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第二章:周囲の状況に気を付けましょう
幕間ーロビン視点③-
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すっかり大好きになってしまったお姉さんが作ってくれた、滅多に食べられない希少な素材でできた料理をいただいて浮かれてしまい、僕は本来何のために森に入ったのかを忘れそうになっていました。しかし、お姉さんに村での生活を話しているうちに、おじいちゃんの薬草が見つかっていなかったことを思い出し、急に気分が沈んできました。他の人たちが見つけてくれた…とは思えないし。
「そういえば、おじいちゃん、病気だったっけ。…薬草って何が欲しかったの?」
と、お姉さんに尋ねられて 「リモーの花……」と答えましたが、お姉さんも僕の様子を察したのか、
「そっか……」 と、言葉は少ないですが、労わるように接してくれました。
その後、お姉さんが隣のお部屋で何か魔獣さんたちと話し合いをしているのをよそに、おじいちゃんのことを考えていました。
今の所、毒に犯されてからまだ日が浅いので、今日明日どうこうというわけではないし、事情は伝わっているとは言え、一晩僕が家にいないことを心配しているだろうなと思うと申し訳なさで気分が沈みました。
おばあちゃんは僕が生まれる前に亡くなっており、家族は僕とおじいちゃんの二人きりです。昼間は近所のおばさんなどが通いでお世話をしてくれたり、最近は治療師のおじさんや村の青年団のお兄さんなんかが夜に泊ってくれたりするので、家のことなどは特に問題はないのですが、おじいちゃん、寂しがってるかなぁ…なんて考えていました。
すると、魔獣さんたちとの話し合いを終えたお姉さんが、僕の手を取って
「お風呂行くよ」
と、言って引っ張って行きました。
「え…お風呂…?…」
僕はポカーンとなって聞き返しました。
ここのおうちは、お風呂もあるの? お風呂って、お貴族様とかお金持ちのおうちとかにしか無いと思ってた。
というか、僕、普段は体を拭くか、たまに村の共同浴場みたいな所で汗を流すくらいしかしたことないんだけど……
と、戸惑っていると、手際よく簡素なローブをはぎ取られて丸裸にされ、浴室に一人ポツンと放り出されました。
横にはホカホカと湯気を立てるお湯の入った浴槽があり、僕は洗い場でどうしたらいいのかわからずビクビクとしながら、股の間に入ってしまった尻尾を抱きしめて「どうしよう…」と震えていました。
すると、お姉さんが裸になって一緒に入ってくるではないですか!?
え? え? なんでお姉さん、一緒にお風呂入ってくるの?
いくら何でも、男女で裸になってお風呂に入るとか…想像もしていませんでしたが、やはり、僕は小さな子供だと思われているんだろうなと思い当たり、嬉しいやら情けないやら、複雑な気持ちになりました。多分、15~16歳位のお姉さんと、そんなに年、離れてないです……。
しかしそれはそれ。僕も男です。もちろん、一瞬でバッチリその裸体を目に焼き付けましたけれども、何か?
つるりとしていて体毛のない、黄みがかった滑らかな白い肌とか、近所のお姉さんたちと比べると小ぶりだけど形のいいおっぱいとか、その真ん中で色づいているピンク色の……とか…。 ………あれ?下の毛……生えてない?
昔見た、お母さんには生えていました。
村に若い女性は少ないので、あまり見たことはないですが、近所のお兄さんたちから聞いた話では、大人になると男も女も生えると聞いています。
…というか、獣人はそもそも毛深いので、2次性徴を迎えると普通に生えるものなのですが。(僕はまだ迎えてないので生えてませんが……)
…そういえば、ケビン兄ちゃんによると、全人族の貴族のお嬢様は、あえて毛を処理する習慣もあるらしい…と、聞いたことがあります。
………ゴクリと息を呑みそうになりました。
なんだか、思わず股間に何かが萌してしまいそうになり、バレないようそのまま俯いて尻尾で股間を隠していると、後ろ向きでお姉さんの前に座らされ、頭を洗われました。
…バレてないよね? ちょっと固くなってるとか、バレてないよね?
僕はドキドキしながら膝小僧を抱えて、大人しく頭を洗われていました。
今まで嗅いだこともない、お花のようないい匂いのする洗剤でモシャモシャと頭を洗われていると、お姉さんの柔らかくて細い指で、不意に耳をコシコシとこすられて、思わず「ビクリっ」と反応してしまい、声を出さないようにしていたのですが、
「んっ…くっ…」
と、背筋をゾクゾクと走るこそばゆさを我慢するような声を漏らしてしまいました。すると、お姉さんは僕の耳元に口を寄せ、
「ごめん、痛かった?」
と、声を掛けます。
ちょっ、そんな耳元で囁かないでください! 息が…息が…っ!
僕は思わず上ずった声で
「だ、大丈夫。ちょっとくすぐったかっただけだからっ」
と、返します。
すると、お姉さんは泡立った石鹸の泡で、そのまま僕の体をなぞるように洗い出すじゃないですか!
素手、素手で体を洗うんですか!? お貴族さまって、そういうなんかえっちな洗い方するもんなんですか!?
僕はもう、気持ちいいやら恥ずかしいやらうれしいやら、訳が分からなくなり、必死に目をつぶって股間を押さえて耐えていました。
しかし、お姉さんの魔の手は僕のしっぽに及んできて…
…あっ…あっ…そんな尻尾の付け根なんて、コシコシしないでぇっ!!
と、悶えながらも自分の手を噛んで声をあげないように頑張っていたのですが、急に泡で僕のしっぽを揉みしだいたかと思うと、指で輪を作ってしごき上げてくるのです!
「ああンっ!!」
僕はもう、辛抱たまらず声を上げてしまいました。
お姉さんは、僕の反応にビックリして、
「え、ごめん、本当に大丈夫だった?」
と、謝ってくれましたが…
…本当にわざとじゃないんでしょうか? ものすごく獣人のツボを突いた責め方をされたような気がしているのですがっ!?
「はぁっはぁっ…だ、だいじょうぶ…。耳とか尻尾って敏感だから…ン…」
と、快感の余韻を隠せず答えると、お姉さんは本気で戸惑っている様でした。 戸惑っている様だったのに、前も洗おうとしてきたので、これ以上は僕の危険域
デッドゾーン
に突入してしまうと思い、自分で洗うようにしました。
その後、二人で大きめの浴槽に入り(!!)、…体が密着しそうで気が気じゃなかったですが……まったりとお湯のあったかさを堪能していました。
温かいお湯に入るって、きもちいいんだなー
と、極力お尻に当たっているお姉さんの細くて白い脚とか、考えないようにしながら脱力していると、ふと、お姉さんの長い黒髪が目に入って、手に取りました。
この、艶やかできれいな黒い髪。他人への警戒のなさや、およそ庶民とかけ離れた生活環境や、労働を知らないような手とか、柔らかい体付きとか……お姉さんは、やっぱりお貴族さまなんだろうか……
それにしては、全然お高いところもなく、庶民の僕に対して蔑むこともなく普通に接してくれるし、たくさんの精霊様や上位魔獣たちに守られて、こんな聖地の奥で何不自由なく一人で暮らしている状況も、貴族だとしても普通じゃないよね…。
そう思って、肩越しにチラリと覗き込むと、「ん?」と、何の警戒心も窺えない黒い瞳と目が合い、ドキドキして目をそらしてしまいました。
お姉さんは、どういう人なんだろうか…
その存在自体がとても謎に満ちていて、思わず尋ねると、お姉さんはムッツリと黙り込み……。
そして、長い沈黙が流れ、僕は聞いちゃいけないことを聞いてしまったことに気づいて謝りました。
こんなところに一人で暮らしているんだから、きっと人には言えない秘密があるだろうに、会ったばかりで余計な詮索をしてしまい自己嫌悪に陥いっていると、お姉さんは自分も辛いだろうに
「うぅん、いいの」
と、寂しそうに笑ってくれました。
ごめんなさい。…そんな顔をさせたかったわけじゃないんです。
そう、心の中で思ったのですが、そうして何を取り繕ったら良いのかわからず黙っていると、狼の魔獣さんが
「いつまで入っているのだっ!」と、遠吠えを始め、お風呂を出ることになりました。
その後、風呂上りに精霊様の魔法によって、一瞬で水気を乾燥され、また慄きました。
いや、かなり高度な精霊魔法なんですけど、それ!
お姉さんは何気にお願いしただけかもしれないので、精霊魔法とはちょっと違うかもしれませんが、結果として精霊様の魔法を行使したと思えば、お姉さんの精霊魔法ですよね!?
しかも、お願い程度でここまで精密な調整までしてくれるって、どんだけ愛されてるんですか!?
なんか、自慢げにしてますけど、多分、お姉さんが自慢したい点と、僕が驚いている点とは違うと思います。
……やっぱり、お姉さんは色々と規格外だと実感しました。
「そういえば、おじいちゃん、病気だったっけ。…薬草って何が欲しかったの?」
と、お姉さんに尋ねられて 「リモーの花……」と答えましたが、お姉さんも僕の様子を察したのか、
「そっか……」 と、言葉は少ないですが、労わるように接してくれました。
その後、お姉さんが隣のお部屋で何か魔獣さんたちと話し合いをしているのをよそに、おじいちゃんのことを考えていました。
今の所、毒に犯されてからまだ日が浅いので、今日明日どうこうというわけではないし、事情は伝わっているとは言え、一晩僕が家にいないことを心配しているだろうなと思うと申し訳なさで気分が沈みました。
おばあちゃんは僕が生まれる前に亡くなっており、家族は僕とおじいちゃんの二人きりです。昼間は近所のおばさんなどが通いでお世話をしてくれたり、最近は治療師のおじさんや村の青年団のお兄さんなんかが夜に泊ってくれたりするので、家のことなどは特に問題はないのですが、おじいちゃん、寂しがってるかなぁ…なんて考えていました。
すると、魔獣さんたちとの話し合いを終えたお姉さんが、僕の手を取って
「お風呂行くよ」
と、言って引っ張って行きました。
「え…お風呂…?…」
僕はポカーンとなって聞き返しました。
ここのおうちは、お風呂もあるの? お風呂って、お貴族様とかお金持ちのおうちとかにしか無いと思ってた。
というか、僕、普段は体を拭くか、たまに村の共同浴場みたいな所で汗を流すくらいしかしたことないんだけど……
と、戸惑っていると、手際よく簡素なローブをはぎ取られて丸裸にされ、浴室に一人ポツンと放り出されました。
横にはホカホカと湯気を立てるお湯の入った浴槽があり、僕は洗い場でどうしたらいいのかわからずビクビクとしながら、股の間に入ってしまった尻尾を抱きしめて「どうしよう…」と震えていました。
すると、お姉さんが裸になって一緒に入ってくるではないですか!?
え? え? なんでお姉さん、一緒にお風呂入ってくるの?
いくら何でも、男女で裸になってお風呂に入るとか…想像もしていませんでしたが、やはり、僕は小さな子供だと思われているんだろうなと思い当たり、嬉しいやら情けないやら、複雑な気持ちになりました。多分、15~16歳位のお姉さんと、そんなに年、離れてないです……。
しかしそれはそれ。僕も男です。もちろん、一瞬でバッチリその裸体を目に焼き付けましたけれども、何か?
つるりとしていて体毛のない、黄みがかった滑らかな白い肌とか、近所のお姉さんたちと比べると小ぶりだけど形のいいおっぱいとか、その真ん中で色づいているピンク色の……とか…。 ………あれ?下の毛……生えてない?
昔見た、お母さんには生えていました。
村に若い女性は少ないので、あまり見たことはないですが、近所のお兄さんたちから聞いた話では、大人になると男も女も生えると聞いています。
…というか、獣人はそもそも毛深いので、2次性徴を迎えると普通に生えるものなのですが。(僕はまだ迎えてないので生えてませんが……)
…そういえば、ケビン兄ちゃんによると、全人族の貴族のお嬢様は、あえて毛を処理する習慣もあるらしい…と、聞いたことがあります。
………ゴクリと息を呑みそうになりました。
なんだか、思わず股間に何かが萌してしまいそうになり、バレないようそのまま俯いて尻尾で股間を隠していると、後ろ向きでお姉さんの前に座らされ、頭を洗われました。
…バレてないよね? ちょっと固くなってるとか、バレてないよね?
僕はドキドキしながら膝小僧を抱えて、大人しく頭を洗われていました。
今まで嗅いだこともない、お花のようないい匂いのする洗剤でモシャモシャと頭を洗われていると、お姉さんの柔らかくて細い指で、不意に耳をコシコシとこすられて、思わず「ビクリっ」と反応してしまい、声を出さないようにしていたのですが、
「んっ…くっ…」
と、背筋をゾクゾクと走るこそばゆさを我慢するような声を漏らしてしまいました。すると、お姉さんは僕の耳元に口を寄せ、
「ごめん、痛かった?」
と、声を掛けます。
ちょっ、そんな耳元で囁かないでください! 息が…息が…っ!
僕は思わず上ずった声で
「だ、大丈夫。ちょっとくすぐったかっただけだからっ」
と、返します。
すると、お姉さんは泡立った石鹸の泡で、そのまま僕の体をなぞるように洗い出すじゃないですか!
素手、素手で体を洗うんですか!? お貴族さまって、そういうなんかえっちな洗い方するもんなんですか!?
僕はもう、気持ちいいやら恥ずかしいやらうれしいやら、訳が分からなくなり、必死に目をつぶって股間を押さえて耐えていました。
しかし、お姉さんの魔の手は僕のしっぽに及んできて…
…あっ…あっ…そんな尻尾の付け根なんて、コシコシしないでぇっ!!
と、悶えながらも自分の手を噛んで声をあげないように頑張っていたのですが、急に泡で僕のしっぽを揉みしだいたかと思うと、指で輪を作ってしごき上げてくるのです!
「ああンっ!!」
僕はもう、辛抱たまらず声を上げてしまいました。
お姉さんは、僕の反応にビックリして、
「え、ごめん、本当に大丈夫だった?」
と、謝ってくれましたが…
…本当にわざとじゃないんでしょうか? ものすごく獣人のツボを突いた責め方をされたような気がしているのですがっ!?
「はぁっはぁっ…だ、だいじょうぶ…。耳とか尻尾って敏感だから…ン…」
と、快感の余韻を隠せず答えると、お姉さんは本気で戸惑っている様でした。 戸惑っている様だったのに、前も洗おうとしてきたので、これ以上は僕の危険域
デッドゾーン
に突入してしまうと思い、自分で洗うようにしました。
その後、二人で大きめの浴槽に入り(!!)、…体が密着しそうで気が気じゃなかったですが……まったりとお湯のあったかさを堪能していました。
温かいお湯に入るって、きもちいいんだなー
と、極力お尻に当たっているお姉さんの細くて白い脚とか、考えないようにしながら脱力していると、ふと、お姉さんの長い黒髪が目に入って、手に取りました。
この、艶やかできれいな黒い髪。他人への警戒のなさや、およそ庶民とかけ離れた生活環境や、労働を知らないような手とか、柔らかい体付きとか……お姉さんは、やっぱりお貴族さまなんだろうか……
それにしては、全然お高いところもなく、庶民の僕に対して蔑むこともなく普通に接してくれるし、たくさんの精霊様や上位魔獣たちに守られて、こんな聖地の奥で何不自由なく一人で暮らしている状況も、貴族だとしても普通じゃないよね…。
そう思って、肩越しにチラリと覗き込むと、「ん?」と、何の警戒心も窺えない黒い瞳と目が合い、ドキドキして目をそらしてしまいました。
お姉さんは、どういう人なんだろうか…
その存在自体がとても謎に満ちていて、思わず尋ねると、お姉さんはムッツリと黙り込み……。
そして、長い沈黙が流れ、僕は聞いちゃいけないことを聞いてしまったことに気づいて謝りました。
こんなところに一人で暮らしているんだから、きっと人には言えない秘密があるだろうに、会ったばかりで余計な詮索をしてしまい自己嫌悪に陥いっていると、お姉さんは自分も辛いだろうに
「うぅん、いいの」
と、寂しそうに笑ってくれました。
ごめんなさい。…そんな顔をさせたかったわけじゃないんです。
そう、心の中で思ったのですが、そうして何を取り繕ったら良いのかわからず黙っていると、狼の魔獣さんが
「いつまで入っているのだっ!」と、遠吠えを始め、お風呂を出ることになりました。
その後、風呂上りに精霊様の魔法によって、一瞬で水気を乾燥され、また慄きました。
いや、かなり高度な精霊魔法なんですけど、それ!
お姉さんは何気にお願いしただけかもしれないので、精霊魔法とはちょっと違うかもしれませんが、結果として精霊様の魔法を行使したと思えば、お姉さんの精霊魔法ですよね!?
しかも、お願い程度でここまで精密な調整までしてくれるって、どんだけ愛されてるんですか!?
なんか、自慢げにしてますけど、多分、お姉さんが自慢したい点と、僕が驚いている点とは違うと思います。
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