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第2章 異世界でももふもふは正義!?
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にっこりといかにも人の良さそうな笑みで言うクロに、俺は唖然とした。
もう俺を縛るものはなく、完全なる自由の身だ。その事実は絶望でしかなかった。
「どうした? 逃げないのか?」
「……っ」
首輪を指先でつつ、となぞられる。直接触れられていないのに、肌は疚しい期待を孕んで粟立った。
情けなさと切なさで嗚咽が零れる時のように口が、はく、はく、と震える。
クロはそんな俺を満足そうに見下ろす。
「逃げたくても逃げられないか。ここがこんなになっていたらなぁ」
「ッ、ひ、ゃあぁ……っ」
物欲しげにひくつく孔の手前を弄ぶように、ぐちゅぐちゅ、と指先だけでくすぐられ、喉を反らして喘ぎとも悲鳴ともつかない声を上げた。
その声にクロは愉しげに喉をくつくつと震わせた。
「素直に言えばいい、子作りをしたいと。言っておくが、今の私は子作り以外のまぐわいをするつもりはない」
「ひぅ……ッ!」
少しだけ奥に人差し指をぐっと押し込められ、気持ちのいい場所を指先だけでかすめる。期待外れの快感が体の奥で燻る。
俺が一言子作りがしたいと言えば、クロはさっきの続きをしてくれる。疼く奥をぐちゃぐちゃに掻き混ぜて気持ちよくしてくれる。
考えただけで多幸感が胸に満ちる。しかしそうとは分かっていても、言葉のあやではなく本当に孕まされるのはやはり男として抵抗がある。
本能的な忌避感が警鐘を鳴らし、口の先まで出掛けた安易なおねだりを飲み込ませた。
堪えるようにして唇を噛み黙り込む俺に、クロはどこか余裕のある笑いを含んで呆れ気味に溜め息を吐いた。
「仕方ないな。素直になれないソウシにいいことを教えてあげよう」
そう言って耳元にそっと唇を寄せた。それだけで首筋に鳥肌が淡く広がる。
「さっきソウシの孔に塗った花の蜜には催淫効果があるんだ。だからソウシが思ってもいないのに、いやらしくおねだりするのも仕方のないことだ」
仕方ないこと……?
ぼんやりとした頭に注ぎ込まれる言葉は、服従の輪という言い訳をなくした俺には甘く都合のいいものだった。
「それにまだ術を施してないから、今ソウシのナカに子種を放っても子は宿らない。ただ私は聞きたいだけだ。ソウシの口から子作りしたいと」
「……ッ!」
トントン、と卑猥な手つきで下腹部を叩かれ俺は悲鳴にならない声を上げた。
その皮膚の下は、ちょうど快感を欲して疼く発狂寸前の場所だった。
もう限界だった。
「……した、い」
「ん?」
「クロと、っ、子作りしたい……ッ」
羞恥も男としてのプライドも捨てて、泣きじゃくりながら叫んだ。
なんで自分が泣いているかは分からなかったが、ひとつだけ確かなのはこの言葉を言えば待ちわびた快感を与えられるということだけだ。
それさえ確かなら他のことはどうでもよかった。
もう俺を縛るものはなく、完全なる自由の身だ。その事実は絶望でしかなかった。
「どうした? 逃げないのか?」
「……っ」
首輪を指先でつつ、となぞられる。直接触れられていないのに、肌は疚しい期待を孕んで粟立った。
情けなさと切なさで嗚咽が零れる時のように口が、はく、はく、と震える。
クロはそんな俺を満足そうに見下ろす。
「逃げたくても逃げられないか。ここがこんなになっていたらなぁ」
「ッ、ひ、ゃあぁ……っ」
物欲しげにひくつく孔の手前を弄ぶように、ぐちゅぐちゅ、と指先だけでくすぐられ、喉を反らして喘ぎとも悲鳴ともつかない声を上げた。
その声にクロは愉しげに喉をくつくつと震わせた。
「素直に言えばいい、子作りをしたいと。言っておくが、今の私は子作り以外のまぐわいをするつもりはない」
「ひぅ……ッ!」
少しだけ奥に人差し指をぐっと押し込められ、気持ちのいい場所を指先だけでかすめる。期待外れの快感が体の奥で燻る。
俺が一言子作りがしたいと言えば、クロはさっきの続きをしてくれる。疼く奥をぐちゃぐちゃに掻き混ぜて気持ちよくしてくれる。
考えただけで多幸感が胸に満ちる。しかしそうとは分かっていても、言葉のあやではなく本当に孕まされるのはやはり男として抵抗がある。
本能的な忌避感が警鐘を鳴らし、口の先まで出掛けた安易なおねだりを飲み込ませた。
堪えるようにして唇を噛み黙り込む俺に、クロはどこか余裕のある笑いを含んで呆れ気味に溜め息を吐いた。
「仕方ないな。素直になれないソウシにいいことを教えてあげよう」
そう言って耳元にそっと唇を寄せた。それだけで首筋に鳥肌が淡く広がる。
「さっきソウシの孔に塗った花の蜜には催淫効果があるんだ。だからソウシが思ってもいないのに、いやらしくおねだりするのも仕方のないことだ」
仕方ないこと……?
ぼんやりとした頭に注ぎ込まれる言葉は、服従の輪という言い訳をなくした俺には甘く都合のいいものだった。
「それにまだ術を施してないから、今ソウシのナカに子種を放っても子は宿らない。ただ私は聞きたいだけだ。ソウシの口から子作りしたいと」
「……ッ!」
トントン、と卑猥な手つきで下腹部を叩かれ俺は悲鳴にならない声を上げた。
その皮膚の下は、ちょうど快感を欲して疼く発狂寸前の場所だった。
もう限界だった。
「……した、い」
「ん?」
「クロと、っ、子作りしたい……ッ」
羞恥も男としてのプライドも捨てて、泣きじゃくりながら叫んだ。
なんで自分が泣いているかは分からなかったが、ひとつだけ確かなのはこの言葉を言えば待ちわびた快感を与えられるということだけだ。
それさえ確かなら他のことはどうでもよかった。
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