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第一章
18.エイリーク少年(47歳)の回想⑤
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「はぁっ……ぁっ…カエデさまぁ……」
顎を彼女の膝に乗せたまま、スッと両目を閉じて無防備に己の顔貌を彼女に差し出すと、柔らかな両手で優しく髪を梳られる。
その心地よさに声を上げて尻尾を振って耳を揺らすと、気まぐれに耳介を擽られて恍惚となった。
クゥン……カエデ様、かえでさまぁ……もっとぉ…
声にならない小さな鳴き声が、我ながらまるで子犬が媚びている様だと思ったが、彼女の愛撫に包み込まれる快感の前では己を保つことも難しい。
まるで愛玩犬を見つめるように、優しく微笑まれながら見下されているのを感じ、私は薄い夜着に包まれた彼女の下肢に体を擦り付けながら身悶えた。
「あの……エイリークお「呼び捨てでお願いします」……エイリーク……」
途中、敬称をつけて名を呼ばれるのを食い気味に否定すれば、親しみを込めて呼び捨てていただけたのは僥倖だったが…
女性に頭や耳を撫でられているだけで、こんなに乱されたことなど、未だかつて無い。
無防備な耳や後頭部を曝け出し、夢中になって尻尾を振りながら、膝に抱きついて頬を擦り付けていると、
「ちょっとお願いがあって……」
などと言われたが、もう、何でも差し出してしまって構わない様な気持ちになっていた。
王として、己を厳しく律する教育を受け、それを誇りとしてきた私が…である。
快楽に負けて言質を取られるような発言をするなど、有り得ない。そう思っていたのに…
「こんな時にお願いだなんて……ずるいです。
……何でも聞いてしまいそうになるじゃないですかっ……ぁあっ!」
耳介の内側を強めに指で擽りながら喉や首周りを逆毛方向から掻き上げられ、思わず甘い責め苦に屈してしまいそうになるほど、理性を突き崩された。
こんなの、亡き父母…と言うか私の教育に燃えていた頃の姉上に知られたら、キビシイ仕置が待っている案件である。
しかし、あの頃の姉上の仕打ちですら、今の私には遠い過去の出来事に成り下がり…興に乗ってきたカエデ様の激しい愛撫の前には、私のなけなしの恐怖心など何の防波堤にもなりはしなかった。
「カエデさま、かえでさま、かえでさまぁっ! もうだめですっ」
気づけば彼女の華奢な体躯をソファに押し付けるように飛びかかり、その上から覆いかぶさると、そのプクリと可愛らしい唇に本能の赴くまま食らいついていたのだった。
一瞬体を強張らせ、我を失った私を宥めようと声を上げかけていたが、その言葉を封じる様に吸い付き、薄く開いた唇に舌を差し込むと、ビクッと震える体を感じた。
ああ、もう、小さくて、柔らかくて、可愛い……いい匂い…
クチュクチュと水音を立てながら、己の唾液を注ぐように舌を絡ませていくと、最初は戸惑っていた様子だったのに、少しずつ応えるように舌を差し出され、嬉しくてわさわさと音を立てて尻尾が左右に揺らめく。
角度を変えて何度も口腔内を舐め回していくと、腕の中でふにゃりと強張っていた体が弛緩していく手応えがあり、胸の奥が熱くなった。
そして、口付けの合間に首元や耳元に鼻を突っ込んでは、芳しい匂いを鼻腔いっぱいに吸い込んで、チロチロと舌を這わせて擽ると、
「やぁっ…やだっ。それだめぇっ!」
と、可愛らしい悲鳴を上げて否定しながら、ビクッと体を強張らせて私の頭部を抱き込んでくる。
気持ちいいと感じているくせに、思わず反対の言葉を漏らしてしまう可愛らしさに、笑いが込み上げた。
「私の耳を弄んでいたときは、あんなに遠慮がなかったというのに……感じる所は同じですか?
気持ちいいんでしょ?」
耳元で囁きながら耳介を甘噛みしては、耳裏を舐めあげると、「ひぃんっ!」と声を上げて体を強張らせた。
私の腕の中でビクビクと体を揺らし、逃れるように蠢く体を逃さないように抱き抱えると、後ろに回った手で背中や柔らかい尻を撫で擦る。そして、尻の柔らかい弾力を楽しみながらその割れ目に指を差し込むと、薄い夜着越しにも仄かに蜜の滑りを感じて一層興奮する。
濡れてる……欲情している匂いがする…
秘所から分泌された蜜の甘い匂いを鋭い嗅覚が捕えた瞬間、熱を帯びた股間が一気に高ぶった。
ヤバい…結構クる。
最近現実の女と触れずにカエデ様の妄想でヌイてばかりいたせいだろうか?
「かえでさま…かえでさま…もっと名前を呼んでください…私を見てください」
我を忘れそうな程情欲を掻き立てられた私は、彼女の匂いが強く漂う項に顔を寄せ、直接届くようにと耳元で囁いた。
カエデ様は鼓膜を響かせる刺激に「ヒッ」と短い悲鳴を飲み込んで、項を舐め上げられながら胸を揉まれる度に、もどかしげに腰を揺らす。
首元から鎖骨に舌を這わせて口付けを落としながら、豊かな胸の形を確かめる様に擦っては、夜着を押し上げる胸の先を弾くとビクビク反応する素直な体が愛しい。
「エイリーク…えいりーくぅ……そこだめぇ…」
すすり泣く様な声が私の名を何度も囁くので、愛しい存在を手中に収めた気分になって思わず胸の奥から笑いが込み上げた。
私の掌に丁度収まる胸の感度は良好で、優しく下から上に持ち上げては揉みしだき、さりげなく夜着の中に着けている薄い下着をずらせば、薄い布越しに固くなった乳首が形を露わにしていた。
上を向いても形が崩れない胸は眼福である。ましてやその中央に位置する尖りは、私に喰われるのを待っているとしか思えない。
そして、カエデ様が纏っている夜着が汗ばんだ肌に張り付いて、白い下着も透けているため、ある意味裸でいるよりも私の昂りを増長させる。
「ちくび。きもちい?」
両方のおっぱいを両手で寄せたり持ち上げたりと感触を愉しみながら揉みしだき、尖った先端を親指で押しつぶしてはぷるぷると転がすと、カエデ様は目に涙を浮かべて腰を揺らしながら、声も無く大きく喘いだ。
返す言葉などなくても、快楽に耐性のない体は雄弁だった。
興に乗って、薄い布越しに勃ち上がった乳首に舌を這わせて吸い付き、反対側の乳首を扱いては押しつぶすと、
「ひぁんっ!あっあっ…やらっ」
と嬌声を上げては、もどかしい様に腰がモゾモゾと揺らめいた。
直接目にしなくても彼女の秘所がしとどに濡れ、そこから漂ういやらしい匂いが私の理性を溶かしていくのを感じていた。
「夜着越しなのに気持ちいいんですね……濡れた音……すごく濡れてるでしょう?
…ふふ…私もあなたの蜜の匂いに酔っておかしくなる……」
まるで酩酊しているような気分で囁くと、快楽に赤く濡れた瞳で見下され、
「や…変なこと…言わない…でぇ…」
その泣きそうな、鼻にかかった甘えた声が、私の股間を更なる高ぶりに導いていく。
私はブンブンと尻尾を振り回しながら夜着を膝上までたくし上げると、グイッと両足を開いて股の間に体を押し込んだ。
邪魔な上着はとうに脱がせて、自分が座っていた椅子の背もたれに放り投げてある。
その時「ひぃっ」と微かに悲鳴が聞こえた様な気がしたが、視野狭窄に陥るほど情欲に囚われている私は、何よりもこの熱いモノを鎮めることだけを考えていたので、それどころではなかった。
仰向けに寝ている彼女の顔の横に両手をついて、覆いかぶさるように見下ろすと、小さな体躯が私の体の影にすっぽり収まり……“このメスは自分のものだ”という気持ちが、心の奥から湧き上がるのを感じる。
「……カエデ様……絶対に気持ちよくしますから………受け取ってください」
そんな事をつぶやいたような気がするが、今となっては何を口走っていたのかは定かではない。
快楽に染まり、意識を朦朧とさせながら、目をそらすことも出来ないカエデ様に見上げられ、私は「ハァハァ」と息を弾ませながら、もどかしい動きでカチャカチャと音を立ててトラウザースのベルトを外し……
愛しい存在のナカに突撃する時を期待して、熱い汁を溢れさせた性器を露わにした瞬間――――
「ぎゃぁああっ!! やめてっ! そんなの無理だからっ!!」
そんな悲鳴を聞きながら殴り飛ばされた様な衝撃が私の顔面を襲い……意識が飛んだ。
顎を彼女の膝に乗せたまま、スッと両目を閉じて無防備に己の顔貌を彼女に差し出すと、柔らかな両手で優しく髪を梳られる。
その心地よさに声を上げて尻尾を振って耳を揺らすと、気まぐれに耳介を擽られて恍惚となった。
クゥン……カエデ様、かえでさまぁ……もっとぉ…
声にならない小さな鳴き声が、我ながらまるで子犬が媚びている様だと思ったが、彼女の愛撫に包み込まれる快感の前では己を保つことも難しい。
まるで愛玩犬を見つめるように、優しく微笑まれながら見下されているのを感じ、私は薄い夜着に包まれた彼女の下肢に体を擦り付けながら身悶えた。
「あの……エイリークお「呼び捨てでお願いします」……エイリーク……」
途中、敬称をつけて名を呼ばれるのを食い気味に否定すれば、親しみを込めて呼び捨てていただけたのは僥倖だったが…
女性に頭や耳を撫でられているだけで、こんなに乱されたことなど、未だかつて無い。
無防備な耳や後頭部を曝け出し、夢中になって尻尾を振りながら、膝に抱きついて頬を擦り付けていると、
「ちょっとお願いがあって……」
などと言われたが、もう、何でも差し出してしまって構わない様な気持ちになっていた。
王として、己を厳しく律する教育を受け、それを誇りとしてきた私が…である。
快楽に負けて言質を取られるような発言をするなど、有り得ない。そう思っていたのに…
「こんな時にお願いだなんて……ずるいです。
……何でも聞いてしまいそうになるじゃないですかっ……ぁあっ!」
耳介の内側を強めに指で擽りながら喉や首周りを逆毛方向から掻き上げられ、思わず甘い責め苦に屈してしまいそうになるほど、理性を突き崩された。
こんなの、亡き父母…と言うか私の教育に燃えていた頃の姉上に知られたら、キビシイ仕置が待っている案件である。
しかし、あの頃の姉上の仕打ちですら、今の私には遠い過去の出来事に成り下がり…興に乗ってきたカエデ様の激しい愛撫の前には、私のなけなしの恐怖心など何の防波堤にもなりはしなかった。
「カエデさま、かえでさま、かえでさまぁっ! もうだめですっ」
気づけば彼女の華奢な体躯をソファに押し付けるように飛びかかり、その上から覆いかぶさると、そのプクリと可愛らしい唇に本能の赴くまま食らいついていたのだった。
一瞬体を強張らせ、我を失った私を宥めようと声を上げかけていたが、その言葉を封じる様に吸い付き、薄く開いた唇に舌を差し込むと、ビクッと震える体を感じた。
ああ、もう、小さくて、柔らかくて、可愛い……いい匂い…
クチュクチュと水音を立てながら、己の唾液を注ぐように舌を絡ませていくと、最初は戸惑っていた様子だったのに、少しずつ応えるように舌を差し出され、嬉しくてわさわさと音を立てて尻尾が左右に揺らめく。
角度を変えて何度も口腔内を舐め回していくと、腕の中でふにゃりと強張っていた体が弛緩していく手応えがあり、胸の奥が熱くなった。
そして、口付けの合間に首元や耳元に鼻を突っ込んでは、芳しい匂いを鼻腔いっぱいに吸い込んで、チロチロと舌を這わせて擽ると、
「やぁっ…やだっ。それだめぇっ!」
と、可愛らしい悲鳴を上げて否定しながら、ビクッと体を強張らせて私の頭部を抱き込んでくる。
気持ちいいと感じているくせに、思わず反対の言葉を漏らしてしまう可愛らしさに、笑いが込み上げた。
「私の耳を弄んでいたときは、あんなに遠慮がなかったというのに……感じる所は同じですか?
気持ちいいんでしょ?」
耳元で囁きながら耳介を甘噛みしては、耳裏を舐めあげると、「ひぃんっ!」と声を上げて体を強張らせた。
私の腕の中でビクビクと体を揺らし、逃れるように蠢く体を逃さないように抱き抱えると、後ろに回った手で背中や柔らかい尻を撫で擦る。そして、尻の柔らかい弾力を楽しみながらその割れ目に指を差し込むと、薄い夜着越しにも仄かに蜜の滑りを感じて一層興奮する。
濡れてる……欲情している匂いがする…
秘所から分泌された蜜の甘い匂いを鋭い嗅覚が捕えた瞬間、熱を帯びた股間が一気に高ぶった。
ヤバい…結構クる。
最近現実の女と触れずにカエデ様の妄想でヌイてばかりいたせいだろうか?
「かえでさま…かえでさま…もっと名前を呼んでください…私を見てください」
我を忘れそうな程情欲を掻き立てられた私は、彼女の匂いが強く漂う項に顔を寄せ、直接届くようにと耳元で囁いた。
カエデ様は鼓膜を響かせる刺激に「ヒッ」と短い悲鳴を飲み込んで、項を舐め上げられながら胸を揉まれる度に、もどかしげに腰を揺らす。
首元から鎖骨に舌を這わせて口付けを落としながら、豊かな胸の形を確かめる様に擦っては、夜着を押し上げる胸の先を弾くとビクビク反応する素直な体が愛しい。
「エイリーク…えいりーくぅ……そこだめぇ…」
すすり泣く様な声が私の名を何度も囁くので、愛しい存在を手中に収めた気分になって思わず胸の奥から笑いが込み上げた。
私の掌に丁度収まる胸の感度は良好で、優しく下から上に持ち上げては揉みしだき、さりげなく夜着の中に着けている薄い下着をずらせば、薄い布越しに固くなった乳首が形を露わにしていた。
上を向いても形が崩れない胸は眼福である。ましてやその中央に位置する尖りは、私に喰われるのを待っているとしか思えない。
そして、カエデ様が纏っている夜着が汗ばんだ肌に張り付いて、白い下着も透けているため、ある意味裸でいるよりも私の昂りを増長させる。
「ちくび。きもちい?」
両方のおっぱいを両手で寄せたり持ち上げたりと感触を愉しみながら揉みしだき、尖った先端を親指で押しつぶしてはぷるぷると転がすと、カエデ様は目に涙を浮かべて腰を揺らしながら、声も無く大きく喘いだ。
返す言葉などなくても、快楽に耐性のない体は雄弁だった。
興に乗って、薄い布越しに勃ち上がった乳首に舌を這わせて吸い付き、反対側の乳首を扱いては押しつぶすと、
「ひぁんっ!あっあっ…やらっ」
と嬌声を上げては、もどかしい様に腰がモゾモゾと揺らめいた。
直接目にしなくても彼女の秘所がしとどに濡れ、そこから漂ういやらしい匂いが私の理性を溶かしていくのを感じていた。
「夜着越しなのに気持ちいいんですね……濡れた音……すごく濡れてるでしょう?
…ふふ…私もあなたの蜜の匂いに酔っておかしくなる……」
まるで酩酊しているような気分で囁くと、快楽に赤く濡れた瞳で見下され、
「や…変なこと…言わない…でぇ…」
その泣きそうな、鼻にかかった甘えた声が、私の股間を更なる高ぶりに導いていく。
私はブンブンと尻尾を振り回しながら夜着を膝上までたくし上げると、グイッと両足を開いて股の間に体を押し込んだ。
邪魔な上着はとうに脱がせて、自分が座っていた椅子の背もたれに放り投げてある。
その時「ひぃっ」と微かに悲鳴が聞こえた様な気がしたが、視野狭窄に陥るほど情欲に囚われている私は、何よりもこの熱いモノを鎮めることだけを考えていたので、それどころではなかった。
仰向けに寝ている彼女の顔の横に両手をついて、覆いかぶさるように見下ろすと、小さな体躯が私の体の影にすっぽり収まり……“このメスは自分のものだ”という気持ちが、心の奥から湧き上がるのを感じる。
「……カエデ様……絶対に気持ちよくしますから………受け取ってください」
そんな事をつぶやいたような気がするが、今となっては何を口走っていたのかは定かではない。
快楽に染まり、意識を朦朧とさせながら、目をそらすことも出来ないカエデ様に見上げられ、私は「ハァハァ」と息を弾ませながら、もどかしい動きでカチャカチャと音を立ててトラウザースのベルトを外し……
愛しい存在のナカに突撃する時を期待して、熱い汁を溢れさせた性器を露わにした瞬間――――
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