156 / 266
第2章 異世界でももふもふは正義!?
86
しおりを挟む
クロの与える刺激はどれも微弱でゆったりとしていて俺の期待を空回りさせてばかりだ。
なのに、いや、だからなのか勝手にその先を想像して体中の感覚が過敏になり、肌を撫でる夜の風にすら猥りがましく鼓動が跳ねる。
「ン、ぁ、クロぉ……っ、ふ、はやくうごいてぇ……っ」
焦れったくなって誘うように緩く腰を振ると、クロがうっとりと目元をしなわせ笑った。
「分かった、動いてやるから腰を振るのはやめなさい。はしたない」
クロの言葉に、駄々をこねる子どものように揺すっていた腰の動きをピタリと止めた。
それが服従の輪の力なのか、それとも自分の意思かもはや分からなかった。
クロのモノを咥え込んだまま腰を突き上げた状態で、ぷるぷると体を震わせながら穿たれる快感を待ちわびた。
高まる期待に鼓動が速まり、呼吸は犬のように浅くなる。吐息には情けないほどありありと媚びた色が滲んでいた。
クロはおもむろに俺の腰を掴んで、今までの焦れったさが嘘のように激しく腰を打ち始めた。
「っ、ひ、ぁン、ふ、っあぁ……ッ」
行き場なくずっと体の奥で膨れ上がっていた期待が穿たれる度に激しく弾けて、甘い悲鳴を上げさせる。
暴力的なまでの快感に理性なんてとっくに飛んでしまって、こんな情けない痴態を晒しているというのに羞恥も屈辱も感じない。
過剰なほど与えられる快感を少しの取りこぼしなくむしゃぶるのに夢中でそんな余裕などなかった。
絶頂の予感が荒れ狂う鼓動の手前まで迫ってきた時、不意にクロは腰を振るのを止めた。
「……っふ、ぇ?」
あと少しで絶頂を迎えようとしたところでのまさかのおあずけに、俺は戸惑いを隠せなかった。
そんな俺を気にすることなく、クロは自身のモノを窄まりから抜き取った。そして俺の身体を反転させ仰向けにさせた。
今からとどめのように強い快感を与えられると信じて疑わずにいた俺はわけが分からず困惑した表情でクロを見詰めた。正直、泣きそうだった。
なんで? なんで? なんで? と詰め寄るように視線で疑問を投げ掛ける。
責めるような、縋るようなその目にクロがゆったりと微笑んで答えた。
「すまなかったな、今まで首輪の力で無理やり言うことをきかせて」
なぜ今そんなことを謝るのだろうか。俺は首を傾げた。
でももうそんなことはどうでもいいから早く乱暴にナカをぐちゃぐちゃにして欲しかった。
なのにクロはセックスを再開させる気配は全く見せず、持っていた鎖をこれ見よがしに手放した。
ジャラリ、と落ちる鎖の音が微かな振動と共に地面を伝ってきた。
「さぁ、鎖は離した。これでソウシは自由だ。逃げたければ逃げていい」
なのに、いや、だからなのか勝手にその先を想像して体中の感覚が過敏になり、肌を撫でる夜の風にすら猥りがましく鼓動が跳ねる。
「ン、ぁ、クロぉ……っ、ふ、はやくうごいてぇ……っ」
焦れったくなって誘うように緩く腰を振ると、クロがうっとりと目元をしなわせ笑った。
「分かった、動いてやるから腰を振るのはやめなさい。はしたない」
クロの言葉に、駄々をこねる子どものように揺すっていた腰の動きをピタリと止めた。
それが服従の輪の力なのか、それとも自分の意思かもはや分からなかった。
クロのモノを咥え込んだまま腰を突き上げた状態で、ぷるぷると体を震わせながら穿たれる快感を待ちわびた。
高まる期待に鼓動が速まり、呼吸は犬のように浅くなる。吐息には情けないほどありありと媚びた色が滲んでいた。
クロはおもむろに俺の腰を掴んで、今までの焦れったさが嘘のように激しく腰を打ち始めた。
「っ、ひ、ぁン、ふ、っあぁ……ッ」
行き場なくずっと体の奥で膨れ上がっていた期待が穿たれる度に激しく弾けて、甘い悲鳴を上げさせる。
暴力的なまでの快感に理性なんてとっくに飛んでしまって、こんな情けない痴態を晒しているというのに羞恥も屈辱も感じない。
過剰なほど与えられる快感を少しの取りこぼしなくむしゃぶるのに夢中でそんな余裕などなかった。
絶頂の予感が荒れ狂う鼓動の手前まで迫ってきた時、不意にクロは腰を振るのを止めた。
「……っふ、ぇ?」
あと少しで絶頂を迎えようとしたところでのまさかのおあずけに、俺は戸惑いを隠せなかった。
そんな俺を気にすることなく、クロは自身のモノを窄まりから抜き取った。そして俺の身体を反転させ仰向けにさせた。
今からとどめのように強い快感を与えられると信じて疑わずにいた俺はわけが分からず困惑した表情でクロを見詰めた。正直、泣きそうだった。
なんで? なんで? なんで? と詰め寄るように視線で疑問を投げ掛ける。
責めるような、縋るようなその目にクロがゆったりと微笑んで答えた。
「すまなかったな、今まで首輪の力で無理やり言うことをきかせて」
なぜ今そんなことを謝るのだろうか。俺は首を傾げた。
でももうそんなことはどうでもいいから早く乱暴にナカをぐちゃぐちゃにして欲しかった。
なのにクロはセックスを再開させる気配は全く見せず、持っていた鎖をこれ見よがしに手放した。
ジャラリ、と落ちる鎖の音が微かな振動と共に地面を伝ってきた。
「さぁ、鎖は離した。これでソウシは自由だ。逃げたければ逃げていい」
63
あなたにおすすめの小説
ハッピーエンドのために妹に代わって惚れ薬を飲んだ悪役兄の101回目
カギカッコ「」
BL
ヤられて不幸になる妹のハッピーエンドのため、リバース転生し続けている兄は我が身を犠牲にする。妹が飲むはずだった惚れ薬を代わりに飲んで。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
義兄に嫌われようとした行動が裏目に出て逆に執着されることになった話
よしゆき
恋愛
乙女ゲームのヒロインに意地悪をする攻略対象者のユリウスの義妹、マリナに転生した。ユリウスに一目で恋に落ちたマリナは彼の幸せを願い、ゲームとは全く違う行動をとることにした。するとマリナが思っていたのとは違う展開になってしまった。
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!一肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
お荷物な俺、独り立ちしようとしたら押し倒されていた
やまくる実
BL
異世界ファンタジー、ゲーム内の様な世界観。
俺は幼なじみのロイの事が好きだった。だけど俺は能力が低く、アイツのお荷物にしかなっていない。
独り立ちしようとして執着激しい攻めにガッツリ押し倒されてしまう話。
好きな相手に冷たくしてしまう拗らせ執着攻め✖️自己肯定感の低い鈍感受け
ムーンライトノベルズにも掲載しています。
挿絵をchat gptに作成してもらいました(*'▽'*)
牛獣人の僕のお乳で育った子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
ほじにほじほじ
BL
牛獣人のモノアの一族は代々牛乳売りの仕事を生業としてきた。
牛乳には2種類ある、家畜の牛から出る牛乳と牛獣人から出る牛乳だ。
牛獣人の女性は一定の年齢になると自らの意思てお乳を出すことが出来る。
そして、僕たち家族普段は家畜の牛の牛乳を売っているが母と姉達の牛乳は濃厚で喉越しや舌触りが良いお貴族様に高値で売っていた。
ある日僕たち一家を呼んだお貴族様のご子息様がお乳を呑まないと相談を受けたのが全ての始まりー
母や姉達の牛乳を詰めた哺乳瓶を与えてみても、母や姉達のお乳を直接与えてみても飲んでくれない赤子。
そんな時ふと赤子と目が合うと僕を見て何かを訴えてくるー
「え?僕のお乳が飲みたいの?」
「僕はまだ子供でしかも男だからでないよ。」
「え?何言ってるの姉さん達!僕のお乳に牛乳を垂らして飲ませてみろだなんて!そんなの上手くいくわけ…え、飲んでるよ?え?」
そんなこんなで、お乳を呑まない赤子が飲んだ噂は広がり他のお貴族様達にもうちの子がお乳を飲んでくれないの!と言う相談を受けて、他のほとんどの子は母や姉達のお乳で飲んでくれる子だったけど何故か数人には僕のお乳がお気に召したようでー
昔お乳をあたえた子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!
「僕はお乳を貸しただけで牛乳は母さんと姉さん達のなのに!どうしてこうなった!?」
*
総受けで、固定カプを決めるかはまだまだ不明です。
いいね♡やお気に入り登録☆をしてくださいますと励みになります(><)
誤字脱字、言葉使いが変な所がありましたら脳内変換して頂けますと幸いです。
正義の味方にストーカーされてます。〜俺はただの雑魚モブです〜
ゆず
BL
俺は、敵組織ディヴァイアンに所属する、ただの雑魚モブ。
毎回出撃しては正義の戦隊ゼットレンジャーに吹き飛ばされる、ただのバイト戦闘員。
……の、はずだった。
「こんにちは。今日もお元気そうで安心しました」
「そのマスク、新しくされましたね。とてもお似合いです」
……なぜか、ヒーロー側の“グリーン”だけが、俺のことを毎回即座に識別してくる。
どんなマスクをかぶっても。
どんな戦場でも。
俺がいると、あいつは絶対に見つけ出して、にこやかに近づいてくる。
――なんでわかんの?
バイト辞めたい。え、なんで辞めさせてもらえないの?
――――――――――――――――――
執着溺愛系ヒーロー × モブ
ただのバイトでゆるーく働くつもりだったモブがヒーローに執着され敵幹部にも何故か愛されてるお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる