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愛する人は王子様?
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ザーナとフィーネに手伝ってもらい、私の魔力で、なんと収納魔法できちゃいました!
あの!異世界に来たら絶対に欲しいものナンバーワンの収納!しかも時間が止められるなんて、チートです!チート!
はぁ、はぁ。
あっ、すいません、興奮してしまいました。
これで荷物少なくても、旅支度はバッチリです。
私は、少しずつ必要なものを気付かれないように収納していきます。
まだ7歳。
そうですね、10年くらいあれば、食材やお金など貯めていけそうです。
夢が広がりますね。
「レナ楽しそうだね?」
少年ザーナが見上げてくる。
ザーナは、いつの間にか、大人から少年になっていた。
「いつか、旅をする為の準備が出来ましたからね、楽しみです」
「えっ!侯爵令嬢なのにレナは旅に出たいの?」
ザーナは驚いた。
「私は、異世界転生者です。侯爵令嬢として、結婚の道具のような生き方は望みません。私は、冒険者になって世界中を旅しながら、異世界で夫だった涼介を探します」
あ、そうだ!ザーナは何か知ってるんでしたよね?
「ザーナ、あなたに命じます。私と同じ異世界から来た者が今、どこにいて何者なのか教えてください」
ザーナが渋い顔をした。
「レナ、いえ契約者殿、その者は、この国に居ます。何者かと言えば、王子とお答えしましょう」
「え、王子?それって、第ナニ王子?確か3人王子が居るのよね?」
「すいません、私は王子だと言うことしか掴めておりません。城全体に結界があり、王子と契約した精霊は、契約者とのことを一切喋ってはいけないのです」
え、ええ?
ちょ、ちょっと待って?
あれ?私、冒険者になって侯爵令嬢やめたら絶対に王子とは結ばれないってことになるから、涼介に会いたいなら侯爵令嬢は辞めちゃダメってこと?
うっ、混乱してます。
「レナ大丈夫?」
ザーナが心配そうに見てきた。
うっ、小さくて可愛い。
「大丈夫です。侯爵令嬢の今なら王子に会う機会があるはずです。これも何かの縁ですね。冒険者は、まだ先の話なので侯爵令嬢頑張りますわ」
オホホ
それにしても、涼介が王子かぁ。
第1王子じゃないといいけど。だって、第1王子なら次期王様の可能性大。
どうせなら第3王子くらいで、一緒に冒険者をやるために国を出るというのもいいかな?
でも、第3でも国の王子としての責任もあるから適当なことは言えないわね。
今後、私はどうしていくが一番なのか、よくよく考えないと、涼介じゃない王子の婚約者となる可能性だってありうるから慎重に動かないと大失敗になるわね。
涼介が私以外と婚約してしまう可能性も視野に入れて、早めに接触はするべきだけど、向こうはどうしたらレーナがレナって分かるかしら?
やっぱり料理かな?
これは、なるべく早めに食材を集めて、香辛料を探してカレーを広めないと!
私は、次なる魔法、鑑定の魔法陣をまた2人の精霊に手伝ってもらい完成させた。
ケミルは、やっばレーナは面白いって1人で笑ってた。
何がツボったのか詳しく教えて欲しい。
「レーナ、またいつでも協会に来てね、他の小さな協会でも大丈夫だよ。また楽しい話でも聞かせて」
ケミルは、スゥと消え、最初に入ってきた協会の部屋の像の前に、私は座っていた時と同じ格好のままでした。
でも、今もザーナとフィーネの存在を近くに感じる。
呼べばいつでも姿を現してくれるみたいです。
レーナ、7歳。
協会の魔力検査で魔力は侯爵家平均より下回り、属性は光と風という結果でした。
平凡な侯爵令嬢ですわね。
あの!異世界に来たら絶対に欲しいものナンバーワンの収納!しかも時間が止められるなんて、チートです!チート!
はぁ、はぁ。
あっ、すいません、興奮してしまいました。
これで荷物少なくても、旅支度はバッチリです。
私は、少しずつ必要なものを気付かれないように収納していきます。
まだ7歳。
そうですね、10年くらいあれば、食材やお金など貯めていけそうです。
夢が広がりますね。
「レナ楽しそうだね?」
少年ザーナが見上げてくる。
ザーナは、いつの間にか、大人から少年になっていた。
「いつか、旅をする為の準備が出来ましたからね、楽しみです」
「えっ!侯爵令嬢なのにレナは旅に出たいの?」
ザーナは驚いた。
「私は、異世界転生者です。侯爵令嬢として、結婚の道具のような生き方は望みません。私は、冒険者になって世界中を旅しながら、異世界で夫だった涼介を探します」
あ、そうだ!ザーナは何か知ってるんでしたよね?
「ザーナ、あなたに命じます。私と同じ異世界から来た者が今、どこにいて何者なのか教えてください」
ザーナが渋い顔をした。
「レナ、いえ契約者殿、その者は、この国に居ます。何者かと言えば、王子とお答えしましょう」
「え、王子?それって、第ナニ王子?確か3人王子が居るのよね?」
「すいません、私は王子だと言うことしか掴めておりません。城全体に結界があり、王子と契約した精霊は、契約者とのことを一切喋ってはいけないのです」
え、ええ?
ちょ、ちょっと待って?
あれ?私、冒険者になって侯爵令嬢やめたら絶対に王子とは結ばれないってことになるから、涼介に会いたいなら侯爵令嬢は辞めちゃダメってこと?
うっ、混乱してます。
「レナ大丈夫?」
ザーナが心配そうに見てきた。
うっ、小さくて可愛い。
「大丈夫です。侯爵令嬢の今なら王子に会う機会があるはずです。これも何かの縁ですね。冒険者は、まだ先の話なので侯爵令嬢頑張りますわ」
オホホ
それにしても、涼介が王子かぁ。
第1王子じゃないといいけど。だって、第1王子なら次期王様の可能性大。
どうせなら第3王子くらいで、一緒に冒険者をやるために国を出るというのもいいかな?
でも、第3でも国の王子としての責任もあるから適当なことは言えないわね。
今後、私はどうしていくが一番なのか、よくよく考えないと、涼介じゃない王子の婚約者となる可能性だってありうるから慎重に動かないと大失敗になるわね。
涼介が私以外と婚約してしまう可能性も視野に入れて、早めに接触はするべきだけど、向こうはどうしたらレーナがレナって分かるかしら?
やっぱり料理かな?
これは、なるべく早めに食材を集めて、香辛料を探してカレーを広めないと!
私は、次なる魔法、鑑定の魔法陣をまた2人の精霊に手伝ってもらい完成させた。
ケミルは、やっばレーナは面白いって1人で笑ってた。
何がツボったのか詳しく教えて欲しい。
「レーナ、またいつでも協会に来てね、他の小さな協会でも大丈夫だよ。また楽しい話でも聞かせて」
ケミルは、スゥと消え、最初に入ってきた協会の部屋の像の前に、私は座っていた時と同じ格好のままでした。
でも、今もザーナとフィーネの存在を近くに感じる。
呼べばいつでも姿を現してくれるみたいです。
レーナ、7歳。
協会の魔力検査で魔力は侯爵家平均より下回り、属性は光と風という結果でした。
平凡な侯爵令嬢ですわね。
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