元男子高校生が貴族の令嬢に転生しましたが…どうやら生まれた性別を間違えたようです

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第3話ーミランダ視点ー

した  ☆

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 …密着している子供の体温が高いせいだろうか……さっきから妙に暑くて、呼吸が早い気がする…

 そう言えば、今まで気づかなかったけど、この部屋、何かお花のオイルかお香でも置いてあるのかしら? 
 甘くていい匂いがするわね…

 …ほんと、いいにおい……初めて会った時も、微かにこんな香りがしていたような気がするわ……

 ふわふわとした心地よい気分の中、私は全身が熱く火照っているのを感じながら、ぼんやりと考えた。


「ねえさま、心臓がドックンドックンする音が早くなってきました」

 ケインは、ムクリと私の胸元から顔を起こし、あどけない顔で下から見上げてくる。

 同じ体勢で伸し掛かられていたままだと、ちょっと辛くなってきていたため、枕を背中に当てて上体を起こしたまま抱きとめていた私は、

「そうねぇ…ふぅ……少し、暑くなってきたからかしら……」

 そう言って微笑みながら、胸の谷間の入り口辺りまでかろうじて留めてあったネグリジェの紐を、シュルシュルと音立てて全て抜き取った。
 そうすると、汗ばんだ胸の谷間が一望出来るほど胸元が開放され、鎖骨からデコルテ全域まで顕になる。

「ふふふ……。これで少し涼しくなった…」

 私は、そう言ってクスクスと笑いながら、首を軽く反らせて大きな安堵の息を漏らす。

 少し、はしたないけど、これで楽になった………。

「ねねね、ねえさま…? どうしたの? 」

 私の急な変貌に驚いたのか、顔を真赤にしたケインが吃りながら戸惑いの声かけてきたが…その目は私の胸の谷間に釘付けだ。

 ひょっとしたら……薄いネグリジェを押し上げる、尖った胸の頂きを見ているのかもしれない。

 そう思うと、10代の童貞小僧の様に狼狽えた様子が可愛らしく、私は口角をニヤリと釣り上げてケインの両手を自分の胸に導いた。

「男の子だものね、おっぱい、好きでしょう? 
 でも、大人のママのとはまだ違うから…あまり強く触られると、ちょっと痛いの。…先っぽも。
 もう少し優しくしてくれないと…ダメよ?」

 開発されてもいない胸に導いたところで、何も感じたりしないと思っていたのに、何故か急に触ってほしくてたまらなくなり、私はケインの手を胸に当てたまま、その上から自ら胸を弄った。

「あのね、私のお胸は、まだ子供なの。 だから、優しく優しく…そっと触って……?」

 そう言いながら、優しく揉み擦るようにその手を誘導すると、卒倒しそうな位全身真っ赤に染まったケインは、大きな目を目一杯広げて、何も言わずに何度も力いっぱい頷いた。

 やっぱり、ワンコみたいで可愛いわぁ…。  

 私は、弟の素直で健気な様子に「うふふ…」と笑みを溢す。



「ァん……、そこ……」

 最初の頃は私の様子をチラチラと伺いながら、やわやわと…私に誘導されるまま、そっと撫で擦るように私の胸を弄っていたのだが、余裕を持って見下ろしていた私の反応が変わる所を発見すると、しつこくそこを責めることを覚えていった。

 そして、要領を掴んでくると徐々に動きが大胆になり、いつしか胸が全開放されるほどネグリジェははだけられて、今では自ら舌も両手も使って直接責め立ててくる。

 …末恐ろしい程の探究心と成長っぷりだ。 将来有望なのかもしれない。 でも……

 し、舌まで使ってくれなんて、言ってないのにっ………。

「………ねえさま、ここ、きもちいいですか?」

 弟は無邪気に笑ってそう言いながら、小さな両手に余る2つの胸を、同時に寄せたり離したりブルブル震わせながら揉みしだく。

 どうも、ぱふぱふと弾力を確かめるような動きがお気に召したらしい。

 だがそれだけならまだしも、時折固く尖った乳首をかすめるように乳輪の周りをクリクリと撫で擦られ、鎖骨をレロレロと舐め回されたりするので堪らない。

 気がつくと私は、「あっ…あっ……イイ…」と、ブルブル震えながら辛うじて答えることで、なんとか己を保とうと必死にさせられていた。

 あんなに余裕で導いていたはずだったのに、主導権がすでにあちら側に移っているのだ。

 そして、左右からグッと中央に寄せられた胸に頬を寄せ、勃ち上がって敏感になった小さな乳首2つを交互にプルプルと舌で弾かれ、チュルチュルと唇で吸い上げられるので、

「やぁぁんっ! それ、ダメえぇっ!」

 と、声を抑えるように口を両手で覆い、反らせた頭をブンブンと左右に振って、何とか絶頂に至らないよう、一度はなんとか踏みとどまった…のだが。

 無邪気で残酷なちびっ子は、そんな私の反応を面白がってか、何度も何度もしつこくガチガチに尖った先っぽを小さな舌でペロペロと舐め転がし、小さな口の中に乳輪ごと吸い上げては、頬張った口の中でチロチロと弄ぶので、私の必死の抵抗も儚く砕かれることとなる。

 私は口を押えたままくぐもった嬌声を上げて、ぎゅっと全身に力を込めながら腰を仰け反らせると、ビクンビクンと体を痙攣させて絶頂へと登らされたのだった。


 …こんな幼い弟に、生まれて初めてイカされた……。


 達した直後の気だるさを感じながら、ズーンと重くのしかかる事実に抵抗できないまま、私は一人で寝台に倒れ伏したまま、起き上がることが出来ない程落ち込んでいた。





 ………おかしい。

 こんなちびっ子にされるがまま弄ばれて、処女がこんなに容易く胸だけでイッちゃうとか……おかしすぎない?
 ていうかさ、なんでこんなに早くオッパイが開発されちゃってんのよ!?
 どこ触ってもアンアン言ってるような生まれながらの天然ビッチとか、エロゲーの中だけのファンタジーな生き物だよね!?
 そんな都合のいい女、いなかったよね!? いたことなかったよ、チクショーっ!!

 私は、ハァハァと乱れた息を整えながら、頭の中で絶叫する。
 絶頂後の賢者タイムというやつだろうか…やや男時代の前世寄りかもしれないが…少しまともな思考が戻ってきているのだ。
 重だるい体をベッドに横たえ、横向きになったまま膝を抱えて、脈拍が落ち着くのを待ちながら、状況を確認しようと考えた。

 触られてもいないのに、私の股間はぐっしょり濡れそぼってむず痒く、薄い絹の下着もドロドロになっていることに気づいていた。
 濡れた下着を履いているのは気持ち悪いが、せめてケインには気づかれたくないと思い、おずおずとゆっくり腿をこすり合わせながらも情けない気持ちでいっぱいになる。

 私の背後で嬉しそうに私を見下ろして座っているケインは、何か話しかけたそうに様子を窺っているが、今は彼の相手をしている場合ではない。
 
 私は息を整えるふりをして、こっそり周囲を窺いながら現状把握に努めていった。


 そう言えば、この甘い匂い…会った時よりも強くなってきてはいないだろうか?
 この匂いを自覚してから、妙に体が熱くなったような気がしてたけど……
 これって、まるで自分が欲情している時のような………

 身体強化の魔術を使用するようになってから、私は自分の体内の変異に敏感になり、前世の家庭の医学程度の知識とも相まって、魔術を教えてくれている教師達よりも、割と理論的に考えられるようになっていた。

 多分、自分じゃなければ、こんなに敏感に状態の変化を理解することなどできなかっただろうと思う。

 私は、その状態になることを、前世の記憶で知っていた。
 全身が熱くなり、ムラムラと性的衝動が駆け上ってくるような…そんな感じ。
 前世は男だったので、そういう時の衝動は、主に下半身に集中していたが、女性だとこんなに全身が熱く、グダグダになるものだったのか?
 女性で…いや、性体験のない処女であったのが幸いして、下腹部への影響はそこまで来なかっただけかもしれないが。

 私はその様な衝動を引き起こすモノの存在に、ピンとひらめくものがあった。
 この世界、何故かやたらと手に入れやすい、発情を促す例のアレである。

 まさか………媚薬?
 …え、でも、媚薬だとしても、どこから……?
 ていうか、なんでケインの部屋に焚くのよ? 子供よ?
 それ以外の目的にしたって、私が来ることなんて誰も知るはずないし、お父様やお母様が来ることなんて、ほとんどないでしょう。
 それに、もし知られているようなら、偵察に行ったファントムが何か言うはず……

 じゃあ、なんでそんなものが使われたの? 

 そして、使用されたモノの種類がわかったとしても、その動機や手段が思い浮かばない。
 思考が行き止まりにあたったことを感じると、私は「う~ん」と唸って首を捻る。



「あ、あの、ねえさま? どこか体の具合でも…」

 そんな私の様子を心配して、ケインがおずおずと背後から声を掛けてくるので、思考を中断し、コロリとケインの方へ寝返った。

 あの淫靡な様子はとうに消え去っており、私を見下ろして寝台にペタリと座るケインの顔を見上げると、「おいで」とばかりに両手を広げる。

 ケインは、ちょっとビックリしながら…それでいてポッと頬を染めた艶めかしい表情で、オズオズと私の腕の中に収まった。

 あーーー……あったかわいい………

 そして、少しの間お互いの体温でホッと一息ついていたのだが、ケインはまたぞろ怪しげな動きを始め出し……私の首筋の辺りを拙い動きで舐め出した。

「むちゅ…ねえさま、いい匂い……」

 うっとりした表情でチュッチュと口づけを落として舐めしゃぶる動きに擽ったさを感じながら、ふと思った。

 結構積極的よね、この子。 …エロくなるのかしら……?

 先程の様子とあわせ見て考えると、その予感もあながち気の所為とも言い切れないのが辛いところだ。
 その場合の被験者は……とまで考えた時、再び甘い花の香りが鼻をついて、ゾクリと背筋が粟立った。

 そして、本能的に「ヤバい」と感じた瞬間体を転がしてケインをベッドに押し倒し、上から押さえつけるように覆いかぶさった。

 急な私の動きに反応が遅れたケインは、キョトンとあどけない表情で私を見上げ、

「ねえさま…? どうしたの?」

 と、小さな口を開いて問いかけた。 その時口から覗いた小さな舌の艶めかしさに目が離せず……

 ああ、ここから―――ケインから香ってきていたのね………

 酩酊したような頭で考えたものの思考はそこで中断し、獲物に食らいつくように、夢中になって弟の唇を蹂躙した。



 唇を強引に割り開いて舌を差し込み、性急な動きで口腔内を弄ると、ケインの口の端から飲み込めない唾液が溢れる。
 グチョグチョと唾液を啜り合うようなキスは獣じみてて好きではなかったが、溢れて頬を伝う唾液に舌を這わせ、夢中になってピチャピチャと口の中を貪った。
 舌を絡めて吸い上げて、やわやわと甘噛みすると、ビクビクと返ってくる反応が可愛い。

 私は調子に乗って何度も繰り返し、時折口蓋に舌先を這わすと「ふぁ…ぁ」と、喘ぎ声を漏らすので、溢れそうになる唾液ごと吸い上げて啜ってやる。

 精通前の幼い体なので、発情の兆しを性器から感じることはできないが、成長後なら何度イカせてあげられただろうか。

 正気であったら、やらないどころか考えもしないようなことを、私は落ち着いた気持ちで考えながら、口角を上げてほくそ笑み…何度も抵抗するかのように体を震わせる弟を嬲り続けたのだった。



 そうして欲望の赴くまま口内を犯しつくした後、ケインが意識を飛ばしてグッタリと脱力していたせいだろうか、その時初めて甘い香りが消失していることに気がついてハッとした。




 それと同時に、脆くも破砕された理性が戻って来たのを自覚して、私は頭を抱えて項垂れた。
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