春の女神の再転移――気づいたらマッパで双子の狼神獣のお姉ちゃんになっていました――

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プロローグ①

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「ひっ……ぁっ……やだ、くすぐった………んっ」

 広く立派な革張りの椅子に座った男に後ろから抱き締められ、ペロリ…ペロリと焦らすように、顕になった首筋を舐められると、腰から背筋にかけて、ゾワゾワとしたものが這い上がる。腰まである長い金の髪は反対側に一纏めに流されて、敏感な首筋を差し出すように曝け出されている。
 長身とは言え細身に見えていた男の体だったのに、見た目以上に大きくてガッチリと鍛えられた体躯をしていることが、背部に密着するガッチリとした胸の厚みで実感してしまうので落ち着かない。
 その上男の長い脚の間に座らされ、程よく鍛えられた腕が脇の下を通って後ろから胴体を拘束してくるので、逃げることも叶わない。
 男のしたいがままに項や耳裏の敏感な所に唇を…舌を這わせられ、反射的にビクビクと体を揺することがあっても、自分の意志では身動き1つとるのもままならいのがもどかしい。

「ふふ……まだ逃げようとされるなんて……諦めの悪い方ですねぇ。
 言ったでしょう? 私は主を…貴女を逃したりはしませんよ…って。
 それに、貴女自ら了承された契約でもあるのですから、責任を持って下僕にご褒美をお与えください」

 しつこく舐められ、キスを落とされて敏感になった耳元で、ネットリとした低音で囁かれれば、「んっ」と思わず声を漏らし、堪えるようにギュッと体に力が入った。

 ちょっ……その鼓膜に直接低音のイケボ響かすの、やめてくれないかな!?
 それに逃げようとしてないから…ちゃんと約束通りじっとしてるでしょっ!
 それが例え先代であるお母様と貴方で交わした取り決めであっても、“体から溢れる精気を啜る”なんて、訳わからないエロゲじみた行為だったとしても、契約を覆したりしてませんからっ!

 相手の遠慮のない行為や余裕ぶった言葉責めに、思わず内心反発することあるけれども……なんとか逃げ出したくなる気持ちを抑え込み、過ぎた快楽に溺れそうになる自分の心に言い聞かせた。
 この1年という短い期間で、すっかりこの男から齎さられる感覚に慣らされてしまった私の体は、男の行為に不快感や嫌悪感を感じていないのが幸い…なのだろうか。
 しかし、敏感な所を責められ思わず体を引いて逃げようとしてしまっても、私のそんな反応1つ1つに男はクスクスと嗤いながら、より強い責めで戒めた。

「逃げようとされると、もっと酷くしたくなると言っているではないですか……それとも、お試しですか?
 あぁ…貴女は本当にオスの心がわかっていらっしゃる。
 意中のメスに逃げられれば逃げられるほど………追いたくなるものだということを……。
 それが獣人であろうと、獣であろうと……魔族であろうとも……それが雄の本能だということを……ね」

 愉しくて堪らないと言うような低い笑い声を上げながら囁くと、男は私の下腹をそっと優しく撫で、胸の先をもどかしい動きで嬲り始める。
 節ばった長い指が胸の形を確かめるように這わされたと思うと、指先で擦るように胸の先を撫でられて声が漏れた。

「ンっ……やんっ…ぁっ…」

 じわりと熱が広がるような気持ちの良さに、思わず自らの指の甲を口に当てて堪らえようとしたのだが、そっとその手を握って降ろされた。

「だめですよ、楓様?
 貴女の喘ぎ声…私はすごくスキなんですから、声を我慢しないでください。
 欲情して盛りのついた女の声なんて、聞きたくもないと思ってたんですけど、貴女の声は可愛らしいと思ってしまうんですよねぇ、何故か。
 不思議なこともあるものです」

 唾液で濡れた耳元で静かに囁き、気まぐれにチロチロと舌で弄んでいた耳朶に軽く歯を立てられたので、思わぬ刺激に体がビクッと跳ねる。
 そしてレロリと耳介の外縁を舐め上げては窪みの一つ一つに舌を差し込まれ、「ふぁんっ」と自分のものとも思えないほど鼻にかかった甘い声が出た。

「ふふふ……翠の宝玉が涙で濡れて……なんて美しい。
 それに……貴女の体液は涙1つとっても、全てが甘い……」

 目の端に滲む涙を唇で啜られ、涙の跡をベロリと頬を舌で舐められると、ゾワゾワとしたものが私の背筋を駆け抜ける。
 先程まではしっかり座ることができていたはずの腰はすっかり砕け、自重を支える力もなくなった体は、後ろの存在に力なくもたれ掛かっていた。

 間近でピチャピチャと聞こえる水音に耳から犯され、息を呑んでお腹にある手にしがみついてやり過ごすのだが―――同時に、薄衣の上から焦らすような動きで乳輪を辿っていた指先で、尖って形を顕にされれば、イヤイヤする体の反応とは裏腹にこの先の快楽を知っている体は勝手に期待を募らせた。
 そして、敏感になった先っぽを丁寧に摘まれ、指で擦る様に優しく捻り上げられるので堪らない。
 私は首を仰け反らせて、レロレロと舐め擽られる首筋と反対側の頬をグイグイと男の肩に押し付け、甘い嬌声を上げた。

「ぁっ…あんっ……っ。耳と乳首っ……同時やっ…ゾクゾクきちゃうっ」
「はぁ……光を集めた様な金の髪を振り乱し、私の黒髪に混ざり合う金糸が貴女の体を縁取って……なんと淫らなことか……。
このイヤラシイ姿と声だけでもイケそうで困ります…」

 熱に浮かされた様に呟く男は、艶めかしいまでの色気を湛えた赤い瞳で私を見下ろし、愛しくて堪らないと言った表情で私の額の生え際に口づけた。
 熱い視線で見つめられている気配を全身に感じるだけで、股間に熱い蜜が滴ってくるのを感じて居たたまれなくなってくる。

「それに…こんなに小さく華奢な体を押し付けて……。
 私が触れる度に鳴く声も……いい音色ですねぇ。
 あぁ……やっぱり貴女の鳴き声は……もの凄くイイ。堪らなくソソられます」
「んんっ……やっ…見ないで……」

 愛しいものに口づける様にチュッチュと優しくキスを落とされて、ピクピクと反応を返す様を観察されている感覚が私の羞恥を刺激する。

「でもね、代替わりされたばかりとは言え春を―――繁殖行為を司る女神が……この程度の刺激でこんなに蕩けている様では……先が思いやられますよ?
 …可愛らしく乱れる貴女も、私は良いと思っていますけどね……それが私の腕の中だけの話ならば」

 見なくても分かる程嬉しそうに笑っていたのに、急に顕になった首筋を大きな手で覆われて、反射的にクッと息を飲む。
 けれども、クツクツと笑う低い声を耳元で浴びせられ、フッと耳穴に吐息を吹きかけられればそれだけでビクッと激しく体が震えた。
 その上、お腹を撫でていた温かい手がモゾモゾと不埒な動きでゆっくりと下へ動いていき…無意識に開いてしまっていた腿の間に潜り込む。
 本来なら怒って立ち上がっても良い所だと言うのに、何故か思わず期待と興奮…少しの恐怖に再び腰がビクリと動いて、無意識にモゾモゾと蠢いた。
 そんな私の反応にイチイチ喜ぶ男は、首元に顔を埋めてクツクツと嗤いながら、不埒な指先1つで容易く私を弄ぶ。

 「…期待されていますか? 腰がいやらしい動きで私のモノにすり寄っていますよ?
 それに、すっかりココは泥濘んで…なんとも甘くソソる蜜の匂いが堪らない。
 慣れないなりに私の動きに順応し……こんなに濡らして。
 …処女とも思えない感度の良さに、嬉しい反面私がイチから開発して差し上げられなかったことが口惜しくもありますが…。
 濡れやすいココも、生来のモノなのか、貴女に触れた男たちの躾けの成果なのか……どうなんでしょうねぇ……」

 その言葉とともに、薄手の生地でできたドレスの裾から潜り込んだ手が、すっかり濡れそぼった股間を強引に押し開くと、長くて節ばった指で湿った下着の上から縦筋を、ヌルヌルとしつこく撫で擽った。

 上へ下へと不埒な動きを繰り返す度にぬちゅぬちゅと濡れた音が耳に響くため、羞恥心のあまり耳を覆ってしまいたかった。
 …当然、すっかり快楽の支配下に置かれた私の体が、そんな勝手をすることなど、許されるはずもないのは、わかっていたけども。

「あっあっ……もっ……そこっ……やんっ。
 くちゅくちゅしないでぇっ! 食い込んでるのやだぁっ」

「楓様、楓様…あまりはしたない言葉を使われると……側に仕える私も悲しくなって参ります」
「あっ…あっ…う・うるっさいっ……いいから、さっさとヤれって…吸うなら早くしてって言ってんのにぃっ! このエロ魔族っっ!!」
「ホントに……どこでこんな品のない言葉を覚えてらっしゃったのやら……。
 やっぱり、親元から離さずに幼い頃から躾けてこないといけませんでしたねぇ」
「…っ…んぁっ……あ、あんたは…私の親でも何でも無いだろがっ!!」

 あまりに勝手な言葉を聞かされ憤って声をあげようとする。けれども、悔し紛れの私の怒りなど屁とも思っていない男は、反抗的な態度を見せる度に嗜虐的で嬉しそうな笑い声を上げた。
 そしてさっきまでのねっとりとした愛撫とは対象的に、いささか乱暴な仕草で下着越しに私の花弁を押し開く。

「…まァ…確かに私は貴女の親ではありませんが……それ以上の存在として大事に思っておりますのに……わかっていただけないとは哀しいです」

 哀しいという言葉が上滑りするほど、口調はまるで悲哀を感じている様子はない。
 しかも、口調とは裏腹な忙しない動きで、蜜に濡れた縦筋をニュプニュプと行き来した。

「ちょっと、あんっ……やめっ……首から精気を吸うなら、そんなとこ関係ないでしょっ!? 
っ…ぁっ……あっ……変なとこ…摘まないでっ!!」

 当初の男の言い分では、『側近く仕え奉仕する代わりに、その身から漏れ出る女神の精気を対価としていただきたい』というもののハズだった。
 最初の頃は手首のあたりから始まって、衣服から露出させない範囲で良いと言っていた。
 それなのに、徐々に体の距離が近づいて来たと思っている内に、その存在に…行為に慣らされて―――確かに必要以上に脱がされたりはしていないけれども―――気づけばこんなに全身密着させながら、衣服越しとは言え遠慮容赦のない愛撫を施されるような体たらくになっていたのだ。
 百戦錬磨のヤリチン魔族怖い。

「やっ……ホント、精気を吸うだけでいいんだったら……余計なことしないでぇっ!
あぁんっ……早くおわってよぉっ……ひぁっ!」

 すっかり蜜でビショビショに濡れた下着は機能を果たさず、私性器にピタリと張り付いている……それが例え私から見えない位置での出来事であっても、その惨状が容易く想像がつく程度には、慣らされていた。
 こんなに好き勝手ばかりしている男であっても、交わした約束を破れないということが、私の最後の命綱だったりする。だからこそ男の指が下着の隙間から陰穴の奥深くに潜り込むこともないのであるが―――それでも浅い表面の凹凸部分をかき混ぜ、尖って敏感になった陰核を擦る動きだけでも、十分に強い刺激には違いないわけで。

 クチュクチュ…ヌチュリ

「ひぁんっ! …んっんぁっ……やっ…」

 決定的な快感を与えない様、焦らす動きで穴の周りを辿られ、固く凝り始めた陰核を避けるように周りをグリグリ抑えられれば、悲鳴のような喘ぎが漏れた。

「早く終わってなんて…ふふ…食事はゆっくり愉しみたい派ですって言っているでしょう?
 そんな無粋なこと、言わないでください。こうして、はしたなく指先についた蜜を舐めるだけで、あまりも甘い魔力に私も力が溢れて参ります。
 それに私だけではなく、貴女にも楽しんでいただきたい一心で、こんなに大事なご主人さまに頑張って奉仕させていただいておりますのに……。
 唯一である主に、あんまりツレないことばかり言われると、忠実なる下僕は悲しくなって何をするのか……わかりませんよ?」

「ひぃんっ…ぁあっ……クリいじりながら言わないでぇっ……」

 耳元で調子のいいことを喋りながら語調に合わせ、絶妙な力加減でコリコリと芯を持った陰核をいじってくる自称下僕は、クスクスと低音の笑い声を響かせながら首筋に軽く歯を当てカプカプと甘噛みを始めた。

「はぁっ…あっ……やぁっ、それ、なんかやだって言ってるのにぃっ………ぁあっ」

 そのもどかしくも強烈な刺激に、目がチカチカして、ガクガクと腰が震える。
 そして、涙まじりの小さな悲鳴を上げながら、全身を何度も強張らせていく内に、ゆっくりと目の前が真っ白になっていった。

 身勝手な男の言葉1つ1つに激高するも、快楽に慣らされた体は最早私の支配から飛び出して、意識とは裏腹に男の動きのままに翻弄されている。
 大体いつだってこの男は……「私、貴女の下僕ですから」と言って、完璧な執事か従者然とした態度で控えているくせに、3日に一度のご褒美の時になると、慇懃な口調はそのままに態度を豹変させてくるのだ。
 どうせなら仕事ぶりと同じくらい無機質にこなしてくれれば良いものを、そもそも男性らしく艶めいた美しい見かけをしているだけにそのギャップには未だに慣れられた気がしない

「やだやだばかり仰っていらっしゃいますが………こう申しては何ですが……体は正直な様ですよ?
 ふふふ……あまり否定ばかりされると……私、逆に燃えてしまう質なんですけどね…」
「う……う、るっさぁいっ……ぁあんっ」

 大きな手で私の大きめな乳房を中央に寄せ揉みしだかれ、薄衣を押し上げる乳首を2つ同時に捏ねられ、あまりの気持ちよさに生理的に浮かぶ涙が頬を伝う。
 嘲笑する様な口調に怒りが沸き、反発する様に声を上げるも、陰部に張り付いた下着越しに勃起した陰核を指先で弾かれるのと、正気を保てなくなるほど乱された。

「ぁあんっ! もっ……やだっ………グリグリしないでっ。
 も・イク……イッちゃうからぁっ!」

 私の叫びもお構いなしに、絶え間なく責められ続け……全身を震わせながら甘い嬌声を上げ続けた。
 その女の…というか、私の弱い所を熟知した行動に私はいつも翻弄され、男の気が済むまで―――それこそ私が気を失うまで甚振られ続けた。


「はぁ……甘酸っぱい、いい匂いが充満して……私もおかしくなりそうな程欲情してるんですけどね……。
 貴女の蜜から漂う匂いは…私達魔族にとっても、この上ない甘露ですし。
 体を繋がなくても―――王である私にこれだけ濃厚な力の奔流を注ぎ込んでくれる主など、貴女を置いてそうはいらっしゃいません。
 それが無くとも、私は貴女自身のことをとても気に入っておりますので…代わりの者など考えられない程貴方に囚われてしまっています。
 配下は私が貴女お一人にその身も心も捧げていることをやっと受け入れ始めたようですが……貴女がいない20年間の私しか知らない者ばかりですからね。
 なので、貴女の慎ましい下僕でいられるだけでも有難がって満足すべきなんだと思ってはいるのですが……
ついつい、いつもやり過ぎてしまいますねぇ…。…ホント、敏感過ぎるのも可愛らしくて嬉しいのですが……加減が効かないので困ったものです」

 何度も絶頂に登らされ、すっかり力を失って脱力した私はゼェゼェと息を乱し、後ろから支える体にもたれ掛かりながら、自称下僕の言葉を黙って聞く。
 欲情云々に関しては……お尻に遠慮なくグイグイと固くて熱いモノを擦り付けて来ているので、その言葉に嘘はないと知っていた。
 知りたくなかったけど…それを口に出したら、もっとひどい責め苦が待っているだろうことは、秒速で理解しているので、あえてのスルー。
 それに、いつもいつも私が抵抗できなくなるほど疲れ切って脱力すると始まる言葉だったので、もう馬鹿らしくてツッコむ気力も枯れ果てた。
 正直、何処ともしれない空間に向かって語りかけている相手なんて、相槌打つのも億劫である。

「貴女があの犬っころ共に処女を奪われていたら……。
 私も遠慮なく、上も下も体の境界が分からなくなる程ぶち犯して、私以外何も欲しがらない様に溺れさせてあげられましたのに……。
 主の体を傷つける可能性があるからって、契約に縛られて指一本入れられないなんて、ホント、残念ですよ。
 淫魔の体液は……貴女ほどではなくても、他者にはこれ以上無い程の媚薬になるんですよ? 
 先代様からの言付けで交わされた契約だったとはいえ、数多の女共を虜にしてきた淫魔の―――魔族の王である私が、主とは言えキス1つできないんですから。こんな禁欲生活、もどかしくて気が触れそうです。
 貴女は頑なに唇を閉じて、滅多に私の舌を吸っていただけませんし。
 …でも、もう少し焦らして開発するのもいいかな…と、最近悟ってきたので、これも有りだと思うようになりましたが…貴女同様、私も成長しているのですよ。
 ただ、私は貴女のために育てられたようなものなのに……その身を存分に味わっていただけないとは、甲斐がないと思う事もありますけども。
 …あいつらに心を寄せていく貴女を見ていられなくなって、1年前待ちきれずに先代様に報告してしまいましたが……
 ……もう少し我慢して見守れば良かったですかねぇ?………まぁ無理ですけど。

 …もっとも……私より先に大事な主の貞操を奪う男なんて……誰であろうと生かしちゃおかないけどなぁ……くくっ」


 そう独白して嗤う男の声を聞きながら……一言も口を挟む事もなく、私の意識は闇に包まれるように沈んでいった。

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