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第四章:地味に平和が一番です
幕間ー王子様の追走ー後
しおりを挟む「僕たちはですね、女神様を奉じる者であり、この地で女神様と精霊様のお声を聞きながら生きていきたい者たちの集まりなのです」
この村において女神を奉る者たちを取り仕切っているロビンという村長の孫が、子供らしくもあどけない表情を見せつつもどこか油断ならないような、食えない目つきでそう言った。…可愛らしい外見に、なんともアンバランスな魔力と知性……半獣人には、時折こういう末恐ろしくなる子供が生まれてくることがあり、この子供もそのクチなのだろう。
見かけはまだ幼児の様に見えるが、実際の年齢が11歳だということを差し引いても、変装の魔道具を使用して正体を隠しているとは言え、魔法省の役人として現れた俺を前にしてこの落ち着きよう…こういった腹の探り合いに慣れているとしたら、この村の子供の育て方に疑問を呈したい。
ただ、その言葉の内容を子供らしい戯言と捉えるとしても、極めて胡散臭いものであり、俺は「ふん」と鼻で笑ってしまった。
精霊信仰が篤いこの国で、なんだかよくわからない信仰対象を奉じる者など、胡散臭いに決まっている。それが例え『彼女』だとしても…というより、道中で冒険者から“女神の家で過ごす光栄を得た子供だけが、女神の容姿を知っている”という情報を思い出してから、余計にこの子供の存在が気に入らない。
…とりわけ子供嫌いというわけではないし、兄貴の子供である甥たちや部下の子供たちなども可愛がっていたはずなのだが…俺はそんなに大人げない奴だっただろうか…と考えつつも、その女の子の様な取り澄ました綺麗な顔を見ていると、こんな子供相手に大人げないとは思うのだが、微かに苛立つ心を抑えることができなかった。
広場で『彼女』の石像と邂逅した後から村長宅に行く前に、俺は宿で変化の魔道具を身に着け、赤毛の猫種族の男に見える様姿を変えてから、名前と身分を偽って魔法省の役人であるロッソという者だと自己紹介した。その時に、冒頭でのロビン少年のなんとも濃ゆい村の紹介を受けてしまい、若干先制攻撃を受けた様な気がしつつも、時候の挨拶もそこそこに、この村で採れる希少薬草やポーションを魔法省に納め、そのレシピを明かす様持ち掛けたのだった。
すると、村長だという壮年のキツネ種族の男がこれまた孫とは別種の食えない微笑みを浮かべながら
「えー、あなたがたがこちらにいらしたご用件のことですが…ある程度の量を適正価格で…との取引でしたら、店にも卸していることですし、我らも否やとは申しません。…しかし、突然来訪して村の特産となったレア素材を魔法省に納めた上に、ポーションのレシピを明かせという、あまりにも一方的なご言い分に従うことはできません」
と、恐縮する素振りもなくその命令を拒絶した。まあ、割と強引な命令だとは思っていたため、想定内の答えではあるので驚くこともないが、その言い方に全くこちらへの遠慮がないのが気になった。しかし、ここが交渉のしどころでもあると思い、構わず問いかけた。
「そのレシピは…本当にお前たちが手掛けたものなのか? かつて王都で手に入れたポーションと同じレシピで作られたような特徴はあったが、どうにもその魔力や材料の質…魔素の純度などが、違うもののようだったと思うが…あれの元を作った人物こそ、その『女神』ではないのか?」
俺は目を細めて村長や孫の顔を見遣り、二人の返答を待つ。
俺の予想は当たっているだろうが、この二人はどのような答えを返してくるだろうかと思いながら静かに見つめると、少しの沈黙の後、二人はお互いに視線を合わせ…最初に口を開いたのは村長だった。
「弟は、最初に少し流出させてしまった分があると言っていましたが…ロッソ殿は…魔法省はそれを手に入れられたのでしょうか。
…最初の作品を手に入れてお調べになられたのなら、お分かりになるかもしれませんね。 確かに、あれと最近店に卸す様になった物の違いは、比べてみればお気づきになるでしょう」
その言葉に、俺は表情に出さずに内心でほくそ笑む。
「…この地が祝福に満たされたある時、…女神様がお住まいの地から賜った薬草の栽培に成功したとお伝えしたら、女神様が我々に『じゃあ、これからはそっちでポーション作れるよね。私も使ってるレシピを教えるから、今度からそっちで作るといいよ』と……。
確かにこれらのポーションのレシピは女神様から直々に賜わりましたが、現在作成しているのは我々です。しかし、やはり精霊様のお庭から直接採取して、女神様の魔力を注入されたものと比べると質が落ちてしまうのは致し方ないかと思いますが、市販されているものと比べても上質であることは確かだと、弟からも言われております。……それが、何か問題でもありましたか?」
あの王都の店の店長はこの村に伝手があるとは言っていたが、村長の弟であったということは初耳だった。
そして、俺は自分の予想が当たっていたことに多少気が良くなり、自分でも胡散臭いと思えるような微笑みを浮かべながら
「ならば、その女神様という方に会わせてほしい。直々にお言葉を賜り、我々にもその知識を授けてほしいと思うのでね」
と、申し出た。
「そう言いだされるだろうことは、分かっていましたが、そのようなことはできませんよ」
孫息子のロビンが、若干目を細めつつも妙な圧すら感じる微笑みを崩さずに、俺を見据えてそう言って軽く頭を振ると、肩まで伸びた濃い金色の髪がサラサラ揺れた。
「先ほど述べた言葉からもお分かりいただけると思いますが、我々は、あの方をお慕いしておりますが、それがあの方を縛ることなどあってはならないと決めているのです。ましてや全くお望みになっていないのに、王都の役人などにお繋ぎしてご迷惑をおかけするなど……ふふっ、あり得ませんね」
そう言って、鼻で笑いながらも拒絶の意を示す二人に、俺は負けじと笑みを深め、
「王都の役人“など”か……。この程度の規模の村を率いた位で結構な言い草だな。ならば女神様とやらを、強制的に召し上げて王都へ連れ帰っても良いのだが」
と、人が悪そうに見える様、ニヤリと笑いながら見下ろして言ったのだが、ロビンは、それこそ愉快なことを言われたとでも言うように、無邪気な笑顔を浮かべて呟いた。
「すごいな、本当に予想通りの反応を返していただける」
俺がその言葉を聞き咎めて口を開こうとすると、村長はそんな孫息子の様子をスルーして、機先を制する様に言葉を発した。
「…秘匿させていたポーションの売り出しが始まり、この地の恵みを目的とするギルドを誘致して徐々に人が集まりだした途端に、王都から役人が来るという流れは、我々も懸念していた事態なのですよ。そして、この村とあの方の特異性によって、ロッソ殿が言い出すようなことを要求されるということも、想定内の事でした」
その言葉を受けた俺は、言いかけていた言葉を飲み込んで、
「ならば、どうしてその通りにしないのだ? わかっていたことなのだろう」
と返し、村長の言葉を待った。
先ほどから思っていたのだが、この二人。王都から来た役人…それも恐らく高位の者であることは察しているだろうに、丁寧な態度を取りつつも、あまり俺に対する恐れというか敬意というものを感じないのだ。
ただの敬虔な信仰によって、敬意を表す相手を女神に限定しているだけ…というには、この二人は如才ない様に思える。
「ええ、ですからね。 我々はこの精霊の森に住まう民であり、その忠誠を女神様に捧げると誓ったため、王都に従うつもりなどないのですよ」
村長は、ひたと俺の目を見つめながら、薄く笑って聞き捨てならない台詞を吐いた。
「………貴様たち、何を言っているのか分かっているのか?」
ゴルトライヒ王国の領域内で、そのような発言をすれば、当然反逆の罪を問われる。
俺は、二人を睨みつけ、逆賊宣言とも言える発言の意を探ろうと、問い返した。
「王都の役人である私の前でそのような発言をすれば、反逆の意ありとして、王命の元この村全てを滅ぼしても構わないのだぞ?」
しかし、二人は取り乱すことなく落ち着いた態度で顔を合わせ、特に動揺も見せずに村長が返答を返してきた。
「そうはなりますまい。……この森は、これまで興ったどの王朝も支配下に置けなかった、言わば権力の空白地帯、治外法権であったはずですが、現在は違うのですか? この地で役人など、見たこともないと言うのに。
この地を治めるは、太古の昔からこの地に住まう精霊様。 この地にはびこる強力な魔獣たちの脅威をこの森が抱えているからこそ、現政権を持つ王都を含めたこの島全体の地域で安寧が得られていると、いつからお忘れになったのか。
また、魔法や魔素の恩恵を受けて成り立つ文明であるからこそ、精霊様は絶対のものであると、この地に人が住むようになってから連綿と受け継がれてきた事実でもあります。
我々とて、最初からこの森に居を構えていたわけではありませんが、この森に移り住んだ時に王都の影響下から外れた存在となったのですよ。この森で住まう民として暮らしてきましたが、王都からの恩恵など預かったこともありませんのに、今更そのような要求をされても、困りますな」
と、全く困った素振りも見せずにそう言うと、そこに同じく落ち着いた様子でロビンが言葉を繋ぐ。
「それに、―――信じるか信じないかはそちらにお任せしますけれども―――我々が奉じる女神様は、この森どころかこの島全域に影響力を及ぼす程の魔力を有し、森を司る大精霊さま方からの寵愛も篤い。…見た感じ、ロッソ殿も大層な魔力をお持ちの様です。 この村に入った瞬間、感じませんでしたか?この村が、神に…精霊様に愛された土地であると。
それでもこの村で王都の権力を揮って略奪行為や女神様を害する態度をお取りなるつもりであるならば、我々は全力でお応えする用意もあります。
ちなみに、女神様はこの森に生息する古竜さまや、その他の上位魔獣さま方との親交も篤いとお聞きしておりますので、女神様を害してその機嫌を損ねた時に、精霊様からのみならず、そちらからの襲撃にも耐えられる備えがあると良いですね」
なんとも、可愛い顔してクスクスと笑いながら人をコケにした態度をとる子供に腹も立ったが、それらの言葉の内容に、内心ギクリとするものを感じて、二の句が継げない。
この地が治外法権……交渉を有利に進めるためにあえて言わないようにしていたが、確かに、それは事実であったからだ。
精霊の住まう森は、人が住めるような土地ではなく、我々の先祖どころか、それ以外の歴代の支配者たちは、この地をその地図上で領域に入れてはいたものの、人が住まぬそこを支配下とすることもできなかったため、正しくは空白の領地だったのだ。
そもそも、ここは人ではなく精霊や魔獣などの強力な存在が治める地であるとの認識もあり、精霊信仰の篤い民たちは、この森を聖地と呼び、信仰の対象としていた。
ならば、精霊が存在を認めた住民たちが王都ではなくこの森の民であると自称したところで、否やを唱えられるかと言われると、黙るしかない。
この二人の余裕のある態度を見越すに、この村に与すると決めた商店やギルドは、これを踏まえて行動を起こしたのだと理解した。
そして、村の中を視察して感じたのだが、村人たちの体格や魔力が異常な発達を見せており、数こそまだそれほどではないようにみえるが、一人一人が王都の騎士とも渡り合える程の武力を有していそうだと思った。……しかし相手が村人だけならば、手こずるかもしれないが、滅ぼすことはできるだろう。だが、精霊の加護を受け、そこに古竜たちを始めとした上位魔獣たちまで加わるとなると……むしろ、我々が王都ごと滅ぼされる側となるのは目に見えていると思った。
ここにきて、このような脅威となり得る存在が出て来たとは、恐らく親父や兄貴、宰相たちですら予想していなかっただろう。
…今の所、女神自体が揉め事を嫌う性質であることが幸いしているため、こちらに干渉しなければ何も行動を起こすつもりもないようだし、一度王都に持ち帰って検討する必要がある
俺は瞬時にそう理解すると、ふぅ…と息をついて肩の力を抜き、二人に向き直る。
「…それが、この村の言い分で、その内容に偽りないのならば、いち役人である私の手には余る事態のようだ。
一度この件は王陛下に奏上させていただくことにして、詳しい報告を上げるためにもしばらくこの村の様子を視察させてもらおうと思うが、良いか?」
そう言うと、村長は穏やかともいえる微笑みを浮かべ、
「どうぞ、ご随意に。 お互い、良い関係が得られるとよろしいですな。
女神様は、王都の街並みも美しかったと仰っていらっしゃいましたので、そのようなお言葉を頂けた場所を壊してしまい、女神様を悲しませるような振る舞いはしたくありませんしね」
と、慇懃に宣ったので、思わず口が引きつってしまった。
その後、なんとも毒気の強い二人の前を去ると、俺は部下たちを宿に置いて一人で村の中を探索することにし、ジェロームは、『久しぶりの森を探検してくる』と言って、嬉しそうにどこかへ飛んで行ってしまった。 いくら俺に精霊の加護があり、ここが元々は精霊たちの故郷であることを差し引いても、もう少し構ってほしいものだと思ったが、一人でボンヤリして考えをまとめたい気持ちもあったので、そのまま駆けていったジェロームの後ろ姿を見送った。
「アクの強い村長と孫だったな…」
俺は、中央の広場に置かれたベンチに座り込み、深いため息をついた。…このベンチは、『彼女』の石像の全体像を捉えることができる位置に置かれているせいか、何となく安心できるのだ。
そしてやや遠方にある、開いたばかりの冒険者ギルドと開店したばかりの商店の賑わいを眺めながら、背もたれに寄りかかって天を仰いで目を閉じた。
普段、王子や省庁の長官として行ってきた貴族との交渉などとは違う、妙なプレッシャーのあるやり取りだったような気がする。
大体、何なんだ、あの子供。普通あの年の子供だったら、もっと外で友達と遊ぶとかするもんじゃないのか? …俺もそんなことしていなかったけれども、庶民の子供なら普通そうだろう。
あのあどけない様子で教団幹部とか…なんて冗談だと思ってはいたが…あれらは、完全に『彼女』に心酔している崇拝者の眼だった。
『彼女』が普段、どのように過ごしていたのかも聞きたかったのだが、とても聞けるような雰囲気ではない上に、何かヤバいスイッチでも押してしまいそうな気もしたのでやめることにしたものの……なんとなく、あの子供は男として『彼女』を守ろうとしているような…そんな気がしたのだが…考え過ぎだろうか?
ただ、『彼女』と過ごした時間が、あの子供をあそこまで変えてしまったというのならば……『彼女』は
正しく彼にとって運命の女神だったのだろう…
…俺も、不確かな情報に縋って、こんなところまで来てしまっているしな……似たようなものか…
そう思いながら、仰ぎ見る空からの陽光を頬に浴びつつ、兄貴や宰相への報告と、『彼女』の捜索、親父の病の治癒方法などについて思案を巡らせていたのだが、ふと、同じベンチに人が座った気配がするのに気づいて座りなおし、チラリと横目で窺ってみた。
3人掛けのベンチの中央一人分のスペースを空けて俺の右隣に座ったのは、15~16歳ほどのウサギ種族の獣人の少女で、とても柔らかそうなフワフワとした白い毛並みが可愛らしい感じだった。
その少女は、柔らかく微笑みながらギルドや商店の賑わいを眺めており、その無邪気な様子に心が洗われるようだと思う。
「……とても嬉しそうに見ているんだな」
彼女の様子が可愛くて、思わず声を掛けてしまうと、彼女は少しビックリした様子でこちらを見た。そして恥ずかしそうに、
「ええ、人が少しずつ増えてきているなーと思って…。活気のある町って見ていて楽しいですよね」
と、はにかんだ笑顔で言葉を返したので、ほのかに胸が温かくなり、
…こういう子とやり取りしたかった…なんて他愛もないことを考えていたのだが、その時、
<うふふ、ふふふふ>
<やあ、ひさしぶり>
<げんきしてた?>
<うちのこもわるくないでしょ?>
<まあまあ、いーんじゃない?>
<ちょっとしつれいwww>
と、相変わらず何を言っているのかよくわからないが、俺に憑いている精霊たちが外部の精霊たちとやり取りをするような、そんな会話の断片が脳裏に響いて眩暈がした。
ぐ……今まで大人しかったのに、なんで今頃?
そう思いながらも、痛む頭を堪える様に、額に手をあてて顔をしかめた。
すると、ウサギ少女が心配そうに「大丈夫ですか?」と俺の顔を覗きこんで声を掛けてくれたので、その素直な優しさに胸が温かくなった気がした。
「いや、ちょっと旅の疲れがでたのかもしれない。持病みたいなものだから、気にしないでくれ」
そう言って笑いかけたのだが、少女は俺の具合を窺うと、
「あまり大丈夫じゃなさそうですね…。ここじゃ日当たりが良すぎて辛いかもしれないので、ちょっと日陰で休んだ方が良さそうですよ?」
と言って、俺の手を引いて近くの建物の影に誘導してくれたのでそのまま抵抗せずについて行き、2人で影に身を寄せると、俺に憑いている精霊たちが突然、ウサギ少女にまとわりついた。
一体何を!?
そう思うと同時に、俺は思わず咄嗟に彼女を守ろうとその手を引きよせようとして………その姿が『彼女』のものに変わったことに声も出ない程驚いたが……
しかし俺は、考えるよりも早く彼女の両手を掴んでそのまま建物に押し付けたのだった。
彼女は、急に俺の様子が一変したことに驚いて、「えっ」と短い声を上げたが、両手を拘束されたまま変身を解いた俺の姿を見上げると、
「王子……? なんで……」
と、今でも耳に残っている、少し低めで耳ざわりの良い声で呟いた。
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