【R18】「いのちだいじに」隠遁生活ー私は家に帰りたいー

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その後のお話編:彼女にまつわるエトセトラ

異世界お宅訪問編 <お家にて> ※

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「…姉ちゃん、次だ。次に行くぞ」

 昨日の精神的ダメージも何のその。
 一晩眠って復活を果たした弟は、朝も早よから惰眠をむさぼる私を叩き起こし、開口一番宣った。

「えぇ……やっぱり行くのぉ…って言うか、あんた…また小さくなってない?」

 ふぁあと大きな欠伸をして起き上がり、私は眠気眼を擦りながらベッドの上にぺたりと座り込んで声の主を見下ろすと、そこには10歳程度にまで子供化した弟が、ベッド下からちんまりと私を見上げていた。
 ちなみに、全員で寝ても余裕の広さを誇るベッドには、野生を忘れた魔獣様達が各々のベストポジションを陣取りヘソ天で、『ふにゅーふにゅー』『くーくー』と妙に可愛い寝息を立てている。

「なんか、昨日城から無理やり空間移動して、大人の体を維持できない程魔力を消耗したらしい……ちっ」

 苦々しく、吐き捨てるように返す弟の姿は、反抗期始めの小学生が粋がっているようにしか見えない。
 今は長身の部類にあるが、小学生の頃は小柄だったなぁと思い出せば、実家から持ってきた大人サイズのTシャツとジャージのダブダブ感が、より一層彼の小ささを際立たせた。

「ふぁ……ホント、デタラメな体してるわ……」

 悔しそうに唇を噛む弟の姿を横目に、私は欠伸を噛み殺しながら呟いた。

 そもそも、颯太の魔力蓄積量はこの世界の人間と比べても半端ない程多いらしいのだが、魔力産生量自体はそこまでではないため、一回で多量放出してしまえば、自己復元で満たすには時間がかかるものらしい。
 そして、転移系の魔法は消費魔力も屈指の量を誇り、魔法文化に優れた全人種であるヨナ達ですら、複数人の加護持ち上級神官たちが限界ギリギリまで魔力を絞り出してやっと発動する程消耗する―――と、精霊さんたちが言っていた。

 それを思えば、初見の土地から私を連れて転移を果たし、無事自宅に戻ってきた颯太自身もまた、この世界では規格外の存在なんだと、私を差し置いて惰眠を貪っている2匹も言っていた。
 最も、座標的なアレコレについて言えば、精霊たちが私を巻き込まないように誘導していたとも言っていたけれども。
 なので、補助なく遠距離転移するのは、慣れるまで控えたほうが良いと、割とガチなテンションで言われて、普段彼らに対して喧嘩腰な颯太であっても、流石に青くなりながら頷いていた。
 異世界転移に比べれば、距離的な問題はなさそうだと思っていたのだが、ぽっかりと穴を開けた時空の隙間を移動するのとは、また別問題の面倒さがあるらしい。

 ただ……転移失敗で時空間に放り出されるとか、ヨナたちの転移魔法開発の経過でも、時々あったらしいし。
 ハエとか変な物質とザ・フライ的合体とか、核融合とか……実際にあったらマジ怖いなんてもんじゃない。

 ああ、おそろしや、おそろしや……ムニャムニャ

「あ、おい。姉ちゃん、傾いてんぞ」

 寝起きで複雑な事を考えようとしたからか、颯太の転移魔法云々について真面目に考えていたつもりだったのに、少しずつ思考にモヤがかかり始め、瞼は知らぬ間に上と下で仲良くなりだしていた。

「ん、まぁそれはそれとして……また後で戻してあげるから、もっかい寝かして……」

 ベッドサイドのテーブルに置いてある時計―――かつての私のアパートから颯太に持ってきてもらった、アナログの目覚まし時計を確認すれば、現在の時刻は朝の7時前。

 うん、後1~2時間は眠りたい。

 毎日9時過ぎまで眠っている私達にとっては早朝に等しい時間である。
 特に昨日は、王宮でストレスフルな会見もあり、色々感情が乱高下した私も結構疲れたのだ。気持ち的に。
 それに、帰宅後精神的なダメージを癒やすためか、直ぐに床についてしまった颯太とは違って、やたらと頭が冴えてしまってすぐには眠れなかったし。

「……えーー…まだこんな時間だし……。
 別に夏休みのラジオ体操に行くわけじゃないじゃん。もっと寝かして。
 そんなに暇なら、子供はお庭で走り回ってて―――……」

 重力に抗うこともやめ、コテンと再びベッドに横になり、人生舐め腐ったダメ人間的セリフを口にしながら、2度寝と洒落込もうとした―――のだが。
 どこのセリフが勘に触ったのか、出力は抑えてあるものの、大人の時よりも低い声が耳に響いた。

「だ れ が 子供だ、このニート!」

 背を向けて寝転んだ私の上から飛びかかって、えいやと私の体を仰向けに倒すと、ズンとした衝撃と共にお腹の上に馬乗りになってきた。

「ぐえっ! 
 ちょ…ちょっと、苦しい!」

 小学生男児に突然胃の辺りに乗り上げられれば、いくら小さくなっていても圧迫感は半端なく、何がしかのモノが口から溢れてしまいそうだ。

「ぐぅ」と寝込みを強襲された衝撃を堪え、思わず涙を浮かべながら苦情を訴えるのだが、私の上から「ふふん」と見下ろす弟は、ニヤリと口角を上げて笑いながら私の苦情を聞き流す。
 そして下から見上げた弟の、子供らしくあどけない微笑みは、それはそれは邪悪なモノとして、私の目に映った。

「う…」

 コヤツがそんな表情をする時は、それは私にとってヤバいことになる合図である。確実に。

 過去の歴史が走馬灯の様にザ――ッと記憶の断片が過ぎっていく錯覚を覚えながらも、天使の様に可愛らしい笑顔を目にした瞬間、ゾクゾクと背筋に悪寒が走り、堪えきれず私は飛び起きて逃げようとした―――のだが。

 跳ね起きる直前にグワシと小さな手で両胸を掴まれ、その衝撃にビクッと体を揺らしたスキを突いて強引にベッドに押し込められた。
 そして、仰向けに寝転んだ私の寝間着の裾から手を突っ込んで、ダイレクトにおっぱいを握られたため、私は「ひ」と小さく声を漏らし、その手から逃げるように枕に沈み込む。

 颯太は、私が一瞬動きを止めたのを見計らった後、「ふふふ」と幼い顔に無邪気だけれども黒い笑みを浮かべて、その華奢な腕で私の体を支配し始めた。小悪魔のような微笑を湛えながら、小さな手には余る私の胸を、たぷんたぷんと揺らし始める。

「ひっ、あっ……やめ……。っ……やぅっ……」

 微妙に魔力で圧でも掛けられているのか分からないけれども、何故か私は体格に劣る小さな弟にされるがまま、薄っすら涙を浮かべて声を上げた。

「んっ…んっ……はぁんっ……」

「んー、そのペット2匹が起きるとめんどくせーから、声は落としてよ。
 ちょっと早く体戻してもらいたいだけだし」

 なんて小学生の外見とはまるで一致しないクズっぽいセリフを吐きながら、むにゅむにゅと弾力を楽しむ様に下から上に持ち上げて寄せたり放したりを繰り返されると、まるで人形遊びをする幼子の様に見える。
 私と言えば、このまま良いようにされてなるものかと、時折戻ってくる理性に励まされ、何度か体を揺すって体重の軽い弟を振り落とそうとするも、腰を浮かせた瞬間にキュッと乳首を摘まれて気勢を挫かれた。

「ぁンっ」

 キャッキャとある意味本当に子供らしい笑いをこぼしながら、自分の手の動きで翻弄される私の姿にご満悦な様子なのが心憎い。
 だがしかし、懲りずに必死の抵抗を試みて体を起こそうと膝を立てても、今度は小さな指で固くなった乳首を扱かれ、弾かれるので、ヘナヘナと腰に力が入らない。

「ビンビンに乳首立たせながら、そんなこと言うなよ。
 さっきから、もう腰にも力入んないんだろ? 膝がガクガクしてんぞ?
 ふふっ、「やめて」なんて言っても、こんなにおっぱいの先っちょはこんなに固くなってんのわかってるんだろ。
 コリコリされて気持ちいいクセに、嘘つき。
 ……なぁ、昨日は思い出すのも悍ましいこともあったし、可愛い可愛い弟の体戻すついでに優しく慰めてよ、おねーさま」

 なんて、とても幼児とは思えない卑猥な言葉に、ニヤリと嘲笑ういやらしい表情に、カッとなる。それなのに、言い知れぬ背徳感も相まって、この先の事を予想すると背筋がゾクゾクするのを感じて鳥肌が立った。

 それなのに現実から目を反らすように両手で目を覆おうとすると、「ちゃんとこっちを見ろよ」と言わんばかりに、上着を胸の上まで捲くり上げられて意識を戻され、息を呑む。
 ブラもつけずに眠っていたため、顕になった胸元はスースーと風通しもよく……思わず息を呑んで見下ろせば、中央に寄せた胸に顔を寄せる弟と目があった。

「んー…まずは、ここからいただきマス」

 そう言ってニッコリと笑う、弟の可愛らしい笑顔に一瞬目を奪われたが、すぐに天を向いて勃起した乳首をチロチロと舐め擽る小さな舌の動きに翻弄される事になる。その上、子供が乳を吸う…と言うには卑猥な動きで舐めしゃぶられれば、無意識に腰を浮かせてビクビクと体を痙攣させた。

「ひぁんっ、んっンっ……んんっ」

「そうそう、頑張って声、抑えてくれよ」

 口を両手で押さえるも、堪らず声を漏らして背を反らす私の痴態を嘲笑う様に見下ろして、ワザとチュパチュパと音立てながら凝った乳首を乳輪ごと吸い、レロレロと弄ぶ。
 そして反対側の先っぽは、指先で捏ねて押されて弾かれるので、目の端から溢れる涙も気にせず、イヤイヤと頭を左右に揺さぶった。

「くくっ……もう少し大人しくしてくれよ。ペットが起きるだろ?」

 諸悪の根源が悪びれもせずに宣うセリフに、一瞬カッとなって言い返そうとするのだが、それより早くカリッと敏感になった尖りを甘噛みされれば、息と一緒に罵倒する言葉も飲み込まされた。

 そうして魔力を吸われ続けていると、少しずつ体の上に伸し掛かる体が重みを増し……為す術もなく翻弄されている間に、体は疲労でクッタリする。
そのまま、ぼんやりと頭上に影が掛かるのを見上げていると、覆いかぶさるように吸い付かれ、薄く開いた唇から、声も唾液も何もかもを奪われた。

「んーーーっ! んっんっ…ふぁっ……」

 できる限りの力で抵抗するけれども、思ったよりも力の込められた両手で耳を塞ぐように頭を固定され、聴覚を奪われたまま肉厚になった舌で口の中を蹂躙される。

 ぬちゅ…くちゅ…クチュ…レルレル

 唾液の分泌を促される様に口内を余す所無く舐め回され、上顎の凸凹を丹念になぞられては、溢れる唾液も啜られる。
 ちゃぷちゃぷと、口の中で溢れて粘つく水音が頭の中で響くので、余計にイケナイ気持ちも高まっていく。

「ふふ……もうグズグズ。出来上がってるじゃん」

 キスの合間に見下されながら、そんなことを言われているようだったけれども、聴覚を奪われていれば、聞こえない。
 加えて、すっかり気持ちよくなってバカになっていた私は、私の顔を覆う様に被さってきた男の体を、反射的に腕の中に包み込む。
 くちゅりくちゅりと音立てて交わる合間に「ふぁ…」と吐息を漏らし、見下ろす存在に目線を送っては続きをせがんだ。

「やっべ、エロ」

 顔の間近で私の乞う様な視線を受けて、颯太は少しずつ何かが浸透する様に、頬も瞳も赤く染めていく。
 赤く色づいた目元も潤んだ瞳も、うっとりと蕩けるような表情が、妙に艶めかしいと思った。

 姿形は、10歳に満たなかった体が成長し、少しずつ18歳の颯太が形作られていくことを、視覚のみならず腕で包み込んだ体の大きさや、徐々に低く――大人の声になっていく変化でも理解していた。

 上から流し込まれる唾液が口の中に溜まり、嚥下しきれずに口の端から溢ることにも厭わず貪り合う。

 ……ちゅくちゅく、じゅるっ……「はぁっ…」

 そして水音の合間に控えめに抑えた小さな声が響くようになり、開き直って舌の動きに合わせるように絡ませ初めた頃には、もうこの快楽を享受するのも良いかもしれない……なんて思いはじめていた。

 流石、中学生の頃から経験積んでるヤリチンはワザが違う……

 そんなことすら考えて下腹部が熱を帯びる程、欲が私を支配していくのを感じていた。

 そして、少しずつ成長を始め重みを増す弟の体が、徐々に私の体を覆っていくようなサイズに変貌し、ダブついていたTシャツが汗で体に張り付く程にフィットしている。
 私はそのことに気づいていながらも、ただただ目の前の熱い体にしがみついて、互いに与え合う快楽を貪った。

 んちゅ、ぬちゅ、じゅる……

「んっ…っ……ふぁっ…」

 唇の角度を変えながら、どちらともなく吐息を漏らし、舌を絡ませ唾液を啜れば啜るほど、互いに溶け合う様に離れ難くなる。

 お腹に当たる硬いモノが私の腹部に擦り付けられていることに気づいて、腰に脚を絡ませてやれば、腕の中の体がビクッと震えた。

「ぁっ……ちょっ……まっ…」

 急に与えられた刺激に声を上げ、一瞬躊躇をみせたものの、その内おずおずと遠慮がちに前後に腰が動き始め……その内私の股間に挟み込むように硬いものを押し付け出す。

「ぁっ……あぁっ…」

 グイグイと、寝間着のズボンの上から容赦なく与えられる刺激に、下着の中で濡れそぼつ蜜穴からは、ダラダラと蜜が溢れ出している。
 直接的な交わりでは無くても、少し気を抜けば、その瞬間達してしまいそうなほど、キモチイイ。

「あー、ヤバ。 ここ…まで、するつもり…なかったんだけど……っ。
 腰の動き、エグすぎない?
 ……ホント、突っ込みたいわー……」

 そんな弟の独り言にも気付かずに、夢中になって腰を揺らす。

「ん……ぁんっ……」

 弟の首にしがみつき、自ら求めるようにゴリゴリと、固く敏感になった秘芽やその周囲のイイ所に、熱くて固いモノを押し当てていけば、下腹部の奥の方が物欲しげにキュンキュンする。

「ふぁっ……あっ……もっと、もっと……あぁんっ…」

 近くで寝ているはずの2匹への配慮はとうに無くなった。
 今はもう、ただただ快楽の虜になって、無心のままに腰を揺らし続ける。
 項に滴る汗を下から舐め上げられ、耳元に響く吐息にビクリと背を反らしながら、衣服越しに花弁を押し開くように擦られて……
 徐々に高みに登っていく様に、目の前がチカチカとし始める。
 もうあと少しで、絶頂に達する―――そんな感覚が頭の中を埋め尽くした瞬間


 ……何か、違わない?


 ふと、情欲に煮えた頭の奥の隅の方から小さな声が聞こえた気がして、思わず耳を済ませようとした。その時―――



「……そろそろ、起きてもいいかニャ?」
「…オふン………」


 絶妙なタイミングを見計らったかのように、呆れた声が耳に入り―――
 一瞬にして、意識が現実に引き戻された。
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