春の女神の再転移――気づいたらマッパで双子の狼神獣のお姉ちゃんになっていました――

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第一章

20.エイリーク少年(47歳)の回想⑦

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「ん…っ……ぁっ……」



「…エイリーク……気持ちいい?」



 私は今、ソファに座るカエデ様の膝の間で膝立ちになり、その胸元に抱きつきながら尻尾をブラッシングされている。



「くぅん……きもちいい…です。

 もっと根元もカリカリしてくらさい」



 5000万の同胞と、その下部種族や属国を含めれば10億は下らない民を治めるこの私が、愛玩犬のごとく少女の膝でクンクン甘える姿など、誰にも見せられない。



「そうね……エイリークは尻尾の付け根を掻かれるのがスキなのね」



「ふぁい……ぁっ…そこっ…」



 ましてや、ただブラッシングされているだけだと言うのに、こんな後ろの尻尾どころか前の尻尾までギンギンに勃たせて強請っているなど、誰にも知られてはならないと思っている。それなのに……



「『だめよ』エイリーク。ソレは私にこすりつけないで」



 時折交じる柔らかな『命令』に、ゾクゾクと興奮に震え、その度に軽く達してしまう。



「ふっ…はぁっ………かえでさま…かえでさま……」



「っ……ちょっ……ふぁっ……」



 前回は5回程達した後に辛抱たまらず襲いかかり、あえなく本懐を遂げる前に『お座り』の一言で撃沈した。

『お座り』と命じられ、この国でも至高の存在である私が言葉一つで縛られる状況には昂ぶるものもあったが…それはそれ。

 今日は、その直前に御手を舐めて味わってしまったためだろうか、たった2回達しただけで理性が崩壊した。

 こんなことならこの部屋に来る前に、もう2~3回ヌイておけば良かった―――いつも少しでも長く楽しむために、事前に5回はヌイてくるのだが。

 自分の用意の悪さに軽く後悔しながら、ズキズキと脈打って疼く股間を刺激しないよう心がけたはずなのに、



「ぁっ…ふぁっ……やんっ」



 欲望が形骸化した理性を最後の一撃で破壊した音を聞きながら、私は立ち上がってカエデ様のぷっくりとした唇に食らいつく。

 直前に悲鳴のような可愛い声が耳を打ったが、罪悪感どころか獲物を追い詰める気分が高まって、余計に興奮がいや増した。



「はぁ……かえでさま………」



 後頭部に添えた手で顔を仰向かせ、小さな唇に私のそれをすり合わせると、吐息のような声が漏れる。

 抗議するような声も聞こえないふりをして、薄く開いた唇に舌を差し込めば、もう何も言われない。

 私を甘く縛る声も、聞こえなくなるのは残念ではあるが今はこれで封じられる。



 んちゅ……ぴちゃ…



 あえて耳を犯すような水音を立てながら、甘い唾液を啜って口腔内を舌で嬲れば、とろんと潤んだ眼差しで見上げる黒い瞳と見つめ合った。

 ここまでくると、あまり大きな抵抗もされないだろう。

 そう思って、ニヤリと嗤って見下ろすと、唾液で濡れた唇から覗く小さな舌や、情欲に濡れた瞳が物欲しげに乞うているように見えた。



「キスはお好きですか?」



 余裕有りげに耳元で問うてみせても、バキバキに昂ぶった性器は誤魔化しようもないのだが。

 しかし、耳も大変感度がよろしいカエデ様は、何を言われているのかわからないといった様子でビクッと体を震わせると、少し遅れてからおずおずと首を振った。

「…ん……」



 …ちょうかわいい。



 思わず、先程まで丁寧に梳られていた尻尾をワッサワッサと振りながら、再び唇をぺろりと舐めて、小さな舌を吸い上げた。

 舌の先を甘噛して、口蓋に舌を這わせるとその都度ビクビクと反応を返す様が可愛いらしい。

 その内に、控えめに応えるように舌を絡ませてくるので、クチュクチュと互いに音を立てながら貪り合っている内に、ふるふると震える胸の先をカリカリと引っ掻いた。



「んっ……ぁんっ…」



 今日のお召し物も、夜着と見紛う様な薄手の生地でできた淡い水色のワンピースである。

 見紛うというか、夜着なのだが。

 彼女の世界は女性が肌を見せることを禁忌としている国は多くなく、彼女の母国は普段もっと肌も露わな衣装で身を包んでいるらしい。

 こちらの国では考えられないことではあるが、私以外の人間が見ることはないのでむしろ良き習慣だと思った。

 もちろん、私がその好機を見逃すはずもなく、大変都合の良い風習に乗っからせてもらい、「あんなドレス、一人じゃ着れないし、堅苦しくって。こっちの方が楽だから……」と言う言葉をいいことに、その様な服ばかりを贈らせてもらった。

 もちろん簡素な作りであっても素材は最高品質なので、肌触りも最高である事は言うまでもない。

 そんな薄衣を纏って男の近くに行くことがどの様なことを意味するのか…残念ながら教えてあげる程聖人君子には成れなかった。



  彼女にとっては日常の普段着も同然だから、夜の営みを意識し辛いという事もあるだろう…

 しかし、それともなんだかんだ言って私を憎からず思って誘惑しているのか…



 できれば後者であって欲しいと、心の底からそう思う。妄想だとわかってはいるが。



 そんなことを考えながら私の掌サイズで収まる胸を弄り、布越しに形も顕になって凝る乳首をくにくにと摘むと、「ふぁ…」と声を上げながら、その度にビクリと腰が跳ねた。



 今日も感度良好である。大変結構。



 ファサファサと、細くとも肉感的な腿を、彼女が持ち得ない尻尾で撫でるのも忘れない。





「ひぁっ…やぁんっ」



 そうして、胸の先を弄られながら、合わせた唇の角度を変える合間に漏れる声は、私の下腹部を直撃するのだが……私が与える刺激に夢中な彼女が気づいている気配は毛頭なかった。

 私の下衣の中は……余裕有りげな顔をして弄びながら、静かに何度も放った後である。

 最早…どの様な有様になっているかなど、説明することはないだろう。



「ふふ……腰が物欲しそうに揺れてますよ。今日はここもいじめても?」



 中で放った精液で下着の中はドロドロだと言うのに、余裕ぶって言葉責めするのをやめられない。

 しかし、何も気づかない彼女は、耳元で息を吹きかけるように囁いて首元をゾロリと舐めると、それだけでビクッと腰を揺らす。

 同時に、両手で鷲掴む様に胸を揉み上げ尖りを弾けば、「ひぅっ」と小さく声を漏らして息を飲み込んだ。

 問いかけの返事も出来ずに忙しなく震える体は、私の愛撫に溺れているのがよく分かる。

 先程からしとどに濡れる蜜の匂いが、私の嗅覚を…雄の本能を直撃しているのだ。



 この素直な体は、私の思った通り反応を惜しまない。何て私好みなんだろうか。



 これも、日々の弛まぬ努力の結果だと思えば、喜びも一入ひとしおである。

 薄っすらとイヤらしい笑みを浮かべているのを気付かれないように堪えながら、膝を開いてドレスの裾をたくし上げると、思ったとおり溢れている蜜が薄い下着をどろどろに濡らし、卑猥な花弁の形を露わにしていた。

 当然、これも私が贈った総レースの清楚な白い下着である。

 女性の下着はあまり派手じゃない方が興奮する質なのだが…流石にこれは侍女が選んだと嘘をついた。



『恋人でもない男が下着まで選んだと知られれば、引かれますよ。私はドン引きです』と、腹心の侍女(3人の子持ち熟女)が教えてくれたので。

国王付きの侍女として優美な笑顔を保ちながらも目は笑っていなかったのは気にかかったけれども。



「はぁ……下着が既にびしょびしょじゃないですか……。

 なんてイヤらしい……素敵な姿でしょうね。

 ふふふ…あんなに慎ましくて可愛らしい下着だったのに…

 貴女の蜜を吸い込んで…卑猥な布切れになってしまいましたね」



 羞恥を煽るように囁くと、真っ赤になったカエデ様は両腕で顔を隠すように覆ってしまう。



「そんなところで、へんなこと言わないで…へんたい…」



 羞恥に全身を真っ赤に染めて、内股を閉じようとしながら消え入るように小さな声で罵る姿が、ギュンッと股間を直撃した。

 もちろん、両腿は閉じないように体を差し込んでガッチリとガードしている。



「……あああ…もうだめ…我慢できない…」



 思わず降参の言葉を呟くと、餓えた獣のようにカエデ様の両足を割り開いたまま、限界まで蜜を染み込ませ、薄っすらとイヤらしい溝を露わにする下着に頭から突っ込んだ。



「やぁんっ、あっあっあっ…ひぃっ…」



 布越しにクチュクチュと音をたててしゃぶり、貪るように蜜を啜りながら時折舌で可愛らしい尖りを転がすと、可愛い嬌声を上げ、腰がその都度跳ね上がった。

 最早一人で立っていられない両膝は閉じることなどできず、かと言ってしっかり立っていることもできない。

 私の唾液が混ざりあった蜜は後から後から溢れ出て、下着はすっかり用をなしていない程びしょ濡れになっている。

 恐らく何度も達したであろうに、隘路に舌を這わせて尖りを歯で甘噛みすれば、「あぁんっ!」と一際大きな嬌声が響いた。



「も…やぁ…らめぇ…」



 ここまで何度も達してしまえば、『命令』を発する気力もないらしい。

 カエデ様はすっかり私の為すがまま、力なく小さく喘ぎ声を漏らすのみだった。



「ん……もう、良いでしょう。

 今度こそ一人でイカずに、一緒に気持ちよくなってください」



 そう言ってムクリと上体を起こしてカエデ様の様子を伺えば、



「ひぅっ…やっ…やめ…っ…」



 涙を浮かべながらこちらを見上げる視線を捉え…その扇情的な眼差しに、私の昂りが臍に付かんばかりに勢いよく上を向いた。



 よし、このまま突っ込んでしまおう。そうしよう。



 …本能的に、そう思って、バサバサと風が起こるほど尻尾を振りたくった。

 しかし、返ってきた微かな否定的な悲鳴に、ハッと一瞬我に返る。

 …というか返らされ、尻尾の動きがピタリと止んだ。



 いつもこのパターンで下衣を脱ぎ放っては『命令』に阻まれていることを、欲望に煮えた頭の中でも思い出したのだ。

 私は何度も同じ轍を踏むマネはしない。…今度こそは。



「…いえ、あの、入れたりしませんから……」



 八分程度のモノならまだしも、流石に今…このバッキバキの完全体で拒否されて、あの『土下座』姿になるのはいただけない。

 彼女から受けるお仕置きプレイとしてなら楽しめるが、今はどんな拷問を受けるよりも苦しい責め苦だ。

 かつての過ちの軌跡に気づくと、自然と弱々しい返しになった。ビンと立っていた尻尾も少しだけヘタる。



 それでも、バリバリの成長期はつじょうきである私がこのまま引き下がることもできない。



「こんな状況でカエデ様の初めてをいただくわけにはいきませんが…私も限界なので、一緒に気持ち良くなってください」



 そう言いながら、脱力しきったカエデ様の体を裏返して、肘置きを抱き込むようにうつ伏せに寝かせると、自分のトラウザースだけ下ろす。



「え…ちょっと…何す…」



 戸惑いの声を上げるも体に力が入らず…バサリとドレスの裾を再び捲くりあげれば、「や…」と小さな声が聞こえた。

 私はその声が届かないほど、目の前の絶景に集中していた。

 目の前には、想い人の尻が突き出され、熱り立った性器は、すっかり準備万端…というか、再び臨界値ギリギリの状態まで持ち直している。



「入れないから…下着の上から擦り合わせてください」



 そう囁いて、ムッチリとした腿の隙間にガチガチに固くなった性器を差し込み、ゆっくりと前後に動かした。



「え…あの…あっあっ…やだっ……こすれてる…んぁっ」



 互いの汁で滑った下着は、布越しに互いの性器を擦り合わせているだけなのに、蜜のヌメリでぬちゃぬちゃと粘つく音を立てた。

 しっかりカエデ様の腿を閉じさせ、花弁と腿の温かな締め付けを享受しながら、固い性器で擦るだけで自慰などとは比べ物にならない程気持ちいい。



「はぁ…はぁ…カエデ様、カエデ様……気持ちいですか?」



 言いながら腰を打ち付けるようにカエデ様の隘路を蹂躙し、カリの部分で凝った陰核をゴリゴリ擦ると



「あっあっあっ…ひぃんっ……ぁ、やぁん……」



 ソファの肘置きに縋り付くように顔を埋めて表情を隠したが、欲を孕んだ涙混じりの嬌声が聞こえた。

 無意識なのか、腰が私のモノを求めるように、物欲しげに揺れ動くのでたまらない。



「はっ…はっ…そろそろ…出ます…っ」



 余裕の欠片もない動きで背後から、尻尾のない滑らかな尻を愛しく思いながら割り開いて容赦なく性感を責め立てていく。

 ゆらゆらと蠢く腰の動きや、そのヌメリと温もりに擬似的にカエデ様と一体となった妄想に囚われ、夢中になって腰を振った。



「やらっ、やらっ…なんかくる…なんか来ちゃうぅっ…」



 そう言って怖がりながらもグリグリと感じる所を押し当てる動きに、思わず嗤いが溢れた。

 そして、カエデ様の薄い腰を掴んで最後の力を振り絞る様に、一際強く性器を押し上げると、



「ふぁっ…あぁんっ!」

「んっ……イクっ…!」



 カエデ様は最後の嬌声を上げながら腰を弓なりに反らせて絶頂し…私も同じ様に白濁をぶちまけ、目の前の細い腰に抱きついた。











 少しずつ、少しずつ私の存在に慣れていき、何れは妻にと…そう思っていた。

 そんな私の心のうちは何も言えずにいたのだが、それなりに気持ちはわかってもらっていると思っていた。



 あの日、お互いに熱を交換し合った後、いつもと同じ様に…

 いや、いつもよりもその関係を進めただけに、より一層離れがたいと思いながら、彼女の華奢な後ろ姿を見送った。



「また、来てくださいね。待ってますから」



 何となく、言い知れない物寂しさに襲われて、その小さな後ろ姿に声をかけると、肩越しにそっと振り返り



「えっと…あの…また…」



 そう言いながら、恥ずかしそうにはにかんだ笑顔が、年よりも幼く見えて可愛かった。

 いつも、彼女の姿が消えるまで見守った後、しばらくその余韻に浸るのだが、その日は何となく…いつもよりも離れがたかった。

 しびれを切らした年重の侍従が呼びに来るまで……私は転移台をぼんやり見守っていた。



 虫の知らせと言うか、野生の勘と言うか。

 何か無意識に察していたのだろうか。







 その後、彼女の存在は私達の前からかき消えたよう無くなり、我々のみならず、神獣様やご家族も探索の手を伸ばしたものの、その行方は杳として知れなかった。
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