ、甘いですね。お、美味しい?ですわ」
「ケイリー?本当に?私は甘すぎてとても食べれたものではないと思うのだけど」
「そ、そんな!砂糖は本当に高級品なんですよ?」
「ケイリーは、そんな甘い物を毎日食べたいと思うの?美味しい?」
「私の口は、あまり甘い物に慣れていないので、実は良さがあまり分からないのです」
ケイリーはショボンとしてしまった。
「ケイリー、私ずっとこの甘い食べ物を我慢して食べていたの。砂糖の無駄使いだと思ってる。これを作ってる者を呼び出して私が考えたレシピを渡したいけど、呼び出したら料理人も緊張しちゃうよね?だから、ケイリーから料理人に渡して作ってもらえるかな?」
「え、レシピですか?ミリアム様がお考えになったのですか?」
ケイリーは驚きの顔だ。
それはそうだろう。今まで料理をしたことがない5歳の女の子が、レシピを考えること自体、不思議で仕方ないだろう。
「私、砂糖の甘さをもっと少なくして、何か美味しくなる料理はないか考えたの。本を読んでヒントがたくさんあったから試しに作って欲しいと思って」
「すごいですわ!本からヒントを得て考えたなんて!でも、ミリアム様が考えた通りの料理が出来なくても料理人を叱らないでやっていただけますか?」
まぁ、子供の考えたレシピは失敗する可能性大ですよね。
「もちろん!材料もあるのか分からないから、とにかく分量をちゃんと計って作るように言って欲しいな」
私は、ケイリーに、クッキーのレシピを渡した。とりあえず、分量を計って、混ぜて焼くだけなので、砂糖の量を多すぎなければ食べ物にはなるのではないかと選択してみた。
私だって作ったことはないけど、いつか自分で焼いてみたいリストのクッキー。
材料と分量はしっかり覚えてる。
オーブンの温度と焼く時間も忘れずに書き出した。
「ケイリー、明日のお菓子はこのクッキーをお願いね」
ケイリーは、任せてください!と引き受けてくれた。
明日のお菓子が楽しみだわっ!
美味しかったら、みんなに食べてもらおう。
少しは、そしたら役に立ってるかも?
私は、城のみんなが美味しいって食べてる姿を想像してみて、ふふっと笑った。
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